441教科書作りの意義とコピー機導入時の展望
「さて、もうすぐ19時になっちゃうから、帰らなきゃ…時任さん、皇君、良い契約が出来ました。ありがとうございます。一応の確認ですが、現地で、この証書を支店長に見せて費用を回収します。あと、追加支払い分の2億は、確認して頂きましたよね?」
「えぇ…そのように。回収される予定のお金は、通常の50倍検討の額ですが、支払い方法は通常の護衛代金と同じ手順です。わたくしのサインがあれば、滞りなく支払われます。なお、追加の支払い金額なら既に確認済みです。問題ありませんでしたよ」
「さぁ…確認は済んだでしょう?早いとこ立ち去って貰いたいんですがね!!僕は、丸子ちゃんと仲良くしたいんで!!」
皇君が苛立ってるね…
さっきまでの落ち着いた雰囲気が消え去ってしまったな…
「急に、せかして、どうかしましたか?」
「あのね…お預けを食らってる犬状態なんですから!察してくださいよ!!あなたも男ならわかるでしょうが!」
おぉう…
さっきまでの姿は痩せ我慢でしたか。
まぁ…
わかるよ。
うん。
惚れた女の子の力になりたいもんね…
頑張ってたんですね。
「失礼した。ではまた」
「きゃっ!!」
「なっ?」
普通に歩いて、退去しようとするリーフと朱音さんを抱え上げた。
そのまま、最速でタイムズサークルの仕事場を抜け出す。
好きあっている恋人達の時間を邪魔する趣味は僕にはない。
僕も年上大好きだし…
時任さんは身長も高いもんなぁ。
結構、皇君とは女性の好きな要素が被ってるなぁ…
まぁ、時任さんは、長い髪を後ろで結わえてる、タレ目気味の穏和な美人さんだから、僕の好みではないけどね。
美しく老いたお姐さんだから好感は持てるけどね…
「よいしょ、ここまで離れれば、良いでしょう。下ろしますから、自分で立ってくださいね」
「ダーリン、離しちゃヤダ!!」
「美孝さん、私も離れませんよ」
2人とも、僕の体にしがみついている…
別に範囲観測があるから、リーフが顔の正面から、胸のスイカで僕を挟んだまま抱きつこうが…
朱音さんが背中からマシュマロ状のものを押し付けながら抱きつこうが…
視界の確保に関してのみは全く問題ないけど。
人から向けられる視線というものは、どうしてもまとわりついてくるよね!
「仕方ないなぁ…うちに帰りつくまでだからね?リーフ。朱音さんもわかってますよね?」
「やったぁ!」
「嬉しいです!!」
無邪気に喜んでるけど…
「歩いて帰る関係上、卑猥な姿を喧伝するわけにはいかないから、最速で帰らざるをえないけど…ホントにわかってるよね?まぁ…いいや。しっかり掴まってるんだよ」
「え。何ごとですか?」
「ん」
リーフがびっくりしている姿と、普通な朱音さんが対象的だ。
そんなことを口にしている間に、自宅にたどり着いた。
「はい、到着。朱音さんは、亜理砂と作業内容の打ち合わせをしておいて下さい…僕とリーフもすぐに行きますから」
「ん。わかったよ。フム……亜理砂のやつ…完璧な仕事をこなしてるから、あとは、ダーリンの到着待ちみたいだ…」
ははは…
リーフとの話はさっさと切り上げて早く来いってことだね…
まぁ…
ご期待には沿えそうだ。
「リーフ、これから教科書作りだ。手順を確認するから、念話と思考圧縮で聞いてくれ」
「はい?いつもの方法で一冊ずつ写本して製本していくのではないのですか?」
違うよ?
リーフとさやかと僕の作業が特に違うね。
「分業するんだよ。僕たちは速度を活かして、写本のみに没頭する。製本とかは亜理砂や朱音さん達に任せるわけさ」
「その意味を具体的に掴むための念話での説明なんですね。わかりました」
実は念話で、さやかには説明済みだから、あとはリーフだけだったりする。
「そうさ。じゃ、行くよ!!」
「はいっ!!」
接続とは違って、高揚感は特にない。
直接的なイメージを送れるから、助かるよね…
「イメージはつかめた……よね」
「はい…これは責任重大ですね?私達の作業速度がすべてを…そう、私達3人が作業の出来のすべてを左右しますね」
不安なのかな?
「嫌かな?」
「いいえ!トンでもない。望むところです!!血がたぎるような感触を得ていますよ」
そっか…
さやかもだったけど、リーフ達には、僕の依頼に応えることで、充足感を得てるんだね…
「さぁ、みんなのところへ行こう。本の収納に関しては、僕が一手に引き受けるからさ」
「ふむ…検本は良いのですか?」
もちろん。
「その辺りが今回の肝さ…僕らじゃなくても出来ることは、やって貰えるんだよ?製本だけでなく、当然、検本もそれに含まれるさ」
「そうですか…ゆくゆくは私達が関わらなくても良くしたいのですね?」
勿論、関わりゼロは無理だけどね。
「そうだね。コピー機を導入できれば、作業のスロー化と同時に、僕らの手を離れても独立して、稼働できる事業になるからさ」
「継続的に利益を産み出せる仕事になるんですね!?」
あぁ…
「冒険者という、日雇い労働者からの脱出になる」
「その第一歩ですか…気合いを入れますね!!」
僕も気合いを入れるよ。
頑張ろうね。
瑞木美孝18才 Lv509(106)
体力値_126万(1320)=16億
魔力値_126万(1320)=16億
__力_126万(1320)=16億
_知力_126万(1320)=16億
俊敏さ_126万(1320)=16億
器用さ_126万(1320)=16億
幸運値_126万(1320)=16億
_魅力_1260万(1320)=160億
__風_10万(1320)=1億
__水_9万(1320)=1億
__火_6万(1320)=8300万
__土_9万(1320)=1億
__光_4万(1320)=6200万
_称号_
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵
難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主
スキル_
超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット
収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続
蕩涎級_呪術、精霊魔法
信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮
_上級_召喚、回復魔法
_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在
_初級_火、転移魔法、馬術、勇者魔法
武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731
__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか
_相性_
綱芳(4478)さやか(21,2)恵美(22,0)武司(1262)玲子(841)朱音(22,7)
メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)
流々(3126)里乃(3375)リーフ(41,8)奈美枝(1045)御影(19,7)ユリア(3771)
枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4650)岬(4978)潤(3296)雨音(3329)美嶺(13,6)
牛江(618)お熊(85)スラー(795)熊江(220)サリー(1510)レミ(450)
他42名(平均2485)
元奴隷12名(平均160)
ノルン達7名(平均93)
天河(3750)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)
七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)
他23名平均(1980)
冒険者200名(平均88)
ハイエナ冒険者40名(平均7)
_精霊_風(29,4)水(36,0)火(23,5)土(42,7)光(17,0)闇(19,2)
愛奴隷_リーフ、恵美、さやか
_奴隷_
朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア
枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人
天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人
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楽しんで頂ければ幸いです。