361ダメすぎる飯田諜報長官夫妻と自動口説き機能がついている瑞木
「ダーリン…いまいち意味が分かりにくいんだけど…教えてくれる?」
朱音さんには難しかったかな?
でも、サリーさんとセーフ以外のみんなは似たような表情だから、わかってないみたいだね…
「朱音さん、このエルフの機器だけど、いくら位すると思います?」
「え?ギルド以外では見たことないからなぁ…多分…5万ラード位かなぁ」
残念ながら、違うんだな…
「鑑定で確認するとさ…桁がね、1つ違うんだよ…」
「えぇっ?50万ラードもすんの?」
そうだね。
日本円で、約1千万円だな。
「それが3台、そして、その他の機器をあわせて、今回15台を貸して貰うわけだけどね…全部で8百万ラード位の費用がかかってる」
「うえ…普通の家が80軒位買えちゃうじゃん!!」
だね…
約1億6千万円。
物価の差はあるから、日本だと8軒分くらいだけどね…
「それを、通常は国が負担するわけだけど…何故かわかるよね?」
「そりゃ、治安維持に関わるから、必要経費じゃないの?」
うーん…
「そういう側面は、無い訳じゃないけど…弱いね。だって、その金額をかけて騎士団を整備しても、結果的に一緒じゃない…」
「そっか!…あぁ、それがさっき言ってた首輪になるんだね?」
そうだよ。
「さやかさん達の説明を聞いてわかったけど、これらのエルフの機器は、無くてもギルド運営ができなくなるわけじゃない。さすがにコンソールは無いとかなり辛いけどね…」
「あぁ…コンソールが無いとデータ管理が適当になるから、依頼の受注状況の把握とか、色々大変だね!」
そういうことだよ。
「その機器を、国が負担してるってことは、最悪差し押さえが出来るんだよ。修理とか更新も、体質改善の交渉材料になる。つまり、首輪だよね?番犬の首を締め付けるためのね…」
「でも、あんまり意味がないって…飯田夫が言ってたよね?」
そこが良くわからないけど…
予想は立てられる。
「飯田さん、エルフの機器ってほとんど壊れないんですか?」
「正解だ!ほとんどではなく、自然に壊れた例が存在しない!さすがに物理的に破壊すれば壊れるがな!!しかも、革新的すぎて使い方がわからなかった機能が、機械の理解が進む内に判明して、使いやすくなったりするんだ!!どんだけ埒外な天才が、開発してやがるのか!!」
あぁ、性能が高過ぎて、使えない機能が多すぎるパソコンみたいなもんか…
「修理も更新も不要とか…凄すぎますね!」
「まぁな…」
飯田さんは、苛立ちすぎだけどね…
性能が良いのはありがたいじゃん。
「まぁ、世の中には…性能が良いのは良い。だが良過ぎるのはいけない。と発言する商社社員もいるけどさ」
「商社が何かは知らんが、そいつの意見には同意してやろう」
上から目線ですな…
「じゃあ…私達にも首輪がつくのかしら?」
さやかさんも、そこが気になりますか?
「一応は、そうなりますね。でも、考えてみてください。8百万ラードは、確かに大きい金額ですが、僕らの資産との対比を考えてみるとどうでしょう?」
「普通に買えるわね。あれ?逆に何故買わなかったの?」
簡単ですよ。
「エルフの機器は、普通はエルフの里でしか買えません。現在在庫を抱えているのは?それを手に入れるには?」
「あぁ…いま、ラードには、商人も商品も無かったわね…ここで貰うのが最短で手に入れる方法か…」
その通りです。
「そうですよ。その辺りがわかりきっていても、吹っ掛けることも出来やしない状況に追い込まれていますからね。諜報長官としては、忸怩たる思いなのですよ!!」
知らんがな!!
「素直になれなくて、フルーレさんに寂しい思いをさせていた貴方に、なにも言う権利は無い!!」
「フルーレぇええ!瑞木君がいじめるーっ!」
おいっ!!
あんた、何処の昼寝大好き眼鏡っ子だ!!
