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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
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396除幕式と質問責め

「全く人が悪い…これだけ見通しの明るいビジョンがありながら、ギルド長と三文芝居を繰り広げるなんて…それとも、牙を周りに見せないためのフェイクですかな?」

…おっさん。

わざわざ、最前列まで来てくれなくて良いぞ。

さっきまでの説明で話したとおり、うちのギルドによる教育を冒険者相手に行うし、自助努力によって、素行不良の奴等は公正させるって言ったんだから、そのまんまの意味だっつの。

うっとおしいから絡んでくんなや!!


「ふふっ…職人ギルド長の日下部くさかべたくみか…わざわざすまないねぇ。それについては、私から説明するよ!この英雄は…18才だ!!」

サリー師匠…

全く説明になってない気がするのは気のせいか?


「はぁ?そんな若くは見えんが…雷神よ。そもそも、これだけの重要なセレモニーで、特に緊張している様子もなく、さっきのような漫才を繰り広げられる胆力を18才の小僧が持っているというのか?」

確かに漫才だったけど、筋書きは何処にもなかったぞ?


「こいつは今回の新ギルドの立ち上げの時、ラード国王にすら、一歩も引かずに、今演説した内容を交渉して、冒険者ギルド立ち上げの許可を貰った男だよ!!お前さんごときの小さい胆なんざ、及びもつかないよ!想像するだけ無駄ってもんさ!!」

おーい!

このおっさんを言い負かすとなにか良い事あるんですかぁ?

軽く流しましょうよ。


「サリー師匠!なんで、いきなり喧嘩売ってるんですか!?止めてくださいよ!!日下部さん…最初の漫才はこの人の緊張を解くためのものです。騙すつもりは全くありませんよ」


「ほぅ…あの・・雷神に正面から意見できる若僧か!中々胆の座った男みたいだな!!更に雷神にあんな漫才を了承させるなど…末恐ろしいな!!」

あんたら知り合いかよ…

まぁ…

この街に住んでるなら当たり前なんだろうけどさ!

でも、あの漫才はサリー師匠がテンパって繰り広げられた筋書きのないドラマだから…

再現は不可能だけどなっ!!


「当たり前でしょう?その人は、あの黒いゴブリンを討ち取って、更に街道を占領していた魔物たちを殲滅して、英雄と呼ばれてるんですから!!」

飯田諜報長官…

ステマ…

ではなく直接的な宣伝ありがとう。


「なんだと?さっきから雷神が英雄と言ってたが…なんの話かと思えば、ラード国王が演説で話された、救国の英雄だと言うのか?演説の時は急用が出来たとか言って演台に登らなかったが…こんな顔をしてたのか!!」

まぁ…

そういう認識だよね。

でも仕方ないんだ…

あの時は仲間の危険を排除することで忙しかったからね!!

まぁ、演説に出席しておっさんに覚え目出度くなるのと、仲間達の危険を排除するのではどちらが重要なのか…

考えるまでもないと思わないか?

少なくとも僕の中では後悔の念は欠片も湧き起こらねぇな!!


「そうです。僕が黒いゴブリンを倒して、街道を塞いでいた特異体のゴブリン、コボルト、オークを狩り尽くして、街道の封鎖を解いたラードを仲良く救う会の会長にして…新ギルドのスポンサーである瑞木美孝ですよ?」


 会場全体がザワっとした。

 まぁ、送り付けた招待状には、そんな情報は書いてないしね。

 そもそも、お歴々以外のここに居る人には、声かけだけで招待状などという洒落たものは送っていない。

 ある意味で、傘下に入りたいという冒険者たち以外に、こんなにも出席してくれた人たちがいたことが、まぁ中々にびっくりだよね。

 ただし、ここ何日かで手に入れた人脈及び、相手にとって後ろ暗い弱みなんかはフルパワーで使わせてもらってはいるけどさ…

 そこから外れてるはずの人もいるからこそのびっくりなんだよね!


「もっと顔をよく見せろ!!」

「お前は何者だ!!」

ヤジを飛ばされ始めた。

まぁ…

たしかにグダグダ感は否めないよね。

とりあえず、目的だけまず終わらせておこう。


「皆さん!!お待ちください。まずは、除幕式を終えてからの話と致しましょう!!幸いにして、この新ギルドと、ラードを仲良く救う会の看板は、僕がモチーフになっています!!実物と見比べて頂ければ、話の種となりましょう!!表へ移動してください…」


「おし、瑞木!!アンタはあっちの紐だ!!タイミングを合わせて引いとくれ!!」

わかってますよ。

ノリノリですね。

個人的には、自分の顔が載った看板が世に出るのは、恥ずかしい限りなんですけどね!!

エントランスから出てきた皆が白布をかけた看板の前に集合してくれた。


「はいはい!では、新ギルドオープンに伴いまして、看板の除幕を執り行います」


「いくよ!!3、2、1っ!!おりゃっ!!」

サリー師匠…

力入りすぎですよ!

まぁ、サリー師匠に合わせて紐を引くと、白布がパサリと落ちて精霊陶器で作った看板が現れた。

漆黒の地にサファイアの青が美しい。

そこにきれいに色粉が乗り、のんべえの木の樹液がカバーしている。

デザインは良いし、出来も素晴らしい…

でも、モチーフが僕っていうのが厳しいところだね!

凄く恥ずかしいです!!


「「「おぉ!!」」」

現れた看板の見事さに、一様に声をあげる一同。


「ふむ、良く瑞木君の特徴を掴んでいる!素晴らしい出来ですな!!しかも、この材質!芸術品として取り扱っても良いくらいだ!!というか…既にこれは芸術品として取り扱うべきだろう!!」

日下部さんが興奮しきりだ…

持ち上げるのは止めて頂きたい。

あと興奮しすぎて鼻血とか吹かないでね?


「さて、看板は堪能頂けましたか?以上をもちまして、新ギルド設立に伴う看板の除幕式を終わります。僕やサリー師匠に質問があれば、エントランスでお聞きしますよ?無礼な内容はお断りしますけどね」


「そんな奴は私の雷撃をくらって、後悔することになるだろうさ!!」

サリー師匠は本気でやりそうだな…


「ところで…さっきから隣にいる美人は何者だい?」

日下部さん…

それをいま聞くんですか?


「僕の嫁さんの1人であるリーフですよ…」


「あぁん?嫁さんの1人だと?」

そこからは、主体が僕の嫁さん達の事が質問の9割を占めた。

参加者みんなから質問攻めにされたわけだ!

別に良いけど…

その質問ってギルドに関係なくないか?


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮

_上級_召喚魔法

_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_回復、火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4382)さやか(19,6)恵美(20,5)武司(1215)玲子(838)朱音(20,8)

メルー(7530)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3126)里乃(3375)リーフ(39,1)奈美枝(1045)御影(18,6)ユリア(3771)

枩李花(3261)霞(3261)ミサ(4611)岬(4944)潤(3258)雨音(3286)美嶺(12,8)

牛江(618)お熊(82)スラー(795)熊江(191)サリー(1682)レミ(401)

他42名(平均2445)

元奴隷12名(平均137)

ノルン達7名(平均65)

天河(3689)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3502)朋久(2094)レイン(135)

他23名平均(1960)

_精霊_風(29,4)水(35,7)火(23,5)土(42,7)光(16,3)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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