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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第7日目 新ギルド完成!!さぁ、旧ギルドはどう対応して来るかな?
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392妖精リンクルの業と息子ノルン達の笑顔

「瑞木美孝よ…何を言っておるか全く理解出来ないのじゃが…悪いがわらわにもわかるように教えてくれるか?」

だよね…


「僕はこのラードに来てから、結構な数の知り合いが増えましてね。その中にも幾人か、小さい胸が好きだという僕と同じ性癖の男性がいるわけですよ…」


「つまりは、瑞木美孝の友人として、わらわをその男に紹介してもいいと言っておるのか?」

端的にいうとそうだね…


「まあ、別のアプローチとして、僕の仲間の中には、さっきのように断っても、僕の嫁になる事を諦めない子もいるので、そういう意味で、繋がりを持つために友達になるという選択肢もありますが、お薦めはしません」


「何故お薦めしないのじゃ?」

結論として、お断りだからね。


「元々僕に応える気がないからです…別に気持ちを否定はしませんが、不毛だと思ってますよ?」


「そやつら……メンタル強いのぅ…わらわには真似できん芸当じゃ…」

それが普通だと思うな…


「で…どうします?」


「対価がいるのか?」

というか、リンクルさんが対価を求めないでくれれば十分だけどね…


「一応、この建物の現所有者が僕でして…補強と、新ギルドに関する宣伝をしたいんですよ…とは言っても、受付は向かいですって表示をする位ですけどね…ここは、お飾りですから」


「それに対する許可が欲しいわけだな?」

端的に言えば…


「勝手にいじると、リンクルさんが保護している子達が、ここに二度と帰ってこれないそうですから…」


「あぁ…確かにそれはそうなのじゃが、わらわがそんなことを許しはしないからのぅ。現実的では無いのじゃよ」

んー。


「…そうですか。では、返答はどうされます?」


「工事内容を聞いても良いかの?」

あぁ…

補強としか言ってなかったね。

やり方は新ギルドの建物とも基本的には変わらないんだけどね。


「もちろん良いですよ。まず、この建物の骨材である材木を、精霊陶器に置き換えます。その上で、剥がれ落ちるであろう壁の材料を回収しつつ、漆喰を施工していきます。以上ですね」


「以上?その話なら、今と変わらんといっているようなものじゃ…あえて、そんな施工をする理由はなんじゃ?」

折角だからやっとくんだよね。


「理由は、倒壊に対する予防措置になるので、安全性向上のためにやるんですよ。施工する精霊陶器はオリハルコン並の強度があるし、漆喰も大地の精霊謹製だから、数倍の強度と粘りを持ってるんです」


「要は壊れにくく作り変えるのじゃな?」

その通りだ!


「やっておけば、地震が来ても、大丈夫ですよ?安心して子供を匿ってください…これからも増えるはずですよね?主に赤ちゃんが…」


「そういう言い方をするということは…わらわの全てをわかっておるようじゃの…」

最初はわからなかったけど…

子供の人数構成で何と無く。


「要するに、捨て子の保護ですよね?と言うか、ココに置き去りにされた子達を匿っているんでしょ?多分、子供を産んでも育てられない人が、置いていってる…」


「そうじゃのぅ…」

なおかつ、目を背けられない事実がある。


「そして、ここから巣立てた子達は先ほどの匿った数に比べて、すごく少ないはずですね?」


「…258人じゃ…」

約1%だね…


「理由は栄養の問題でしょう?だから、亡くなってしまう子達が多いんじゃないですか?きっと病気で…だから、今も大きい子は居ない…そういうことですよね…」


「私の乳は…そんなに多く出んからのう…病をはねかえす事が出来んようじゃ。で?そこまでわかっとる瑞木美孝はどうする?わらわを退治するかのぅ?」

退治?

ご冗談を…

子供を助けてる人を退治なんてするわけないでしょう!


「望まれるなら、その子達を引き取りますよ?と言うか、さすがに僕らには育てられないので、然るべきラード王国の機関にお任せするわけですが。それが嫌でしたら、必要な食糧をお渡ししますので、育て上げて貰えれば良いと思いますよ?」


「は?何故?」

ん?


「リンクルさんは、その子達を死なせたくなかったんでしょ?だから、今後死なせないための手伝いをしたいんです」


「わらわが、殺したようなものじゃ…そして、わかっておるのじゃろう?わらわが亡くなった者を食べて糧にしておることを…」

だろうね…

泣きながら食べたんでしょう?

