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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第6日目 学校編?いえいえ、資格を取ってギルドという名の学校建設からです。
332/503

312スラーとの殴り合い

「まずはどうするね?」

スラーは開始直前に、体を2つに分けて分体を作っている。

2方向からの攻撃かと思いきや、単なる意志疎通のための準備だった。

分けた分体を安全地帯に移動させて言葉を体で表現しているわけだ。

スラーの問いかけには体でこたえるとしよう。

スラーは単なる突進を仕掛けてきている。

高速で僕のところへ、カッ飛んできてるところへの、迎撃のアッパーを繰り出す。

軟体に衝撃のかなりの部分を殺されつつも、スラーを空中へ放り上げることに成功した。


「余裕ですね。攻撃しながら、話す余裕があるなんて!」


「空中に放り上げたくらいで、視線を外した君に言われたくないよ」

安全地帯に表示されたその文字を思わず目で追う。

え?

そう思って、視線を放物線の先にいるはずのスラーに向けると、文字通りその姿を見失っていた。


「範囲観測が効かないのを忘れてた!しまった…消えられた!」


「私は軟体なんだから、形状を変えていくらでも、リカバリー出来ることを忘れたらダメだね」

どうしても、文字を目が追ってしまう。

出来の悪い生徒なんだろうな…

しかし、と言うことは…

空を飛んで消えたのかな?

と考えたところで、殺気らしきものを、右手方向から感じて身をかわす。

そこを白銀の軟体が、通り抜けていった。


「うおっ!!」


「ふむ、殺気に対する反応は、悪くないんだな?」

悪いけど、攻撃を避けたのなんて初めてな感じだな。

魔物達からの攻撃は遅すぎて、攻撃とは認識出来ていなかった。

黒いゴブリンですら、3つの心臓にビックリさせられたのであって、攻撃を慌てて避けた訳じゃないし…

一番のピンチは、ギガントゴブリンの時か!

でも、あれも自分が苗床になりかけただけで、攻撃って訳じゃないしな。

そんなことを考えながら、通りすぎたスラーに向かって手を伸ばし、その体を掴んで、力の流れを変えて、再度空中に放り出してやる。


「どうやったか、見せて貰おうか!」


「仕方ないな…方法としては、いくつもあるんだぞ?今回は再現してやろう!」

そう宣言したあとに、白銀の軟体が変形し、渦巻きのような形で回転し高速で下に降り始めた。

そう、下へ向かって!


「そっか、加速して通常の何倍ものスピードで、下に逃げたわけか…」


「そう、スライムは特に形状の変化が得意だからな、油断してると、一般的な軌道とは違う動きに翻弄されることになるのさ」

そう言うと、今度は車輪状になって、さっきよりも速いスピードで、突進してくる。

横に回り込んで、右正拳突きでぶっ飛ばしてみた。

錐もみしながら、左手前方にスラーが飛んでいく。


「ダメージはどうですか?痛いようなら手加減しますよ?僕の場合は、実践経験そのものが少なすぎて、どれくらいの手加減が妥当かわからないんですよ!」


「そうか、瑞木は戦いとは縁の無い生活をおくっていたんだったな…鑑定で見てみれば良い。今の攻防で私が削られた体力値は、わずかに数千だからな。数億のうちのたかが数千、気にする必要はないさ」

ならいいか。

一応全力に近い拳でも、スラーには、ほとんどダメージが通らないって事だからな…


「スラーには、核とか無いよな?分裂してるし。もし、弱点の核があるなら、意志疎通のため分体の方に移動してね?稽古で核を割り砕くとか嫌だよ?」


「心配しなくても、そんなものはないから、安心して欲しい。今の瑞木が私を倒したかったら、アホみたいに殴って体力値を削り去る以外に方法がないのだからな」

ふむ…


「剣や槍では?」


「当然ながら、私が受けるダメージが増えるだろうが、変な属性効果がついてない限り、あまり心配は要らんな…さて、無駄なお喋りはここまでだ…後は肉体言語で語り合おう!」

まぁね。

その後の2分は、お互いに手数を増やしての攻防戦、何度かスラーの体当たりを受けて、初めてオリハルコンの鎧が役に立ったので、感慨深かった。

連続ジャブで、スラーの体が穴だらけになったときは、心配になったが、そこは軟体生物、問題なく再生している。

軽く汗ばんで来たところで、スラーが声をかけてきた。


「一先ずはこれくらいにしておこう。むう…体力値が減ったのは、こちらだけか…素晴らしい性能の鎧だな!」

攻撃は、全てが鎧のある場所で受け切れたからね。


「相手をありがとう。凄い鎧を作ってくれた精霊には頭が上がらないんだよ!」


「ふぅ…瑞木の反射神経の賜物でもあると認めよう。まだまだ、様子見だけだがな。さて、次は、リーフか?」

ん?

褒められた?


「はいっ!お願いします!美孝さん、スラーさん、剣を使わせて貰いますよ?」

慣れてるのはやはり、騎士団でも使っていた剣だもんな…


「スラー、良いよね?」


「あぁ、武器に関しては、勿論だとも!得意な得物で来ればいいさ!!」

こうして、気合いたっぷりのリーフとの手合わせが開始された。

実は、僕もリーフの近接戦を見るのは、ほぼ初めてなんだよね…

少し楽しみだ!


瑞木美孝18才

レベル497(106)

体力値119万(1320)=15億

魔力値119万(1320)=15億

力120万(1320)=15億

知力119万(1320)=15億

俊敏さ119万(1320)=15億

器用さ119万(1320)=15億

幸運値119万(1320)=15億

魅力1190万(1320)=150億

風10万(1320)=1億

水9万(1320)=1億

火6万(1320)=8100万

土9万(1320)=1億

光4万(1320)=6100万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(3628)さやか(15,7)恵美(17,6)武司(1178)玲子(816)朱音(17,0)メルー(6601)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(30,8)奈美枝(961)御影(14,5)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(8932)牛江(605)お熊(75)スラー(462)熊江(55)サリー(555)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均50)

天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)

精霊:風(28,5)水(30,2)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(18,8)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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楽しんで頂ければ幸いです。

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