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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第6日目 学校編?いえいえ、資格を取ってギルドという名の学校建設からです。
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343酷い扱いを嘆く飯田と隠居後のランバー公爵

「えっとですね。皆さん、私の事を一切無視して、フルーレあてに祝いの言葉とか…非常に心が削られるんですが!一体どういうつもりなんですか?」

飯田さんが嘆いてるのは、結婚の報告に対する祝いの言葉が、フルーレさんのみで自分へは来なかった事に対するものだが…

100%自業自得だろう。


「好きあっていて、体の関係にまでなってるのに、好かれてないかもしれないなどと、結婚が言い出せない男にかける言葉なぞあるものか!!馬鹿馬鹿しい!」

朋久さんのもっとも過ぎる発言を皮切りにして…


「逆にどういう心理の迷路に迷い込んでそんな結論になったのか問い質したいところです!」

という、リーフの感想が述べられ…


「女の子が体を許すってことの意味を、軽く考えてんじゃないよ!このバカが!!」

と、サリーさんのお叱りが飛び…


「なんで愛してるか聞かないんだよ?ヘタレか?」

と美嶺が首をかしげ…


「男やもめだからって、後ろ向き過ぎだね…」

とセーフに言われた時点で、膝をついて項垂れた飯田さんに…


「そろそろお仕事の話を進めない?」

と声をかけた僕は…

別に悪くないと思いませんか?

たとえ、その瞬間に、飯田さんの手足から力が抜けて、崩れ落ちたとしても。

うん、悪いのは僕ではなく飯田さんだと思うんだ。


「さて、飯田夫は放置ということで、飯田嫁、ランバー公爵はどうしているのだ?」

朋久さんが、飯田さんの放置を確定させて、フルーレさんへと確認する。


「飯田嫁だなんてそんな…」

顔を真っ赤にして、フルーレさんが身をよじる。


「ん?そう呼ぶには、まだ早かったか?」

朋久さんが気遣う視線をむけると…


「いえ、是非とも、もっと言ってください!」

新婚で、その事実を噛み締めたいフルーレさんが、気合いを込めて叫んだ。

えーっと。

それは自分の国の王様に対して言う話じゃないよね…


「わかったわかった、して飯田嫁よ。返答はいかに?」

朋久さんは微笑ましいものを見る笑顔だ。

実際に、微笑ましい光景だなぁとは思う。


「失礼しました。ランバー公爵は王城の中でも、現在使われていない、北の塔の地下室で睡眠中です。深い眠りのため、起きる気配もありません」

キリッと表情を引き締めて、敬礼をしながら、フルーレさんが報告する。


「ふむ…あそこか…使っていないとはいえ拷問部屋に寝かせるとは、いい趣味だなぁ。飯田夫」

飯田さんに向ける視線がキツイ。


「待ってください。確かに拷問部屋ですが、刑務官用の仮眠室ですから、アイアンメイデンの中で眠らせたりしていませんよ?本当はしてやりたかったけど…」

は?

本音が駄々漏れてるし…


「当たり前だ!そんなことしていたら、減俸に処してやるところだぞ?そもそも、刑務官用の寝台に三大公爵の1人を寝かすな!!」

もっともですね。


「で…引き受け先の公爵の娘、息子の中で、経済的に厳しいの領地なのは何処だ?」

引き受け先?


「はい、娘婿であるサウザンド伯爵の領地は、ランバー侯爵の娘の余計な口出しで、物流が滞っていますから、経営が苦しいようです」

ふむ…


「では、そこは候補地から除外しておくか…いや、あの娘とは面識がある、理由もなくそんなことをするとは思えない。別のアプローチとして、娘へ口出しを止めるようにさせる事と改善指南、金銭的な助成を行う事を条件に引き受けろと打診しろ」

候補地…


「はい!その他の12の領地にも、近日中に元ランバー公爵のお守りをする順番と期間について、サウザンド伯爵領と併せて13の領地で、検討して計画表を提出させます!」

計画表?


