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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第6日目 学校編?いえいえ、資格を取ってギルドという名の学校建設からです。
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356ロールケーキと緑茶と禁じられた日向ぼっこ

「はい。このケーキの名前…ロールケーキって言うんですか?確かにそんな形ですけど…とりあえず、四角く焼いたスポンジケーキにクリームを塗って、クルクルとクリームを捲き込んでみたんですが…これなら生地を薄く焼いても、ボリュームを出せるかと思って!」

やはり、オリジナルですか…

僕は…


「基本的に甘いものが大好きだ!普段あまり食べないけど、ロールケーキみたいな、シンプルなデザートが好みなんだよね。ありがとう!頂きます!!」


「はい!喜んで貰えて嬉しいですよ!!」

さて、かぶりついてみよっかな…

クリームは結構黄色がかってるな。

むぅ、これは…


「バタークリームだね!!凄いや!!僕の好みにぴったりあってる!しかも、まだ作りたてのクリームだから、フンワリしてるのもまた良いね!!新鮮なバターの香りが口の中で広がるよ!」


「搾りたてのミルクを、風の精霊に頼んで、分離して作ってみたんですけど…思いの外、美味しく出来ました!バターは業者から買うと高いし、これほど香りが良くないんですよね」

それって…

間違いなく遠心分離だよね?

すげえな!!

あっ、でも、バターがあるわけだから、手動の遠心分離機ならありそうだよな…


「そうだね…バターは作ったらすぐに劣化が始まるそうだから、早く食べた方が美味しいみたいだね!まぁ…時間が少し経って、少し固いバタークリームが口の中で溶けるのも美味しいと思う。更にマーガリンで作ってあって、そもそもバターの香りがしないバタークリームも、あれはあれで良いものだよね!!」


「あの…マーガリンって何でしょう?」

あぁ…

こっちだと、逆に手に入りそうにないな…


「あぁ…それはね。食用油を乳化して、バターみたいにした。バターの代用品かな…忘れてくれて良いよ?」


「そうですか…食用油なら何でも良いんですか?」

あの…

作る気満々?


「植物油が多いかな?僕が食べたのはコーン油とかが多かったけど…作るなら、香りが良い油が良いんじゃないかな?」


「わかりました。味見してみてくださいね?」

完全にやる気ですな…

良いんだけど、料理の範疇から完全に外れてる気もするけどね。


「僕はマーガリンの製法については詳しくないので、セーフに調べて貰った方が上手くいくと思うよ?セーフ、その辺はよろしく」


「ん?ネットで一般的な方法を漁ってやりゃいいんだろ?任せな!!」

そうだね…

逆立ちして電波塔になってあげてください。


「ん、セーフ、とりあえず、試作してみてから、また聞くよ。なんとかなりそうな気もするし、無理だったらまた教えてくれるとありがたいな…」

えぇーっ!?

自力で試行錯誤ですか…

恵美、なぜそこで、茨の道を行くのか。

解せぬ。

僕なら、製法がわかるなら入手法には拘りが無いからなぁ。


「そっか…頑張ってみな!」

セーフまで…


「良いけどね、別に。がんばれーっ!」


「はいっ!!」

良い笑顔だね…

さて、美味しいロールケーキを食べ終わってから飲む緑茶は最高です。

しかし、結構濃くいれる感じなんだね。


「ごちそうさま。美味しかったよ…でも、お茶のこの煎れ方が普通なの?かなり濃いから、初心者には辛いんじゃないかな?」


「さすがですね。実は、この煎れ方は、玄人な緑茶フリークのじい様達と開発した方法で煎れてみました。甘いロールケーキと飲むには良いかと思って…」

良いけど…

初心者のリーフにはキツくないかな?


「し…渋いです〜。口の中の甘味が全て苦みと渋みで塗り潰されてしまいました!」

うん、普通に涙目だね!!


