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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
415/503

395サリー師匠のギルド長就任挨拶とその胸の中で

「瑞木!遅いじゃないか!!待ちくたびれたよ!!」

サリー師匠が出迎えてくれる。

改築が終わって広々としたエントランスで、みんなを代表して声をかけてくれた。

ゴメンよ。

あなたは余裕をもって行動を心掛ける人だものね…

戦雷コンビの時に使っていた武器防具に身を包んで、1時間前からこの場所で待ってたのを知ってる。

知ってるけどさ…


「ごめんなさい。でも、一応セレモニーの予定時刻には間に合ったんですから、勘弁してくださいよ」


「確かに、主賓は遅れてやって来るもんだけどね!!」

いや、そう言われると困る…

でも、今日の主役は貴女でしょ?


「確かに主役である新ギルド長のサリーさんを差し置いて、一番最後に登場したのは、やり過ぎかもしれませんが…僕にも事情と言うものがありましてね。それに開始1時間前に会場入りされたら、大抵の人はサリー師匠の後になると思いませんか?」


「ん?気づいてたのかい!改築と看板設置に忙しそうだったから放っておいたけど…っていうか、主賓はスポンサーである瑞木だろ!?」

事情をご存じじゃないですか!!

そして、金を出してるだけのスポンサーが主賓なんてあり得ないですよね!


「それなら、準備がついさっき終わったことも知ってますよね?何で突っかかるんです?」


「簡単だよ?恵美に色々聞いて、原因がアンタ達が朝から仲良くし過ぎたせいだって、知ってるからさ!!」

待って欲しい…


「はいはい、反省はしますけどね…セレモニーの直前に、皆さんの前で主役とスポンサーの間で繰り広げて良い話ですか?」


「まぁ、王様の代理人と衛兵隊長、各大商人と騎士団騎士団長、冒険者の面々に、燈佳親衛隊と冒険者ギルドを含む各ギルド長、果ては勇者に、戦鬼と呼ばれた玲子まで…一同に会してる前で、セレモニーを押してまですることじゃなかったかもな!」

なかったかもなじゃねぇよ!!

完全になしに決まってるじゃねぇか!!


「サリー師匠…時と場合を考えて発言してください!!」


「…反省はしている…でも、後悔はしていない!!」

もういいよ!!


「次回からは、虎丸さんにサリー師匠の隣に侍ってもらう調整を頑張りますね!!そうすれば落ち着いて話も出来るでしょう」


「ちょ…おま…待て!!」

待ちません。

決定事項です!

因みに、旦那さんである虎丸さんは、サリー師匠の魅力について、話始めたら、1、2時間はノンストップの人である。


「待ちません!!…では、お集まりの皆さん!!期せずして私と漫才を繰り広げました雷神サリー師匠を、長として!新しい冒険者ギルドを立ち上げる運びとなりました!!これより、ギルド立ち上げの除幕式を執り行うに先立ち、冒険者ギルドの長よりの挨拶をお聞きください!!」


「この!大声スキルで声張り上げやがって…仕方ない、挨拶といくか!」

サリー師匠が、覚悟を決めて大地の精霊謹製の演台に登っていく。


「なかなか様になってるじゃないか!スッ転ぶなよ!!」

玲子さんの野次染みた声援をうけて、サリー師匠の緊張した顔に笑みが浮かんだ…

未だに戦雷コンビは強い絆で結ばれているらしい。


「私は!!明野サリーだ!!この冒険者ギルドの新しい長を務める!!はっきり言おう、残念ながら今までの冒険者の殆どはクズだった!!今までの冒険者ギルドもな!!だが…新ギルドの運営する講座によって生まれ変わる!!そのために皆にも力を貸して貰えるとありがたい!!詳細は、この英雄であり、スポンサーの瑞木美孝に確認してくれ!!」

おう!!

サリー師匠…

僕に丸投げかよ…

これで壇上に立たないわけにはいかなくなったな!

くっそ!!

苦手なんだぞ!

