284岬に噛みつかれたリーフと瑞木の良いところ
「うーん、随分と遅くなっちゃったわ!でも、取り敢えず明日の休みをゲット出来たのは大きいわね…さて、瑞木くーん、皆さーん、遅くなってごめんなさい!!はぅっ!!」
さやかさんのご帰還だ…
聴覚さんが、良い仕事をしてくれたので、独り言の部分まで余すところなく聞こえてくる。
やっぱり、さやかさんの本質はきっと狩人なんですね…
個人的には全然、気にならないけど。
「さやかさん…お帰りなさい。随分と長くギルド長に捕まってましたね?さて、家に帰りましょうか…ほらほら、みんな起きて!帰るよ!!」
「瑞木君?何処にいるの?声は聞こえるけど…あと、これは…一体何が起きたのか、説明してくれる?」
あぁ、僕からは範囲観測で、さやかさんが見えるけど…
仲間の皆の体で、生き埋めにされてるから、さやかさんからは僕が見えないよね…
「僕は、さやかさんから見てちょうど正面のリーフの下辺りに居ますよ…」
「まぁ!このカオスの中心に居るわけね…」
そりゃ、僕を起点にして女の子達が抱き着いたり、舐めてたり、触ってたりするからそうなるよね。
「僕が原因ですから、まぁ、そうなりますわな」
そんな話をしていると、リーフ以外の女の子達が目を醒まして、退き始めた。
「瑞木君。随分と揉みくちゃにされて…全身がベッタベタになってるけど。これって、主に涎よね?」
別の体液も大量に混ざってますが…
主にはそうでしょうね…
「ええ、そうですよ。今も、ここで僕の頭に涎の池を作っている人が、居ますからね。大体と言うならそうですよ。って言うか、リーフ!!いい加減に起きてよ!帰るよ!!」
「ん、むぅ…嫌でふ…この天国は手離へまへん。あと5分…は起きまへぅ」
リーフが寝惚けてる…
なんか段々絞める力が、強まってるし…
「リーフさん…完全に寝惚けてるのね…随分と幸せそうに笑ってるわ。騎士団長の時は、こんな顔を想像することも出来なかったけど…」
そりゃ、仕事中に、このある意味だらしない笑顔を浮かべながら、指揮をしてたら、騎士団の皆が言うことを聞かなくなりそうな破壊力ですよね…
「起きろーっ!!」
そう言って、リーフと僕との間に挟まって、一緒にすいかの海を泳いでいた岬ちゃんが強行手段に出た。
すいかの先で、固くなっていた右の突起に噛みつき、右手では左のすいかの突起を捻り上げる…
「ん!!きゃん!!」
リーフの可愛い鳴き声が響いて、ようやく重い瞼が少し開いたらしい…
「リーフお姉ちゃん!!起きないと!お家に帰る時間だよ!!はい、立って立って!!それとも、もう1回いっとく?」
岬ちゃん…
容赦無いなぁ…
「う、うぁ…はい。次はもう少し弱めにお願いします…では、おやすみなさい…」
そう言って、更に強く僕に抱きついてきたリーフには、岬ちゃんから更に強いお仕置きが待っていた…
とうとう、岬ちゃんの逆鱗に触れてしまったのだ。
「きゃいん…きゃいん!!いたっ!!酷いです。そんなことしたら、取れちゃいます!!あん…駄目ですよ…」
涙目で僕を見つめてもダメだよ?
「起きたなら退かないと、岬ちゃんから、3度目のお仕置きが開始されても知らないよ?」
「えっ?岬ちゃん?」
リーフが体を起こして立ち上がると、右の突起に犬歯で噛み付いてごりごりしながら、右手でも左の突起を1回転するほど捻り上げる岬ちゃんが、プラーンと釣れた。
「やっと起きたのね?ちゃんと呼ばれたら起きてよ!もう少しで貫通するところだったよ?」
スタッと華麗に着地した岬ちゃんが言う。
でも、何を言ってるのかな…
「あっ!右の胸、血が出ちゃってます…痛いはずですね…」
リーフがすいかの突起を出して、直接確かめている。
いや、ここには男もいますよ?
僕も僕以外もね!
女子高の中じゃないんだからさ!!
止めてよ!!
しかし、犬歯でそんなところまで…
あれ?
なんでダメージが通るんだ?
はぁ!!
鑑定で見ると、リーフに結構なダメージが入ってるし!
岬ちゃん、レベル300超えは伊達じゃないな…
そして、随分と本気で噛んだんだねぇ…
「岬ちゃん…実はかなり怒ってるでしょ?」
「んー?全っ然!怒ってないよ!!瑞木お兄ちゃんと一緒に涎まみれにされたこととか、背中に熱い何かが一杯かかったこととか、瑞木お兄ちゃんと一緒に、万力のような力で、抱き締められたりとか!!全然気にしてないよ!!ふんっ!!」
にっこり笑いながら、伝えられました。
完全にご立腹ですな…
まぁ…
その辺りは、リーフと僕とに挟まれたから、避けようがなさそうだけど…
「寝挫けてるのは、リーフが完全に悪いものなぁ…」
「うん!そうだよ!!瑞木お兄ちゃんのそばは、凄く安心するから、みんな全てを忘れて、恍惚としたいのに、人として駄目になっちゃうから、辛いけど無理矢理起きてるんだから!!」
えっと…
魅力値以外にも、何が起きてる?
