311熊江さん達の移動手段解決と大興奮のスラー
「えっと…まずは、メルーさん、留守番をお願いできますか?いつもの時間に食事の方向なので、午前6時には帰ってきます。同じ意味で午前5時半には恵美にもこちらに戻ってきて貰う形になるかな?」
「あなた、それでいいですよ…私は午前5時半には戻ってきて食事の支度を始めます」
「承知致しました。しかし、私も綱りんと稽古をしたいので…恵美さんと入れ替わって、そちらに参加したいのですが?了承頂けますか?」
おぉ…
そうだよね。
綱芳さんと過ごしたいはずだもんね。
すまないねぇ…
「はい、2人ともその形で結構です。そして、2人ともごめんなさいね…留守番が居ないと、色々心配事が…」
「あなた、気にしないで下さい!!食事を作ることは、私の至上命題ですから!」
「綱りんと居たいのも、私の我が儘ですから、お気になさる必要はございません!!」
助かります。
「ありがとう。さて、熊江さん達だけど…悪いなぁ…足手まといなんだよね。でもまぁ…初めて主張する自分自身の意見なんだから、叶えてあげたいけどね…」
「それでは!!お連れいただけるんですね?」
それは無理。
「悪いけど、連れては行けない。移動速度が違いすぎるから、約束の時間に間に合わない。だから…向こうから召喚してあげるよ。それなら参加は出来るからね。ここで待ってて!!」
「え?」
召喚魔法は一般的じゃないからね…
「というわけで、みんな出発!御影の速度に合わせると結構ギリギリだ…じゃ、熊江さん達、また後でね。すぐだからさ…」
「は、はい!」
なんとか、承知して貰えて良かった。
「やっぱり、御影ちゃんが一番弱いんですね…頑張ります!」
美嶺は、元が規格外だからな。
御影の呟きを合図にするように、みんなが走り出す。
行く先は、森の入り口だと言ってあるので、スムーズに町中を駆け抜け、門扉で、挨拶をして、森までたどり着いた。
「さてと…スラーには、連絡方法がないんだよな…ここに来りゃ良いって言ってたが…」
「瑞木!あれを見ろ!!」
ん?
美嶺?
何を見つけた?
「あぁ。スラーか…反応が早いね。でも、やっぱり範囲観測に引っ掛からないんだなぁ…ようスラー、稽古に付き合いに来たぞ…周りのみんなは、僕の仲間と家族だ…っていうか。ここには家族しか居ないか…」
「ようこそ!!」
スラーの体が急激に膨張して、巨大な歓迎の書き文字が出現した。
範囲観測には相変わらず変化がないので、どういうカラクリなのかサッパリだが…
「まぁ…行き逢えて良かったよ。スラー、僕の家族を紹介していいかい?」
「まぁ待て、どう考えても、怪しい魔物である私が先に、自己紹介するのが筋だろう?レディも多数いる様子だしな!」
張り切って、優美な書き文字が踊り出しそうだが、ごもっともですな…
「なら、待ってくれ。他にも13人が一緒に稽古を希望しててな。先にここに喚びたいんだが良いか?」
「わざわざ、別に来る意味がわからんが…まあ、良かろう。だが…変なことを考えたら張り倒すぞ?」
今さら、そんなことしないよ…
って言うか、今から喚ぶのは、単なる足手まといだしね。
「安心していいよ、単に弱すぎて、連れてくるのが難しかっただけだからね。さて、瑞木美孝の奴隷にして、正式な奴隷登録のされている13人よ。ここに現れよ!!」
「えっえっ!?」「なになに!」「メルーさんは?」
現れた13人は皆がビックリしてる。
まぁ、前回の召喚は死んでたときだから、記憶にないよな…
「はいはい、落ち着いてね?稽古現場まで案内しただけだよ?こっち向いてねーっ!」
「わぁ!!ご主人様!!急に景色が変わりました!」
しってるよ。
「僕が召喚したんだから知ってるよ…そろそろ落ち着いてくれるよね?」
「はい!みんなも、ご主人様がいるから!!安心だよ!!落ち着こうよ」
ん〜?
