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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
323/503

303ぶっ飛ばした瑞木とお楽しみを邪魔されたランバー公爵

「美孝さん…どうしたんですか?いつもなら、一番最初に美孝さんが私達を諌めるのに…さやかさんは……やっぱり特別なんですか?」

「そうですよ。あなた…あんな状態が許されるなら…今すぐ私も抱きつきたいです…」

リーフと恵美からの念話が、聞こえてきた。

2人とも、いつも自分達が諌められてるのに、さやかさんが、正体を無くしても止められない事が気にくわないらしい。

まぁ、当たり前だよね…


「うーん…一応、理由はあるんだよね…みんなにも聞こえるように、言葉で言うから聞いてくれる?」

と、念話で返すと…


「「はいっ」」

みんなにも聞こえる声で返事を返された…

急に、大声で返事だけするから、みんなが驚いてるじゃない!

まぁ、しちゃったことは仕方ないか…


「飯田さん、言っておきますが。さやかさんは、まだ、現ギルドの職員なんです。何故、新ギルドの窓口職員として、働いてくれる事になってると思いますか?」


「え?現ギルドを退職されたんじゃないんですか?」

飯田さん…


「結婚の申し込みも、結婚の儀式も、今日行ったんですよ…その状態で退職までいってたら、おかしいと思いませんか?」


「そりゃそうですね…後ろ暗い何かを検討する余地があります!」

検討じゃなくて、徹底的に洗い出す気満々の顔なんですけど?


「更に、リーフや恵美、綱芳さん、朱音さんなどの、関わった人間を変化させてしまった僕の隣に、さやかさんが、全くかわらない様子で居たら…飯田さんの判断は?どう推理しますか?」


「意地悪ですね…私の性質と仕事を見越して言ってらっしゃる…」

当たり前ですよね?

諜報長官さん。


「返答はどうしましたか?」


「私の敗けです。当然の如く、危険人物認定をせざるを得ませんね!でも、今の状態なら、そんな認定は必要ありません」

だよね…


「そういうわけだよ。リーフ、恵美。要するに飯田さんにさやかさんが僕らの仲間だとわかって貰うために必要だったんだよ」


「「はい」」

理解頂けたらしい。

ここで、もう1つ。


「更に、ラード王国にとって…僕は既に、勇者並みの特別待遇をするに値する人物って事ですよね?そうでなきゃそういう方向で気を使う事もないはずですし」


「敢えて言います。違いますよ…」

ん?


「どういう意味ですか?」


「国王と同レベルの特別待遇ですよ…我が国の英雄様!しがらみが多すぎる我が国王よりも、自由で更に特別待遇まで受けられるなんて…幸せですねぇ!」

おいコラ…


「それを、僕が喜ぶとでも?警護という名の監視をつけるって言ってるのと、なんら変わらないじゃないですか!!」


「よくご存じで…さすがですね」

さすがですね、じゃねぇよ!!


「言っておきますが、やめてくださいね?本気の対処をしないといけなくなりますから…」


「具体的には?」

この野郎!

抜け道探る気満々じゃねえか!!


「僕には、護衛は必要ないし、監視をされるのもごめんこうむる!!だから、発見次第、消えて貰うよ?」


「殺す、ということですか?」

違うな…


「そんな業を背負うのは嫌ですからね…旅をしてもらいましょうか?ラインクラフト辺りに」


「物理的にぶっ飛ばすわけですか?」

出来るよ?

死んじゃうけどさ…


「そうして欲しいんですか?」


「さすがに死にますよね?」

わかってるなら言うな!!


「冗談を広げるのは止めましょうよ…不毛だと思いますよ?」


「いやいや、これがまた、貴重な情報を生むんですよ?どうです?試してみては!」

どこで試せっつーのさ!!

煙に巻こうとしてやがるな?


「具体的な話をする!監視はギルティだ!つけるな!!護衛に関しては、自宅及び寮を外から見るのであれば許そう。ただし、人物の後をつけたりするのはアウトな!!」


「ありがとうございます。野外への狩りの際は?」

聞こえなかったのか?


「自宅及び寮に限定だっての!それ以外の場所で、視線を感じ取ったら、対処するから!他の人物を追っていたという言い訳は聞かない!」


「……それは、業務に差し障りがあるんですけれども?」

知らんな…


「そんなん、僕の気配を感じられない諜報員を使う、飯田さんが悪いんでしょ?知りませんよ!!」


「いえいえ…瑞木さんの監視という業務に差し障りがあるんです」

良い笑顔で何言ってやがる!

