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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
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440時任丸子と皇一朗そして紙の運び人の報酬

「いや…あらあらまあまあ、じゃないよ。リーフ!範囲観測で僕らの状況が間違いなく見えてたよね?そのうえで2人とも召喚したでしょうが!」


「あら、バレてしまいましたか?だって朱音が、凄く良い笑顔で笑っていましたから。是非とも間近で見たかったんですよ」

確かに、朱音さんが良い笑顔で笑ってるよね…

うん…

にやけるのを最大限我慢してるけど、我慢しきれずに、ニヨニヨしてる。

真面目な朱音さんらしくて、素晴らしい笑顔だ。

さっきまでの花が咲いたような笑顔もよかったけど、違う趣があるね。


「あら、朱音…さっきまでの美孝さんに触れられて至福の時って感じの笑顔も可愛らしかったけど、今の仕事中だから、笑っちゃダメって我慢してるけど、我慢しきれてない笑顔も良いですね。とても愛らしいですよ」

朱音さんの顔が羞恥からか、紅く色付いていく。


「くっ、リーフさまの意地悪…私と姉さんの事だけは、からかうんだから!ダーリンとのお仕事中だから頑張ってるのに…邪魔しちゃ嫌だよ」

まぁ…

それこそが信頼感の裏返しだと思うけどね。


「ふふっ…本当に朱音は真面目ですね。私なんか、美孝さんに触れられるだけで、こんなに濡らしてしまいますからね…」

…リーフは極端すぎだと思う!

って言うか。

濡れてるのは僕の頭だし!!

僕の頭を抱えて、抱きしめてヨダレで池を作るのが好き過ぎるだけだろう!!


「リーフ?さすがに商談前に僕の頭にヨダレの池を作っちゃダメだってば!いい加減にしないと離れて貰うよ!」


「えぇっ!?そんなぁ…美孝さんをここに挟んで、とろっとろにしたいんです。ダメなんですか?」

ダメだっつの!!

自らのスイカの谷間を指してなんって事を言ってるんだよ!!

卑猥に過ぎます!!


「言い方を変えてもダメだって言ってるでしょうが!確認しても変わらないってば!!教育的指導だよ。交渉は朱音さんとします!リーフは僕に近付くの禁止!!」


「はぁあああああっ!!」

あ…

リーフが燃え尽きた…


「商談が終わったら戻ってきて良いから…それまで、大人しくしてなよ…」


「はいっ!!」

うん、良い返事だ。

って言うか、気合いが入りすぎてる!!

でもさ、そのわきわきと僕の体に触れたくて仕方ない両手を、もう少し理性で押さえ込もうよ。

変質者が、獲物を狙っているようにしか見えない…

ヨダレも口の端から垂れてるし、凛々しい騎士団長は何処行ったんだろうなぁ…


「わたくし達も負けてはいられませんね!ここは…全ての着衣を取り払って、抱き合うべきと判断しますが、いかがでしょう?一朗君」

おいおいおい!

不穏な言葉が聞こえたぞ!?

止めてくれよ!


「だめだよ?丸子ちゃん。そんな勇者みたいな事しないよ。後でベッドに付き合ってあげるから、今はお仕事の話をしようね」

「承知致しました。はっ、早く終らせます!!」

一朗君って…

16才だったよね…

なんという抑止力だ。


「うん…やっぱり、ここにいる16才と18才が、一番大人な対応を出来るんだね…さ、ダーリン。一朗君とお話をどうぞ!」

やっぱりって…

朱音さん…

時任さんだけでなく、普通にリーフの事もディスってますな。

まぁ良いけどさ。

どう考えても時任さんに話しかけるのが筋だよね。

一郎君の雇い主なんだし。


「…こんばんは。僕が、ラードを仲良く救う会の瑞木美孝です。既に話をさせて頂いたリーフの夫でもあり、この鍵軒朱音の婚約者でもあります。お見知りおき下さい…」


「ほらっ…」

時任丸子女史に向けての挨拶も、当然のごとくに肝心の時任さんが一朗君の事を見て惚けているので、耳に入っているか自信がない…

一朗君に促されて、時任さんが口を開き始めた。


「ご機嫌よう。もう、名乗るのも烏滸がましい話ですが、わたくしがタイムズサークル代表の時任丸子でございます。こちらは、わたくしの全てである皇一朗です」

…全てとか。

物言いが全体的に危ないな…

話を聞いてもらえるように話を持って行かないと、話自体を聞いて貰えないね!


「早速、本題に入ります。単刀直入に言います。タイムズサークルの販売網を使って、僕らの買った紙を売ります!協力頂けますよね?」


「そうですね。詳細を伺ってから、判断致します」

さすがに、即答はしないか…

それならそれで良いけど。

その前に聞くことがある!!

どう考えても、おかしい数字だからね。


「リーフ…買い付けた1万トンの紙の買い入れ額を告げて!」


「はい、トン辺り6万ラード、計6億ラードを支払い済です」

ビックリだよね!!

予定額よりも2億ラードも安いんだぜ?


「6億ラード…ね。安過ぎでしょう!この金額で再生産出来るんですか!?」


「出来ませんし、そもそも致しません!!」

なに言ってんの!?

金額から予想できるとはいえ、おかしすぎる!!


「丸子ちゃん…何考えてる?支店の息子さん達に迷惑かかっちゃうよ?」

だよね?

ラード以外の5都市に散っているタイムズサークルの皆が路頭に迷いかねないからね!


