326セーフとの初キス
「ところでセーフ。さっきの触れあえる1秒は、どういう形で始まるの?時間指定なのかな?それとも、セーフが任意に指定できるの?」
「あぁ、それはね…私が任意に決めることが出来るねぇ…ただし、24時間が経過しないと、次回の1秒は使えないけどね」
スタッと逆立ちを止めながら、セーフが呟いた。
そして、顔は上気して眼は潤んで輝いている。
2人で同時に立ち上がった。
「そうか…しかし、木暮さんに別れの挨拶をしようかと思ったんだけどな…」
「それなら、私の方で済ませといたから…そんなことより!私はもう我慢できないよ!!さぁ…準備は良いのかい?」
あぁ…
既にスイッチが入っちゃってるわけですか。
我慢し続けてたからね…
もう、何でもしちゃいそうな程、目の焦点が妖しいね…
「僕も思考圧縮で、セーフに触れる時間を引き伸ばしたいから、タイミングを合わせようね?1、2の3でスタートで良い?」
「あぁ!じゃあ行くよ。1、2の3!!」
あの…
早いって…
一応タイミングを合わせて僕も思考圧縮を使えたけどさ。
がっつき過ぎだね。
3のタイミングで、セーフが僕の唇を貪り始めた。
同時に体も僕にしがみついて、離すものかと言うように全力で抱き締め始める。
僕も同じように、でもセーフを壊さないように抱き締める。
「ん…」
僅か1秒の時間を二人して極限まで引き伸ばす。
思考圧縮では、体の反応までは制御できないので、唇の中でセーフの舌が、僕の舌や唾液を侵略して蹂躙する事を知覚は出来ても、反応して追加の略奪品である唾液をセーフにたっぷりとは献上する事は出来そうにない。
きっと、僕の事を可能な限り体内に留め置きたいという欲求に塗り潰されての行動だろうけど、その顔が切なさにまみれていく。
僕の体を抱き締めていた腕や足に、力が更にこもるのがわかった…
時間ももう限界が迫っている。
名残惜しそうに、最後に1度だけ僕の唇を、セーフの唇が食んだ後、セーフの温もりと感触が、抱き締めている腕の中からほどける様に消えていった…
「んーっ!足りない足りない足りないっ!!満足できなーいっ!!」
時間が終わった途端にセーフが座り込んで、地面を叩きながら喚き出した。
セーフさん…
キャラクター変わってませんか?
「仕方ないんじゃない?また明日を楽しみにしておいたら?」
「……仕方ないねぇ…明日は、恵美お気に入りのあれをやろうか…うん。事前準備がものを言うだろうね!」
あのさ…
「キスから一気にそこまで飛ぶ気かよ…まぁ、恵美の好きなあれなら、いわゆる性交とは全く違うだろうけどさ…」
「なんだい?嫌だって言うのかい?」
言わないよ…
「言わないけど、不安が残るのは確かだから、木暮さんに確認だけでもとってくれないと承服出来ないな。という話だね…」
「何だってんだい…あんなもんはキスの延長線上じゃないか…上と上の口じゃなくて、お互いの上と下の口が…」「待て!!」
「なんだい?」
まだ…
「朝の6時台に声を大にして話す内容では無いでしょ?」
「お堅いね…別に話すくらい良いじゃないか…」
いい加減に周りに目を向けようか…
「ううん、ダメだよ。セーフ、周りを見て…」
「瑞木…俺にもキスしてくれよーっ」
美嶺…
「セーフさん…おめでとうございます」
リーフ。
「ライバルが更に手強くなったね」
朱音さん…
「あれ?触れないんじゃなかったか?どうやったんだよ瑞木…」
「愛の力に決まってますよ!!」
綱芳さんとメルーさんだ。
「うわぁ…お互いですかーっ!良いなぁ…」
御影にはしっかり聞こえてるし!
「羨ましい…」「ねぇ」「うん…」「楽しんでるね」「いいなぁ…」
熊江さんたちだ…
「あ…あぁ…流石にちょっと視線が集まり過ぎか」
流石にセーフも周りが見えたらしい。
「そういう事だよ。……お待たせしました。さぁ…ご飯に帰りますよーっ!それぞれの人を背負ってくださいね!」
美嶺の額に口付けを落としてから、みんなに指示する。
「「説明は?」」
やっぱり?
「セーフが僕と、ほんの一瞬だけだけど、触れあえるようになったんだよ…これでストレスフルな妖精さんじゃなくなるはずだね」
「瑞木?」
セーフ…
気付いてなかったの?
「僕と話してないときは、結構、こーんな感じで額に皺がよって、不機嫌に唸ってたりしてたよ?あれ、無意識だったの?」
「う…うん。全然気づいてなかった…」
ストレスがかかりすぎてたんだね…
「何にしても爆発する前に対処が出来るのは、望ましいことだろ?」
「そうだね。これからも、私の性欲処理は瑞木に一任だから…よろしく」
…あの…
ゲス姐さん…
良い笑顔で何言ってるのか、わかってるのかい?
「セーフ…言葉を選べっての!!」
「い・や・だ・ね!私ゃ今まで瑞木と触れあえなかった分を取り戻すんだから!!誰にも邪魔はさせないよ!!」
そういう問題ではないのだよ…
その性欲処理って言葉は許せない!
「……わかったよ…じゃあ、性欲処理はしてあげるけど、愛してはあげないって言えば良いのかい?」
「ひゃん!!ち、違っ!違うよ!!違う!!ご…ごめん…なさい…」
慌てて謝るくらいなら…
「最初から気を付けて言葉を選ぼうね?言葉って大事だと僕は思うな…少なくとも、僕は性欲処理って、恋人に使う言葉じゃないと思う。木暮さんに性奴隷の斡旋を断った理由をセーフは知っているよね?」
「はい…前言を撤回するよ…」
ふむ…
「わかれば宜しい。じゃあ僕はセーフをこれからも全力で愛す事にするけど良いかな?」
「えっ?うん…はいぃ!」
にっこり笑ったセーフの顔が眩しい。
うん、僕はセーフにこういう恥じらいながらの可愛い笑顔をさせたいんだよ…
まぁ、さっきの笑顔が嫌いだとは言わないけどさ!
さて…
「皆にも詳しい説明は家でするからさ、ご飯食べながらね…まずは帰ろうよ!」
「「はーい」」
とりあえず、良い返事を貰えたから帰ろう。
瑞木美孝18才
レベル497(106)
体力値119万(1320)=15億
魔力値119万(1320)=15億
力120万(1320)=15億
知力119万(1320)=15億
俊敏さ119万(1320)=15億
器用さ119万(1320)=15億
幸運値119万(1320)=15億
魅力1190万(1320)=150億
風10万(1320)=1億
水9万(1320)=1億
火6万(1320)=8100万
土9万(1320)=1億
光4万(1320)=6100万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
交渉・範囲観測信頼級
召喚魔法・思考圧縮上級
解体・身体強化・風・催眠魔法・殺気自在中級
回復・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣589、投擲495、打撃205、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ、さやか
相性
綱芳(3924)さやか(15,7)恵美(17,9)武司(1180)玲子(816)朱音(17,8)メルー(6762)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(31,7)奈美枝(961)御影(15,0)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(10,4)牛江(605)お熊(75)スラー(781)熊江(105)サリー(555)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均60)
天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)
精霊:風(28,8)水(30,5)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(18,8)
愛奴隷
リーフ・恵美・さやか
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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