370接続によるリーフの墜落と回復と封印
「待ちな…封印をかける前に、まず、私の心の中へおいで!!」
それだと…
セーフが僕の完全なるイエスマンになる可能性があるけどな…
皆に聞かせたくない話があるからだよね?
スキル、接続発動。
セーフの心の声を知覚する。
「うん、確かに…セーフの懸念はわかったよ。心の叫びで聞こえた…」
「聞こえてるみたいだね。私の言いたいことが」
そうだね。
確かに、範囲観測でみんなが見てる中で話すのは、好ましくない内容だよね…
この中なら、他からは見えないから、読唇術も無理だから安心だね。
まぁ、僕が言葉に気を付けないと、僕の意見でセーフの心を塗りつぶしちゃうけどさ!
「まぁ…スキルを共有する、リーフと朱音さんとさやかさんと恵美に、封印を納得して貰えば、一旦は大丈夫なんだろうけどね…万が一、自力で開発されると詰む。だから、リーフが起きたら、僕自身への接続を条件付きで禁止する封印を、僕に施す事を考慮したいけど、どうかな?」
「良いだろうけど…一体誰をそんなに心配してるんだい?」
取り敢えずは2人だね…
「御影と美嶺と御影」
「御影が一回多い!?」
まぁ…
「御影は、それ位の根性を発揮しそうなんだよ…わかるでしょうが?」
「まぁ…確かに。あるとわかりさえすれば、血へど位はいくらでも吐きそうだね…そして、美嶺も確かに次点になりそうなくらいの気合はあるね」
2人とも不屈の闘志を燃やすだろうね…
「でも、……魔王?」
「あぁ…そっちは意味合いが違うよ。御影や美嶺が狙うのは、嫁さんの座だろうけど、万一魔物の側が接続のスキルを持ってたら、僕が人類の敵になっちゃうでしょ?まぁ、その懸念は、美嶺達よりも更に確率低いと思うけどね」
「要するに表向きの理由を、言ってたわけかい…」
ご名答だよ!
「流石に、御影が傷付く理由を言い放ちたくはないからね」
「まぁ…あの子なら、封印するとしても、妹扱いの部分だけだろうけどね…」
そうだね…
「随分と御影を信用する様になったじゃない。前は結構毛嫌いしてなかった?」
「戦雷コンビの影響で、バカな事をやっていたとわかったからね…少しは見直したのさ…バカであることは変わらないんだろうけどね」
あの2人も罪作りだよな…
「あと…ミサさんか岬ちゃん辺りが、接続を取得した場合…冗談抜きでハーレム王に、俺はなる!!とか言わされそうで怖い…」
「……んーっ。あり得かねないね。確かに。特にミサは、瑞木と潤と自分を、説得のために裸で閉じ込めるような奴だからね…」
その時の衝撃は記憶に新しいんだよ!!
「理解して貰えそうかな?因みに封印を一時的に解く条件は、僕自身の承諾か、セーフの承認にしようと思ってるよ」
「やらないという選択肢が無い話だと思うよ!!でも…瑞木と私が封印を解く鍵で良いのかい?」
何を今更…
「僕が最初にプロポーズしたのは、誰にだったか…忘れたの?」
「一蓮托生か…」
そうさ…
「僕は、セーフの事を信頼してるよ!!」
「ありがとう。さぁ…リーフを起こそうか…」
接続のスキルを解除して、セーフの心の中の出ると、タイミング良く、リーフの目蓋が開いた。
「美孝さん…私は…思い違いをしていました。美孝さんが、私の事もあんなに情熱的に思って頂いているなんて、思ってもみなかったです!!」
えっと…
依存度が、また上がったかな…
そして、そういう風にストレートに言われると、少し恥ずかしいです…
「惚れ直してくれた?」
「いいえ!!この感情は、惚れるなどという言葉で収まる範囲を、逸脱してしまったと思います!!」
えっと…
どういうこと?
「何の話かな?」
「私が…私こそが美孝さんです!!」
……まさかの同一視?
「いやいやいや…それはダメでしょ?僕はナルシストじゃないからね?そんなこと言われると、リーフの事が抱けなくなるよ?」
「無理……ですか?」
うん。
「無理です!!」
「どうしても…ですか?」
イエス。
「どうしても!!」
「では…どうしたら…」
は?
「僕は今まで通りのリーフこそが、好きなんだけど…何か不都合でも?」
「私は…少しでも美孝さんに近付きたいんです…今まで通りでは、美孝さんにはなれません!!」
……絶対になれないよ?
