266痴話喧嘩とアーサー降霊
「じゃあ、手はず通りにお願いね…」
「「はいっ!!」」
打合せした通りに、各々の分担へ散っていく。
「じゃあよろしくね。綱芳さん、メルーさん、天河と楓加さん、亜利砂さん」
「ちょっと!!なんで天河だけ呼び捨てなのよ!!」
貧乳お姉さんである亜利砂さんからお叱りを受けてしまった…
前みたいに、胸の見た目を増量するのを止めたので、個人的には非常に見目麗しい。
「待て待て、そんなの俺と瑞木がダチだからに決まってるじゃねえか!今更、何突っ込んでるんだよ?」
天河がフォローに回ってくれる…
そうだよね…
「違うわ!!私達に、さん付けなんてしないでよ!前の時みたいに呼び捨てでいいわ!!」
前の時って…
ギガントオークだった美嶺を、拘束した時の話か…
確かに、心に余裕がなくて呼び捨てたかも。
「私も楓加で良いわよ。あっ!!でも!私は瑞木の事、結構気に入ってなんかいないんだからね!!勘違いしないでよね!!これは…そう。仲間外れになるのが嫌なだけなんだから!!瑞木の事なんてどうでも良いんだからね!!」
ええと、うん。
天河、なんかごめん…
「これは失礼。では、亜利砂と楓加、よろしくね」
「「それで良いのよ」」
2人して頷く…
別にいいんだけど、距離感が微妙だなぁ。
僕は天河に不義理はしたくないぞ。
「こら、2人とも…浮気は許さないからな!」
おう!!
天河が斬り込んだ!!
「もちろんよ!」
亜利砂さん、ここでキスですか!
「当たり前だわ!!」
楓加さん、何で、天河の耳を噛んでるんだよ!!
「なら良いんだ…もし、そんなことになったら、瑞木に勝てない喧嘩を吹っ掛けなきゃならないからな…」
止めてくれ!!
「先ずもって、僕が手出ししないってのに…僕の身持ちの固さは天河も知ってるだろ?」
「甘いな、瑞木!さっきの2人は可愛かっただろ?しかも、亜利砂は特に好みの体型なんだよな?物事に絶対なんて無いんだ!!まぁ俺は嫁さん達を手離したりしないけどな!!」
あのな…
「確かに、亜利砂の体のラインは美しくて好みだし、顔や性格も可愛いけどさ…既に天河と結婚してるんだから、絶対に手出しなんかしないっての!!僕が不和の原因になるのは嫌だ!!」
「まぁ…2人とも肉食系だから気を付けておいてくれ…俺は毎日2人に襲われてるからな…」
は?
天河!
言いながら遠い目をするんじゃねえよ!!
「何でホントの事言うのよ!」「そうよ。恥ずかしいじゃない!!」
天河が2人にペシペシ殴られてる…
自業自得だ…
「あぁ、天河、君もなのか…」
えっと…
綱芳さん!?
久しぶりの発言が、それで良いんですか?
「ダメですよ…綱芳さん!そういう事を言うお口は、塞いでおかなくてはいけませんね…ふふふっ!」
あっ…
メルーさんのキスで口を塞がれてる…
「なんなんだ?このカオス…しばらくは放っておこう。アーサー…話し相手になってくれ!」
「よぅ、瑞木!元気がないくせに、お主また強くなったのぅ…ワシまで一騎当千の力を得とるぞ?」
英霊の御厨アーサーを降霊した。
何か久しぶりな気がする…
「また、奴隷契約を追加する事が出来たからね…もう、星すら破壊できそうな力を手に入れてるよね…」
「また物騒な事を言いおって…どうしたんじゃ?何かあったか?」
どうもこうもないよ…
「実は、僕らも名前が売れたから、ハイエナのような奴等が現れたんだよ」
「まぁ、力有るものは、色んなものを引き寄せるもんじゃ…」
悪いもんは要らんけどな!
