443お風呂と亜理砂と天河の胸に関する事情
「うーん…なかなか凄い光景だ…やっぱり、うちの面子は美人さん揃いだねぇ」
「まぁ…そうですねぇ…一時期、私のせいで、痩せさせてしまいましたが、今はふっくらしてみんな美しいですよね」
お風呂でくつろいでいる美人さん達の裸体から、目をそらしつつちび達を洗う僕に、そういいながら湯船に浸かるリーフは、スイカとお尻以外の全てが、鋼のように鍛え上げられているので…
さながら、しなやかな野生の狼のような美しさだ。
毎日ベッドでも見ているけど、僕と天河が体をちび達を洗っている傍で、湯船に浸かっている姿も、素晴らしいね…
美しい…
スイカがお湯の中をゆらゆらと漂ってる。
まぁ、水と光の精霊が1人ずつ、さながらハンモックのように、スイカに取りついてくつろいでるのが、視界に入ってすっごく気になるけどな!!
「はいはい…僕が石鹸で洗った子から、あっちのシャワーで泡を流しに行ってね」
「わかったー」
「はーい」
「ありがとねー」
「ありがとー」
ちび達の中でも僕の分担の男の子達を洗い終えた。
その向こうでは、水と炎の精霊に頼んで生成された自走式シャワーさんが、石鹸の泡を次々と洗い流しては、つぎのちび達に襲いかかっている…
初めてのシャワー体験が、それで良いのかと思わないでもないけど、笑顔で元気な笑い声をあげながら、暖かい水流を浴びているちび達を見る限り、誰も不幸になってないから良いのかな…
「女の子達で溢れた湯船なんて、なかなか入る機会無いからな…瑞木のおかげで眼福だぜ」
天河が、僕の隣で男の子の最後の1人を洗いながら呟いている…
「天河…そんな不穏当な発言して、亜理砂や楓加に怒られても知らないぞ?」
「何を言ってるんだ?俺はあくまで瑞木に付き合ってるだけだから…責められる謂れは無いぞ?そもそも、俺は健康で女性に魅力を感じる男なんだからさ。美しい女性に視線を持っていかれるのは当たり前だろう?」
あのさ…
うちの嫁さん達は、その辺りも含めて納得してから結婚したし、それを踏まえて、ここにいるはずだから良いかもしれないけどさ。
天河は本当に大丈夫か?
「天んー河ぁああああ!!」
「んふふふふっ!!」
うん。
やっぱりね!
天河、大丈夫からは遥か彼方の位置みたいだよ…
「何で?2人とも何でそんな満面の笑顔で、俺を見つめてるんだよ?」
天河が、一応の異変を感じ取ったみたいだけど、時既に遅いよな…
「わからない?」
「じゃあ仕方ないわね!!」
笑顔のままで、2人とも天河にのし掛かり始めた。
「あ、亜理砂?そこに座ったら、辺りが見えないじゃないか。ちょっ!楓加まで!そんなとこから抱きついてきたら視界に、楓加の胸しかなくなるんだが!?」
亜理砂と楓加が実力行使にうってでた…
そこまでされて、そんな台詞を紡げる天河は、やっぱり筋金入りの天然なんだろうか。
原因は焼きもちだよね?
「あらぁ…良いご身分ねぇ」
「ホントにね!まぁ、私の胸に触れられる殿方なんて、あなた以外にもいるんですからねっ!!」
更に追加で追い詰めてるねぇ…
2人とも、自分達以外の女性の裸で、天河が興奮するのはダメらしい。
「おいおい…目移りするなって話なら、心配するなよ!」
天河…
残念ながら心配しなくて済む感じじゃないんだけどな…
現状を見れば、10人が10人とも天河に有罪を言い渡す事だろう。
「移ってたじゃない…」
「このふくらみを誤魔化せるとでも?」
だろうね…
臨戦態勢で、男子を洗う姿は別の意味でもヤバイぞ?
まぁ、現段階で僕に言えることは何も無いので、次のちび達を洗ってやることに専念しようか。
既に女の子達が、列に並んで待ってるし…
「瑞木ーっ」
「えっへへっ。よろしくねっ」
ふぅ。
満面の笑顔で抱きつかれると、好かれてるなぁと実感する。
現代日本だったらと考えると笑顔が凍りつきそうになるけどね。
因みに僕は貧乳属性だけど、ロリ属性は持ち合わせていないので、全く反応しない。
子供は慈しむものだと思うんでね!
