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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第6日目 学校編?いえいえ、資格を取ってギルドという名の学校建設からです。
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317ラビラビのプロポーズとリーフの逆鱗

「取り敢えず、あそこでスラーと稽古中の子達は後で紹介するよ。まず、この2人がメルーさんと綱芳さん、僕の義兄夫婦になる人たちだ。綱芳さんがまた今度紹介する恵美とさやかさんの兄にあたるね」


「榊綱芳だ」「未来の榊メルーです」

メルーさん…

その名乗りで良いのか?


「続いて、この金髪のきれいなこの子が、僕の娘になった美嶺は、豚の獣人だね。当然ながら覚醒者ではない。こっちの見た目がお馬鹿っぽいのが、僕の妹分の御影だ、実は頭脳派で事務仕事が得意な荒事向きじゃない奴でもある」


「瑞木美嶺だ。俺は今は妹扱いでも、いつか必ず瑞木の嫁になって、つがいに俺はなる!絶対だ!!」

「石川御影です。私も妹扱いですけど、それに甘んじる事はありません。積極的に瑞木さんとの子供をさずかる方向で、全力の努力を継続中です」

美嶺は…

気合入りすぎだね。

まだ、判断すら随分先だと思うなぁ。

今からその気合だと倒れないか心配だよ?

そして、御影は…

結婚とかじゃなく、子供が一番欲しいのかよ!?

初耳だよ!!

まぁ、僕の性格上、結婚しないで抱くなんてあり得ないけどな…


「あと、僕の隣にいるセーフとリーフ、朱音さんが僕の奥さん達だよ!ただし、朱音さんは、まだ婚約者だけどね…このほかに、恵美とさやかさんという嫁さんがいるけど、ここには来てないな…」


「ん?見えてるかい?私が瑞木セーフ、瑞木の嫁だよ。触れられないから気を付けな…」

そんなに悲しそうにしないで欲しい…

事実だけど。


「私は瑞木リーフ、元騎士団長を務めてました。今は美孝さんの嫁として過ごしています。幸せです!!」

ん?

しかし、みんなのテンションが高いなぁ…

やっぱり恐怖感からの解放で、興奮してるのかも?

でも…

良い笑顔だ!!


「私が鍵軒朱音よ。ミーアルは私のダーリンに近付いちゃダメだからね?これ以上の恋のライバルは要らないからさ!」

はっきり言うなぁ…

まぁ、ミーアルは大丈夫でしょうけどね。

特に根拠ないけど…


「というわけで、よろしくお願いしま…」「俺の!俺の嫁さんになって下さい!!必ず大事にしますから!!」

ラビラビ…

テメェ、何言ってるかわかってんのか?


「僕のリーフにいきなりプロポーズとか…喧嘩売ってんの?冗談ならボコボコにすんぞ!?」


「瑞木…本気も本気だ!!俺はリーフさんの笑顔に惚れた!!俺とつがいになって、ずっと時をともに過ごして欲しい!絶対に幸せにする!!」

本気かよ…


「だからといって、譲る気は無い!!僕のリーフに変なことを言わないで貰おうか!!」


「瑞木の意思はわかったぜ…だが、俺はリーフさんの気持ちを聞きたい!」

はぁ…

無駄だと思うけどな…


「聞くまでもないぞ!」


「リーフさ…」「その口を閉じなさい!!閉じないなら、実力行使に出ます!」

ほぅ…

リーフのこんな顔始めてみたな…

くそ親父のターフの時ですら、悲しそうな顔をしただけだ…

怒りを無理矢理押し込めたような、冷たい表情のリーフが静かにラビラビに近付いていく。


「えっ?リー…」

ラビラビの口に大剣が生えた。

まぁ、腐ってもゴールドツーホーンラビットなので、多少のダメージをくらっただけだ。


「口を閉じなさいと言いましたよね?言うことが聞けない子にはお仕置きです…次やったら……そうですね。このまま、腹まで裂いて、開きにしてあげますから…黙って話が聞けますね?」

大剣を口に突き入れたそのままに、リーフがラビラビに問い質す。

ラビラビは、言葉を発せずにコクコクと頷いた。


「結構…返事を伝えますね…絶対に嫌です。私は、死が肉体を奪っても、美孝さんをただひたすらにお慕いすると決めています。ほかの人などあり得ません。人以外を含めても。なお、ラビラビのことは、私と美孝さんの仲を引き裂こうとする最悪の障害物としか思えません。2度とさっきの様な世迷い事を口にしないで下さい…」

うん。

声を荒げるでもなく、顔は無表情で、淡々と伝えてるね。

逆鱗に触れるって奴をラビラビは、実践したんだな…

特に鈍く光っているリーフの目が一番怖かった…


「あぁ…ラビラビ。お前…好みだからって、何も考えずに突っ込んでくからこうなるんだぞ?反省しろよ。ばーか!リーフさんよ、すまないねぇ。こいつに喋らせて良いかい?」

ミーアルが、ラビラビをパシパシ9本の尻尾で叩きながら、リーフに話す。


「ふむ、謝罪と2度としないと言う誓いを言うならば、許可致しましょう…言えないなら、このままその口を左右に切り広げて、話しやすくしても良いですよ?もちろん、誓いを破るような輩には、容易く剣の100本は生やして差し上げますが?」

