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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
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447セーフを救う方法の周知と紙販売行脚

「むう…あっという間だ…ねえ…セーフもそう思わない?」


「ま、たかが1秒だからねぇ。思考圧縮を使ったところで、すぐに終わっちまうのは、仕方ないさ。2度目なんだから知ってたろ?」

体感時間としてはそれなりにあったけど…

楽しい時間が過ぎるのは速いから。

ある意味では仕方ないね…


「あぁ…セーフ成分の摂取が足りないなぁ…全然足りない!」


「ばっ!ばばば、ばかだねぇ!!私を散々あんなに舐め回したくせに!それでもまだ足りないってのかい?」

顔を真っ赤にして恥ずかしがってる。

あぁ、可愛らしい。

この初々しい反応が良いよね。

遥か年上とは思えない愛らしさが、セーフの魅力の1つだと勝手に断言させてもらおう…

僕は、セーフが大好きだ!!


「そりゃ、足りないに決まってるさ。思考圧縮の中だと、やっぱり反応が違うからね。あぁ…ゆっくりゆっくり、セーフを溶かしたいなぁ」


「はぅっ!あ…あのねぇ。瑞木、私にこれ以上瑞木を好きにさせてどうしようって言うんだい?わたしゃ既に瑞木にメロメロなんだよ…これ以上は本当にダメになっちまう。触れあうための限定1秒の解除は出来ちまうんだ。既にね!解除したくてどうにかなっちったらどうするつもりなんだい!瑞木は…瑞木は一体どうしたいって言うんだい?」

うーん…

それは駄目だね…

解除的にもエッチ的な意味でも、二重の意味でやっちゃ駄目なやつだ。


「前も言った気がするけど、現段階で、解除して、その行為に及んだ場合、僕が神化して、セーフが今の状態に固定されるよね?そんなのダメだ!受け入れられない!!あと、勿論だけどセーフをダメにしたいわけでもないに決まってるじゃない!」


「じゃ!じゃあ!!もう少し慎みな!私の理性を鷲掴みにしてブンブン振り回すんじゃないよ!!辛いじゃないか!」

恥ずかしそうにしつつ、困った顔に移行とか!

うん、ご褒美過ぎる。


「ん?美孝さん。どうしてセーフさんが困ってるんですか?元々死なないはずでしょう?確かに、セーフさんを助けるためにも世界を救うと聞きましたが、現状が固定されて何か困るんですか?触れられるようになるんでしょう?私、すぐにでもセーフさんともベッドでご一緒したいです!!」

リーフがスイカでお湯を波立たせながら湯船を進んでくる…

もう。

死なないって良いことじゃないんだよ…

却下せざるをえない。

って言うか。

あれ?

まだ詳しくは話してなかったっけ?

なんでそんな結論になるか疑問を感じるぞ?


「通常だと神ですら死ぬってのに、今の死なないって状態のセーフが異常じゃないわけないでしょ?しかも、僕だけじゃなく、家族のみんなに影響する話だって伝えたよね?もちろんリーフにも関わるんだから…」


「家族に……ですか?何が…でしょうか?私達も触れられるんでしょう?」

あぁ…

理解できてなかったんだね。

それなら、ある意味では当然の反応かな。


「神との婚姻は、配偶者を神へと変えてしまうんだ。神との縁を結び、体を重ねた時点でね。そして、その影響は他の奥さん達と、更に子供たちにまで及ぶんだよ?前にも伝えたでしょう?リーフも神になっちゃうんだよ」


「……え?それは…何の話でした?」

うん…

リーフには欠片ほどの記憶すら残ってなかった!!


「あれ?でも…美孝君は神になんてなってないわよね?もちろん私達も…ん?……なんか…サラッと理由を聞いた事が……あったかしら?」

さやかさんが割って入ってくる。

一応は、嫁さん達みんなに詳しく伝えたはずなんだけど…

と言うか、念話とかで直接に…

んん?

これは…

伝えたタイミングもシチュエーションも悪かったってことなのかな…


「僕とセーフは結婚しただけで、初夜はまだだからね。神へと変化する条件が揃ってないよ。…うん…そうか。そうだね。普通、聞きたくない事や興味の少ない事には、意識が向かないよね…特に、奥さんとはいえ他の女の子についての情報に、注意を向けるのが難しいのは当たり前だ…僕がした説明が2人ともの記憶に残ってないんだね」


「なんだい。そんなことも考慮にいれずにいたのかい?瑞木。しかも、あの時は、寝物語で、なおかつ、体力も気力も快感で限界まで消耗させた相手にした話じゃないか!集中できる方が不思議だよ?それに、さっきも似たような話で伝わってないことに随分と傷付いていたみたいだけど、まだまだ修行が足りないねぇ」

いちいち、ごもっとも…

やっぱり元女神様は伊達じゃないね。

僕の失敗の本質をわかってらっしゃる!

