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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
320/503

300ギルド設置と飯田諜報長官の憂鬱解消

「しっかし、バカだねぇ…」

セーフのいつもの叱咤が聞こえます…


「なにがさ?」


「私らが先に行くって言ったときに、瑞木、なんて答えたっけ?」

えっと…


「さやかさんに説明を終えたら、すぐに行くって言ってましたよね?」

確かに、言ったかな…


「あの時点で、約束の30分前だったものね…余裕をみて、美嶺や御影、綱芳さんを連れて出発するところだったよね?確かに言ったよ。リーフ」


「それが、話し終えた途端に、さやかさんを口説き始めるって…お嫁さん相手にすることですか?そういうことは、お嫁さんになっていない、この私!御影ちゃんにこそ、するべきでしょうが!!さぁ!!ドンと来てください!!」

おいっ!!


「もう、約束の2分前なんだから!!混ぜっ返すのは止めろよ御影!サリーさんも居るんだから、待たせてないで中に入ろうよ!!」


「ちぇっ!残念無念です…」

ある意味助かったけどさ…


「御影って子に助けられたねぇ…瑞木ぃ。全くもって、さやかに何してくれてんだい!さっさと行くよ!!」

サリーさんの目が、鈍く光ってるし…

危なかったんだよね。


「まさか…」


「セーフさんと恵美さんが、ステレオ実況してましたからね…ここにいる全員が、さっきまで食堂で起きてたことを知っていますよ?」

あの…

リーフさん?


「もしかして、リーフさんも怒ってます?」


「うふふっ…私は、よだれで美孝さんの頭に池を作っても、襲われないんですよね?」

いや、それは訂正させてもらおう!!


「それはね。余りにリーフが残念可愛くて、何時まででも見ていたくなるから、そっちの方向ではリビドーを刺激されないだけで、すごく幸せなんだよ!折角の幸せ空間を壊したくないだけだよ!!」


「……あの…私の方がさやかさんより、可愛いって言われてるように聞こえますよ?」

うん?


「僕の奥さんは、各々に色々な魅力があるからね…もちろん、リーフの方がさやかさんを上回ってる部分があるさ。可愛さの基準だって1つじゃないよね?」


「そうですか…私も美孝さんに抱いて貰えるんですね?」

当たり前です。


「リーフとも、引き続き仲良くします!前に言ってくれたよね。リーフは未来永劫僕の事を嫌いになんてならないんでしょ?」


「ええ!!もちろんです!!」

なら…


「僕もリーフを抱かないなんて選択肢は無いな!!」


「みーずーきー?いい加減にしなっ!!いつまでもイチャついてんじゃないよ!!早く入りな!!」

セーフが怒ってらっしゃる…


「ごめんなさい!今行きます!!」


「ようやく、お越しですか…全くもって仲のよろしいことで、羨ましいですな…これで奥さんは4人目でしたか?流石は英雄というところでしょうかね…」

端々にトゲあるねぇ…


「相変わらず、遠慮がない話ぶりですね。まぁ、立場上、飯田さんにそういう物言いをして頂けるのは、ありがたいことなんでしょうけどね…」


「いえいえ、単なるやっかみですよ。史上稀に見る才女ばかりを、奥さんにする瑞木さんへのね!」

ふむ…


「才女であることは、特に関係ないですね…僕は、リーフの残念可愛いところが一番好きだし…恵美の真面目に僕を思ってくれる一途過ぎる思いを愛してますし、セーフの強がってるのに、実は全力で一生懸命なところがいとおしいし、さやかさんが貧乳であることそのものを寂しいと思う心から出る一言に、無類の魅力を感じてるんですよ?」


「……リーフさんの政治力も、恵美さんの料理の腕も、セーフさんの情報収集能力も、さやかさんの事務処理能力も…結婚には関係ないと…どうでも良いと!そう言われるんですね!?」

当たり前だ!!


「僕は奥さん達の人格を好きになったのであって、能力で奥さんを選んだりしませんよ!正にどうでも良いです!!いい加減にしないと、足腰立たなくしますよ?何なんですか?一体!!」


「あぁ…良かった。本気の言葉が確認出来て、心底安心しました!」

安心だぁ?


「国家の転覆でも、考えてると思ったんですか?」


「正に、その通りなんですよ…なんせ、瑞木さんの周りに、才人が集まりすぎなんですから!」

はぁ?

なに言ってくれてんのさ?


「あれ?そう言えば、セーフを紹介しましたっけ?」


「ラード国王様に紹介頂きましたよね?存在がわかれば十分ですよ。話を戻しますね…まず、奥さんだけでも、才能の塊ばかりですし、ここにいる御影さん、美嶺さん、綱芳さん、奥さんのメルーさん、燈佳さんとエースさんを筆頭とした親衛隊、サリーさんに玲子さん、勇者の奈美枝さん、冒険者の8割に、瑞木さんの傘下のラードを仲良く救う会のメンバー、ナイトハルト家やシロガネ会長とも懇意とか?はては、御厨家の幽霊まで…」

あえて言おうか…


「悪いけど、ラード国ごときを更地にするのに、他人の手は必要ないですよ?僕ただ一人の力だけで、今、この瞬間でも、跡形もなく葬り去れると断言できます」


「そう、でも、そんな無駄なことを瑞木さんはしない。それを私がわかっています!だからこそ、その手の中に溢れる人材に注目が集まったわけですよ!!これだけ揃えば、クーデター位はわけないですから!!」

あぁ、そういう意味かよ…


「欠片も興味がないとしか言えないなぁ…そもそも、僕はラード国王の事が大好きですよ?ひいてはこのラードも好きだ。しかも、この国の安定にずい分寄与したと思いますが?」


「ええ、プライベートでは、ラード国王様をお父さんと呼べるほどに、懇意にされてますよね?」

おいっ!!


