表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第8日目 ドワーフの国へ出かけよう
473/503

452厳戒体制のレイルクラフトと案内所の白雪さん

「おいっ!そこのお前っ!どこから現れた!一体何者だ!!」

レイルクラフト鉱山事業団の入口の門番さんの、警戒心を揺さぶってしまったらしい。


「おはようございます。僕は瑞木美孝。P級の冒険者をしています。飛行魔法フライを使用して飛んできただけですので、そんなに警戒されずとも良いかと思います」


「飛行魔法だと?ギルド証は…よし、確認。若いのに凄いな!俺はモンバル。見たとこ一人だから…勇者ではない様だし。あんな危険なネタ魔法を使うなんて、何考えてんだ?落ちたら死人が出るから、町中では使うんじゃないぞ!」

やっぱりそういう認識か…


「魔力値には自信があるんでね。大丈夫ですよ?まぁ、町中では使いません。それより、随分ピリピリしていらっしゃいますが、何かあったんですか?」


「あぁ!町の者たちにも、注意喚起しているから、君も知っておいてくれ!今朝、我がレイルクラフト鉱山事業団は厳戒体制に移行した。原因は、レイルクラフト鉱山地帯の奥地の主に対するためだ」

…あのドラゴンだよな?

何か色々ヤバい事を言ってたし、きっと、キれて人里を襲うこともあったんだよな。


「何が起きるんですか?」


「それがわからんからこその厳戒体制だ!予兆としては、今朝早くに轟音をたてて、奥地へと飛び去る何かが観測されている」

うわぁ!

それ、僕だ!


「へ、へぇ、それが何かやらかしたんですか?」


「いや、極たまに、怪鳥や若い竜が主のところに喧嘩を売りに行くから、それ自体は大して珍しくもない!しかし、警戒区域に設置してある主の観測を続けている装置に、主の怒りの咆哮を観測したのだ!」

え?

あの咆哮って、そんなに珍しかったの?


「それが前に観測された時は、何かが起きたんですね?」


「あぁ!前の時は、怒り狂った主が、周辺の村を襲って、蹂躙されたうえで喰らい尽くされ、レイルクラフト鉱山事業団の本拠地である、この首都レイルクラフトも半壊。住民にも7割の被害が出た!」

大災害っていうか!

大震災でも、そこまでの被害率にはならないレベルじゃないか!


「お気の毒です。大変でしたね」


「何を言っている?前回の230年前の事例だ!私も実際には知らんよ!だが、その時ですら、聞こえなかった主の悲鳴も観測されている。今からこの中に入る君も、他人事ではないんだぞ?精々早く仕事を終えて去ることだな!」

おぉ!

良く訓練されている証拠だね!

前回の教訓と、対応策の検討が行われ、しっかり活かされている。


「ありがとうございます。しかし、そこまでわかっていて、何故、避難を開始しないんですか?」


「まぁ、わからんだろうな!我らドワーフは鍛冶に誇りを持っている!主は我らに最高の素材をわけてくれる素晴らしい方でもあるのだ!機嫌の悪い時だけケツを割る奴など、我がレイルクラフト鉱山事業団には、ほとんどおらんよ!」

ということは…


「避難した人もいるわけですか。因みにどちらに行かれたんです?」


「はっ!あんな奴等の行き先など知らんよ!大方、南西のラードだろうさ!まだ1便も辿り着いてはいないが、街道の封鎖が解けたらしいからな!因みに君はどこから来たんだ?」

タイミング的には、ついさっきの事か。

主は、僕の手によって泣いて寝床に帰ったから、もう心配は要らないけどな。

それを告げるわけにはいかなさそうだね…

少なくとも、この人には。


「ラードからですよ!そう言う意味では、僕が第1便になるのかな」


「おぉ!そうか!流石飛行魔法を使うだけあって速いんだな!ラード王からの親書の到着から考えても、かなりの高速だ!いや、凄い奴だな。君は!」

一応Pランクの冒険者なんだけど。

まぁ、いいや。


「まぁ、冒険者なんで…ところでタイムズサークルとギルド本部に行きたいんですけど、場所を聞いても良いですか?」


「ん?悪いな。通行者も疎らだから、答えてやりたいのは山々だが、厳戒体制中は、禁止されとるんだ!門を出て右に行くと、すぐに案内所があるからそこで聞くといい!」

ふむ。

職務に忠実な良い門番さんだね。


「はい、わかりました!失礼します」


「しかし、この町も、自己の奴隷化の臭いがプンプンするねぇ」

嫌な感じだよね、セーフ。


「普通なら、鍛冶と命を天秤にかけて、命を取る人の方が普通に思えてならないよ」


「あぁ。命あっての物種だからね!」

思考の片寄りが酷いことになってるね!


「まぁ、それはそれとして…道案内って聞けるのかな?この状態で!」


「さぁねぇ?上へ下への大混乱だねぇ…」

案内所の前で中を除いてみての感想だ…


「すみませーん!ごめんくださーい」


「はーい!お客さん?おはようございます」

ドワーフの中でも小柄な女性が、とりあえず顔を出し、中に呼び入れられた。


「えっと、あんたはここいらの人じゃないね?ニコニコ案内所になんのようだい?」

なんのようだいって言うのかい。

案内所として機能してないのか?


