259リーフの胸で泣いた瑞木とダメな感じの朱音
「さてと…今後の奴隷商の方針についても、指導してきたことだし…呪術効果を復帰させて、範囲観測ガード解除、と」
「美孝さん!!」
リーフ?
「早いね。どしたのさ?美嶺達のところで集合する予定だったよね?なんで迎えに来てくれたの?」
「……そんな涙声で、普通に話すのは止めてください。私が泣きそうになってしまいます…無意識に呪術を獲得するほど、人と言う枠組みに拘っていた美孝さんが…自分の魅力で人が壊れる様を見て、悲しくならないわけが無いじゃないですか!!」
そう言うと、鎧をつけていないリーフは僕を優しく抱き締めた。
正面から、立ったままで普通に抱き締められると、身長差で僕の顔の目の前に、爆乳淫獣さんの胸がくるわけですが…
その柔らかくも、大質量のスイカに視界は埋まった。
他には何も見えない。
そして、顔全体を包む柔らかいものは耳も口も包み込んでいる。
それを自覚したとき、目からは涙が溢れ出した…
「リーフ…僕はやっぱり…麻薬だったよ…」
柔らかいもので塞がれた口から、どれだけ聞こえたかは、定かではない呟きがもれる。
「大丈夫です…美孝さんはそれを制御する術も、他の仲間を救う術も持っています。しかも、あんな悪人に使った時ですら、罪悪感を持っているんですから…美孝さんは大丈夫です。私が保証します!!」
リーフの言葉を聞きながら、僕は声をあげて泣き、その間、ずっとリーフは僕を抱き締め続けてくれた。
「ありがとう、リーフ。気付いてなかったけど…僕はきっと…傷付いていたんだね…」
「えぇ…美孝さんは、強いから…いいえ、努めて強くあろうとしていますから、自分自身を欺いて自身の傷すら無視します。だから、それを私が知ったとき、私は美孝さんを無理矢理にでも、休ませます!!私ごときが慰めになるかわかりませんけどね…」
無自覚なのか?
「何言ってるのさ…僕が傷付いていることをわかってくれて、リーフが大丈夫ですって言ってくれるだけで、僕は背中から重たい何かが無くなった気がするよ!」
顔をあげて抗議するように伝えた。
「あらあら、嬉しい!!それに、美孝さんとっても残念凛々しい感じですね…」
何それ!?
と思った瞬間に顔を濡れタオルで優しく拭われた。
リーフのシャツの許容量を超えるほどの、涙やその他を分泌したらしい。
拭い終わったその瞬間、リーフの体を覆う、上半身の下着類も全てが消えていた。
さらに、もう一度抱き締められて胸に顔が埋まる。
滑らかな肌が、僕の顔に直接触れた。
「こんな大きな胸の私でも、そう言って下さるんですか?」
何を言っているのさ…
「僕は大きな胸も好きだよ?比較すると、小さな胸が好みだけど、大きな胸を嫌う理由は無いじゃない。リーフの胸は大好きさ…たとえ、前の様に騎士団長を務めるために切り落とされた状態だとしてもね」
「あぁ!嬉しい!!」
と言う、リーフの後頭部からパシーンと良い音がした。
「リーフお嬢様!!ここは街角だよ!上半身裸で何やってんの!!いい加減服を着なよ!!」
朱音さんが現れた。
そう言えば、奴隷商の屋敷の前だった。
かなり、恥ずかしいバカップル、っていうか…
痴女とお供って雰囲気に近いかな…
「あら、朱音…良いじゃない。この辺りは人通りもほとんど無いんだから…」
いや、それは違うよね?
少なくても0じゃないし!!
そもそも、近辺に住んでる人達が固唾を飲んで見守ってらっしゃるのが範囲観測で確認できる!!
