364さやかさんとガッチリ握手
「師匠とか言ってる場合じゃないよ!さっさと逃げるよ!!」
セーフが叫んだ。
「そりゃ、あれだけ盛大に雷が落ちた音がしてりゃ。注目も集まるわな…ハハハハッ」
サリー師匠…
笑ってる場合でもないですよねぇ?
原因の八割以上は僕にあるんだけど、だからといって、そんなに楽しげに笑ってるのは…
「玲子さんとの日々を思い出したりしてます?」
「わかっちまったかい?そうだねぇ…あの頃も2人で、他愛ないバカな事をやらかして、笑いあったからね」
そう聞くと、ちょっと込み上げてくるものがあったりはする。
「行きますよ!」
リーフが、サリー師匠を抱き上げる。
「あぁ…行こうか!」
「さっきの轟音を聞き付けた奴等が、出てきそうだ。さっさと消えるぞ」
美嶺がオーク耳で辺りをうかがいながら、教えてくれた。
皆で頷いて、走りだすと辺りの景色が一瞬で遥か後方に消え去る。
「ふぅ…予定より25分早く着いたね」
2時30分過ぎだね。
話し込んでいた分は遅くなっちゃったね。
でも…
「そうだね、セーフ。ただ、電撃の解明も終わったし、予定よりはかなり早めに動けてる感じかな?」
「瑞木…確かにその通りではあるけど、あんな町中で大砲ぶっぱなしてるじゃないよ!!ほっんとうにバカだねぇ!!」
おぉ…
バカだねぇ頂きました!
なんとなく久しぶりな気がするなぁ…
「瑞木君?何でそんなに喜んでるの?今、思い切り罵倒されてたわよね?まさか、そういう趣味なの?」
え?
これも久方ぶりに口からでてました?
「うーん、そういう趣味かと問われれば確かにそうですと答えますが…あくまで、セーフの言い方が魅力的だと思ってるだけですから!罵られても、全く嬉しくないですからね?」
「あら、そうなの?てっきり、年上のお姉さんに怒られるのが好きなのかと思っちゃったわよ」
止めてください。
「あくまで、セーフの可愛らしい反応が好きなんですよ!」
「そうなの…」
そうなんです。
「あんた達!!人が叱ってるのに、反省もしないで、雑談を繰り広げてるんじゃないよ!!いい加減にしな!!」
うん。
「ほら、さやかさんも見てみて下さいよ!顔を真っ赤にして、潤んだ瞳で、恥ずかしそうに叱ってくるんですよ!凄く可愛いでしょう!!」
「くっ!!悔しいけど…確かに可愛いわ!!私や瑞木君より背が高いのに!この庇護欲を刺激する可愛らしさは、ある意味ズルいと思うわ!!抱き締めたくなっちゃう!!」
おぉ…
「僕も同じ気持ちですよ!」
「そういうことね!!」
さやかさんとガッチリ握手を交わした。
「だーかーらーっ!!反省しなって言ってるんだから!2人してニヤニヤしながら、私を見詰めるんじゃないよ!!いい加減にしなよっ!!」
セーフの瞳に涙が溜まってきている。
これ位にしとかないと、ホントに泣いちゃうね。
「ゴメンよ。セーフ、試し打ちは森でやれば良かったよね…反省するよ」
「そうさ!!今後は気を付けるんだよっ!!」
セーフが、潤んだ瞳のまま笑顔を浮かべる。
凄く可愛いっ!!
「なにこれ!なんなのこれ!!私を萌え死なそうっていう事?もう我慢できないわ!えいっ。あれ?掴めない?」
さやかさんが、セーフを抱き締めようとして、盛大に空振りをしている。
「セーフには、触れませんよ?知っていますよね?」
「あぁ!そうだったわね…失念していたわ。うぅ…じゃあ、この手をどこに持っていくべきかしら。…えいっ」
さやかさんに僕が抱き締められました。
役得ってことですね。
「こら…あなた…お姉ちゃんも…店の前で何イチャついてるの?さっさと入ってくれないと、商売の邪魔だし…後ろからの冷たい視線が更に温度が下がって凍りつくわよ?」
恵美にまで怒られた。
朱音さん、サリー師匠と美嶺の視線も確かに痛いですな…
「ごめんね!みんな入ろう」
「さて、次はここの改築と、機械類設置だね…」
違うね、セーフ。
「方向は間違ってないけど、改築よりも、まずは、機械類の設置と看板の設置からかな!!」
「は?何でだい?」
看板は大事だよ?
お店の顔だからね。
「まずは、始める事が大切だと思うんだ。設置許可が出てる今、始めるのは問題ないよね?」
「あぁ、ないよ」
なら…
「それなら、コンソールだけ置いて、受付開始しておいて、ギルドの顔である看板を作りたいね!受付は御影にお願いするよ。さやかさんやサリー師匠のいう事を聞いてやってくれるかな?」
「ふふっ!一番に思考圧縮をマスターした御影ちゃんに死角はありません。安心して任せて下さい!」
やっぱり、きっちり一番にマスターしてるわけね…
流石だよね。
「おう、さすが僕の妹分だね。えらいえらい!よろしくな!!」
「にゃ!ナデナデ!?なでなでをすると申されるか?うぅ…嬉しい…でも、ある意味寂しいです。妹じゃなくて、恋人にしませんか?」
御影は妹だもん。
なでなでは止めないけどね。
「ダメだよ」
「まさかの即答!!しかも、心を一切動かさない淡々としたものとか…御影ちゃん泣いちゃいます…」
泣いてもダメなものはダメ。
「うん、でもダメだよ」
「御影とじゃれてないで、どんな看板にするんだい?」
だからね。
「その案を皆から聞きたいんだよ!!どうか、考えてみて欲しい!!」
瑞木美孝18才
レベル497(106)
体力値119万(1320)=15億
魔力値119万(1320)=15億
力120万(1320)=15億
知力119万(1320)=15億
俊敏さ119万(1320)=15億
器用さ119万(1320)=15億
幸運値119万(1320)=15億
魅力1190万(1320)=150億
風10万(1320)=1億
水9万(1320)=1億
火6万(1320)=8100万
土9万(1320)=1億
光4万(1320)=6100万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
交渉・範囲観測信頼級
召喚魔法・思考圧縮上級
解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級
回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ、さやか
相性
綱芳(4161)さやか(17,1)恵美(19,0)武司(1180)玲子(816)朱音(19,0)メルー(7271)道緒(3122)直(3328)メアリー(3226)燕(3135)レモン(3320)流々(3025)里乃(3276)リーフ(34,5)奈美枝(961)御影(15,7)ユリア(3682)枩李花(3182)霞(3162)ミサ(4462)岬(4828)潤(3140)雨音(3201)美嶺(12,3)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(176)サリー(1345)他42名(平均2391)元奴隷12名(平均128)
天河(3635)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1928)
精霊:風(29,1)水(32,8)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)
愛奴隷
リーフ・恵美・さやか
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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