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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
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418元ギルド長の罪状確認とサリーのくしゃみ

「ちょっと待って?確かに元ギルド長は、あっちの冒険者ギルドの、今までつちかって来た利益を全てかっさらっていったわ…でも、それが元で捕まるような、へまはしないと思うの!!」

あぁ、元ギルド長…

少なくとも事務処理能力に関しては、さやかの全幅の信頼を得ていたんだね。

僕もそこの部分を否定するつもりはない。

すくなくとも昨日までは…


「確かに、僕もそう思ってたよ。元ギルド長は、最強の事務職だと思っていた時期が、確かに僕にもありました!」


「ち、違うと言うの?」

残念ながら、多分最強の事務職である事は変わらないけど…

少なくとも今回の事で、覆される要因を作っちゃったね。


「今回に関してのみ、焦りすぎたと言うべきだろうね。せめて、サリー師匠のスピーチを真面目に聞いてれば、気付いたかもしれないのにね…」


「あぁ…そりゃ無理だね」

「真面目に聞いていたと思うわ。でも、参考にすることは無いわね」

2人して、即答ですか…

席を立ち、飯田さんのところに向かおうとして、恵美の悲しそうな表情に気が付いた。

まだ、ご飯に手を付けていなかったね。


「とりあえず、ご飯を食べながら、理由について話してから飯田さんのところには行こうか…ご飯が冷めたら、恵美に悪い。どうせ、僕等からは元ギルド長は逃げられない…」


 サリー師匠も、さやかも、リーフも頷いてくれた。


「「「いただきます」」」


「因みに、気付かない理由は、文書主義だからよ。元ギルド長は、伝聞の情報を、文書の形をしていない限り、一切信用しないのよ」

あぁ…

前の直接の聞き取りは、伝聞じゃないから僕の情報をさやかに聞くのはありって事だね。


「瑞木、私のスピーチが関わってるって事は…例のあれかい?」

そうですよ。

サリー師匠が朝話したあれです。


「元々は、僕らの手から冒険者ギルドの管理が離れた時の事を、想定しての対応でしたけどね。元ギルド長を取っ捕まえる決め手になるとは思ってませんでしたよ」


「美孝君!いい加減、教えてよ。私は、サリーちゃんの演説を聞いてないんだから!!わからないわ!!」

さやかは、向こうのギルドに出勤中だったからね。


「ギルド長には、冒険者ギルドを、健全な経営状態に保つ義務を負うことになったんだよ。簡単に言えば赤字になったら普通の経営者と同じように責任を取らなきゃいけないのさ」


「初耳ね!」

そりゃあね…


「だって、昨日、ラード国王の朋久さんにお願いして、即日交付された法律だからね…」


「つまり…関係機関である冒険者ギルドには、昨日付けで通知が来てるの?」

察しが良いね。


「はいコレ、僕のところにも、昨日の夕方届いたんだよ。向こうのギルドにも、同じものが届いてるはずだよ?」


「ふーん。通知関係が来たら、朝すぐに担当者が取りまとめて、報告に行くはずだけど…あっ!アイツ今日休みだわ…」

その担当者のせいもあるね。


「まぁ…冒険者ギルドの管理をしているギルド長が、赤字を抱えさせても、責任が全く無かった今までの方がおかしいんだけどね…」


「あぁ…そうだねぇ。商業ギルドやその他のギルドは、元々から設定されていた義務だしね。新ギルド長になる私が言ったらラード国王も二つ返事だったよ」

まぁ…

そもそもが、設立当初の弱小冒険者ギルドを守るためのものだろうしね。


「今まで放ってあったのが間違いだと思うよ。だって、当初から保護法で時限法だったのに、終了期間を明記されてなかったから、消えてなかっただけなんだもの」


「そういうこと…わかったわ。でも、赤字を出したら、即、犯罪者扱いって厳しすぎない?」

さすがに、それはない。


「もちろん、赤字を出したら、それを補填する義務が発生するだけで、すぐに犯罪者扱いはされないけど、補填の拒否や、逃亡、理由の明確でない国外への移動をした時点で、罪になるね」


「つまり、わかっていて、赤字になるように退職金を設定して受け取り、退職宣言後は、風のように帰宅し、今まさに、父さんが守る門扉を通って、国外に逃げようとしている元ギルド長には、ものの見事に符合するわね」

その通りだよ。


「0にする位で我慢しておけば良かったのに、この収支報告をみるとさ…ギルドが、マイナス20億ラードの負債を負うことになってるんだよね」


「ギルドに元々の黒字が…100億ラードもあるってのに!退職金に、約120億ラードかい!!笑えないね!!」

まぁ…

どれだけ、冒険者ギルドが優遇されていて、本質的にどれだけの力があるかが、透けて見えるんだけどね…


「そもそも、何を狙って、冒険者ギルドに、こんな負債を抱えさせようとしたのかしらねぇ…」

だよね。

独身の男性が、生きていくのに必要な額と言うには、多すぎる額だ…


「人生を100回位遊んで暮らせる額だからなぁ…どう考えても、こんなには要らないだろ…」


「美孝さん、わざわざ宣言してから収支報告をしてから退職した事も疑問ですが、それらは、実際に捕まえみればわかる話です。先ほど既に罪が確定したのですから、どちらにしても、捕まえるのは早いに越したことはありません。ごちそうさまでした」

ご飯を食べ終わって、口を拭いながら、リーフが提案してくれた。

うん、仕種が優雅だ。

いつも、僕の頭に涎の池を作っている人と、同一人物とは思えないんだよなぁ…


「そうだね。さっさと食べて、今度こそ飯田さんのところで、捕まえなきゃ」


「そうね!急ぐわ!!」

僕とさやかの食べる速度があがり、一瞬で昼御飯を平らげた。


「アンタ達!早すぎるよ!!」

サリー師匠も悲鳴と共に、速度アップを図る。


「無理しないで、残したらどうですか?」


「バファ!!」

ムグムグと口を動かしつつ、目だけで、恵美の作ったご飯を残すもんかと、怒られた。


「わかりましたから、待ってますから、むせないように気をつけて下さいね?」


「っくしゅん!!」

そう、心配した途端に、サリー師匠が可愛らしくくしゃみをして…

辺りは、昼御飯にまみれた。


「ごめんよ…みんな…」

ほら…

無理しちゃダメですよ…

僕以外には、ご褒美じゃないんですから…


 ん?

 ご褒美って何かって?

 くしゃみをしちゃって、一瞬惚けたあと、羞恥心と罪悪感で、顔を真っ赤にしながらごめんよ…

 とか!!

 めっちゃ可愛い…

 年とか、こまけえ事はいいんだよ!

 可愛いは正義!!


 …まぁ、異論は認める。


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮

_上級_召喚、回復魔法

_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(20,1)恵美(21,7)武司(1215)玲子(838)朱音(21,3)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3126)里乃(3375)リーフ(40,4)奈美枝(1045)御影(19,7)ユリア(3771)

枩李花(3261)霞(3261)ミサ(4650)岬(4978)潤(3296)雨音(3329)美嶺(13,6)

牛江(618)お熊(85)スラー(795)熊江(220)サリー(1603)レミ(450)

他42名(平均2463)

元奴隷12名(平均160)

ノルン達7名(平均82)

天河(3730)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(1971)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

_精霊_風(29,4)水(36,0)火(23,5)土(42,7)光(16,3)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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