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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
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296瑞木の連絡漏れと激情の朱音

「「「おめでとーう!!」」」

ん?


「ありがとうって…皆残っててくれたのか…」


「あのな…さやかさんに心を奪われてたか知らないが…瑞木がこれからの予定を話すのとか、全部すっ飛ばして、風呂に入ったまま2時間以上出てこなかったんだろうが…もう7時半だぞ?そろそろ年少組を帰そうとしてたところだ…」

え?


「天河…僕…このあとの予定って伝えてなかったっけ?」


「あん?飯までは自由時間って話だけして、風の様に風呂に去ったよな。覚えてないのかよ?悪いが、飯は先に食わせて貰ったぞ?あと、秋虎と君里には、交代人員を送っといたから、ここにいるわけだ。もちろん、交代人員は飯食った奴から選ばせて貰ったがな」

おぉ、天河がまともな報告をしてるよ…

しかも、ちゃんと取り回しと、気遣いもされてるし、ありがたいな。


「あと、私の方でエースと秋虎と君里には、今日の報酬を渡しておきました。御影に金額を確認していますから、問題ないはずですが…よろしかったでしょうか?」

ありがとう、リーフ。


「ありがとうね。2人とも、他の皆も手伝ってくれたんだよね…ありがと…完全に理性が飛んでたからさ…そうだね…言おうと思った予定を、伝えるのを忘れてたね。ごめんなさい。まぁ、僕の考えよりも、スムーズに事を運んで貰えたみたいで、よかったよ。ホントにありがとうね」


「いえ、お金の支払いだけですから、気にしないでくださいませ」

いやいや…


「それは信用に直接係わるからね。助かったよ、リーフ」


「うん、瑞木の一大事だ…大したことはしてないさ…何て言っても結婚して、初めてのエッチだからな。張り切りすぎて、お姫様抱っこで、連れてくることになるのも当然だろう!!」

天河…

悪意を感じる説明をありがとう。


「天河!!さっきから聞いてれば、アンタが主導でやったみたいな言い方だったけど、実際の取り回しはメルーだし、各種の指示は私と恵美で出してたんだが?何か言うことある?」

ん?

そうなの?


「朱音…たしかにそうだが、責められるのは何でだよ…別に言わなくても問題ないじゃねえか!俺も動いたんだし、瑞木は俺に聞いたんだからよ…」

天河、それは違うと思うぞ?


「おいおい、天河。悪気はないかもしれないが…そういう事やってると、嫌われるぞ?言い方の問題だろが!」


「ん?瑞木まで俺を責めるのかよ?」

そんなに、寂しそうな顔をするなよ…


「まぁ、聞けよ。今の話のポイントは、天河の説明が足りてないってところだ。そして、問題は他にもある。直さないと楓加と亜理砂の視線が痛いってことなんだが?」


「えっ?あれ?確かに、2人して怒ってるな?なんでだ?」

やっぱり悪気無しかよ…


「あのな、人の手柄を横取りして報告する奴が好かれると思うのか?」


「は?なんでそんな話になってるんだ?」

無自覚でも、やっちゃいけない事はあるよな…


「さっきの話だよ。丸で天河が主導でしたように、僕に話してくれただろ?」


「そうだったか?」

そうだったから言ってんだよ!!


「例えば、メルーさんが、指示してくれたんだろ?朱音さんや恵美もさ…なら、話の中に、それを織り混ぜて話しなよってことさ」


「ほぅ…メルーの発案で、先に飯を食ったぜとか、朱音達の指示で秋虎と君里を戻したとかか…でも、それをすると、話の中身がわかりにくくないか?」

もしかして、あえて省いた…

のか?


