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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第6日目 学校編?いえいえ、資格を取ってギルドという名の学校建設からです。
387/503

367愛しい人への思いと振り回される心

前話の366話の最後に少しだけつけ足しました。

読まなくても繋がると思いますが、お知らせまでです。

「美孝さん…つまり私では、子供達の相手として、信用出来ないということですか?」

違うな…

方向が違う…


「リーフ、もう一度言うよ?僕に好かれる為に、子供に優しくするっていう考えは、実際には全く優しくないって言ってるんだよ。だから、無理してあの子供達に関わろうとしないで欲しいんだ。信用の話じゃないよ」


「まぁ…そんな偽善にもなってない行動をする位なら、大人しく距離をおいて瑞木と乳繰りあってろって話さ。何も責めやしない…それもリーフの性質の1つだからね」

確かにそうだけど、それでも…


「セーフ!本質的には、リーフの優しさから来てる発言なんだから、もう少し言葉を選べよ!!」


「いえ、美孝さん…中身が同じなら、わかりやすい言葉の方がありがたいです」

リーフがそう言うなら、良いけどさ…


「何にしても、子供はそういうところに敏感なんだ…他人に良いところを見せる為に、なんて接すると、見透かされてリーフが、嫌な気持ちになると思うよ?そんなの互いにとって不幸だよね?」


「美孝さんの仰りたいことはわかりました。でも…美孝さんが好きだから頑張るということは、悪いことなのでしょうか?」

リーフが、引っ掛かってるのはそこか…


「全く悪くないよ!モチベーションを保つ意味合いでも有効だし!何より、僕にとってはリーフの気持ちがダイレクトに伝わってくる魅力溢れる行動だよ!!そこは間違いない!!」


「なら、何故今回の事では、ダメなんでしょう?」

心の問題だからね…


「んー、例えば、好きな人の為にみんなに公平に接するって話なら、問題は無いんだ」


「それならば、今までの公人としての騎士団長の時と同じですから、意味としてはわかります」

だよね…


「でもさ。僕のために誰かの事を愛するなんて、構造としておかしいんだよ。だって、万一僕がいなくなったとき、リーフはあの子達にどんな態度で接するのかな?」


「それは…なってみないとわかりません。でも、今すぐなら…悲しみにくれる中で、あの子達の事は私の意識下に入ることは無いでしょう…」

そうなっちゃうんだよ…


「人は、愛することを繰り返すことで、その感情に染まることもある。だから、10年先ならあの子達を変わらずに愛せるかもしれない…」


「でも…それは本質とはかけ離れた部分の話ということですね…私自身があの子達を、特に好きではないという事実を覆い隠し、擬似的に、仲の良い家族のような関係を作り上げるだけ…」

わかってくれたかな…


「そうなんだよ。そういう関係でも良いっていう人も確かにいるかもしれないね…」


「でも、美孝さんは良いとは思えない…何故なら、私の美孝さんが好きだという気持ちに、あの子達が振り回されてしまうかもしれないから…」

そうだね。


「あの子達は既に1回孤児になって傷付いている…更に深く傷付くのは、嫌だよ…」


「朱音なら…あの子達自身を好きでいられるんですね」

永続的じゃないだろうけど、今現在はね…


「つまりは、僕の我が儘でもあるんだ…あの子達は、リーフの気持ちがたとえ嘘だったとしても、大きな胸に抱き締められたかったかもしれないしね…」


「そう言われると、凄く寂しい気持ちになります…でも、それはお互い様の部分なんですよね…私も美孝さんから愛情を受けるための、道具として使おうとしているようなものですもの…」

端的にいうとそうだね…


「互いに道具扱いする関係は、精神的に健全な関係とは程遠いでしょう?」


「ええ…本当に!確かに私はあの子達を好きになる事から始めるべきなんですね…」

うーん…

それは違う感じなんだよなぁ。

なんて言えば上手く伝わるのかな…


「そりゃ少し違うね!好きになるってのは、無理矢理やるもんじゃないだろ?リーフも身構えて瑞木を好きなった訳じゃないだろうが?まずやることは知ることさ!」

そうそう、それだよ、セーフ!!


「えぇ!!美孝さんの行動に、凛々しさに、その言葉に心打たれ、私は永遠の契りを交わそうと思いました!!そうですね…まずは知ることですね」

あ、いや…

その…

ストレートに言われると、凄く照れるんですけども…


「わかってくれたかな…良かった!」


「えぇ…それはそれとしまして…」

そう言いながら、リーフが風のように僕の体を運んで、いつもの椅子に2人で座る。

今日は向かい合わせで、僕の腿にリーフが座る格好で抱きついてきている。


「リーフ?」


「まずは、美孝さんの事をもっと知りたいです。温もりも匂いも感触も…もっともっと私の心に!体に!!刻んでください!!」

そう言うと、トロンとした目で、僕の頭に口からこぼれた涎の池を作り始めた。

当然、何時ものように、両胸のスイカが僕の視界だけでなく、聴覚も阻害し、嗅覚はリーフの甘い香りに埋め尽くされた。

既に、リーフは大好物を手にいれて、尻尾を振りながら、ペロペロと舐め回している大型犬にしか見えない…


「はぁ…まぁ、いつも通りのリーフって事だから、良いんだけどね…」


「さぁ…念話の開発だよ!」

そうだね。


「リーフは念話の回線を開きっぱなしにしててね。何か変化があったら教えて!」


「ふぁい…幸へれす…」

正体無くしてるなぁ…


「さて…思考圧縮で、出来るだけ構想時間を確保するか…」


「取り敢えず、魔法から試してみるのかい?」

そうだな…

セーフも思考圧縮で観測に回ってくれている。

どうしよっかなぁ…


瑞木美孝18才 Lv497(106)

体力値_119万(1320)=15億

魔力値_119万(1320)=15億

__力_120万(1320)=15億

_知力_119万(1320)=15億

俊敏さ_119万(1320)=15億

器用さ_119万(1320)=15億

幸運値_119万(1320)=15億

_魅力_1190万(1320)=150億

__風_10万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8100万

__土_9万(1320)=1億

__光_4万(1320)=6100万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術


蕩涎級_呪術、精霊魔法

信頼級_交渉、範囲観測

_上級_召喚魔法、思考圧縮

_中級_解体、身体強化、風、催眠魔法、殺気自在

_初級_回復、火、転移魔法、馬術、勇者魔法

武装Lv_槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4165)さやか(17,3)恵美(19,1)武司(1180)玲子(816)朱音(19,3)

メルー(7301)道緒(3151)直(3358)メアリー(3273)燕(3158)レモン(3346)

流々(3052)里乃(3308)リーフ(34,7)奈美枝(961)御影(15,8)ユリア(3712)

枩李花(3215)霞(3194)ミサ(4496)岬(4856)潤(3172)雨音(3234)美嶺(12,4)

牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(181)サリー(1392)他42名(平均2412)

元奴隷12名(平均132)

天河(3635)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)

七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1938)

_精霊_風(29,1)水(32,8)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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