僕の方に配慮が全く足りなかった…

そういうことだよね。

つまりは、僕の意図は汲んでくれる方向で心を砕いてくれているリーフたちも、まともな思考ができない状況ではそれは不可能ってことだね。

実に当たり前の結果だ。


「そうだね。たとえ、シチュエーションを配慮して話したとしても、受けとれる気力がない時だと、結果的にはあんまりかわらないかもしれなかいけど…少なくとも、僕自身の心の持ちようには大きく関わるよね」


「ったく。気持ちはわからんでも無いけど…そこまで考えるのが配慮って奴だろ?伝わるように伝えるべきなのさ。ま、それが一番難しいんだけどね」

セーフ、それって普通に高難易度だと思うよ?


「あなた…何を納得しているんですか?良くわかりませんが、私達…何か?してしまいましたか?あぁ…良い香り…」

恵美が不思議そうに首を傾げている。

既に僕の後ろに回り込んで、密着して胸一杯に息を吸い込んでる…

僕は気にならないけど、変わった趣味だよね。


「まぁ…ピンと来ない時点で、恵美も聞きたくない事は聞いてなかったみたいだね…それも仕方ないけど」


「んーっ…今の話の事ですよね?神化した後、死ぬと別のところで、記憶を保持して甦るんでしたっけ?ただし、その記憶を持っているだけだから別人格になってしまうって聞きましたよ?でも、原因がセーフさんとか、戻れなくなるとかその辺りはあんまり…」

ふむ…

興味深い話だけ記憶に残った感じか…


「何にしてもベッドでする話じゃなかったって事はわかったよ。ごめんね…そして、詳しく説明さえしたら、必ず理解されると思い込んでいた僕の失敗だ」


「はぁ…幸せな微睡みの中で、そんな話を聞かされて、集中出来る奴なんか居やしないからね。全くもってバカなことをしたもんさ…」

仰る通りだね。

大馬鹿者だよ…

僕は。


「そう言えば、散々レベルアップしてた時に、何か聞いた気はするわね。重要な話だったわけかしら?あの時は美孝君に夢中でしがみつくだけで精一杯だったんだけど…」

まぁ…

さやかは、特にベッドで盛大にレベルアップし続けるからね。

余裕なんて無いに決まってる…

少し考えればわかるはずだね。


「ふむ…物事が正確に伝わらないのは人の世の常とはいえ、真剣に話した内容が正確に伝わらないのは悲しいな…」


「そう思う気持ちも、経験が足りない証拠だね。話ってのはね。聞く気がある奴にしっかり話したって伝わるのは9割さ!どこかしら抜けちまうもんなんだ。それを、ポーッとしちまってるところに伝えたところで、頭に残るわけないだろう?」

仰るとおり、当たり前だよね…

更に言えば、僕だって他の男の話なんて聞きたくないと思う…


「御影と美嶺は覚えてるかな?家族認定が、義妹や養子に及ぶ可能性も考えて、詳しく説明したつもりがあるけど?」


「もぅ!御影ちゃんは義妹じゃなくて…未来の奥さんですよ?もしくは未婚の母でも良いですけどね。お父さんが瑞木さんなら!!」

その未来はお断りしてるよな?