「知ってるじゃないですか!!」


「残念ながら、ことは、お2人の懇意の具合とは関係なくなってましてね…敢えて言うならそんなに仲がいいと逆に恐ろしいと思う層がいるんですよ」

は?


「もしかして、貴族の方ですか?」


「お見込みの通りですよ…ただでさえ、100人近い才人を発掘したんですからね。何を企んでいるか注目されないわけないんですよね…しかもナイトハルト家の話がずいぶんと恐怖を煽っているようです」

っていうか。


「それを僕にバラしていいわけですか?あと、ラードは元々真面目な貴族が多いと聞いた気がしますよ?」


「まぁ、今さらですしね…今回の確認で瑞木さんなら近くその存在に気付かれるでしょうから…手間を省いているだけですよ」

おーい。

諜報長官!


「他の誰が諦めても飯田さんが諦めちゃダメな気がしますけどね…」


「まぁまぁ、そんなことより、元々真面目な貴族が多いという事実を、瑞木さんが知っていることを、知っている貴族が少ないんです。そこで、さっきの言葉が、真実だと判断できる私が、今どんな気持ちかわかりますか?」

さぁ…


「僕にはなんとも…」


「諜報長官として、瑞木さんの情報が、日々大量に入ってくるわけですけど…もう嫌なんですよね」

何が?


「規格外ばかりが仲間にいることですか?」


「いえ、瑞木さんの戦力が、全世界の戦力と比較しても、おかしなものになっていくことがですよ…わかってますか?一番最後に加わった13人だけでも、一人一人が平均的な騎士より強いんですよ?しかも育てる気満々でしょ?他の面子の事なんか考えたくもありません。貴族たちの戦々恐々する様が脳裏から離れませんよ!!」

ん?

十倍補正か…


「今更ですね…僕自身が世界最強の生物なんですから、ドラゴンでも一捻りだって言えばわかります?そのレベルの戦力に、少し位騎士程度の戦力が増えたからって誤差の範囲内だと思いますよ?」


「は?底が見えないとは思ってましたが…それほど!?本当に馬鹿馬鹿しい戦力差なんですね…勇者ですら足元にも及ばないレベルとは…」

それを目指したからね…


「仲間のお陰なんですけどね…運も良かったですし!!」


「この期に及んで、それを真実として語るんですか!!わかりました。お手上げです。もう、私には、瑞木さんが健やかな精神を持ちつつ、生活して頂けることを祈る以外、初めから出来ることなどなかったんですね…ふぅ…さて、今日は新ギルドの立ち上げでした?」

随分と老けたように見えるね。

悪いな…

でも、やっと本題だね。


「まぁ…一応レストを救うためにここにいる訳なんで、そんなに気にしなくていいですよ?本題としては、ここにいる。サリーさんをギルド長として、冒険者が冒険者として自立できるための組織を立ち上げたいと思っています」


「そのための、承認をラード国王に取り付けたいと言う希望でしたよね?」

しっかり伝わってんね!


「はい、内部規程の洗い直しと、自治をサリーさんに任せて、冒険者ギルドそのものの健全化と、僕が犯罪の未然防止と、冒険者全体の質向上のための育成を担当します。まぁ、道筋の創設までですけどね」


「やはり、長年のラード国王の悲願を叶えるのは、瑞木さんなんですね…」

ふむ。


「と、いうことは、同じようなことを考えてたって事ですよね?なんで実現しなかったんですか?」


「簡単ですよ…サリーさんと、玲子さんがうんと言ってくれなかったからです。というか、話すら聞いて頂けなかったわけですが…」

あぁ…


「サリーさん?」


「あぁ、そうさ…飯田からも、前から何度か瑞木と同じような話をされてたんだ。完全に無視してたけどね。だから、最初はてっきり飯田からの依頼を受けて来たのかと思ったくらいさ…でも、詳しく聞いていったら違うようだったからね。ビックリしてたのさ…」

あれ?


「ギルドを2つ作れるって規程の事知らなかったんじゃないんですか?」


「知らない、なんて言った覚えは無いね!不可能じゃないか聞いただけだろ?」

はうっ!!


「やはり、女性は侮れないですね…って言うか、それ知らない振りする意味あったんですか?」


「ないぞ。聞かれなかったから、蒸し返さなかっただけだ…まぁ、実際に規程の存在は知らなかったがね。飯田も特別に何かやらかすのかと思ってたし」

ぐはぁ…


「酷いっすね…まぁいいや…飯田さん、協力頂けますよね?」


「そうですね…必要書類は、こうして御影さんが用意して頂いてますので、あと1つ、問題がクリアできれば、ラード国王との謁見で栽可を仰げますよ…」

あと1つ?


「問題とは?」


「皆さんにとっては簡単でしょうけどね…」

そこでなぜためる!


瑞木美孝18才

レベル479(106)

体力値111万(1320)=14億

魔力値111万(1320)=14億

力111万(1320)=14億

知力111万(1320)=14億

俊敏さ111万(1320)=14億

器用さ111万(1320)=14億

幸運値111万(1320)=14億

魅力1110万(1320)=140億

風10万(1320)=1億

水8万(1320)=1億

火6万(1320)=7800万

土8万(1320)=1億

光4万(1320)=5800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法・思考圧縮上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(3423)さやか(13,6)恵美(16,9)武司(1178)玲子(816)朱音(16,0)メルー(6448)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(29,9)奈美枝(961)御影(10,7)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(7238)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(29)サリー(251)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均35)

天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)

精霊:風(27,3)水(29,6)火(20,5)土(38,7)光(14,4)闇(18,2)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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楽しんで頂ければ幸いです。

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