「ふむ、そう考えるなら最後に、取り回したのがメルーさんだから、詳しくは確認してって話を付け加える様にすると、わかりやすくなるんじゃないかな?」


「あぁ、さっきのリーフ様の様な言い回しか…そうだな、それなら、話があちこちにいかないから、理解しやすいな…これからは気を付けるぜ」

んーっ。

多分、自分基準で理解しやすい話し方をしてくれてるわけか…

あっ、いつものメモもしてるね…


「わかれば良いよ…って事で、朱音さん?その殺気を引っ込めようよ…」


「あれ?殺気自在を使ってるのに、気づかれちゃった?」

あのね…


「確かに、殺気そのものは感じないけどさ…視線が怖すぎるっての。普通に殺気を出してるってわかるからさ…止めようね」


「ちっ!とりあえず反省させて、後悔の中で血の海に沈める計画だったのになぁ…」

待て!

聞き捨てならねぇ!!


「朱音さんや?何を言ってらっしゃるのか…さっぱりなんだけど?止めてくださいとだけお願いしておきますね!!」


「だってダーリン!!天河の奴、ダーリンの事なじったんだよ?許せるわけない!!」

あぁ…

そっちか…


「止めようよ。さっきの軽口位で、殺気立つのはさ!!…でないと、それを止めるために、結局、僕が失敗出来なくなるよ。それって凄く窮屈で、無理があると思わない?」


「えっ?何で?それにダーリンが失敗をするわけないじゃん!!」

止めて…


「僕は失敗はする!!間違いなく!僕は完璧とはほど遠いんだから!!嫌なプレッシャーかけるのは止めてよ!!頼むよ!!」


「つまり、天河に必要以上のお仕置きしちゃダメって事なんだね?」

お、おぅ…


「とりあえずはそうだよ!」


「でも、何で止めるの?舐められたら鉄拳制裁が当たり前だよ?」

体育会系…

ですね。


「うーん、仲間に苦言を言われた位で鉄拳制裁は嫌だね…しかも、今回の件は僕が悪いし」


「無理だよ…私は、ダーリンの事が貶されたことに我慢できないんだもの…天河なんかに馬鹿にされるのは許せない!!」

ヤンデレかっ!!

いや、それだと方向が違うか…


「んーっ!!完全にやり過ぎ気質が強すぎです…マジに勘弁してください。僕らの集まりの名前をもう一度思いだそうよ」


「激しくダーリンを愛す会?」

違うだろ?


「仲良くラードを救う会だよ!!激しく違うし!!とりあえず、僕一個人に特化した会に、改変するのは勘弁してください!!」


「私の中では、それでも足りない位なんだけどなぁ…」

何がどう足りないと言うのかっ!!

重いよ!


「朱音さん…よく聞け!な・か・よ・くラードを救う会だっての!!いい加減にしてよ!!朱音さんだけ燈佳さんの親衛隊に移籍するかい?」


「えっ?…ローテーション入りはどうなるの?」

前提がおかしい!!


「当然、無期限延期に決まってるでしょ。僕の言ったことがわかるまでね!!」


「ダ、ダーリン…そんなの私。死んじゃうわ…」

うん。


「わからないまま、僕の寿命が尽きるかもね…」


「っ!!本気なの…お願いです!そんなこと言わないで!!」

ふぅ…


「あのね…朱音さんが僕を好きって気持ちは嬉しいけど…だからといって、ねじ曲げちゃダメなものはあるよね?」


「仲間も大切に扱うことかな?」

わかってるじゃない!!


「その通りだよ!僕は仲良くラードを救う会の一員だからね?それを忘れないでよ…僕も失敗するからさ。それを直す機会を潰したりしないでね!」


「はい、ダーリン…捨てちゃ嫌です…」

捨てないよ…


「僕は朱音さんを蹂躙しないといけないんでしょ?まぁ実際それは無理だけど…あまり困らせないで欲しいな…未来の奥さん…僕に甘い言葉だけ囁かせてよ」


「にゃ!!にゃにを!」

噛んでる噛んでる!


