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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
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263手掴みの食事と休憩中の受付

「さぁて、飯にしますか…」


「えぇ…ちょっと移動が大変でしたね…」

そうだね…

リーフを中心に肩を寄せ合ってた面子の時に比べると、ずいぶん増えたからね…

移動するだけでも一苦労だったんだよな…


 まず、僕がうちの面子のところまで行って、残りの解体されたオークを収納しつつ、仲間を引き連れて、ハイエナのところに、到着。

 その後、熊江さん達の簡単な紹介と午後の予定を話した。

 そして、熊江さん達の移動速度が全くの一般人なので、お熊さんを含めて13人は、うちの女性達が背負って移動している…

 僕も背負おうとしたら、当然のように、うちの面子の女性陣から、阻止されかけたが…

 相性値を上げないといけないので、一番相性値が低いと思われる子を僕が背負う事で落ち着いた。

 ただし、低すぎて、表示されないので感覚での判断だ…


「瑞木…また、綺麗所ばかりを手に入れてるけど…今度は一体何やったんだよ?」

天河が、楓加と亜理砂を連れてやってきた。

その言い方だと、犯罪で手にいれた、みたいな雰囲気になるじゃねぇか!


「例の奴隷商人のところで、酷い目にあってたから、助けただけだ!人聞きの悪い言い方すんなよ!!」


「ん?でも、奴のとこで、こんな別嬪さんを買ったら…全員で五千万ラードはかかるだろ?まさか…掠め取ってきたのか?」

ん?

なかなか鋭いなぁ…

二百万ラード弱で手にいれたよ…

本当は勇者魔法で甦らせたけど、今はまだ僕が勇者になったことは伏せておきたいのでね。

そこの部分は惚けさせて貰いましょう。


「天河、きちんと売買契約のもとで、保護してきたから、大丈夫だよ。心配は要らない」


「そっか…大散財だな…でも、そんな事よく嫁さん達が許したな?」

ほっほう…


「天河…彼女達がされたことを、お前にやる方向で手配すれば、納得すんのか?言っとくが、この世の地獄を味わえるぞ…」


「へ?そんなに?こんな可愛らしいお嬢さん方が?そんな事聞いたら納得するしかねぇな」

うっさいわ。

こっちはもっと生々しい話を聞いとるんじゃ!!

おかげで今日はかなりささくれ立ってるぞ!!


「まぁ、そういう事だから、あまり詮索しないでやってくれ、嫌な事のせいで未だに全員が元気がないんだ。だから、逆に仲良くはして欲しい!!皆も聞こえたよな!!」


「「おぅ!!」」

料理屋榊に返事がこだまする。

当然、外で待ってるみんなには聞こえないんだよな…

念話って便利なんだけどなぁ…

真の勇者にしか使えないしなぁ…


「さて、飯が出来上がったよ!!人数が多いからね!!みんな取りに来ておくれ!!受け取ったら、外の席で食事だよ!!外で待ってる奴等に声をかけな!」

恵美の元気な声で、食事の受け取りが開始される。

今日はオークのしょうが焼き定食だ…

山盛りにされているテラテラとしたオークの三枚肉が、生姜と醤油で炒められていて、凄い良い香りを放っている。

よだれが落ちそうだ…


「熊江さん達は、僕らと一緒に中で食べるから最後に受けとるんだよ…外で食べると危ないかもしれないからね…とりあえず横に避けよう」


「はい、私達は残飯ですね…でも、こんなに美味しそうな食事は初めてです。楽しみですね…」

おーい!


「違うってば!!君らは僕らの仲間なんだから!僕らと一緒に同じご飯を食べるの!!そもそも、ここの食事で残飯なんか見たことないからね!!」


「残飯がない?それは…大変ですね…」

悲しそうな顔をしないでくれ!!

前半部分をスルーするな!!


「ご飯に関しては心配しなくて良いからね!!さて、面子が入れ替わったね。みんな、注目して!!新しく仲間に入った熊江さん達は、奴隷商人のとこで、酷い目にあってたから助けたよ。仲良くしてあげてね。古傷はえぐったりしないでよ!!」


「「はい」」

女性が多いので、返事は必然的に高い声で聞こえた。

さっきは、腹ヘリの男が多かったからね…


「よろしくな!!さて、列も少なくなってきたから、並ぼうか…御影!まだかかりそうか?」


「えへへっ…お気遣いありがとうございます。この人の話を聞けば、一段落ですね」

ずっと、受付対応だったからな…

アホみたいに人が来ているらしい。

よし、面接完了。


「じゃあ、コイツをその机に立てて、一緒に飯にしよう。昼休憩位とったって良いだろう?そもそもが、ボランティアみたいなもんだしな…」


「はい…喜んで」

御影が、受け取った【昼休憩中、ご用の方は13時以降にお越しください】のプレートを設置して、ご飯の列にならんだ。


「しかし、随分白い板でしたけど、材質は何ですか?軽いですし…」

あまり見たことは無いだろうね…


「ジャイアントオークの肩甲骨を加工してみたんだよ…でも、パッと見でわからないから、威圧感を出すのには失敗か…奇をてらわずに、頭蓋骨を使った方が良かったかな?でも重いんだよね…」


「…いったい何を目指してるんですか?」

あっ…

御影に呆れられた!