「まぁ…初めて飲むリーフには辛いだろうね。でもね、リーフ、少し待ってみて、その苦味はそんなに長く続かないからさ…そうすると、口の中に爽やかな香りが残るはずだよ?」


「おぉ…確かに!良い香りが口の中に残って、口の中が凄くさっぱりしますね!!ちょっと美味しいとまでは言えませんが、爽やかさは実感できますね!」

うん。

少しでも美味しさを実感して貰えて良かったよ。

折角、美味しい緑茶なんだから、苦みしか味わえないのは寂しいよね。


「因みに他の仲間に渡したのは、少し薄めに煎れたものですよ?苦味が少な目になるように、調整しておきましたから、香りを感じやすいと思いますよ?」

何でそれをリーフにも渡さなかったし…


「私もそれが良かったですよ…せっかくの美味しいロールケーキがぁ…」

リーフが項垂れてる…


「あんたは、旦那様と同じものをって言ったじゃない。他の仲間はケーキ食べてないんだから、薄くしたけど!旦那様が美味しく食べれてるってことは、そちらの方が美味しいのよ?」

そういう事ね。

確かにそうかもしれないけど…


「その辺は感性の話になっちゃうからねー。初めて飲む緑茶で、そこまで感じるのは辛いよ…この煎れ方は玄人好みすぎる。リーフにも、薄いお茶を渡してあげてよ…」


「あなたがそうおっしゃるなら、喜んで!!」

いそいそと、準備に行く恵美を見送る。

やっぱり恵美も、リーフ並みに僕に依存してるんだろうなぁ。

まぁ…

僕が支えられる範囲に収まる分には良いけどね…

逸脱しそうなら、何とかしないと。


「ありがとう、恵美。あぁ…この味ならわかります。凄く美味しいです!」

うん。

お茶の美味しさを、分かち合えるって良いよね…


「あなた、もう一杯お注ぎしてもいいですか?」

恵美が自分の湯飲みを持参して、隣に座る。


「勿論だよ。でも、今回はリーフと同じくらいの薄さがありがたいな!」


「はい。どうぞ!」

さっき来たさやかさんや朱音さん、美嶺にも、お茶が配られている。

僕の湯飲みにも、お茶が注がれて、マッタリとお茶を味わう体制が確立された。


「あぁ…ご飯もデザートもお茶も最高に美味しいな…もう、このまま日向ぼっこに移行したら、幸せだろうなぁ…」


「瑞木…わかってるだろうけど…飯田と約束してるからね?あと20分で約束の時間だから!サリーも待ってるってわかってるね?」

あぁ…


「わかってるよ…希望的展望を口にしてみただけさ…サリーさんの用事の他にも、仲間の行動をどうするかや、ギルドの設置もしないといけないし…やることは目白押しだよな。サリーさん、少し飯田さんのところに付き合って貰えます?」


「当たり前だろ?ギルドの話もするんだから。一蓮托生だってのはわかってるんだよ。支度が出来たら、出掛けるよ?まぁ、この旨い茶を飲み終わってからだが…ね!!」

あっ…

サリーさんもお茶フリークの1人なのか…


「ええ、リラックスする時間も大切ですよね…」


瑞木美孝18才

レベル497(106)

体力値119万(1320)=15億

魔力値119万(1320)=15億

力120万(1320)=15億

知力119万(1320)=15億

俊敏さ119万(1320)=15億

器用さ119万(1320)=15億

幸運値119万(1320)=15億

魅力1190万(1320)=150億

風10万(1320)=1億

水9万(1320)=1億

火6万(1320)=8100万

土9万(1320)=1億

光4万(1320)=6100万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

交渉・範囲観測信頼級

召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級

回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(4084)さやか(16,3)恵美(18,7)武司(1180)玲子(816)朱音(18,2)メルー(7085)道緒(3005)直(3239)メアリー(3100)燕(3021)レモン(3176)流々(2869)里乃(3108)リーフ(33,8)奈美枝(961)御影(15,4)ユリア(3572)枩李花(3012)霞(3066)ミサ(4221)岬(4666)潤(3001)雨音(3063)美嶺(11,6)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(167)サリー(1156)他42名(平均2320)元奴隷12名(平均104)

天河(3595)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1893)

精霊:風(28,8)水(32,5)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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