今みたいに…


「違うね…違う!僕の中に憤りはある!でも、それは可愛い我が子を捨てた奴!捨てざるをえなかった状況!更には、捨て子を救済する制度を知る事が出来ない識字率にだ!!リンクルさんはある意味被害者だ!!その涙が何よりの証拠でしょう…」


「捨て子を救済する制度じゃと?」

涙を拭わないまま、リンクルさんが聞く。

知らないよね…

朋久さんが子煩悩だなんて…


「そうです。少なくとも、今の国王になってから、子供に対する保護制度は格段に向上しました。だから…捨て子なんてしなくて良いはずなんです」


「じゃが…現にわらわのところには…いや!!そんなことよりも!!早く連れていってやってくれ!!赤子達はともかく、幼子たちは、みな腹を空かせておるのじゃ!!」

そう言うと、リンクルさんが7人の子供たちを連れてきた。

一様に痩せている。

でも、その顔はリンクルさんを見上げながら笑顔だ…

やっぱり、食人鬼を見る顔じゃないよ…


「おはよう、僕は瑞木美孝、君達…お話はできるかい?」


「「おはようございます!」」

「おはようございます!何かな?僕たちみんながお話をすると、わからなくなっちゃうから、僕がお話しするね?僕の名前はノルン」

凄く利発に感じる。

他の子達も、行儀良く挨拶した後は大人しくしてる。


「君達はリンクルさんと離れて、ご飯をお腹一杯食べれる場所に行きたいかい?」


「行きたくないな…でも、僕が居なくなれば…弟たちがお腹が空かなくて済むから…行っても良いよ?」

「僕も…」

「私は行きたくないな…お母さんと離れたくない…」

そりゃなついてるよね…


「僕がご飯を援助するから、15才まで、ここで生活したいかな?」


「え?いいの?お母さんと別れなくて良いってこと?それに、泣いているお母さんを見なくて良いって事ならここで生活したいよ!」

やっぱりか…


「そうだよ。とりあえず、お腹が減ってるはずだから、これを食べて…ゆっくりね」

サンドイッチがあって良かった…

念話で、恵美にかなり余分に追加を頼んでおこう。


「食べ物なの?これ…」

あぁ…

いつもお乳を飲んでいるなら、こういうリアクションになるか…

巣立てた子は…

まともな食事を食べられたんだろうか…

あまり考えたくないなぁ…


「そうさ…君達の口の中にある歯は、こういう食べ物を噛み砕く為にあるんだよ…」


「こう?」

ノルンが、かぶりついてモグモグと噛んでいる。

他の子達も興味津々だ…


「そうそう。良くかんで、砕いてから飲み込むんだよ?」


「うん…不思議な味だね…お母さんのお乳の方が好きだな…」

「むー。そうだね」

「そう?これも美味しいと思うよ?」

色んな子がいるよね…


「さて、意見は?」


「これを食べてれば、いいんでしょ?お母さんと一緒にいられるなら、我慢できるよ?」

だろうね…


「というわけですが?リンクルさんは?いかがですか?」


「わらわは…ノルン達とも過ごせるのか…そんな夢みたいな結論で、本当に良いのか?」

問題になるのかな?


「セーフ、リーフ、問題になる?」


「ん?まぁ、ならないだろうけど、飯田嫁には、一言言っときな!」

「国王様にも伝えた方が良いですよ!」

大丈夫そうだね…


「大丈夫そうですけど、先ほどの要請と今後については、どうしたいですか?」


「決まっとるのじゃ!改築なんぞ好きにせい!!そして、食料援助をよろしく頼むのじゃ!!」

喜んで!!


瑞木美孝18才 Lv509(106)

体力値_126万(1320)=16億

魔力値_126万(1320)=16億

__力_126万(1320)=16億

_知力_126万(1320)=16億

俊敏さ_126万(1320)=16億

器用さ_126万(1320)=16億

幸運値_126万(1320)=16億

_魅力_1260万(1320)=160億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8300万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6200万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮

_上級_召喚魔法

_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_回復、火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4382)さやか(19,6)恵美(20,3)武司(1215)玲子(838)朱音(20,7)

メルー(7530)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3126)里乃(3375)リーフ(38,6)奈美枝(1045)御影(18,3)ユリア(3771)

枩李花(3261)霞(3261)ミサ(4611)岬(4944)潤(3258)雨音(3286)美嶺(12,8)

牛江(618)お熊(82)スラー(795)熊江(191)サリー(1504)レミ(401)

他42名(平均2445)

元奴隷12名(平均137)

ノルン達7名(平均60)

天河(3689)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3502)朋久(2094)レイン(135)

他23名平均(1960)

_精霊_風(29,4)水(35,7)火(23,5)土(41,5)光(16,3)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

いかがでしたでしょうか?

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