「いいえ…もう私の興したタイムズサークルはお仕舞いに致します。お金は各都市にいる娘と息子、そして、一朗君で1億ラードずつ分ければ良いのです。私は、この町の片隅で一人でひっそり暮らします…」

ラード以外の各都市が5つと、一朗君の分で6億ラードか…


「丸子ちゃん、バカな事を言わないで!僕、お金なんか要らないからね!!それに一人でって何さ!?僕、他の何を捨てても丸子ちゃんの事だけは手放すつもりなんて無いよ!!」


「しかし…わたくしは一朗君の事を放っておいて、別の男達と…」「うるさいな!その話はもうしたよね!そんなこと僕は気にしない!今ここで、その体に僕をもう一度刻まないとわからないの?泣かすよ?」

あ…

始めちゃいそうだな…


「ご両人…そこまでにしましょう!まず、仕事と恋愛はわけて考えてください!!恋愛の話はひとまず後回しにして頂きます!!」


「そうだね。丸子ちゃん…その方が、時間を気にしないで一杯いじめてあげられそうだしね!」

「え?ええっ!?」

御愁傷様です…


「まず、僕としては、折角上手く回ってる紙の流通の流れを止めたくないです。ラードだけでなくRの誓いにかかわる都市全体にかかわりますからね。だから、せめて再生産と些少の利益が出るであろう8億ラードでの、売り払いに変更します。2億ラードの追加金を受け取ってください」


「は?あえて高額で買い付けると言うのですか?」

そうだよ。


「はい。なぜなら、僕らは継続的に、この事業に手を出すつもりはありませんからね。今回は、買入のついでに、困ってる時任さんを手助けするだけですから!」


「一体何故にでしょうか?」

簡単ですよ。


「今の比較的安価に、紙が手に入る状況が壊れるとみんなが困るからですよ!僕も含めてね!!僕は門外漢なので、継続的に上手く回す事なんて出来ませんから!これからも、紙業界は時任さんが引っ張っていって下さい。まぁ…今回に限っては折角だから儲けますが、儲けすぎるつもりは無いんです!!」


「…だから、利益の分岐点である7億2千万ラードを超える8億ラードなんですね…わかりました。こんなわたくしが求められるなら、頑張りましょう!!一朗君…こんなわたくしを、支えて頂けるかしら?」

おっ、やる気が出たね!

よかった。


「うん。丸子ちゃんは、そうやって気合を入れている姿が一番かわいいよ。ベッドの仲と同じくらいに!そして、丸子ちゃんが嫌だと言っても、支えるに決まってるさ!!もちろんベッドでもね!!」

一朗君て、マジに時任さんが好き過ぎだよね…


「やる気を出して頂いたところで、具体的な方法をお話しますね。僕としては、買った紙を各国に運んで、各国のタイムズサークルの支店に、妥当な価格で売り付けたいんですよ。運搬に関わる諸経費を上乗せしてね。そのための指示書の作成をお願いしたいわけですよ」


「はぁ…どうやって運ぶと言われるのでしょうか?」

まぁ…

運びかたは良いじゃない…


「それは、秘伝の術で何とかするんで、1週間以内に4ヶ国に必要な数量を運んで差し上げます。さて、いくらが妥当な価格?インフレ前の価格で通常の方法で運んだものとして答えて下さい」


「まさか、重量制限無しにですか?」

そうだね。


「ええ、純粋に必要数量を書いて貰いたいですね!!」


「全然信じられませんが…まぁ、お書きします…レイルクラフト鉱山事業団は60万ラードで2千トン。リュウクラフト王国は50万ラードで千トン。ラインクラフト共和国が45万ラードで3千トン。ルーズクラフト公国が35万ラードで千トンですね。合計で7千トンにもなりますが?本当に大丈夫なのですか?」

まぁ…

問題ないね。

収納ポケットがあるからさ。


「もちろん大丈夫!でも、と言うことは、ラードでの消費が2千9百トンあるわけですね?」


「はい。そして、正確には9百トンは予備として保管していますけどね…」

ふむ…


「では、ラードの分2千トンも販売を委託しますよ。小売りへの卸し価格はトン辺り30万ラードですよね?手数料は、トン辺り10万ラードでどうです?」


「そんなに頂けるんですか?」

僕らが儲けすぎなぐらいだよ?


「販売網の開拓と整備をしたのは、あなた方ですからね…では、さっきの引き渡しの内容で書類を作りましたから、サインをお願いします。委託と8億ラードでの買入契約書もね!」


「わかりました。サイン致します!!」

長年の経営者だからか、綺麗な字だね。


「はい、完了しました。明日から、運びますので、フォローは宜しくお願いします」


「はい。承知しました」

「じゃあ…僕たちはこれで失礼しますよ!丸子ちゃんが僕から逃げられないとわかるまでは、離さないんで、邪魔はしないでくれますよね?」

あぁ…

しないしない!


「食料をサービスしときますから、お腹が減ったらどうぞ!キチンと体を休めるのも忘れないで下さいね?時任さんの体調も考えて下さい!」


「ん、大丈夫だよ?前に先に体力が尽きたのは僕だもん!だから、対象が広がっちゃったからね。もう二度とそうならないようにするんだ!!」

あぁ…


「一朗君!そんな、私がまるで絶倫みたいに言わないで!!」

そんなん言われても、事実だと思うな…


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮

_上級_召喚、回復魔法

_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(21,1)恵美(22,0)武司(1262)玲子(841)朱音(22,5)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3126)里乃(3375)リーフ(41,6)奈美枝(1045)御影(19,7)ユリア(3771)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4650)岬(4978)潤(3296)雨音(3329)美嶺(13,6)

牛江(618)お熊(85)スラー(795)熊江(220)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2485)

元奴隷12名(平均160)

ノルン達7名(平均93)

天河(3750)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(1980)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

_精霊_風(29,4)水(36,0)火(23,5)土(42,7)光(17,0)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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