298桜井天河の奥さんと家購入談義
「亜理砂、楓加、おかえり、あれ?天河は?」
寮の入り口で、天河の嫁さん2人にあったので、声をかけた。
「瑞木…天河なら、新しいお風呂に大興奮で見に行ったわよ…全く、私たちと一緒に入れる家を買った方が楽しいと思うのだけどね…瑞木みたいにね!」
あぁ…
そうだよな。
内風呂ならそういう楽しみは、簡単に可能だよね…
すれ違わなかったから、別の入り口から来たのかな?
「まぁ…大きな風呂はそれだけで、貴重だと思うけどね…そうそう、朝御飯についてだけど!」
「いつもの時間でしょ?セーフが伝えに来てくれたから、ほぼ全ての面子に伝わってるはずよ…」
そっか…
「ならよかった。じゃ、僕はさやかさんを待たせてるから、帰るね。あと、他に家を買うなら、御影に相談すると良いよ?あと、税制優遇はさやかさんだね。僕らはPランクだから、かなり楽に買えるはずだよ…」
「ん?そんな提案するなら、何故、寮を充実させてるのよ?」
まぁ…
「今回の狩りの時も大変だったんだけど…かなり、不埒ものがやって来るからさ…それぞれが持ち家になると、留守番が大変なんだよね…共同で住めば、その辺りの負担が減るじゃない?まぁ、最初は仲間の寝床確保以上の話じゃなかったけどね!」
「あぁ…確かに、私たちも護衛で家を空ける可能性がかなり高いわね…とすると、持ち家は、空き巣のリスクが高い。常駐の宿を作るか…信頼できる共同の家屋を確保する方が楽か…」
まぁ、会を抜けるなら、その辺りは自分で考えて貰うしかないけどね…
「仲良くラードを救う会の仲間に、苦労が少ない方法で働いて貰いたいからね…こうしてるわけさ」
「ふん、そんなに至れり尽くせりの会にしときながら、会を抜けるなら…何て言い出したのは、何よ…試してるとでも言うの?」
は?
帰らなきゃいけないのにな…
聞き捨てならねえ事を言い出したな!
「試す?何を?」
「私たちの…忠誠心的なもの?奴隷契約があるから、下僕心とでも言うのかしら?」
あのさ…
「試すつもりなんて無いよ。そもそも、下僕としては扱ってないだろ?奴隷契約にしたって、正当な雇用契約と違うのは、嫁さんたちの分だけだし!要は奴隷契約そのものを、忌避する子達の事を考えて言ってるだけなんだよ!!別に納得しての継続ならそれで構わないし!!納得して卒業するならそれでもいいしね」
「あぁ、そういう意味か…それなら、そこまで言わないと誤解するよ…でも、まぁ…やっぱり奴隷って嫌悪感があるのが当たり前だもんね…でも、他の子にも言われてそうだけど、私たち2人は、忌避感なんか持ってないわ…瑞木に対してだけにはだけどね…」
楓加?
「僕だけ?」
「知ってるもの…瑞木の優しいところをね。嘘はつかないところとか…」
それはどうだろうな…
「どうかなぁ、今も時間の約束を守れてないからなぁ…嘘つかないなんて言えないよ?」
「ふふっ…時間を守れなかったのは、失恋した女の子を慰めてたからでしょ?今だって、時間がかかっても私たちの不安を解消してくれようとしてる…少なくとも、私は信用に足る男とは認めてあげてもいいわ!!」
バレバレですか…
「それは光栄です。楓加お嬢様…」
「桜井楓加夫人と呼びなさいな…」
天河の名字か…
「では、桜井楓加夫人、桜井亜理砂夫人。お暇致しますよ」
「また明日ね…」「全くもう!」
亜理砂には、不評らしい…
それについては、まぁいいや。
楓加と同列に並べられるとまずいって話なんだろうし…
「さやかさん、お待たせしました…遅くなってごめんなさい」
「謝罪は要らないわ。範囲観測で見てたもの…しかし…凄まじいわね」
何がですか?
「何の事でしょう?」
「あのレベルの仕事を、わずか30分強で、終わらせる瑞木君と、邪魔が入らなきゃ、時間通りに終わっていたであろう事実よ!!」
まぁ、確かに、段取りさえ組めてれば、時間通りだったかな…
「まぁせっかくなので、さやかさんと早めにご飯を食べたかったので、最大限は頑張りましたよ?うちの面子の心のケアを優先させてもらっちゃいましたけど…」
「そうね、それを知っているから謝罪は必要ないわ。しかし、何よ?男の子にまで迫られる理由って何?りりーについては、セーフが何言ってるか、解説してくれたから大体の背景はわかったけど…そっちは全く理解できないんだけど!」
あぁ、セーフの範囲観測は特別製だからね…
「ちょっと病気を治療してあげただけですよ。そしたら、そういう趣味だったんです。まぁ、すぐ諦めると思いますよ?」
「諦めるなんて、ホントかしら?私なら地の果てまでも追い詰めて、付き合って貰うけどなぁ…」
いや…
愛が重くないですか?
さやかさんなら楽勝でしょうけどね…
「あなた、お話はご飯を食べながらしてください。さやか姉さんもね。はい、冷めないうちに召し上がれ!!」
恵美が二人分の料理を抱えながら、現れた。
熱々のカレーお焦げごはんが作られ、揚げられたお焦げに、カレーを豪快にかけて、食すという料理だった…
カリカリで熱々のお焦げが、カレーをかけられて、ジュワジュワいいながら、口に運ばれるのを待っている。
「恵美、これ反則だよね?こんなんハフハフ言いながら食べつつ話せるわけないだろ?」
「そう思うなら、さっさと食べて、そのあとお話しすれば良いでしょ?」
つれないな…
「わかったよ…いただきます。さやかさんもまずは食べようね!」
「ええ!!そのあとじっくり聞かせてね」
さやかさんも、カリッとしつつふやけてモチッとするカレーあんかけをパクパク食べてる。
「美味しいですねぇ」
「もちろんよ。恵美の料理には、全て最高なんだから!!」
まぁね。
「さて、僕に起こったことについてでしたっけ?」
「ええ、しりたいわ」
さやかさんも、既に食べ終えて、臨戦態勢だ…
「わかりましたよ…一応ラードに来てからをさらっと全てに渡って網羅しましょうか」
今日までの出来事をさやさかさんに話しておきましょう…
瑞木美孝18才
レベル479(106)
体力値111万(1320)=14億
魔力値111万(1320)=14億
力111万(1320)=14億
知力111万(1320)=14億
俊敏さ111万(1320)=14億
器用さ111万(1320)=14億
幸運値111万(1320)=14億
魅力1110万(1320)=140億
風10万(1320)=1億
水8万(1320)=1億
火6万(1320)=7800万
土8万(1320)=1億
光4万(1320)=5800万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級
回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ、さやか
相性
綱芳(3399)さやか(12,6)恵美(16,8)武司(1178)玲子(816)朱音(15,9)メルー(6448)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(29,6)奈美枝(961)御影(10,7)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(7156)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(29)サリー(99)他42名(平均2239)元奴隷12名(平均35)
天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1887)
精霊:風(27,3)水(29,6)火(20,5)土(38,7)光(14,4)闇(18,2)
愛奴隷
リーフ・恵美・さやか
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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