「あとは、オーク達を狩って解体まで終わったから、今、手分けしてそれぞれに動いてるんだ…」
「ほう…具体的には?売り払いはリーフの嬢ちゃんか?」
いいや…
「セーフに行ってもらったよ…もちろん、実際に運ぶのはうちの仲間達だけどね…年少の子達を中心にして、構成してるよ。大人1人に年少数人の班で、売り払いを担当して貰う。セーフはトラブル収拾のために付いて貰うのさ」
「ふむ、あの姐さんに任せとけば安心じゃの…リーフ嬢ちゃんだと、トラブル収拾は荷が勝ちすぎるな。悪くない布陣じゃないか…だが、リーフは何をやっとるんじゃ?」
だよね…
「リーフ、恵美、朱音さん、道緒さん、直さん、メアリーさん、燕さん、レモンさん、流々さん、里乃さん達の最古参の面子には、僕達の護衛としての力を、売り込みに行くグループの班長をやって貰ってます」
「とすると…捕まえたハイエナ達の雇い主を、急襲するわけじゃな?」
人聞きの悪い…
「違いますよ。人聞きの悪い…ホントの意味での売り込みです。ただし、捕まえたハイエナを手土産に持っていってますけどね…」
「えげつない手じゃのう…急襲よりよっぽど質が悪いじゃろが!」
まぁね…
「自分が放った間者を無力化して、乗り込んできて、交易の際の護衛には、是非ラードを仲良く救う会にご用命下さいとのたまう冒険者を、大棚の商人はどう扱うでしょうね?」
「嫌そうな顔が目に浮かぶのぅ…そんなもの、叩き出すか、言い値で護衛を頼むと言うかのどちらかじゃないのか?」
叩き出すことは無理だね。
「叩き出せないように、間者から引き出した情報を、大声で話ながら店に入っていってますから、すぐに奥に通されるはずです…」
「そいつらは何やったんじゃ?」
まぁ…
「僕らの狩りや強さの秘密を探ってたんですよ…僕らを出し抜くためにね。まぁ僕らの強さを完全に見誤ってましたけどね」
「大変な情報収集作業じゃのう…出し抜くってのはどういう方向で出し抜くんじゃ?」
こちらの弱みを握ろうってんだから、大変だろうが知らないけどね…
「弱点を調べて、シェアの減少を狙ってたみたいです。最終的には、僕等を殺すことも視野に入ってたみたいなんで…容赦はしません」
「危険な話じゃのう。しかし、大棚の商人達なんじゃろ?そんな荒事に手出しするのか?」
そう思うよね。
僕も商人はこんな方向で手出しなんかしてくるわけないと思ってたよ。
「バカな話ですよ…」
思い出すだけでもイラッとしてくる。
責任者には相応の責任を取ってもらう予定だけどね。
瑞木美孝18才
レベル474(105)
体力値109万(1220)=13億
魔力値109万(1220)=13億
力109万(1220)=13億
知力109万(1220)=13億
俊敏さ109万(1220)=13億
器用さ109万(1220)=13億
幸運値109万(1220)=13億
魅力1100万(1220)=130億
風10万(1220)=1億
水8万(1220)=1億
火5万(1220)=7100万
土8万(1220)=1億
光4万(1220)=5300万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級
回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(2723)さやか(3712)恵美(14,2)武司(1178)玲子(816)朱音(14,2)メルー(4613)道緒(2563)直(2726)メアリー(2654)燕(2662)レモン(2714)流々(2421)里乃(2633)リーフ(26,9)奈美枝(961)御影(9628)ユリア(3112)枩李花(2513)霞(2528)ミサ(3741)岬(3900)潤(2511)雨音(2640)美嶺(7011)牛江(605)お熊(75)スラー(169)熊江(28)他42名(平均2121)元奴隷12名(平均31)
天河(2896)春臣(1542)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1851)
精霊:風(26,4)水(27,8)火(18,4)土(36,9)光(13,8)闇(17,9)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他57人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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