屈辱だ!!


「いやね…うちの仲間は強いんだぞって、知らしめたいじゃない。そうすることで、要らんトラブルも防げるしさ…」


「それなら、得意の呪術で対応した方が楽じゃないですか?」

ん?

そうだね…

御影、頭良い!


「確かにそうだね。でも、どうしたの?いつもより数倍まともだけど…」


「ふっふっふ…御影ちゃんが本気を出せばこんなものですよ!どうです?嫁にほしくなったでしょ?」

え?

嫁に?


「いや、全然…」


「あぁあああ!!いつも通り素で断られた!?なんというスルー能力!悔しいっ!」

ハンカチを噛むな。

遥か彼方昔の少女漫画かよ!!


「いいから飯を食うぞ!腹減ってんだよ!」


「わかりました。して、この美人さんは、新しいハーレム要員ですか…はっ!御影ちゃんの地位が脅かされてる?許しませんよ!瑞木さんに、こめかみグリグリされるのは私です!!この地位は誰にも渡しませんからね!!」

わけがわからない…

誰もそんな地位を狙ってないから!!


「お望み通りにしてやるから、少し黙れ…」


「いや、ホントにしなくてもい…イタタタタタ、あだだだだだ!はぁあああ!!や、止め、止めて下さい!!」

軽くこめかみをグリグリして声をかける。

ちなみに、美嶺とリーフと朱音さんは既に列に並んでご飯を受けとるところなので、席の確保をお願いしておく。


「お熊さんも、皆もさっさと並んでよ!あとはもう、僕たちだけだから!サッサとしないと、恵美が食べられないじゃん!!」

御影とじゃれてたら、ほとんど最後になってしまった…


「私達は…」「さっさと並べ!はい、こっちこっち!!」

無理やり並ばせる。

どうしてこう頑ななんだろうね…


「ちゃんと受け取ってね?勿体ないから落としたりしないでよ?」


「はい…」

恵美の美味しいご飯を、無駄にすることは許さないからね…


「恵美、悪いけどスプーンとフォークも乗せてあげてね」


「はい、あなた、14人分ですね…」

元奴隷の子達の人数だね…


「あぁ、ありがとう」


「さて、いただきます」


「本当にこれを?」

13人は目を丸くしている…

お熊さんは、おずおずと食べだした。

フォークを持つ手が覚束ない…


「お熊さんも食べてるでしょ?食べて良いんだから、どうぞ。なるべく、テーブルマナーを守って欲しいけど…無理なら手掴みでも良いよ。でも、熱いから気をつけて…」


「はい…」

熊江さんは、人間扱いをされていたせいか、お熊さんと同じ位の食べ方だったが…

ほかの12人は、大体手掴みで口の周りや、首筋まで汚しながら食べていた。

この辺は、段々と覚えて貰うしかないよね…


「お腹減ってたんだよね…久しぶりの食事だもの」


「美味しいです」「こんなご馳走初めて」「ここって天国?」

そんな事を言いながら、瞬く間にご飯がなくなった…

中々良い食べっぷりだね。

収納から濡れタオルを出して、皆の口を拭ってきれいにしていく…

14人全員を拭き終ると、御影と美嶺とリーフと朱音さんも順番待ちしていた。

いいけどさ…

4人を拭いながら、熊江さん達に声をかける。


「ご飯をキチンと食べられることがわかって安心したよ。お代わりは?」


「「大丈夫です!!」」

声を揃えて言われた。

大分胃が縮んでいるのかもしれないな…


「さて、人心地ついたところで、大事な話がある。特に君達の安全に関わることだ。しっかり聞いて、よく考えて返答をしてほしい!!」


「安全に?一体何でしょう?」

うん。

熊江さん達には、信じられないかもしれないけど、奴隷契約の話をしようと思います。

受け入れて貰わないと困るけどね。

取り敢えず身の安全が最優先だからさ…


瑞木美孝18才

レベル474(92)

体力値109万(1090)=11億

魔力値109万(1090)=11億

力109万(1090)=11億

知力109万(1090)=11億

俊敏さ109万(1090)=11億

器用さ109万(1090)=11億

幸運値109万(1090)=11億

魅力1100万(1090)=120億

風10万(1090)=1億

水8万(1090)=9200万

火5万(1090)=6400万

土8万(1090)=9500万

光4万(1090)=4800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2673)さやか(3712)恵美(14,0)武司(1178)玲子(816)朱音(14,0)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(26,6)奈美枝(961)御影(8925)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(6701)牛江(605)お熊(70)スラー(169)熊江(22)他42名(平均1950)元奴隷12名(平均4)

天河(2788)春臣(1501)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1826)

精霊:風(26,4)水(27,8)火(18,4)土(36,9)光(13,8)闇(17,9)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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楽しんで頂ければ幸いです。

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