「そんなにビックリした?でも、きちんと朱音さんの事も好きだって、自覚して欲しいな…」


「つまり?」

そうだねぇ…


「奥さんにこんな風に怒りたくないんだよ…自重しようね…」


「はい…」

しおらしくなったね…

まるで、叱られて元気の無くなった猫みたいだ…


「さて、みんな、お待たせしましたね。今日のこれからの予定は、寮に湯船を作りに行くよ。みんなに疲れをとって貰えるようにね。だから、今日はこれで解散だね」


「あなた、食事は?」

恵美、悪いな。


「すまない、さっと行って、すぐ帰ってくるから、その後だね。この説明のあと10分後を予定してる。そのあと、食事だね。さやかさんは先に食べてて良いですよ?」


「瑞木君?たかが10分を待たないで、味気ない食事をするのは、私は嫌だわ!!」

ごもっとも。


「はい、じゃあ、帰ってきたらご一緒しましょう。で、ご飯の後は飯田諜報長官のところに、土地の購入の件でお邪魔したいので、恵美、御影、リーフ、朱音さん、さやかさんは付き合って貰えますか?セーフも来てくれるよね?」

みんなが一様に同意をしてくれるなか…


「俺は留守番か?」「俺も行くよ!!」

美嶺と綱芳さんだ…


「綱芳さん…バーを放り出すわけにはいかないでしょ?メルーさんを交渉の代役にたてて貰えませんか?そして、美嶺を連れて行きたいので…お留守番も兼ねて頂ければ嬉しいです…」


「ならば、留守番の方を私が引き受けますよ!!」

そっか…


「メルーさん…綱芳さんもそれでいいですか?」


「昨日の接客を見ていて、大丈夫だと思いますよ!メルルン、お願いね!!」

綱芳さん…

普通の時もメルルンなんですね。


「はい!」

メルーさんの声が涼やかだ。


「美嶺も一緒に行こうな!」


「おう!!」

美嶺は、相変わらず声とのギャップが凄いなぁ…


「よし、あとは明日の予定ですね…明日は、朝8時半にオーク狩りを皆でして、そのあと、王様に会ってきます。みんなはその間に、護衛の仕事をする面子と、狩りを続ける面子、ギルドを手伝う面子に分けましょうか…あともうひとつ、会を抜けるかどうかも考えてみてください…今日で、ラードを救う道筋はついたんですから!!」

僕の言葉で、ほとんどの面子の顔に真剣な表情が浮かんだ。


「ダーリン!!お祝いは?」

朱音さん…


「ん?そうだね…じゃあ、明日のオーク狩りの後、昼御飯の時に祝いの宴をしようか?」


「さやかとの結婚の祝いもしたらどうだい?」

セーフ…


「そうだね…さやかさん、そうしてもいいかな?」


「そうね…今日は、体が動きそうもないしね!」

さやかさん…

それは甘いな…


「明日も、この体勢でパーティーに参加しましょうね!」


「明日も、足腰立たなくなるまでするの?」

いえいえ!


「もちろん、今日このあとですよ!!一晩中するんでしたよね?」


「えっと…眠らないって話を言ってるのかしら?」

勿論ですよ。


「寝かせませんから!!」


「わかったわ。私に二言はないもの」

覚悟を決めた瞳が美しいですね…

単なる、夜の営みに対する覚悟ですけど…


瑞木美孝18才

レベル479(106)

体力値111万(1320)=14億

魔力値111万(1320)=14億

力111万(1320)=14億

知力111万(1320)=14億

俊敏さ111万(1320)=14億

器用さ111万(1320)=14億

幸運値111万(1320)=14億

魅力1110万(1320)=140億

風10万(1320)=1億

水8万(1320)=1億

火6万(1320)=7800万

土8万(1320)=1億

光4万(1320)=5800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ、さやか

相性

綱芳(3399)さやか(12,5)恵美(16,8)武司(1178)玲子(816)朱音(15,9)メルー(6448)道緒(2892)直(3123)メアリー(2911)燕(2914)レモン(3066)流々(2732)里乃(3004)リーフ(29,6)奈美枝(961)御影(10,7)ユリア(3465)枩李花(2879)霞(2882)ミサ(4091)岬(4463)潤(2883)雨音(2943)美嶺(7156)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(29)サリー(99)他42名(平均2212)元奴隷12名(平均35)

天河(3321)春臣(1575)君里(2295)秋虎(2251)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1882)

精霊:風(27,3)水(28,7)火(19,1)土(37,5)光(14,1)闇(18,2)

愛奴隷

リーフ・恵美・さやか

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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