「えぇ…ご主人様。では、私が変わっていじめられますから…思う私を存分いじめてください!!」
そして、なんてダメな青ダヌキだ…
性的にいじめられる気満々過ぎるだろう…
「わかりました、帰ります。ごゆっくりどうぞ」
「え?淡々と帰るんですか?もう少し乗りましょうよ?私にも突っ込みとかして下さいよ!」
フルーレさん…
そんなとろけきった顔で言われても、全く真実味が無いです。
「はいはい、帰るよ。コイツらは好きにさせとくよ。目的は達したんだから、逆恨みを買ってもつまらないからね!!」
セーフさん、その通りだと思います!!
リーフとさやかさんと朱音さんは、僕を物欲しそうに僕を見ないでくれるかな?
毅然とした態度の美嶺を見習おうよ!!
「というわけで、お暇します。今日中には、新ギルドを開けるんで、良かったら、来てくださいね」
「はいはーい。またあとで顔出しますよ!」
フルーレさんはホントにフットワーク軽いなぁ。
「…そんな元気が残るかな?」『俺の力量で満足させられるかなぁ?』
飯田さんは、今更不安そうに僕を見ないでくれるかなぁ…
視線があって心の中身が聞こえちゃってるしさ。
知らないっつーの!!
開花させたのは貴方なんだから、責任はキチンと取るべきだと思うんだよね。
「さて、ギルドまで帰る道すがらで、電撃を見せてやろうかね」
え?
飯田さんの事務所を出たところで、サリーさんに声をかけられた…
「サリーさん、再度お姫様だっこですか?うおっ!!」
「これが、電撃だ…よぉく見えたかい?」
普通に歩き始めたサリーさんから、拳に雷を纏わせた電撃が、目の前を通りすぎる様に飛んできた。
「時間短縮なら、リーフかさやか辺りに運んで貰う!!浮気の趣味はない!!」
別に、僕も浮気なんてする気はありませんよ?
「いやぁ…さっきは、あまりにも美しい花に見とれてただけで、全く邪な気持ちはありませんでしたよ?」
「は?花って?どこに咲いているんだい?場所はここだったはずだろ?見えないよ?」
いやいや、違いますよ?
「サリーさんがあまりにも可愛らしいので、美しい花と見間違えただけです。手折る気は全くありませんが、美しい花に感動するのは仕方ないでしょう?」
「……っ!!」
息を詰め、真っ赤になったサリーさんが、可愛すぎる…
思わず、微笑みが浮かんできてしまうのは仕方ないよね…
「ほら、とても可愛らしいですよ?」
「瑞木君…」
「美孝さん…」
「ダーリン…」
「瑞木!」
ん?
奥さんたちが、涙を溜めながら、怒ってますねぇ…
「みんなは、怒った顔も魅力的だね…キスしても良い?」
「「「ダメっ!!」」」
そして、セーフ以外に、次々抱きつかれて、唇を奪われた。
解せぬ…
「瑞木…解せぬみたいな顔してちゃダメだろ?俺でもそれはどうかと思うぞ?」
美嶺にダメ出しされちゃいました…
瑞木美孝18才
レベル497(106)
体力値119万(1320)=15億
魔力値119万(1320)=15億
力120万(1320)=15億
知力119万(1320)=15億
俊敏さ119万(1320)=15億
器用さ119万(1320)=15億
幸運値119万(1320)=15億
魅力1190万(1320)=150億
風10万(1320)=1億
水9万(1320)=1億
火6万(1320)=8100万
土9万(1320)=1億
光4万(1320)=6100万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
交渉・範囲観測信頼級
召喚魔法・思考圧縮上級
解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級
回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ、さやか
相性
綱芳(4161)さやか(16,8)恵美(18,9)武司(1180)玲子(816)朱音(18,8)メルー(7271)道緒(3122)直(3328)メアリー(3226)燕(3135)レモン(3320)流々(3025)里乃(3276)リーフ(34,2)奈美枝(961)御影(15,6)ユリア(3682)枩李花(3182)霞(3162)ミサ(4462)岬(4828)潤(3140)雨音(3201)美嶺(12,1)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(176)サリー(1300)他42名(平均2391)元奴隷12名(平均128)
天河(3635)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1928)
精霊:風(28,8)水(32,5)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)
愛奴隷
リーフ・恵美・さやか
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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