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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
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268天河たちの真意とひい祖父さんのアーサー

「瑞木…元気になったみたいね…枯れ木みたいだった顔色が、まともに見れる様になったわ」

楓加?


「そんなに枯れてた?」


「やっぱり自覚がなかったのね!全然ダメよ!!おかげで、皆に瑞木の事をお願いされて、大変だったんだから!!こっちはお嬢様のお守りもあるってのに!」

亜利砂…


「天河とのラブラブを邪魔しちゃったみたいだね…ゴメン、亜利砂」


「ち、違うわよ!!天河とはなにがなんでもイチャつくに決まってるでしょ!でも、瑞木が沈んでると、天河も元気がないのよ…だから、シャキッとしたなら良いわ!!」

そっか…

亜利砂が眩しい笑顔になるなら、元気になっときますか。


「そうよ。あくまで天河が元気になるから、心配してるだけなんだから!!瑞木の瞳にまだ、影があっても、天河が元気なら関係ないんだから…勘違いしないでよね!!」

楓加は何を言い出したんだ?


「影?」


「ん?瑞木さんは、やはり本調子にはほど遠いみたいですね…私のこの胸で、休まれますか?薄過ぎてほとんど何もないですけどね…」

いや、メルーさん何言ってんの?


「そこが素晴らしいんじゃないですか!!最高ですよ!!まぁ、休みませんけどね。うちの奥さん達にも、綱芳さんにも悪いし…」


「…嬉しい…」

なぜ、そこで顔を赤らめる?

大した事言ってないと思うが?


「瑞木…」「お前なぁ」

ん?

おぉ、天河と綱芳さん…

僕は何もしてませんからね?


「はい?」


「「心配したぞ!」」

はれ?


「彼女に手を出すなって、怒ってるんじゃないの?」


「そんなことより」「あぁ、瑞木の顔色が良くなったことの方が重要だ!」「俺たちの嫁さんが」「本気になる訳無いしな!」

だって…

さっきは、普通に苦言が出たよね?


「さっきは、色々言われた気がするんだけど?」


「そんなものは」「瑞木を元気付ける為に決まってるさ!」

は?


「何を言ってるの?」


「アーサーを呼び出しただろ?」

そりゃ、綱芳さんが痴話喧嘩を始めたら、とれる方策は多くないんだが?


「唐突に時間が空きましたからね…」


「でも、さっきの瑞木は、暗い顔でこれでもかって位に、生き急いでたんだぜ?」

天河がニヤつきながら、のたまう。

あぁ…


「それで、アーサーに愚痴を吐き出させてくれたわけか…」


「そうさ…俺達が聞いても、生半可に近しいせいで、吐き出したことにならなそうだったからな…」

なるほど…


「だから、痴話喧嘩の方向に話を持っていって、僕を1人にしたわけね」


「まぁな、ほかの事で瑞木を1人にしても、改善に動こうとするから、これでも結構苦労したんだぞ?」

ホントか?


「「私たちが苦労したんでしょ!!天河は何もしてないじゃない!!」」

亜利砂と楓加からのスナップの効いた突っ込みが、天河に炸裂している…

やっぱりね…


「あぁ…じゃあ、さっきの綱芳さんの呟きは、冗談だったんですよね?そうですね…メルーさんに限って、肉食獣だなんて!ははっ」


「…ははは…」

あれ?

当たり前だよとか…

同意の言葉は?

あの…

なんで目をそらすんですか?

そして、メルーさん?

舌舐めずりしながら、綱芳さんに近付いて何を?

……そうですか。


「お2人は…もう僕の知らない2人になってしまわれたんですね…」


「そんな!」「大した事してないじゃないですか!!」

あの…

お2人さん?


「それは、僕も含めた4人が、死んだ魚の様な目になって、お2人を観察している事からお察し下さい…」


「えっ?」「アウトですか?」


「「「「完全にアウト!!」」」」

4人の突っ込みが、綺麗に揃ってしまった…

セーフはきっと、これのハイエンドをあの時見たんだね…

御愁傷様です。


「さて、メルーさんたちが、変わった趣味をお持ちだとわかったところで…もとい、大変仲が良い事がわかったところで、出発しますか!」


「いや、何故言い直しました?」

「余計に強調されたんだが!!」

え?

何のことかな?


