362サリーの趣味と電撃の秘密
「ほら、リーフ…項垂れてないで、あそこでぽやんとしているサリーを拾いな」
セーフが、指示を出す。
僕は人妻であるサリーさんに手出しするつもりは全く無いんだけどなぁ…
「さて、自宅まで急ごう!飯田さんのせいで、遅れつつもサクッと終わったから、予定より30分程早く戻れそうだ…」
「私達の心の方を瑞木君が、バッキリ折ってくれてるけどね!」
さやかさん?
「僕はサリーさんと、どうこうなる気は一切ありませんよ?」
「知ってるわよ?だから、怒ってるんじゃなくて、みんなして、嘆いてるのよ!!」
嘆かれた?
「嘆くような事がありましたっけ?」
「瑞木君は自分の魅力をもう少し、自覚するべきだと思うわ」
魅力値は抑えてますよ?
「あれ?呪術で抑え込んでるんで、魅力値の実効数値的には多くても2千程度です。しかも基本値の2百から動いてないと思うんです。だから確かに嫌われにくいですけど…強制的にどうこうなったりしませんよ?」
「ちっがーう!そうじゃないのよ!!」
魅力値と別のところにある何かの話かな?
「ですが、さっきサリーさんと交わした言葉は、相性値を下げましたよ?」
「それは…サリーさんの大人の意地と気概という奴だと思うわ。瑞木君にときめいたりしない様にね…酷なことしている自覚はあるのかしら?」
解せぬ…
「無いですよ。何かときめくような事をしましたっけ?」
「無自覚ね…逆に自覚があったら本物のサディストだけど…」
その言葉は、相当酷いことしてるように聞こえますよ?
「何が悪かったんでしょう?」
「少し考えればわかると思うんだけど…あぁ…逆か。君は、自分の魅力を度外視してたっけ…気付くわけ無いのか」
ん?
まぁ、僕は普通位の容姿ですし…
魅力?
何それ?
っていう生前を過ごしてますよ?
「僕が何を言おうが、サリーさんの心が揺れるとはとても思えませんよ?」
「ふぅ…それは違うわよ。ただでさえ、君みたいにストレートに良いところを誉める人って、ほとんどいないのよ…」
不思議ですよね…
「こんなにも、可愛らしい人達で溢れているのに、それに心動かされないなんて…」
「だから!サリーさんも私と同じく、そういう言葉に慣れてないの!旦那さんもいるんだから!!心に負担がかかるから止めてあげて!!私なら、いくら誉めても良いから…既婚者には止めてあげて欲しいのよ!!」
残念ながら…
「いくらでもは無理がありますね。さやかさんたちは、僕の好みにどストライク過ぎて…絶え間無く何かしら愛を囁いていなければ、ならなくなりますから。布団の中だけで我慢していただけませんか?」
「へ?」
うーん。
「キョトンとした顔も、魅力的ですよ…是非、そのまま、快楽に染まるまでの過程を僕に見せて貰えます?喜びますから、僕が」
「あぁ…確かに美孝さんが、恵美さんにそんな感じで、囁いているのを聞きましたね…私には?」
リーフ…
「あのさ…リーフにだけ、言わないわけないだろう?色々と我慢している姿がほどけてとろける瞬間を、僕や嫁さん達にだけ見せてくれるんだから…」
「か…微かに、覚えている気もしますが、快感の波の方が強すぎて…もしかして、記憶に残っていないのでしょうか?」
どうかなぁ…
「理由まではわからないね。でも、布団の中では僕もリミッターが外れてるから、囁いてることは確かだね」
「み、瑞木君…私も記憶できてないわ…」
あぁ…
さやかさんはね…
「確かに、2人とも、あの状態で覚えていたら逆に凄いかも。レベルアップの回数が凄かったですから」
「あぁ…なんてこと」
「うわぁ!恥ずかしいわ!」
リーフは、記憶できていない事を嘆き、さやかさんは、正体を無くしたことを恥ずかしがってるみたいだね…
「「「いい加減にしろ!!」」」
セーフと朱音さんと美嶺が怒り出した。
「ベッドの中の事は、羨ましくて心が削られるから止めてよ!!」
「そのとおりだよ!!」
「もしくは、俺にも体験させろ!!」
朱音さんとセーフと美嶺の心の叫びがこだました。
「はい、わかりました。やめときます」
「もぅ!!さっさと帰るよ!!ったく!!サリーなんて、私とおなじで、好意に慣れてないだけなんだから、そんなに気にする必要なんてないのさ!!その分、旦那を貪るだろうしね!ほら…出発だよ!!」
セーフにケツを蹴りあげられそうな勢いで、皆で出発となった。
サリーさんが、途中で旦那である虎丸さんに、今日の夜して貰うリストを、小声で呟いていたけど…
聞かなかったことにしよう。
主に、サリーさんの名誉のために…
そして、サリーさんには、あまり真実を告げないようにしよう…
虎丸さんに迷惑がかかる!
主に腰に…
「さて…サリーさん。1つ聞きたいんですが、魔法は得意ですか?」
「ん?全然!!私は今まで1回も使ったことは無いよ?」
やはり無自覚か…
「多分ですが、サリーさんの電撃は、直接的なスキルや必殺技じゃなくて魔法です…」
「はぁ?私は魔法なんざ使った覚えはないよ?」
まぁ…
自然にやってますからね…
でも、サリーさんのステータスに魔法のスキルがあるんですよね。
しかも、上級。
だから…
「電撃は水と風の複合魔法です」
瑞木美孝18才
レベル497(106)
体力値119万(1320)=15億
魔力値119万(1320)=15億
力120万(1320)=15億
知力119万(1320)=15億
俊敏さ119万(1320)=15億
器用さ119万(1320)=15億
幸運値119万(1320)=15億
魅力1190万(1320)=150億
風10万(1320)=1億
水9万(1320)=1億
火6万(1320)=8100万
土9万(1320)=1億
光4万(1320)=6100万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
交渉・範囲観測信頼級
召喚魔法・思考圧縮上級
解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級
回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ、さやか
相性
綱芳(4161)さやか(17,0)恵美(18,9)武司(1180)玲子(816)朱音(18,9)メルー(7271)道緒(3122)直(3328)メアリー(3226)燕(3135)レモン(3320)流々(3025)里乃(3276)リーフ(34,4)奈美枝(961)御影(15,6)ユリア(3682)枩李花(3182)霞(3162)ミサ(4462)岬(4828)潤(3140)雨音(3201)美嶺(12,2)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(176)サリー(1305)他42名(平均2391)元奴隷12名(平均128)
天河(3635)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1928)
精霊:風(28,8)水(32,5)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)
愛奴隷
リーフ・恵美・さやか
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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