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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第6日目 学校編?いえいえ、資格を取ってギルドという名の学校建設からです。
373/503

353フルーレさんの帰還とパサパサのラード国王

「これは…どんな奇跡ですか?皆が…皆が!治っているなんて…瑞木さんの力ですか?」

ん?

あぁ…

帰ってきたのか、フルーレさんが。


「お帰りなさい。飯田フルーレ夫人。あなたもよく知ってる人達みたいですね…」


「へ?飯田…ふ、夫人?わ…私の事ですよね?へへへっ…嬉しいっ!それでね、この子達は仲間ですから、よーく知ってますよ」

仲間、か。

ということは、フルーレさんも昔飯田さん達に助けられたんですよね…


「大変だったんですね…ところで、朋久さんが、脱水症状っぽいので、水を飲んで貰ってるんですけど…多分、塩分も摂った方が良さそうで…何かしら持ってきてくれませんか?」


「きゃあ!!国王様!!パサパサになってるじゃないですか!!」

まぁ…

随分たくさん泣いたので。

あの後、144人を2回にわけて起こしてるから、かなりの量の涙と鼻水が、体外に出たみたいで、朋久さんが、何かパサパサになってきて、声がかすれ始めたんだ。

とりあえず、休んで水分をとって貰ってるんだけど…


「この建物の調理場を知ってる人に、何かしら飲み物を用意して貰った方が良いでしょう?」


「わかりました!!すぐに用意します!!」

すぐにフルーレさんが飛び出していく。


「さて、朋久さん…そろそろ泣き止まないと、水を飲みながらとはいえ、本当にカラカラになっちゃいますよ?」


「わかっておるよ…でもな。我は…我はこの業をずっと抱えていくしかないと…そう思っていたのだ!」

何でだろ?


「朋久さんは皆を助けたんでしょう?何故、そんなに責任を感じることがあるんですか?」


「助けた事は当たり前なのだ。我が国の国民が虐げられていたのだから…だが、その後、病を治してやれなかったのは、痛恨なのだ!!心を壊してしまったのは…完全に我の落ち度なのだよ!!」

そうかな?


「朋久さんは、やれる限界までしてたじゃないですか?皆があんなになついているのが、その証拠ですよね?」


「確かになついてくれている。だが違うのだよ。そういう事ではないのだ!!」

ふむ。


「病気の治療法の改善を検討しなかった事ですか?それとも、精神錯乱を治療する方法が無いと思っていたことでしたか?」


「…そうだ!そのせいで、苦しめてしまったものも、命を失ったものも数多くいる。このま…」「うるっさいねえ!!いい加減にしな!!泣いてたって仕方ないじゃないか!失った命や時間はもう戻ってこないんだろ?瑞木が治療方法を広めるってんだから気にし過ぎだよ。前を向きな!!」

セーフがキレた…


「亡くなった国民は、飢饉の時以外は、アンデッド化を避けるために、火葬しますから、勇者にも復活は出来ませんからね…」

飯田さんが追い討ちをかける。

そこまで言わなくても朋久さんにはわかってる話だよね?


「もう…暗くなりすぎですよ?皆さんも、学校に参加されれば良いですよ。前向きに今後に対処できるようになります。少しは心が軽くなりませんか?」


「はぁ?美孝よ、子供に性病の治療や、精神錯乱の回復法を伝授するというのか?事と次第によっては許せんぞ!」

あ…

朋久さんが怒ってるし。

多分、勇者魔法が引き金だね…

怒りで涙が止まってる。


「安心してください。精神を司る精霊の力を借りて、錯乱を治したり、鎮静化させたり出来るんですよ!劇的な変化ではないですが、ゆっくりと状況改善が出来る方法ですよ!」


「なに?では…あんなに苦労して、あの魔法を使う必要など無かったのではないか!?3回位失敗していたよな?」

当たり前だけど気付かれちゃいましたか…


「お父さんの気持ちに応えたかっただけなんですよ…精霊魔法ではどうしても時間がかかりますからね。皆の病気がなおった時の、朋久さんの笑顔は素晴らしかったですから…ちょっとだけ頑張ってみました」