絶対零度の対応だね…

でも、個人的には同情の余地無しだ。


「だってよ。ラビラビ、お前このまま、ここで死ぬか、誓うか選べや…それとも、このまま口の中の剣をしゃぶってんのか?」

ミーアルも容赦ねえな。

つか、ラビラビがバカすぎるから仕方ないんだけどな…


「誓う…」

ラビラビがそれだけ言った。


「ほう、何を誓うか聞いておきましょうか?」

顔だけでなく、声すら絶対零度の様相を示してきたリーフの声が響き、ラビラビの口から、剣が引き抜かれる。


「まずは、後先考えずに突っ走って、瑞木やリーフさんに、不快な思いをさせてしまってごめんなさい!!俺自身の恋心に変わりはありませんが、2度とリーフさんにプロポーズなどの、2人の不仲を招きかねない事をしないと誓います…」

あぁ、一応の理解力はあるみたいだね…

ラビラビが口許から血を流しながら、頭を下げ、もう一度頭を上げると、リーフを見つめながら一息で言い切った。


「まぁ、ギリギリ合格点にしておきましょうか…ですが、私の仲間達にも不快な思いをさせています。キチンと謝罪しなさい」

そうだね…

嫌な気持ちになってるに決まってるからね…


「これは失礼致しました。皆々様大変申し訳ありません。お許しください」

そう言うと、ラビラビは深々と頭を下げた。


「スラーさんがお越しになるまで、その頭はあげないで下さいね。今はまだ、その顔を見たくありません…」

そう言ったのは、御影だ…

相当、苛立っていたらしい。


「ごめんな…こいつ、つがいが居なくってさ…今まで今回みたいな事はなかったんだけどさ。一目惚れみたいだ…すまなかった」

ミーアルさんが謝ってくる。


「ミーアルさんからの謝罪は要りませんよ。それに、誓いを破らなければ、特にラビラビに含むところもありません。ただ、1つだけ言っておきますが、好きだと言ってくれた私の笑顔は、美孝さんに向けたものです。その笑顔をほかの誰かに向けることはありませんので、悪しからずご了承ください」

やっといつもの、笑顔のリーフが戻ってきた…


「ふう、僕はリーフから唯一の笑顔を貰える稀有な存在なんだね?」


「いいえ。稀有ではありません。美孝さんは私が唯一の笑顔を捧げる唯一の旦那様なんですよ!他の人には絶対あげませんから!!」

リーフが満面の凄く可愛い笑顔を僕にくれる…

この笑顔は、僕だけのものなんだね。


「そっか。リーフはいつもニコニコして、みんなに笑顔で接してるから知らなかったけど…僕にだけ、こんなに素晴らしい笑顔をくれていたんだね…ありがとう!」


「そうですよ…この笑顔は美孝さんだけのもの、そして私自身も美孝さんだけのものです!!だから、さっき私を信用してくださったのは嬉しかったんですよ」

うん…

普通に照れるわ。

そんなこと言われたら、顔が熱くなるに決まってるでしょう!!


「あら、顔が赤くなった…嬉しいです!!」

リーフが近づいてくる…


「リーフ、大好きだよ…そして、ごめんね。さっきはスラーの恐怖感から解放されたから、スイッチ入ってたんだよね?気付いてあげられなかった…」


「あぁ…美孝さんのそんな顔、抱き締めたくなっちゃいます!」

仕方ないなぁ…


「リーフ…少しかがんで…」


「はい」

リーフの額にキスをする。


「後ろに立って、抱き締めてていいよ…スラーが戻ってくるまでだけどね…」


「わあ…嬉しいです…」

満面の笑みを浮かべて、後ろから抱き締めるリーフ、今日も、僕の奥さんは可愛らしくて、素晴らしさを再認識しました。

ただ、この位置だと…

両耳をリーフのスイカで塞がれるので、音声が聞き取りにくいんだけどね…

耳に触れる感触は、なかなか気持ちいいよ…

スラーが戻ってくるまで、このまま、ぬくぬくしてよっと。


瑞木美孝18才

レベル497(106)

体力値119万(1320)=15億

魔力値119万(1320)=15億

力120万(1320)=15億

知力119万(1320)=15億

俊敏さ119万(1320)=15億

器用さ119万(1320)=15億

幸運値119万(1320)=15億

魅力1190万(1320)=150億

風10万(1320)=1億

水9万(1320)=1億

火6万(1320)=8100万

土9万(1320)=1億

光4万(1320)=6100万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃198、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(3773)さやか(15,7)恵美(17,9)武司(1178)玲子(816)朱音(17,5)メルー(6682)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(31,3)奈美枝(961)御影(14,8)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(9400)牛江(605)お熊(75)スラー(621)熊江(72)サリー(555)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均53)

天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)

精霊:風(28,5)水(30,2)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(18,8)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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楽しんで頂ければ幸いです。

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