273ギルドとハグ
「さてと…みんな、いい加減に僕の髪をくしゃくしゃにするのを止めようか…それと、メルーさんと楓加に亜理砂は、胸を僕に押し付けてんじゃねぇ。森まで戻ってきたとはいえ、いい加減にしよう」
「あらやだ」「気付かれた?」「違うわ。撫でてただけよ」
こんなところで、3人とも上半身鎧なしとか、不自然すぎるだろ!!
いい加減キレるぞ!
「確かに、君らのレベルだったら、鎧なんか無くても、鼻唄混じりに戦場を、散歩できるかもしれないけどさ。僕に胸を押し当てる為だけに何してんのさ?」
「え?」「ふふっ」「ち、ちがうもん。う、そうよ。少し痒かっただけ」
この期に及んで楓加は!
まったくもう…
他の二人も確信犯だし。
「つーか…なんで、そこの2人は止めないんだよ!!奥さんと恋人でしょうが!!嬉々として、脱いだ鎧をあずかるとか!!おかしいでしょうが!!!何やってんの!!?」
「瑞木も止めなかったろ?」
はぅ…
「まぁ…同罪だな…」
ぬぅ…
「すみませんね!これでも健全な男子ですので!!女の子が薄着になったら嬉しいに決まってるよ!!」
「俺達も…」「同じだぞ…なあ」「もちろん」「ははっ!」
くそぅ!!
コイツら……
仲良いなぁ!
くっそぉ……
「さいですか…でも、何故止めん!」
「メルルンの可愛い姿を眺めるのは至福…」「亜利砂も楓加も、その程度で俺から離れたりしないぜ?」
…もう!!
「わかったから!!いい加減に引き取ってよ!」
「ふふっ。メルルンおいで」「亜利砂、楓加、俺のもとに来いよ」
やっと離れてくれたよ…
「さて…これからの予定だけど…冒険者ギルドに乗り込んで、話をするんだよなぁ…」
「ふむ、どうやら楽しい話をしに行く訳じゃなさそうじゃの…」
残念ながらね…
「そうなんだよ、話の内容は簡単なのに、話しにいく相手の事を考えると、まず、ポシャる可能性が高いんだよね…」
「なんじゃそりゃ!!理由もわかっとるのか?」
そりゃもう!!
「簡単さ……絶対にギルド長が納得しないだろうと、予測してるからだよ!」
「だから、なんで納得しないのよ?」
「理由を言いなさい」
天河の嫁さん2人に、突っ込まれた…
「僕らの討伐したオークをかすめ取ろうとしていたハイエナの冒険者のこと覚えてるか?更生を期待して、あいつ等を衛兵じゃなくてギルドにひきわたそうと思うんだけど、ギルドにもそういう規定はないから、門前払いだろうと思うんだよ」
「はぁ?衛兵に渡したら死刑でしょ?何のためのギルド長よ!!」
「そういう時のために、居るんでしょ?」
居ないんだ!!
彼の場合はそういう意味でいる訳じゃないんだよ。
「ラードのギルド長はそういう人物なんだよ。規定を確りと守り、ギルド以外の事は知らない。規定になくて、自分自身にかかわらなければギルド全体の未来ですら、究極的にはどうでも良いと考える人なんだ…」
「最低だ…」
「最低ね…」
「そいつ…クズじゃない」
「ダメだな」
「あぁ」
だよな。
「しかも、今は買い取り査定の途中だ…査定の邪魔にはなりたくない…だからまぁ、一旦休憩だな…僕は嫁さんに会ってきたいんだけど良いかな」
「ご休憩?」
メルーさん…
時間内なら君らは好きにしたら良いよ。
ご休憩でも、お泊まりでもご自由にどうぞ…
「違うよ。まぁ君らは好きにしてて…僕は、ノルマを終えてるリーフと恵美に会って癒されてくるだけだからね!休憩は30分間でどう?」
「いいんですか?」
他にすることも無いんでしょ。
別にそれに限定しなくても良いと思うけど…
「自由時間と言うことで…僕は何かを止めたりするつもりはないよ。売り払いもその頃には終わるでしょ?」
「……微妙じゃな…ワシは帰るぞ」
そうだね、アーサー。
ひ孫の濡れ場を見たい訳じゃないだろうし…
「わかった。また喚ぶよ」
「またな…」
アーサーの姿が消える。
「そうと決まれば!!」
わぁ!!
何やってんだよ。
5人とも大胆すぎる!!
僕は付き合いきれないよ!!
「じゃ、程々にしてね…範囲観測で、危険回避もするんだよ?」
「瑞木も混ざる?」
僕の話を聞けや!!
「いい加減にしろ!あとで戻ってくるから…そのピンクの頭を、少しは改善しといてくれよ!」
「「はーい」」
みんなして…
仲が良すぎるだろ…
そうそうに立ち去る。
そこまでその行為に駆り立てるのは何なんだろうね…
「さて、念話で呼び出そう!」
「待ってましたよ!!」
「やっとですか!!」
リーフ?
恵美も!!
早いよ!!
「なんで?なぜ、念話より早く到着してるんだよ!!」
「「愛の力で!!」」
2人して何言ってんだ…
「ずっと範囲観測で見てたんだね…一緒に行動してたみんなの了解はとったんだよね?」
「勿論!」「万全です!!」
ならいいや。
「会いたかったよ!!」
恵美とリーフを順に抱き締める。
「わぁ!!」「嬉しい!!」
笑顔で応じる2人が眩しい。
会いに来て良かった。
「大好きだよ!!」
「っ!!これは!!」「えぇ!!メルー達に感謝しなければいけませんね!!」
何が?
「なんのこと?」
「さっきの後押しが効いてました!!嬉しい!」
「えぇ!!こんなに積極的な美孝さんは初めてです!!ニヤニヤしちゃいます!」
へ?
「もしかして!!」
天河達を範囲観測でのぞいてみると、まったりとくつろぎながら、談笑する5人がいた。
さっきのは、僕の羞恥心とかをぶっ飛ばすための演技かよ…
まぁ、全員半裸みたいな恰好なんだけどね。
「お礼を…」「そうですね。言わなければいけませんね」
そうだな…
2人が喜んでくれたのは間違いないしね…
でも、やられた感が半端ねぇ。
瑞木美孝18才
レベル474(105)
体力値109万(1220)=13億
魔力値109万(1220)=13億
力109万(1220)=13億
知力109万(1220)=13億
俊敏さ109万(1220)=13億
器用さ109万(1220)=13億
幸運値109万(1220)=13億
魅力1100万(1220)=130億
風10万(1220)=1億
水8万(1220)=1億
火5万(1220)=7100万
土8万(1220)=1億
光4万(1220)=5300万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級
回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(3134)さやか(3712)恵美(14,5)武司(1178)玲子(816)朱音(14,2)メルー(5450)道緒(2563)直(2726)メアリー(2654)燕(2662)レモン(2714)流々(2421)里乃(2633)リーフ(27,2)奈美枝(961)御影(9628)ユリア(3112)枩李花(2513)霞(2528)ミサ(3741)岬(3900)潤(2511)雨音(2640)美嶺(7011)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(28)他42名(平均2137)元奴隷12名(平均31)
天河(3223)春臣(1542)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(556)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1851)
精霊:風(26,7)水(27,8)火(18,4)土(36,9)光(13,8)闇(17,9)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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