「リーフ…元々なれないからね?人は他人になることは出来ないでしょう?しかも、たとえなれたとしても、僕は僕自身を愛したり出来ないよ?それでも…僕になりたいの?」
「う…うぇ…えぇん…」
泣き崩れるって…
一体何が起きているのかな?
「うーん。リーフは混乱してるよ…多分、瑞木の思いの大きさに、心がビックリしたんだね…」
でもさ、セーフ。
「別に僕は、リーフだけじゃなく嫁さん達も好きなんだけど…」
「関係無いね。思いの数じゃないさ…思いの強さだよ」
そりゃ、そうかもしれんけれども…
でもさ。
「この状態のリーフをそのままにしたくないよ!どうすれば…僕の大好きなリーフに戻ってくれると思う?」
「もう一回接続して、思いをぶつけるんじゃなく、思いを伝えておいで…きっと、さっき私の中に入った時とは比べ物にならない荒々しさで、リーフを貪ったんじゃないかい?」
あっ…
「ごめん!ごめんなさい!!リーフ!!接続発動!!」
「ふぇ?」
キョトンとしたリーフの体を通り抜けて、ぐったりと体を横たえて、快感に見悶えるリーフを、接続した心の中で見つける。
そして、響く心の声は私では思いに足りなくてごめんなさいという謝罪の声!
僕が心のまま伝えた気持ちが、リーフの心を焼け焦がしているかのように見える。
「ごめんよ…そりゃそうだよね。あの関係性で一方的な愛の発露を、無制限に受け取ったら、打ちのめされちゃうに決まってる。元気になって!!いつものリーフが大好きだよ!!」
「あぅ!!私は…今までの私で…美孝さんと釣り合うんでしょうか?」
当たり前だよ!!
釣り合うに決まってる!
「リーフの事が好きなんだから!!僕になっちゃったら、リーフじゃなくなっちゃうでしょ?リーフはリーフのままでいて!!」
「はいっ!!嬉しいです!!」
あぁ…
目に生気が戻ってきた。
危なかった!!
「良かった。愛してるよ!!リーフ!!」
「私も愛しています!」
ふぅ。
遠距離レベルアップの時といい、リーフには、迷惑をかけっぱなしだなあ…
混ざるんじゃなく、抱き締めながら、僕あての接続禁止の封印をお願いして、リーフの心を後にする。
「じゃ…お願いね!接続を使うときに封印に関する事を言っちゃ駄目だよ?」
「はい、わかっています。接続!!」
宜しくね、リーフ。
そして…
心の中に入られる心地よさを知った。
封印だけしてすぐに、リーフが出てきたにも関わらず、泣けそうな位気持ち良かった。
この能力…
本当に使用の仕方を考えないと、ヤバイわ!!
瑞木美孝18才 Lv497(106)
体力値_119万(1320)=15億
魔力値_119万(1320)=15億
__力_120万(1320)=15億
_知力_119万(1320)=15億
俊敏さ_119万(1320)=15億
器用さ_119万(1320)=15億
幸運値_119万(1320)=15億
_魅力_1190万(1320)=150億
__風_10万(1320)=1億
__水_9万(1320)=1億
__火_6万(1320)=8100万
__土_9万(1320)=1億
__光_4万(1320)=6100万
_称号_
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵
難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル_
超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット
収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続
蕩涎級_呪術、精霊魔法
信頼級_交渉、範囲観測、思考圧縮
_上級_召喚魔法
_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在
_初級_回復、火、転移魔法、馬術、勇者魔法
武装Lv_槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731
__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか
_相性_
綱芳(4165)さやか(17,3)恵美(19,1)武司(1180)玲子(816)朱音(19,3)
メルー(7301)道緒(3151)直(3358)メアリー(3273)燕(3158)レモン(3346)
流々(3052)里乃(3308)リーフ(35,9)奈美枝(961)御影(15,8)ユリア(3712)
枩李花(3215)霞(3194)ミサ(4496)岬(4856)潤(3172)雨音(3234)美嶺(12,4)
牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(181)サリー(1392)他42名(平均2412)
元奴隷12名(平均132)
天河(3635)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)
七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1938)
_精霊_風(29,1)水(32,8)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)
愛奴隷_リーフ、恵美、さやか
_奴隷_
朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア
枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人
天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人
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楽しんで頂ければ幸いです。