「だから、こんなにベタベタになってるのね。私もいつか同じ感じになるのかしらね?」
さやかさんも理解したらしい…
「どうでしょうね…多分ならないと思いますよ?」
「もう!!どうでしょうね…じゃないわよ!こんなハーレムの主みたいな事を、いつもやっているの?」
いいえ、やってませんよ。
「してません。今回は、僕がさやかさんに対して、興奮しすぎてましたから、僕の事を、好きだと言ってくれる仲間の中で、フラストレーションがはち切れんばかりでした…だから、今回のこれは、皆を落ち着かせるためにしただけですよ?かなり特別です」
「そうなの…でも、少年らしき誰かが含まれてるし、年齢層も多岐にわたってるけど…もしかして、この全員と私は家族になるのかしら?」
話してませんから、不安になりますよね…
「まず、言っておきますが、僕に男色の趣味はありません!!そして、仲間には僕へのアプローチは禁止していないだけで、お付き合いをする予定はありません!!」
「へ?禁止…しないの?やっぱりハーレム気分を味わいたいのかしら?」
え?
あぁ…
そういう考え方も出来るのか…
「僕は既に3人と結婚しています。リーフと恵美とセーフですね。今日、さやかさんと結婚して、朱音さんとは婚約状態になるわけですね…あと、娘の美嶺も、婚約に近い状態なんです。つまり、僕の甲斐性では、既に限界を突破しています!!」
「まぁ、養うだけなら、ここにいる全員でも、簡単な位のお金を持ってる気がするけど?」
お金だけで言えばそうかもしれませんね…
「恋人として、奥さんとして愛せるかどうかのことですよ…そもそもの話として、僕は愛の無い体だけの関係に興味はありませんから!!まぁ、現在の6人の奥さんを抱えて、その関係が破綻しないという保証もありはしませんけどね…」
「つまり、今のところ、瑞木君の奥さんは、私を含めて、6人の予定なの?」
そのとおり!!
「はい、そうですよ!そして、これ以上増やせないと宣言した訳ですが、それでも、僕にアプローチを続けたいという仲間達に対して、思いを持つなとは、言えなかったんですよ。というか、言いたくないんです!!」
「ん…確かに、恋心を秘めたまま、外に出すことを禁止されたら…苦しいわね…」
理解して頂けて幸いです。
「ええ、そういうわけで、こんな大ハーレム張りの状態に陥った訳ですよ。あぁ、もちろん。別の誰かに心を移してくれることを祈ってますけどね…」
「うん。結婚を受け入れて貰える私が言うのも、烏滸がましいかもしれないけど、瑞木君から、他の誰かに目移りする可能性は、限りなく少ないわね…瑞木君は、超優良物件だもの!!」
え?
そうなんですか?
「言いたくないですけど…お金的な意味で?」
「あのね…別にそういう面で余裕があるからっていうのは、否定しないけど、それはスパイス程度ね。本質は別よ」
否定はしないんですね。
まぁ、生きていくためには、必要なことだよね。
「本質って?」
「人の話を聞いて、なるべく、その意図に沿おうとする気質よ!!」
は?
「あの…普通の話に聞こえますけど?」
「優しいだけの対応なら簡単よ…ただ、全てを受け入れるだけで済むわ…でも、瑞木君は違うでしょ?許容範囲を決めて、一定までは受け入れる。でも、それ以上はきちんと断るのよね?」
まぁ、そうですよ。
「痩せ我慢で頑張ってます!!」
「それが出来るってことが重要よ!!つまりはそれって瑞木君に受け入れられたら、大事にしてもらえるって事でしょ?」
どうかな…
「僕は仲間なら基本的に大事にしてると思いますけど?」
「それを知ってるからこそ、そう思うのよ!!凄く魅力的だわ!!」
うーむ…
「そうなのかな…」
「「そうですよ!!」」
あ、なんか、みんなに叫ばれた!?
僕の気質的な部分を好きだと言って貰えるのは、嬉しいな!!
「さやかさんも、そこにひかれたってことですか?」
「もちろんそこもだけど…いや、あの…恥ずかしいから…ベッドの中で瑞木君にだけ教えるわ!!」
なんだろな?
嬉しい内容だと良いなぁ…
瑞木美孝18才
レベル474(105)
体力値109万(1220)=13億
魔力値109万(1220)=13億
力109万(1220)=13億
知力109万(1220)=13億
俊敏さ109万(1220)=13億
器用さ109万(1220)=13億
幸運値109万(1220)=13億
魅力1100万(1220)=130億
風10万(1220)=1億
水8万(1220)=1億
火5万(1220)=7100万
土8万(1220)=1億
光4万(1220)=5300万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級
回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(3198)さやか(8625)恵美(16,1)武司(1178)玲子(816)朱音(14,8)メルー(5752)道緒(2864)直(3081)メアリー(2875)燕(2885)レモン(3006)流々(2695)里乃(2938)リーフ(28,6)奈美枝(961)御影(9628)ユリア(3405)枩李花(2848)霞(2853)ミサ(4059)岬(4335)潤(2861)雨音(2911)美嶺(7011)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(28)サリー(99)他42名(平均2201)元奴隷12名(平均31)
天河(3295)春臣(1575)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1861)
精霊:風(26,7)水(27,8)火(18,4)土(37,2)光(13,8)闇(17,9)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
設定
細かい数値を簡略化表示
楽しんで頂ければ幸いです。