「我のために…」

ええ…


「息子が、お父さんの喜ぶ顔のために頑張っても良いでしょう?僕も、お父さんの事が好きなんですよ…リーフにも頑張って貰いましたけどね」


「美孝…止めてくれ。そんな風に言われたら…また、我慢できなくなるではないか。我を泣かせて何が楽しいのか…」

楽しいですよ…


「笑いながら泣いて頂けるから、楽しいですよ!喜んでますよね?」


「お父様、リーフも喜んで頂けて嬉しいです!」

リーフも満面の笑みだね。


「うむ、わかった…わかったから!ありがとう2人とも!!飯田…頼んだぞ、さすがに我は通えんからな。飯田に教わることにする。責任重大だ」

忙しいですしね…


「はっ!喜んで!ビシバシいきますよ!」

それは…


「僕から飯田さんにも、ビシバシいけば良いんですか?」


「えっ?いや…その、お手柔らかにお願いします」

だよね…


「まぁ、打ち合わせの時にも復習しましょうね…」


「ヤル気満々ですね?」

当たり前ですよ、飯田さん。


「折角の知識を増やして貰う機会は、有効活用して欲しいじゃないですか!!」


「ふう…」「ただいま到着しました。ラード国王、水分と塩分の摂れる飲み物ですよ…」

フルーレさんが、持ってきた銀色のお盆に、物体Xが大量に鎮座していた。


「飯田フルーレ夫人…味見は?」


「一応しましたが、まぁ普通でしたよ?」

普通?

あの見た目で?

ある意味奇跡だね…


「じゃあ、お父さん。飲んで水分補給をしてくださいね。あと、飯田フルーレ夫人…時間が頂けるなら、建築に関する資格試験を受けたいんですが?」


「国王様、少なくとも3杯は飲んでください。それだけ分は水分が出てしまっていますから。瑞木君…昨日、参考書をもらっていたわよね?今日試験なんてお金の無駄だから止めなさい。悪いことは言わないから!」

時間はあるんだよね…

ん?

飯田さん…

毒味ですか?

あっ…

御愁傷様です!!

他の子が、別のトレイを持ってきたね…

飯田嫁は、メシマズですか。

頑張れーっ!


「リーフと2人分でお願いします。受験料は1人あたり2千ラードでしたから、金貨2枚です。よろしくお願いします!!お腹減ってるんで、開始まで時間がかかるなら、飯に行ってきますけど?」


「人の忠告を無下にするって言うのね?全く…私のことを舐めないで貰いたいわね!そこまでするなら、用意してあげる。一階下の小さな机が並んでいる部屋で待っていなさい。3分で準備を完了してあげるわ!!」

すみませんね。

既に教科書を作っている立場としては、時間の無駄を省きたいのですよ…


「リーフ…行こうか…一階下だってさ」


「美孝さん…目にもの見せてやりましょうね!」

あぁ…

侮辱として受け取っちゃったか…


「基本的なミスをしないように気を付けようね。計算間違いは、建築物の根本に大きく影響を与えちゃうからさ…」


「人の生活の場ですものね!!」

そうだね。


瑞木美孝18才

レベル497(106)

体力値119万(1320)=15億

魔力値119万(1320)=15億

力120万(1320)=15億

知力119万(1320)=15億

俊敏さ119万(1320)=15億

器用さ119万(1320)=15億

幸運値119万(1320)=15億

魅力1190万(1320)=150億

風10万(1320)=1億

水9万(1320)=1億

火6万(1320)=8100万

土9万(1320)=1億

光4万(1320)=6100万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

交渉・範囲観測信頼級

召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級

回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(4084)さやか(16,0)恵美(18,4)武司(1180)玲子(816)朱音(18,0)メルー(6998)道緒(3005)直(3239)メアリー(3100)燕(3021)レモン(3176)流々(2869)里乃(3108)リーフ(33,7)奈美枝(961)御影(15,3)ユリア(3572)枩李花(3012)霞(3066)ミサ(4221)岬(4666)潤(3001)雨音(3063)美嶺(11,4)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(165)サリー(1079)他42名(平均2319)元奴隷12名(平均102)

天河(3591)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(2094)他23名平均(1892)

精霊:風(28,8)水(32,5)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(19,2)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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