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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
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399水出し緑茶とぶっ飛ばされ続けたムーン君

「さぁ!取り敢えず皆さん、飲んでください!今日は何杯飲んでも僕の奢りですから遠慮は要りませんよ!!ただし、在庫が切れるまでですけどね!」


「美孝さん…これってアレですよね?残念ながら、そんなにいっぱい飲めるようなものとは思えないんですが?」

こらこら、リーフ…

まだ飲んだこと無い人に、余計な先入観を与えるんじゃありません!

昨日飲んだ物とは次元が違うんだから!!


「瑞木さん…これって緑茶ですよね?俺、苦手なんですけど…」

まぁ、ムーン君は飲んだことあるだろうね。

ラード最高のパーティーのリーダーなんだから。


「ムーンさん…さっき、見た目中心に判断して痛い目にあったのに、まだそんなこと言ってるんですか?味見位しないと本気で後悔させますよ?」


「ひっ!失礼しましたっ!!」

そう言いつつ、ムーン君がおずおずと恵美特製の緑茶を口に含む…

そんなに苦味を我慢するような顔をしなくても、大丈夫なのにねぇ。


「どうです?ムーンさん。リーフも…苦かったかな?」


「これは…甘い?凄く…旨いな!」

「えぇ…爽やかな香りだけが抽出された冷たい緑茶の清々しさの後に、ほんのりと口に残る甘味が…凄く美味しいです!!美孝さん!!一体これは何なんですか?緑茶みたいだけど違いますよね?」

ね?

飲まないと後悔する位美味しかったでしょ?


「もちろん緑茶だよ?昨日リーフと一緒に飲んだ葉っぱと全く同じものを使ってるってさ」


「俺の今まで飲んでいたあの物体は…何だったんだ?これほどに違うのみものなのか?」

「昨日飲んだのとは、全く違いますよ?なんでですか?」


「そりゃあ、企業秘密って奴だろうさ…だって明日からは、売り物にするんだからね。まぁ…真似してもこの味を出せるのは恵美だけだろうけどね」


「まさか…昨日言っていた…」

リーフは気付いたね。

念話で、理由を肯定しておく。


「そうか…そうですよね!っと…こうしちゃ居られない!お代わりください!!」

「あっ!!私も欲しいです!恵美さん。お願いします!」


「あぁん?何言ってるんだい!もう売り切れたに決まってるだろ?試作品なんだから!!ここに何人いると思ってるの!お代わり出来た奴なんて10人だけだよ」

相変わらず、恵美はリーフに容赦無いな…

別に良いんだけどさ。


「えぇっ?」

「そんなに素早く無くなったんですか…あぁ、ブツブツ言わずに早く頂けば良かったんですね…」

リーフはわかったみたいだね…


「緑茶は水出しだと、凄く時間がかかるからね。次は昼飯時位にならないと飲み頃にならないね。諦めな!!」

ふむ…

そこまで言っちゃうのか。

まぁ、それが恵美の判断なら別に好きにして貰えば良いさ。


「ね?さっさと飲まないと後悔したでしょう?」


「正に…」

「さすがです。美孝さん」

まぁ…

先入観を持ってる人なら、仕方ないんだけどね。


「因みに、ムーン!!私は私の旦那様に切りつけたオマエをまだ許して無いんだ!!その都度の私の旦那様の許しがない限り、ここで飯を食える日が来るなんて思うんじゃないよ!!」

恵美が怒り心頭の様子だね。

さっき、ムーン君にあれだけお仕置きをしたにも係らず、そこまで言い切るんですかい。

愛されてるなぁ…


「俺ってまだ許して貰えてないんですね…」

まぁ…

あの台詞で僕に切りかかってきたら、うちの面子には、嫌われるだろうね。


「ふふっ…当たり前です…美孝さんに止められましたから、あの程度で止めましたが…本来なら泣いて謝るところまで私が一人でやりたかったところですから…」

リーフも静かに怒ってるし…


「まぁ…僕の嫁さんや娘、仲間の強さをその身で感じた気分はどうだい?」


「いや…あまり思い出したくないです…人間があんなに簡単に宙に浮けるって初めて知りました…しかも、1人につき1回とか苦行以外の何物でも無いですよね!!」

はいはい…

僕にも責任の一端はあるけど、僕の挑発にのったムーン君が一番悪いよ。


 こっちに戻る前に、恵美からさっきの水出し緑茶を渡されて、訓練場の椅子に座らされました。

 何が始まるのか見ていると、ムーン君とリーフの模擬戦がスタート、当然ムーン君はコテンパンにされたわけです。

 もちろん、元騎士団長と戦えるとムーン君も喜んだのですが…

 結果としては、開始早々にリーフから鎧を着込んだ腹に、右アッパーをくらって3メートルほど宙を舞い、血反吐をまき散らして悶絶し始めたのでそこで一旦は模擬戦ストップさせました。

 ヒーリングで復活したムーン君に、そのあと恵美、メルーさん、美嶺、御影に続いて熊江さんが襲い掛かったわけですよ。

 恵美に精霊魔法で溺れさせられ、メルーさんに体中を剣で刺し貫かれ、美嶺の蹄で顎を外され、御影に踏みつぶされ、熊江さんに全身を殴打されて伸され、その都度僕にヒーリングで癒されたムーン君は…

 子供のように泣いた。

 自分と僕の仲間たちの力量差を肌で感じ取ったから、まぁ仕方ないけど、非常に憐れだったなぁ。

 そのお陰で、ここにいる全員の自己の奴隷化が解けたわけですが!

 ムーン君の涙は無駄ではない、冒険者たち全員の尊い犠牲になったのだ…

 その時飲んだ恵美の水出し緑茶が、最高のできだったので、みんなに振る舞うことにしたわけです。


 因みに、朱音さんは、ちびっこ達を引き連れて、今日の分のオークを狩りに行った。

 ムーン君については、僕から仕向けたという背景を読み取ったらしく、精々頑張りなという言葉を残して行った。

 下手したら、朱音さんのあの言葉が一番ムーン君にはきつかったかもしれないね。


「さて、君達は今日から生まれ変わる事が出来る。強く、賢くね。その為の話をしよう。聞いて欲しい!」


「はいっ!!是非教えてください!」

ムーン君を筆頭に、冒険者200名がこちらを向く。

今更だけど、責任は重大だ…

ただ…

そんなに難しい話でも無いんだけどね!


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮

_上級_召喚魔法

_中級_解体、身体強化、風、催眠、回復魔法、殺気自在

_初級_火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4413)さやか(19,6)恵美(20,7)武司(1215)玲子(838)朱音(20,9)

メルー(7712)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3126)里乃(3375)リーフ(39,3)奈美枝(1045)御影(18,7)ユリア(3771)

枩李花(3261)霞(3261)ミサ(4611)岬(4944)潤(3258)雨音(3286)美嶺(12,9)

牛江(618)お熊(82)スラー(795)熊江(197)サリー(1714)レミ(401)

他42名(平均2451)

元奴隷12名(平均141)

ノルン達7名(平均68)

天河(3701)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3502)朋久(2094)レイン(135)ムーン(102)

他23名平均(1965)

冒険者200名(平均15)

_精霊_風(29,4)水(35,7)火(23,5)土(42,7)光(16,3)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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