「いや、ちょっと羨ましかった何て事は…少しあります…」


「「羨ましいのかよ!!」」

天河と楓加からの突っ込みだ…


「亜利砂もか?」


「え?うん…まぁね。えへへっ!」

これで4人か、期せずして多数派だな…


「いい加減に話を進めんか!!いつまでピンク色の空気を作り出すんじゃ!」

あ、ごめん。

アーサー。


「悪かった…ゴメンよ」


「全く…楽しいからと言って、そういう方向の話ばかりをしとると、時間がいくらあっても足りんわ!!」

ごもっとも…


「そうだよね…アーサー、気を付けるよ。この2人には会ったことあるんだっけ?」


「あん?天河の嫁さんの亜利砂に楓加じゃろが。狩りの時に挨拶しとるぞ?基本的にワシと共に戦場に立った子等とは、挨拶しとるからな。知らん子は居らんはずじゃ」

流石、アーサー。

チートも無しで、凄い記憶力ですな…


「そうか…アーサーにも来て貰うから、今から行く場所についての説明をしようか…」


「ん?ワシだけなら、かい摘まんで話せば良かろうが?」

いや…


「詳しくは、まだ皆にも話してないんだ…少しだけ、背景を知ってる程度だから、良い機会なんだよ」


「ほぅ。それなら、話すが良かろう…」

あぁ、聞いてくれ…


「実は、仲間が13人増えたんだ。奴隷商のところで殺されて、食材にされてた子達なんだけどね…」


「また、無茶な事をやっとるのう…蘇生は奈美枝に頼んだのか?」

欲しい言葉をピンポイントで言ってくれますね…


「そうなんだよ。そもそも奴隷商の兵隊は、燈佳親衛隊を狙って襲ってきたから、捕まえて処理したんだけどね…親玉も無力化したし…」


「……そんなに嫌だったか…遠い目をしておるのぅ。瑞木は辛かったが、きっと瑞木のお陰で笑顔になった者も居るはずじゃ…そっちを誇るが良かろう…」

うぅ…

アーサーの言葉が染みるよ…

なんて癒し系なんだ!


「おぅ…じいさんは強えだけじゃなくて、やっぱ凄えな」

天河は相変わらずだな…


「実は、家の母さんのじいさんだって言うんだから、驚きだよな!!」「うわ、マジで!?」

お前ら…

実は仲良いよな…


「綱芳ぃ!!天河ぁ!!そもそも、本来はお前らだけで瑞木を立ち直らせんといかんのだぞ!!ワシはもう死んどるんじゃからな!!」

アーサーから一喝が飛ぶ…


「だってよぉ、ひいじいちゃん…」

綱芳さんが悲しそうに呟く…


「あのな…さっきも言ったな?ワシは死んでおる。もし、除霊師に会ったら問答無用であの世行きじゃ…成仏しても同じじゃがな!所詮、ワシは死んだ後の猶予期間をさ迷っとるだけじゃ…いつまでもワシに頼っとると、大変な目に会うかもしれん!!それを知っとけ!!わかったな?」

アーサーぁああ!!


「嫌だ!!居なくならないでくれよ!!我が儘だってわかってる!!でも…俺…やっぱりアーサーの事が好きだ…居なくなるなんて考えたくないよ!」

恋人とかの好きじゃない…

家族としての好きだ。

でも…

引き裂かれるのには耐えきれそうにない…


「…瑞木…困ったことを言わんでくれ……それに、ワシもまだまだ成仏する気もないからな…居る間は、ちゃんと喚べば来てやる!心配なんていらんだろう?」

涙が溢れて、アーサーの困り顔が見えなくなった…


「…なんか、俺よりも身内な感じだよな…」

綱芳さん。


「僕も恵美さんと結婚したから、同じひ孫ですよ?」


「あぁ…そうですか!瑞木さんにとってアーサーさんは完全に身内なんですね!!」

そうだけど?


「メルーさん、それがどうかした?」


「いいえ、単に羨ましいと思っただけです…」

そんなこと言うなら…


「メルーさんも、兄さんの奥さんになるんでしょ?仲間で大事な大事な兄さんの奥さんだよ?天河達もとても大事な仲間さ!!」


「あらあら…そうでしたね…私も有り難いことに身内扱いでした…」

6人全員に、にこやかに微笑まれて、アーサー以外に頭をポンポンと撫でられて、抱き締められた…

いきなり何?

と思ったけど…

まぁ、僕が一番年下だし。

とても良い気分だから、どうでも良いや…


瑞木美孝18才

レベル474(105)

体力値109万(1220)=13億

魔力値109万(1220)=13億

力109万(1220)=13億

知力109万(1220)=13億

俊敏さ109万(1220)=13億

器用さ109万(1220)=13億

幸運値109万(1220)=13億

魅力1100万(1220)=130億

風10万(1220)=1億

水8万(1220)=1億

火5万(1220)=7100万

土8万(1220)=1億

光4万(1220)=5300万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2991)さやか(3712)恵美(14,2)武司(1178)玲子(816)朱音(14,2)メルー(5002)道緒(2563)直(2726)メアリー(2654)燕(2662)レモン(2714)流々(2421)里乃(2633)リーフ(26,9)奈美枝(961)御影(9628)ユリア(3112)枩李花(2513)霞(2528)ミサ(3741)岬(3900)潤(2511)雨音(2640)美嶺(7011)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(28)他42名(平均2127)元奴隷12名(平均31)

天河(3012)春臣(1542)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(539)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1851)

精霊:風(26,4)水(27,8)火(18,4)土(36,9)光(13,8)闇(17,9)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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