しかも監視とか言ってるし…


「ふぅ…あのな?いい加減にしないと…あ・ば・れ・ちゃ・う・ぞ?」


「いや、聞いてくださいよ!まず、私たちは立場上護衛及び監視をしないわけにはいかないんです!」

ほほぅ…


「ならさ、監視をつけてみなよ…ただし、僕は抵抗するからね?諜報員が全員居なくなっても、僕は知らない!自業自得だからね」


「待ってくださいよ。話を聞いてください。家に居るとき以外は野放しの状態で、護衛が出来るわけ無いでしょう?」

前提がおかしいな…


「誰が?それを頼んだのかな?」


「私どもが、勝手に決めたことです…」

だよな…


「なら、僕がそれに振り回されなきゃいけない理由があるのか?」


「ありませんね」

当然だろう。


「なら、この話は終わりだ…さっきの話は理解したな?お仕置きで、諜報機関が麻痺しても、自業自得だからな…せいぜい苦労して下さいよ!」


「ふぅ…わかりました。初回だけ…初回だけでいいので、手加減をお願いできませんか?」

まだ言うわけか…


「背景を話せ!!」


「試してもみないで、ひくことは出来ないという話なんですよ…申し訳ないですが…」

あぁ、失敗したという実績が必要なわけか…


「指示は誰がだしてるんだ?ラード国王ではないだろ?」


「それを知ってどうしようと言うのですか?」

ん?


「思い知って貰うだけだけど?」

あえて、視線をあわせる。


「それを言われて、言えるわけないですが?」『ランバー公爵なんて言えん』


「そっか…じゃあ、貴族の寝室に、片っ端から諜報員がぶっ飛ばされることが決定だな!上の公爵から順番にしよう…セーフ、場所を見繕ってくれる?」


「仕方ない、ですか…」

飯田さん、それは、こっちのセリフだよ!!


「はいよ。公爵は3家該当だね。位置はここで、図面はこれだよ!」

おぉ、セーフ、地図作成のスキルまで手に入れたのか…


「ありがとう。御影、契約書は?」


「ここに書き上がっています。さっき、飯田諜報長官さんのサインも貰いましたから、瑞木さんのサインがあれば終わりです」

ふむ…

サインを書き加えて、お金を払う。

飯田さんに直ではなく、秘書っぽい人が呼ばれて支払った。

まぁ、詰め所だしね。


「流石だな、御影…ありがとな。因みに、この奈美枝さんの方の区画の、物件は何処にあたるんだ?」


「あぁ、それなら、奈美枝さんの家の4件隣の角の家ですよ?大通りに面してますから、宣伝効果も高いでしょ?」

うん、そうだね。

本部(仮)とはいえ、無駄にならないようにしたいもんなぁ…


「奈美枝さんの邪魔にもならなさそうで良かったよ。さて、飯田さん、これで必要書類がそろいましたから、ラード国王との謁見の手配はよろしく!!」


「ぶれないですね…わかりました。間違いなく…承りました。承認っと。君、これを頼む!明日の9時からの謁見は、この件ですよね?」

さっきの秘書が、契約書を持って退出した。


「そうです。だからね…早く戻ってこないと…かやの外になっちゃいますから…急いで下さいね?」


「何を言ってるんですか?」

嫌だなぁ…

第1号に決まってるでしょ?

ちゃんとランバー公爵のところに送ってあげるからさ…


「して欲しいんでしょ?手加減。ご心配無く、ちゃんと気絶する程度にしときますから…あと、鼻血位は出てないと怪しまれちゃうんで…恨まないで下さいますよね?」


「えっ?ちょっ!待っ!!私監視してませんけど?」

うっさいわ!!


「監視を指示するって宣言しといて、逃れられると思ってんじゃねぇよ!!責任取ってこいよ…責任者!!」


 部屋の窓を開け放ち、窓際に飯田諜報長官を吊り上げる。

 ちょうど、ランバー公爵のところまでは、放物線を描けば、遮蔽物は無いのであとは力加減だけだ…

 風の精霊任せだけどね…


「せめて…希望を聞いて貰えませんか?出来れば鈴木公爵のところがありがたいんですが…」

却下だな!


「一番近いから、ランバー公爵のところに飛んでいけ!!また明日な!」


「はぁ…善処します…」

右手で、飯田諜報長官の左頬を殴り付けてぶっ飛ばす。

ついでに、みぞおちに左の拳を突き入れて、意識も刈り取る。

このままだと、途中で落ちちゃうので、風の精霊に運搬と壁に対する防御をお願いしておいた…


 壁を突き破って、妾とお楽しみを始めようとしていたランバー公爵の寝室に飛び込んだ飯田諜報長官には、飛行者の称号がついたらしい。


瑞木美孝18才

レベル479(106)

体力値111万(1320)=14億

魔力値111万(1320)=14億

力111万(1320)=14億

知力111万(1320)=14億

俊敏さ111万(1320)=14億

器用さ111万(1320)=14億

幸運値111万(1320)=14億

魅力1110万(1320)=140億

風10万(1320)=1億

水8万(1320)=1億

火6万(1320)=7800万

土8万(1320)=1億

光4万(1320)=5800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(3469)さやか(13,9)恵美(17,0)武司(1178)玲子(816)朱音(16,3)メルー(6448)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(30,1)奈美枝(961)御影(11,1)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(7296)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(29)サリー(393)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均35)

天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)

精霊:風(27,9)水(29,6)火(20,5)土(38,7)光(14,4)闇(18,2)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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楽しんで頂ければ幸いです。

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