「うむ、ただし、その計画表の基本スパンは1ヶ年とし、使用する馬車や食事は公爵家の仕様ではなく、自らの家格にあわせる事を厳命せよ。ただし、サウザンド伯爵だけは、経済状態にあわせて仕様を更に下げる事を許可して良い…」

一年間か…

長いな。


「承知しました。確認致しますが、慣例では計画表は1ヶ月で組みますが、1ヶ年がワンスパンという事でよろしいですね?」

ふむ…


「そうだ、あえて1ヶ年なのだ…」

意味があるわけですか…


「では、年に12回各領地を回る事にならない形で、計画を組むことを明示しておいた方が、良いわけですね?」

年に12回!?


「そういうことだ。我は、あのご老人に、隠居を迫っているだけで、死ぬことまでは望んでおらん」

死ぬことって何ですか?


「素晴らしいご配慮かと存じます。では、失礼します」

フルーレさんが、姿を消した。


「朋久さん…いくつか疑問があるんですが…聞いても良いですか?」


「おぉ、美孝。馴染みのない言葉ばかりだったかな?聞くが良い」

確かに馴染みはないですが…


「まず、隠居させたランバー公爵の領地は誰が管理するんですか?それと謀反とかに発展しないのでしょうか?」


「うむ、我がラードでは、継承順位一位を持つものが王弟であった場合には公爵に封じられる。我の父の弟であったランバー公爵が、今回はこれにあたるな…」

ふむ。


「だから、隠居して公爵の地位から今回降りるわけですね?」


「おう、その通りだ。しかし、公爵にも子供がいるはずで、その子はどうなるのかという話が聞きたいのだろ?」

えぇ。


「普通は血縁者が引き継ぐのが当然かと思いまして…」


「他の貴族はそうだが、この公爵に封じられた王弟のみ、特殊な事情があってな。次の代の同じ立場の王弟を公爵として、その地に封じなければならない都合上、その子供が、公爵の地位を受け継ぐことは出来ん!」

と言うことは…


「つまり、ランバー公爵の子供には、領地の相続権が無いという事ですか?」


「そうだ。もし、王位を継いだ時に、その血を絶やすわけにはいかんから、子供は当然いるが、基本的には全て嫁や婿に出して、公爵領の運営は1人で行うわけだ。更に、我が生まれた時点で、継承順位は1位ではなくなっておる」

実際の運営は執事や代官だろうけど…

そして、朋久さんが40歳という事は、ずいぶんと前に継承順位からは外れているよね?

その期間情熱を持ち続けるのは大変だったんじゃないかな…


「あぁ…ランバー公爵が隠居したら王の直轄地になるんですね?だから、地盤がなくなって、謀反など不可能なわけですか?」


「そうだな…直轄地とは少しだけ違うが似たようなものだ。更に、娘や息子の領地に、転々とさせて殺すわけだ…少なくとも今までの歴代はそうだった…」

ちょっと!!

転々としただけでなぜ死ぬのですか?

死のロードじゃあるまいし!!


瑞木美孝18才

レベル497(106)

体力値119万(1320)=15億

魔力値119万(1320)=15億

力120万(1320)=15億

知力119万(1320)=15億

俊敏さ119万(1320)=15億

器用さ119万(1320)=15億

幸運値119万(1320)=15億

魅力1190万(1320)=150億

風10万(1320)=1億

水9万(1320)=1億

火6万(1320)=8100万

土9万(1320)=1億

光4万(1320)=6100万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

交渉・範囲観測信頼級

召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級

回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(4084)さやか(16,0)恵美(18,4)武司(1180)玲子(816)朱音(18,0)メルー(6998)道緒(3005)直(3239)メアリー(3100)燕(3021)レモン(3176)流々(2869)里乃(3108)リーフ(32,9)奈美枝(961)御影(15,3)ユリア(3572)枩李花(3012)霞(3066)ミサ(4221)岬(4666)潤(3001)雨音(3063)美嶺(11,3)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(165)サリー(863)他42名(平均2319)元奴隷12名(平均102)

天河(3591)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1335)他23名平均(1892)

精霊:風(28,8)水(30,5)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(18,8)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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