さっきの僕の大泣きも、聞いてるよね、これ。
流石に話し声そのものは聞こえてないだろうけど…
「滅茶苦茶恥ずかしい!!つか恥ずかしすぎる!!はい、シャツ!早く着ようよリーフ!」
「まぁ、私は美孝さんさえ慰められれば、後はどうでも良いのですけどね…」
不穏な事を言って、ノロノロとシャツを着るリーフを手伝う。
胸の方はとりあえずフリーダムなままだ…
これって相当特殊な状況な気がする…
どんな噂になるのかな…
あ、やっと、リーフがブラジャーを着け終わった。
あとは走りながら微調整してもらおう。
「さぁ戻ろう!!」
「「はいっ!!」」
2人は良い笑顔で返事をするけど…
露出の噂になったらヤダなぁ。
「朱音さん、助かりました!!リーフは以後、気を付けてくれると嬉しいな。リーフの胸を濡らした僕が言うのもなんだけど…次回があれば自宅か門扉の外に連れていって!」
朱音さんを抱っこしながら、集合場所までに帰っているのだ…
「わかりました。その時はお姫様抱っこをしても構いませんか?」
リーフの問いの、意味がわからない!
なぜ、そこに拘るのか!!!
「…僕をお姫様抱っこしたいんだね?どうぞお好きに…」
こう返す自分も、変わってるんだろうな…
「ダーリン!!私は、股を濡らしてるんだけど、どうしたら良いかな?」
朱音さんは下品な冗談を、なぜこのタイミングで言うのかな…
「胸と股をかけて、冗談を言うのを止めてくださいよ!!結婚まで待ってください!!」
「ん?冗談じゃないよ?見る?」
見るか!!
なぜ、下品な方下品な方に話を持っていくの?
「お断りです!!」
「私には魅力を感じないの?」
おい!!
「感じますよ。だけど、下品な冗談を、このタイミングで言われるのは嫌です!!」
「違うの…私…ダーリンがいとおしくて、我慢できない感じなの!冗談じゃないよ!?」
マジ発情ですか…
さっきまでのやり取りのどこにそんな要素があったか謎なんですけどね…
解せぬ…
「話はわかりました…キスで我慢できそうですか?」
「うん!!」
良い笑顔だね…
まぁ良いけど…
「向こうに着いてからね…」
「わかったよ!」
多分、朱音さんだけじゃ済まないんだろうなぁ…
「お帰りなさい!!」
恵美とセーフと美嶺に、笑顔で迎えられた。
「もしかして、キス待ち?」
「「「当たり前だよ」」」
ふぅ…
やっぱりね。
「言っとくけど君達にはしないよ?」
「えーっ!!」
奴隷たちを含めた14人も列に並び始めたので、止めておいたら、非難の声が上がった。
お熊さん達にキスする理由は無いでしょうが!!
「あなた方も、僕に何かしらの魅力でも感じてるんですか?」
「お近づきになりたいです…」
熊江さんもかい!!
「残念ながら、既に僕には愛する奥さん達が居るので、嫁枠も恋人枠も愛人枠も妾枠も有りません。それでも良いなら、うちの仲良くラードを救う会に参加しても良いですよ。ただし、奴隷として、買い入れたお金である1人辺り15万ラードは働きで返して貰いますけどね…」
「頑張ります!!」
全員の瞳が輝いた…
良いけどね、別に。
「ダーリン、早くっ!!」
朱音さんは、がっつきすぎだよ…
朱音さんの後、リーフと恵美にもキスをして、セーフが盛大に僕を通り抜け、思い出したように悔しがった…
いい加減慣れたら良いのに…
美嶺も当然のように求めてきたので、おでこにしたら、一応の溜飲は下がったらしい。
個人的には、奥さん達と仲良くできて良いんだけど、他のみんなに爆発しろと思われてそうなんだよな…
瑞木美孝18才
レベル474(92)
体力値109万(1090)=11億
魔力値109万(1090)=11億
力109万(1090)=11億
知力109万(1090)=11億
俊敏さ109万(1090)=11億
器用さ109万(1090)=11億
幸運値109万(1090)=11億
魅力1100万(1090)=120億
風10万(1090)=1億
水8万(1090)=9200万
火5万(1090)=6400万
土8万(1090)=9500万
光4万(1090)=4800万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在・思考圧縮中級
回復・風・火・転移魔法・馬術・勇者魔法初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(2673)さやか(3712)恵美(13,8)武司(1178)玲子(816)朱音(13,4)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(25,4)奈美枝(961)御影(8868)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(5766)牛江(605)お熊(65)スラー(169)他42名(平均1946)
天河(2665)春臣(1501)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1826)
精霊:風(26,1)水(27,8)火(18,4)土(36,9)光(13,8)闇(17,9)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
設定
細かい数値を簡略化表示
楽しんで頂ければ幸いです。