「これは、単なる生理現象だ。決して、亜理砂と楓加に対する背信行為じゃない」
それなりに真剣な口調で、天河が静かに言っているけど…
説得力は微妙だ…
だって、混浴だって話になった瞬間に、天河以外の成人男子の面子は、男湯に行っちゃったから。
今、成人の男は僕と天河だけなんだよ。
「なら、他の男達と同じように、ここに入らないという選択肢もあったのよ?」
ごもっともだけど…
「そんな瑞木に悪い事が出来るかよ!誘ったのは俺だぜ?一人ぼっちにされたら瑞木だって嫌な思いをするに決まっているじゃないか」
天河ならそう考えてくれるよな!
ありがとうよ…
ここで黙ってるのは、男じゃないよね。
女の子達を洗う手を停める。
「岬ちゃん、ちょっと待ってね。ごめんよ」
「ん?大変だねぇ…大人しく待ってるから行ってきていいよ」
対応が妙に大人びているなぁ。
まぁ良いけどね。
「まぁまぁ…僕が反応しないでいられるのは、単に、痩せ我慢と呪術の効果だからさ。あんまり天河を責めないでよ。僕は天河が一緒に来てくれてありがたいんだからさ!」
「ありがたいって何が?」
亜理砂…
女湯に僕1人だけとか…
それって混浴じゃなくて、間違って入り込んだ痴漢じゃんかって思うわけだよ!
「発端は、天河が僕と風呂に入ろうって言ったことなんだよ?その天河を含めた男が全員居なくなったとしたら、全然別の話になっちゃうでしょうが!!」
「あぁ…まぁ…そうだったわね。確かに、天河と瑞木の入浴の誘いに私たちが便乗したわね…気付いちゃってたか!」
おいおい…
気付かないわけないだろ?
「いくらなんでも、それを忘れるほど忙しいわけじゃないよ?」
「そうね…悪かったわ。でも瑞木も…これだけ選り取りみどりな状況下で何で平然としてるのよっ!!私のプライドはズタズタよ!!」
ん?
「あれ?まさか…天河をいじめてるのは?」
「瑞木!!なんで私やさやか達のはだかに無関心なのよ!!貧乳好きなんでしょうが!!なんで平然としてるのよぉおお!!凄く緊張してたのに!!」
…その八つ当たりなの?
それは、さすがに天河が可哀想だよ?
「亜理砂…僕の理性が仕事してるのが…そんなに不満?」
「「「うん!!」」」
えーと…
…亜理砂以外からも返事が聞こえたのは何故だ!!
瑞木美孝18才 Lv509(106)
体力値_126万(1320)=16億
魔力値_126万(1320)=16億
__力_126万(1320)=16億
_知力_126万(1320)=16億
俊敏さ_126万(1320)=16億
器用さ_126万(1320)=16億
幸運値_126万(1320)=16億
_魅力_1260万(1320)=160億
__風_10万(1320)=1億
__水_9万(1320)=1億
__火_6万(1320)=8300万
__土_9万(1320)=1億
__光_4万(1320)=6200万
_称号_
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵
難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主
スキル_
超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット
収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続
蕩涎級_呪術、精霊魔法
心酔級_思考圧縮、範囲観測
信頼級_交渉
_上級_召喚、回復魔法
_中級_解体、身体強化、錬成、風、催眠魔法、殺気自在
_初級_火、転移魔法、馬術、勇者魔法
武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731
__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか
_相性_
綱芳(4478)さやか(21,8)恵美(22,3)武司(1262)玲子(841)朱音(23,3)
メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)
流々(3126)里乃(3375)リーフ(42,4)奈美枝(1045)御影(20,0)ユリア(3876)
枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5138)潤(3345)雨音(3438)美嶺(14,0)
牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)
他42名(平均2530)
元奴隷12名(平均182)
ノルン達7名(平均93)
天河(3910)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)
七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)
他23名平均(2060)
冒険者200名(平均88)
ハイエナ冒険者40名(平均7)
_精霊_風(31,5)水(37,8)火(24,8)土(43,8)光(17,3)闇(19,5)
愛奴隷_リーフ、恵美、さやか
_奴隷_
朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア
枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人
天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人
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楽しんで頂ければ幸いです。