熊江さん…
僕には精神安定剤になれるほどの貫禄は無いと思うけど…
まぁ、いいや。
「じゃあ、紹介に移るよ?今日稽古の誘いをしてくれたプラチナスライムのスラー嶺岡さんだよ。魔物ではあるけど紳士であり、強さを日々追い求める探求者でもあるね。みんな、失礼の無いようにね!御影、熊江さん達にスラーの文字を読み聞かせてあげてね…」
「はーい、御影ちゃんにお任せください!」
頼んだよ…
「ただいま紹介にあずかった私が、スラー嶺岡だ。スラーと呼んでくれ。今日は急な誘いにも関わらず、わが最強へ至るための集いに、この様な多くの皆が参加してくれて嬉しい!なお、私達から危害を加えることは無いと確約する。ただし、欲望に塗り潰された輩は、この限りではないから、気を付けてくれたまえ」
あぁ…
その話があったな。
「うちの面子にそんな馬鹿は居ないと信じるんだけど、スラーの事は他言無用…つまり、誰にも言っちゃダメだからね!!莫大な経験値と褒賞金に目が眩んだ馬鹿が、死体の山になるから!!約束だぞ!」
「はははっ!瑞木、残念ながら、語弊があるな…塵も残さずに、この世から消え失せるから、死体は山にならんよ?」
あぁ…
更に容赦無しの対応でしたか…
「と、まぁ。敵には全く容赦しない人なので、気を付けて下さいね!普通に僕の半分以上の実力がありますから、有言実行されちゃいますよ?悪いけどここまで言って、約束破って他言した人をかばうつもりもないから…各自気を付けてね?」
「ははっ、瑞木…私は人ではなく、スライムだぞ?」
あぁ…
そうだったね…
「ごめんごめん!さて、こちらの紹介に移っても良いかな?」
「もちろんだ、瑞木並の2人に、そこそこ出来る奴等が3人に…昨日の獣人、今喚んだ奴等は、そうか、弱いからわざわざ喚んだわけか…」
えっと…
鑑定をもってないのに、正確に把握してるなぁ…
「まぁ、そんなとこさ。僕の奥さんからね、セーフ、恵美、リーフです。婚約者の朱音さんに、兄貴の綱芳さん、娘の美嶺は昨日会ったよね?妹同様の御影。そして、この13人は、奴隷で僕の仲間達さ、名前は熊江さんと……ですね。あと、1人奥さんがいるけど、昨日仲良くしすぎて、倒れてます」
「セーフさんは、隠密能力が高いなぁ。私が気付けないレベルの者に会ったのは、初めてのことだな…素晴らしい。しかし、ふむ、みんなに稽古をつけようにも、実力差が凄いな」
まぁ、特に13人は半端なく低いからね。
「まぁ。セーフはふつうじゃないから…触れないから稽古も見るだけだしね。グループ分けが望ましいだろうね…」
「なんと…手合わせ不能か…残念だ。でな…グループ分けは、5時半以降にしよう。奴等が来るからな!それまでは、1人ずつ私と組手だ!!」
嬉しさが滲み出てるなぁ…
「ふう…わかったよ…言うまでもないが、誰も殺さないでくれよ?」
「勿論だ!!何百年組手を繰り返していると思ってるんだ?そんなヘマはせんよ!!まずは、瑞木からだよな?」
はいはい。
ご希望に沿いますよ。
「昨日の僕と同じだと思ってると痛い目にあいますよ?皆は離れてて」
「久方ぶりの格上相手だ、全力でいかせて貰おう!!」
やはり、わかってるか…
取り敢えず素手で、行くことにして、スラーが来るのを待って、迎撃の構えをとることにした。
瑞木美孝18才
レベル497(106)
体力値119万(1320)=15億
魔力値119万(1320)=15億
力120万(1320)=15億
知力119万(1320)=15億
俊敏さ119万(1320)=15億
器用さ119万(1320)=15億
幸運値119万(1320)=15億
魅力1190万(1320)=150億
風10万(1320)=1億
水9万(1320)=1億
火6万(1320)=8100万
土9万(1320)=1億
光4万(1320)=6100万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法・思考圧縮上級
解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級
回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ、さやか
相性
綱芳(3612)さやか(15,7)恵美(17,6)武司(1178)玲子(816)朱音(17,0)メルー(6601)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(30,8)奈美枝(961)御影(14,4)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(8882)牛江(605)お熊(75)スラー(462)熊江(51)サリー(555)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均49)
天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)
精霊:風(28,5)水(30,2)火(21,1)土(39,3)光(15,0)闇(18,8)
愛奴隷
リーフ・恵美・さやか
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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