人前で話すのって緊張するからさ。

仕方ないので演台のサリー師匠の隣に立つ。


「ふぅ…わかりましたよ…はいはい、サリー師匠、勝手に降りないで下さい。一言言わないといけない事がありますよね?」


「ん?あぁ!あれか…私達冒険者ギルドは互助組織としての性質が強いと判断されていた為、商業ギルドや職人ギルドと違って、法的に、ギルド長個人の責任が問われない構造になっていた。しかし、それこそが、ギルド長の腐敗を招いたと考えて、王に取り扱い変更の具申を行い了承された!今後は冒険者ギルドの長も経営責任を問われる事となった!!身を引き締めて経営する所存だ!!」

そう言って、下に降りようとするサリー師匠を引き留める。


「はい結構です。ですが勝手に降りられると思わないで下さい!」


「笑顔が怖いぞ?瑞木…私はこういうことが苦手なんだ…勘弁しろ!!」

勘弁出来るわけ無いだろ!?

常識的に考えて!!

僕だって苦手なんだから、せめて隣に居て貰わないと困る!


「ギルド長になろうと言う人が何言ってるんですか!!少なくとも、僕の隣に居てくれなきゃ、格好がつかないんですよ!!諦めなさい!!」


「仕方ないねぇ…私は高いよ?」

いや…

それこっちの台詞だから!


「完全にギルド長の仕事なんで、その台詞はそっくりそのまま返します!後でその魅力的な胸で至福の休憩時間を提供して貰いますからね!!」


「は?これで良いのかい?こんなことならいくらでもしてやるよ!ホレホレ!!」

待て!

コラ!!

鎧の上から何してくれとるんじゃ!!

痛くはないけど…


「ちょ…ごりごりしてるから!鎧に顔をすりつける趣味なんて無いですから!!」


「あら、済まなかったねえ…これで良いかい?」

…むっ…

サリーさんの香りに包まれながら、ほんの少しだけ柔らかい胸が頬に触れる。

あぁ、至福の休憩だ…

ってダメだダメだ!!

後でって言ったよね!?


「って何やってるんですか?セレモニーの途中ですよ?それに、浮気とか嫌いなのに、何で忌避感ゼロなんですか?」


「はぁ?こんな事位、いつも近所のガキにしてやってるよ?私の胸なんか男と変わりゃしないんだから!!別に良いじゃないか!」

えっと…

ここに鼻血が出そうな人物が1人居ます。

軽口を叩いてスミマセン…

そんなにギュウギュウしないで下さい…

幸せすぎて、果てかねません。

っていうか…

多分サリー師匠、緊張しすぎて暴走してるっぽいな。

まずは謝ろう。


「わかりました。サリー師匠、また後で…さて、皆さん、今から真面目にやりますので、その死んだ魚のような目で注目するのは勘弁頂けませんか?本当にごめんなさい」


「「「なら、早く説明を始めろ!!」」」

お歴々を含めた会場一杯の人達に盛大に突っ込まれました…

まぁ、当たり前の突っ込みだ。

誰だってそうする!

立場が逆なら僕でもそうする!!


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮

_上級_召喚魔法

_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_回復、火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4382)さやか(19,6)恵美(20,4)武司(1215)玲子(838)朱音(20,7)

メルー(7530)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3126)里乃(3375)リーフ(39,0)奈美枝(1045)御影(18,5)ユリア(3771)

枩李花(3261)霞(3261)ミサ(4611)岬(4944)潤(3258)雨音(3286)美嶺(12,8)

牛江(618)お熊(82)スラー(795)熊江(191)サリー(1621)レミ(401)

他42名(平均2445)

元奴隷12名(平均137)

ノルン達7名(平均65)

天河(3689)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3502)朋久(2094)レイン(135)

他23名平均(1960)

_精霊_風(29,4)水(35,7)火(23,5)土(42,7)光(16,3)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

サリーさん、結構テンパってらっしゃった様子です。

楽しんで頂ければ幸いです。

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