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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第2日目 初デートは頑張って楽しかったけれど…
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24作業化した狩りと綱芳の誓い

 結局、その後コボルトの泉と化した血の海の穴に通うこと五回。

 合計で二百七十三頭のコボルトと五頭のオークと二頭のゴブリンを狩った。


 精霊魔法で一網打尽にするだけの簡単なお仕事でした。


「榊さんの言ってたそう簡単に減らないって話をまじめに実感出来るな」


「そうだねぇ。コボルトが集まる勢いが最後まで変わらなかったからね」


「セーフ、騎士団が週に一回で、毎回どれだけ狩ってたか調べておいてよ」


「請け負ったよ」


「よろしく」


「さてと、綱芳さん今日はこれで終わりにします。穴を片付けたらギルドへ帰りましょう」


「承知しました瑞木さん。明日以降も、言い付けて貰えば万難を排してお供します」

うっ。


「いや、明日以降は普通の料金ですよ?」


「関係ありません。餓えてる町の奴等の為に、俺は何もしてこなかった。明日は我が身や妹達に降りかかる可能性があると解ってたのにだ!!」


「だからといって…」


「俺はね、さやかに宣言した瑞木さんの言葉に心打たれたんですよ。少しでもお手伝いが出来るなら是非ご一緒させてください」

熱い。

作業態度は真面目だし、強いからこちらとしては、間違いなくありがたいんだよね。

心酔してからは、血抜きも積極的に関わってくれるようになったし…


「そう言って貰えるのは願ったりですね。時間が合えばお願いしましょう」


「喜んで!!」


 実際、僕もレベルアップしたけど、未だに綱芳さんの方が強いから、願ったり叶ったりなんだけどね。

 最初は打算の産物だったのに、今日一日で随分変わった感じだ。

 魔物がいると緊張するのは、仕方ない部分だろうしね。


「さてと、穴を塞ぎます」


「ついでに浄化もしときな。このままだとアンデッドがわく場所になりそうだ」

そうだねセーフ。


「まずは…我が友大地の精霊よ、我に力を貸し、我が前の穴を塞ぎたまえ」


 大地の精霊が血塗れになって穴を塞いでいく。

 ごめんよ。


「水よ現れよ」

水を召喚し、セーフほどの球状の水の玉が浮かぶ。


「大地の精霊よ、水で体を清めておくれ」


 良かった。

 嬉しそうに水に飛び込んで洗い流し始めた。


 洗い終わるのを待って、水を消そうとするとセーフが声をかけてくる。


「その水は浄化の力を持ってるから、そこにかけな」

偶然そういう水を召喚出来たのか。


「さて、浄化いきますよ。慈悲深き我が友、光の精霊よ、この地に留まりし不浄の力を浄化し、清らかな地とする為に力を貸したまえ」


 光の精霊が二人現れて、回りながら穴のあった場所に吸い込まれていく。


 眩い光に包まれると、辺りが清浄な空気に包まれた。


「ありがとう」


「なんか、浄化に力が入りすぎてないかねぇ」


「初めてなんだから加減なんかわからないよ」


「まぁ仕方ないね…帰ろうか」

そうだね。


 荷馬車に乗り込んで、食べるのをすっかり忘れていた昼御飯を綱芳さんと食べながら、街に帰ってきた。

 やっぱり恵美さんの飯はすっげぇ旨い。


 ギルドに帰りつくと2時だ。

 さやかさんと交代で入った職員さんに買い取りをしてもらい、一旦レベル上げ作業終了。


 五十分後には初デートだ。


瑞木美孝18才

レベル28(1)

体力値215(1)=215

魔力値219(1)=219

力339(1)=339

知力231(1)=231

俊敏さ214(1)=214

器用さ220(1)=220

幸運値250(1)=250

魅力437(1)=437

称号

貧乳好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の友

スキル

鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、レベルリセット、緊急避難、スキルリセット、収納ポケット、レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正、範囲観測初級、叱咤激励、槍レベル13、剣レベル8、投擲レベル19、打撃レベル1、解体・交渉中級、精霊魔法信頼級、短剣レベル20、召喚魔法・回復魔法・催眠魔法・風魔法初級、降霊術

相性

綱芳(260)さやか(301)恵美(105)

奴隷

なし

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次回はまた明日18時にお会いできれば幸いです

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