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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
321/503

301ギルド本部と抜け道

「残りの1つは、お察しの通り、拠点を確保して頂くということです…」

ですよねーっ!


「知ってましたよ?って言うか、僕らが必要としている物件を、飯田さんが買い漁っていると思ったんで、それを売って貰いに来たんですけどね!」


「と言うと…例の、勇者奈美枝さんに売った物件以外を、お分けするというお話ですか?」

そう、それっすよ!!


「えぇ!!残っている物件を教えて貰いたいんですよ!!出来れば全部買ってうちの増築などに使いたいんです!!」


「そうですか…では、どうせ、すぐにわかってしまうことですので、伝えておきましょうか…」

何を!?


「何の話ですか?」


「奈美枝さんは、瑞木さんの向かいの家を買いましたよ…お金も一杯お持ちですから、大きな家を構えられてはいかがですか?とお伝えしたんですが…これで十分だ。と小さな一軒家を手直しして使うそうですよ」

ほほぅ…


「って事は…その周りを買い取って、うちの施設に改装したら…ポツーンと奈美枝達の家が取り残されるわけですね!静かに暮らしたい奈美枝さんにとっては大問題だ!!」


「察して頂けて恐縮です…方向としては、各種の店舗に転売する方向で考えおりましてね…」

つまり…

買い物にも便利な立地にするという事だな…

そして、それは結局として。


「売れねえ、と…そういうわけか!」


「瑞木さん…敬語ではなくなってますよ?」

うっさいわ!!


「だが、逆に向かいであるウチと同一区画で増築を行うなら、別に問題ないんでしょう?」


「それは、全く問題ないですよ?増改築に使われるなら…さすがに真裏にあるギルドは買収していませんけどね。逆にそれ以外は全てを押さえてます。しかし…」

しかし?


「いちいち貯めないでくれますかねぇ?」


「おぅ…これは失礼しました。ご存じないと思いませんでしたので。こう返されると思ったんですよ…同一区画にギルド本部は2つ作れないですよね。と」

声真似が上手いですね…

さすが、諜報長官!


「大問題じゃないですか!!って言うか、そうだった!!現ギルド本部が買収されてる前提で話してましたよ!そっか…買収しなかったんでしたね!!」


「まぁ、一応、声かけはしたんですけどね…ギルド長に、勇者は静かに暮らしたいと聞きましたが…ギルド本部跡地では、平穏な暮らしは不可能ですよ!と言われて、納得せざるを得ませんでしたから…説得できる有効な手段を見つけられなかったんですよ…」

うわぁ…

確かに最強の返しだね…

やっぱりギルド長は能力高いよぉ。

無駄遣いしてる感が、半端無いけど…


「ふむ…確かに、ギルド本部は同一区画に置いてはいけないという規程がありましたね…まぁ、それはそれとして、ギルド以外のその区画の物件を全て下さい!!」


「はぁ?瑞木さんには微々たる金額かもしれませんが…何に使うつもりですか?固定資産税も馬鹿にはならないですよ?」

予定通りに使うに決まってるさ!!


「僕のランクはPなので、固定資産税は全額免除ですから…関係ないですね!!そして、新ギルドとして使うに決まってるじゃないですか!!」


「はぁ!?だから、今、それは出来ないとお伝えしたばかりですよね?規程違反をされるお積もりなんですか!?」

いいや!

規程違反になんかならないさ!!


「違いますよ!!新ギルド本部用の物件も別に買います!って言うか、奈美枝さんの家の区画の物件も1つか2つ下さい…本部だけ分割して、書類上そこに置いておけば良いでしょう?きちんとギルド施設としては稼働するように考えますから」


「はあ!!瑞木さん?あの規程って…ギルドの位置の混乱が起きないように作られてる規程なんですよ?そういう運用は、思いっきり抜け道って奴なのですが?」

グレーなんでしょ?

わかってるよ!!


「あのさ…例えば、奈美枝さんの家の区画にギルド本部を置いて、受付とかを置いたとしてさ…それで混乱が起きないと思います?」


「まぁ…起きますね!間違いなく!!」

でしょ?


「ハッキリ言うとその規程は、その程度の規程なんだよ!そして、さっきの方法なら、規程違反にもならない!!これ以上、必要なものがある…と、言・い・ま・す・か?」


「……はぁ…確かにその通りですね。お金の力とはいえ、規程に沿うわけですから、問題にするべき事でも無いですからね…わかりました!!」

そんなに疲れた顔をしなさんな…

悪いけど、人の命に関わらないうえに、事実上、意味の無い規程に真っ正直に付き合う程のお人好しにはなれないよ…

設置規制範囲の詳細まで書いてあれば別だけどさ。


「まぁ、ギルドが2つある状況自体がそう長い事ではないはずです。堪忍して下さい。さて、そうと決まれば、御影!!物件の売買契約書と値段の交渉は任せたぞ!!」


「合点承知しましたよ!!お任せくださいな!!とことん値切って、書類も完璧に致しますよ!!」

張り切ってるね…

頑張っておくれ!


「ストップ。値切りは結構です。取得金額そのままでお渡ししますよ!これ以上の事務的負担は勘弁してください!!御影さんの能力は重々承知しています。販売利益より交渉時間を別の仕事に使った方が社会のためになります!」

お疲れのご様子ですな…


「なら、仕方ないですね。わかりました…御影…頼めるよな?」


「もちろんですが…値切り交渉がないのは寂しいですね…」

いいじゃんか…

手間が省けて。


「ありがとうございます。これで、心置きなく、サリーさんや、瑞木さんの腕の中で、蕩けそうになっている方について、お話出来るというものですね!!」

あれ!?

気力が回復してる!?


「騙したんですか?」


「いやいや…気合いを入れ直しただけですよ?日にそう何度も出来ることではありませんからね。使えるのは、これで最後です!」

くっ!!

何をする気なんだ?


「何を?」


「そう身構えなくて良いですよ?単なる確認をするだけですから…」

あぁ…

普通の質問か…


「よ、美孝君…美孝君…美孝君…」

あれ?

さやかさん?

理性が飛んじゃいました?


瑞木美孝18才

レベル479(106)

体力値111万(1320)=14億

魔力値111万(1320)=14億

力111万(1320)=14億

知力111万(1320)=14億

俊敏さ111万(1320)=14億

器用さ111万(1320)=14億

幸運値111万(1320)=14億

魅力1110万(1320)=140億

風10万(1320)=1億

水8万(1320)=1億

火6万(1320)=7800万

土8万(1320)=1億

光4万(1320)=5800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(3423)さやか(13,7)恵美(16,9)武司(1178)玲子(816)朱音(16,0)メルー(6448)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(29,9)奈美枝(961)御影(10,8)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(7238)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(29)サリー(251)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均35)

天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)

精霊:風(27,3)水(29,6)火(20,5)土(38,7)光(14,4)闇(18,2)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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