何度でもさ。


「バカなことを言ってないで、質問に答えてくれるか?御影」


「はいはーい。それには俺が答えるぞ!!」

美嶺が手をあげながら、笑顔でダイブしてきた。

抱き止めると、お湯が盛大に跳ねて、水飛沫があがる。


「そうだね。じゃあ美嶺に説明して貰おう!よろしくな」


「はぁっ!!またしても、御影ちゃんの出番が!?待って?待ってくださいよ!!」

うん。

自業自得だね…


「御影…諦めな。さっさと返答しない御影が悪い」


「なぁーっ!!」

御影が叫んでるけど知りません。

美嶺が話すんだから、静かにしようね。


 人差し指を御影の口先に差し出すと、叫びは止んだ。

 指先を御影が口にくわえやがったけどな…


「ん…じゃあいくぞ?俺なりにまとめた結果だからな?間違っていたら教えてくれ」

ふむ。


「そうだね。美嶺なりの言葉で話してくれると嬉しいな。それはつまり、理解しているってことだからね。そして、御影、指は引き抜くが叫ぶんじゃないぞ」


「わひゃりまひは。はー、満足満足っ」

全く…

御影は射殺されそうな位に視線が集まってるのに、平然としてるなぁ。


「ん…まず、セーフはレスト最強だ。触れないし、害意のある攻撃を無効化するから…ここまでは良いか?」

前提からだな。

嬉しそうにしている御影以外は一様に頷いた。


「だが…弱点がある。瑞木にも触れないし、抱いて貰うことも出来ない。奥さんなのに、だ…つまり、幸せな時間を諦めて、最強の座についている。このレストを救うためにな」

全員の視線が、セーフを囲む。


「まぁ。そうなるね。瑞木を導くためさ…仕方ないだろう?」

セーフが肩をすくめながら、肯定した。


「うん。でも、本来なら、世界を救うまでの300年、セーフは無敵のままのはずだったが、ついこの間、1秒だけ瑞木と触れ合えるようになったんだ」

さっきも互いを貪り合ったところだ…


「そうだね。みんなにも聞いてもらったとおり、僕に今のセーフを抱く気は無いけどね」


「あぁ…抱いたら、セーフは未来永劫今の状態に固定されて、自分の産んだ子供ですら、まともに触れられないから…だろ?」

そうだね…


「今のままだとしたら、そういうことが出来るのは、ずっと1日1秒だけだねぇ」

セーフが事も無げに言うけど、それは寂しすぎる。


「美孝さんとの赤ちゃんと…それだけしか触れ合えないってことですか!?」

「リーフ様、ダーリンにも触れられないって事だよ…」

「美孝君にもか…耐えられるわけないわ!!」

「そうね…私も無理です」

僕の奥さん達に、やっと問題点まで周知されたらしい。

長かったねぇ…


「我らの瑞木さんが、そんなことを是とするわけないですよ。さやか様。御影ちゃんにはちゃんとわかってます」

いや、何故言った?

わざわざ人の気持ちを逆撫でしなくていいだろう!


「そうだな。俺が聞いた話としては、セーフは、役目を果たすまで、この状態のままだ…たが、レストを救うなんて漠然とした目標を目指して、行動してたら真面目に何百年とかかるからな。短縮の方法があるらしい」

砂粒を一つ一つつまみ上げるようなものだ。


「どうすれば短縮出来るの?」

真剣な顔でさやかが聞いてくる。


「短縮はすでに結構出来てるんだよ。このラードをかなり改革できたからな。今後も別の都市とかで同じような結果が求められる事が前提だが。既に数時間なら、触れあえる時間を確保できるんだ。でも、瑞木は時間の増大をしない。その理由がある」

一番大事なところだね。


「さっき美孝さんが言っていたように、セーフさんを抱いた瞬間に、美孝さんも神となり、私たちまで同じように神になっちゃうからですね?」

リーフもこうして理解力はあるんだから、普通の時ならちゃんと伝わったはずだよね。

伝えたタイミング含めて僕が悪かったです。

はい。


「それもそうだが、セーフを、未来永劫現状に固定しちまうからな。最悪だろ?」

うん。

美嶺はキチンと把握してくれてるね。


「つまり、美孝君に1日数時間だけしか触れられない状態になるわけね。寂しいことね。確かに最悪だわ」

さやかもわかってくれたか。


「俺達も神になっちゃって、解除も出来なくなるしな。まぁこっちの方は、普通に解除なんてするわけないって話になるだろうけどさ」

僕とセーフの縁が切れない限り解除されないからね。


「そっか。美嶺、私たちは皆、ダーリンと一緒に最終的には神になるんだね。まぁ、セーフのことを見てるとそんなに嫌でもないか」

朱音さんにそう言って貰えるとありがたいよ。


「まだ先の話だ。レストを色々まわって各地で、自己の奴隷化をなんとかしないと、目的達成されないからな。以上だ」

みんなが頷いた。

ありがとう美嶺。


「わかってくれたよね?美嶺が説明してくれた様に僕とセーフが結ばれるのは一番最後になりそうだね。頑張って急いでるけどさ」


「わかりました。私、今以上に頑張ります。是非とも色々指示してくださいね!美孝さん!!実は既に何か良い方法を思い付かれているのではないですか?」

リーフの言葉で全員の視線が期待に染まった。

まぁ、それだけみんながセーフを心配してるってことだから、仲が良いってことなんだけどさ。


「待って?僕はそんなに凄いアイデアマンではないんだよ?普通の事しか出来ないってば」


「でも、明日からの予定で考えてることがあるだろ?」

セーフ、その無茶振りはキツいよ?

でもまぁ、考えてたことは伝えますか。

普通の話なんだけどね。


「まぁ…明日からラードの誓いの各国に紙を届けには行くけどね。提案としては、移動の時点では僕とセーフだけで行くつもりだよ」


「「「「何で!!?」」」」

皆の声が浴室に響き渡ったけど…

皆が着いてくるつもりだったみたいだ…

でも、そもそも、そんなこと根本的に無理だからあきらめて貰う他無いと思うんだよね!


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

心酔級_思考圧縮、範囲観測

信頼級_交渉

_上級_召喚、回復魔法

_中級_解体、身体強化、錬成、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(22,1)恵美(22,6)武司(1262)玲子(841)朱音(23,8)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3156)里乃(3375)リーフ(42,9)奈美枝(1045)御影(20,7)ユリア(3876)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5168)潤(3358)雨音(3469)美嶺(14,7)

牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2581)

元奴隷12名(平均182)

ノルン達7名(平均93)

天河(3968)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(2064)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

_精霊_風(31,5)水(38,3)火(24,8)土(43,8)光(17,3)闇(19,5)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

お久しぶりです。楽しんで頂ければ幸いです。

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