「僕の名前は瑞木美孝、Pランクの冒険者です。ラードから来ました」


「ほぅ。久しぶりの正規の客かい。ここんとこ、正規の客の姿がトンと無くてね。副業で始めた警備の仕事が、今朝から忙しいんだよ。申し遅れたね。白雪だ。ここ、ニコニコ案内所で情報屋をやってる」

ふむ、褐色の肌の白雪さんですか。

名は体を表さず。


「えっと…タイムズサークルとギルド本部に行きたいんですけど、場所を聞いても良いですか?」


「ん。承知した。2つ合わせて500ラードだ。良いかい?」

ふむ、適正価格だね。


「勿論です。前払いしても良いですか?」


「ほぉ、流石ラードから来る奴は、金払いが違うねぇ。もちろん大丈夫だ。カードはここだよ」

ふむ?


「では、お願いします」


「よし、支払いを確認。おい、今からこの兄さんの案内が入ったから、行ってくるよ!後は頼んだ!さぁ、瑞木さんよ、行き先はタイムズサークルからで良いんだよな」

振り向いて、同僚に告げると、こちらを振り向いて、先導しようとする白雪さん。

場所だけ地図で指し示して貰えば十分なんだけど?


「行き先は合ってますが、わざわざ、現地まで案内してくれるんですか?」


「はぁ?あんた、何のために500ラードも払ったのさ?現地までの案内と、護衛を引き受けるのが案内所の仕事だよ?当たり前じゃないか!」

ほほぅ。

そうなのか!


「いやぁ、残念ながら、ラードではそういったサービスを続けられる程の余裕が無くなってましてね。今回が初めての利用なんですよ。慣れてなくてスミマセンね」


「あのラードが?そんな状態なのかい?うちの本店もあそこにあるんだけど…本拠地が潰れちまったかねぇ」

可能性は高いかなぁ。

休業してるだけかもしれないけど!


「ニコニコ案内所の本店ですよね?今日あっちに帰るんで、良ければ様子を見てきましょうか?休業してるだけかもしれませんし」


「はぁ?普通は片道10日位かかる距離だってわかってて言ってるのかい?」

どうせ、色々話さなきゃならないだろうからね。


「えぇ、僕は飛行魔法を使えるので、普通に帰れるんですよ。で、どうします?明日には結果をお伝え出来ますよ?」


「いくらだい?」

まぁ、料金が発生するのは当たり前だよね。


「お代は、レイルクラフト鉱山事業団の団長に今日会いたいので、渡りをつけてくれることでどうです?もちろん、出来なければ、他の条件を考えますけど?」


「……中々無茶な条件をつけてくれるねぇ!しかも、無理じゃないところが、また、怪しいとこだけど」

へ?


「怪しいって何がですか?」


「言いな!どこで、私が団長の孫だって情報を知りやがった!?さっきまでのやり取りはブラフかい?」

ありゃ?

誤解を招いたね。


「ストップ。偶然ですよ!そうじゃなきゃ、ニコニコ案内所の話なんか振らずに、そっちの交渉しますよね?それに無理なら無理でいいですから、タイムズサークルとギルド本部だけに案内してください」


「あ?あぁ。確かにそうか!さっきの話は脅しでもなんでもなかったね。失礼なこと言ったよ!済まないね…頼むかどうかは、案内が終わるまで考えさせて貰えるかい?」

問題ないですよ。


「それで結構です。さぁ、タイムズサークルにさっさと行きましょうか!」


「おう、こっちだよ。着いといで!」

切り替え早いな。


「まぁ、私が既にこの町の検索を完了したから、タイムズサークルとギルド本部位簡単に行けるけどね」

セーフ、それは言いっこなしだよ!

それに、初めての町で案内もなく、辿り着いたら、怪しまれるじゃん!


瑞木美孝18才 Lv520(106)

体力値_132万(1320)=17億

魔力値_132万(1320)=17億

__力_132万(1320)=17億

_知力_132万(1320)=17億

俊敏さ_132万(1320)=17億

器用さ_132万(1320)=17億

幸運値_132万(1320)=17億

_魅力_1320万(1320)=175億

__風_11万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8600万

__土_10万(1320)=1億

__光_5万(1320)=6500万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

心酔級_思考圧縮、範囲観測

信頼級_交渉

_上級_召喚、回復、風魔法

_中級_解体、身体強化、錬成、催眠、転移、勇者魔法、殺気自在

_初級_火魔法、馬術

武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(22,2)恵美(23,7)武司(1283)玲子(841)朱音(24,1)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3156)里乃(3375)リーフ(43,1)奈美枝(1045)御影(20,9)ユリア(3876)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5168)潤(3358)雨音(3469)美嶺(14,9)

牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2581)

元奴隷12名(平均182)

ノルン達7名(平均93)

天河(3968)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(2064)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

_精霊_風(32,8)水(38,7)火(25,2)土(44,2)光(17,7)闇(21,8)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