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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
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256アルフォンソという名のクズとお熊さんの妹の最期

昨日より更にエグい表現が出てきます。

お気をつけください。


「今回だけだよ。今回に限って奴等も被害者だったから…次はない。もし、再度対峙する事があればあの世行きだよ」


「だからといって…奴等に強姦され、殺され、食われた子も居るんです!!納得など出来ようはずも無いですよ!!」

お熊さんに絶賛責められ中だ…

親衛隊のまとめ役に就任した熊の獣人さんは、僕の奴隷商の元従業員への対応で、怒り心頭なのだ。

因みに、元従業員は這う這うの体で逃げ去った。

収納には、43対の睾丸が眠っている…


「知っているよ。でも、だからこそ、見逃させて貰った。アイツ等の殆どは、元雇い主への生け贄だ…少し聞く耳を貸してくれるか?」


「は?どういうわけで!?内緒話は、理由に納得できなければ嫌です!!」

熊耳がピクピクしてる。

真剣に怒っている事が見てとれる。

ある意味で当たり前だ…

異常犯罪者を野放しにしたのとほぼ等しいからな。


「奴等の半数以上は、奴隷商の所へ引き返す。そこで殺される筈なんだ。そして、それを観察してからこちらから攻め込む予定なんだよ…」

至近距離のお熊さんにしか聞こえない小声で話す。


「しかし…それでは、被害者が報われません…しかも、奴のところに帰らなかった奴等はノウノウと犯罪に手を染めます!!」

一応、そうならないための手を打ったんだけどね。


「性犯罪だけは、起こらないと思うよ?だって奴等の体内には睾丸が無いからね…一応、真人間になる努力をするって言ってたし…もし、約束を破れば、僕にはわかるから、死刑をその場で執行するよ」

それだけの重い契約を交わしておいた。


「でも、私の妹を殺したアイツが生きていると思っただけで…視界が紅く染まるんです!!」

敵討ちか…

個人的には、非生産的だと思うけど…


「悪いけど、真剣に真人間になろうとする奴には手出ししないで欲しいな…これは、長期的に僕らや君達を守る方法でもあるからね。ただし、冒険者に関しては、実力がものを言う世界だ…森の中では人の目もないよね?」


「はいっ!!ありがとうございます」

勘違いはして欲しくないな。


「あくまでも、命は奪わないこと…これは約束して貰おう!!」


「わかりました。命は奪いません。命だけは…」

うーん。

これは…

本当に命があるだけで、視力や四肢は残ってそうにないなぁ…

でも、それだけの業を、積み上げたアイツ等の責任だよな。


「因みに名前はわかるかな?」


「アルフォンソと呼ばれていました。私の妹にも呼ばせていましたから!多分本名です!!事切れる寸前まで、妹が名前を呼びながら、懇願していましたから、間違えるはずもありません…」

その状態だと2人して…

いや、それは置いておこう。

アルフォンソねぇ…

居た!!

アルフォンソマルゴー、本名だな。

あの茶髪か!!

うわぁ、その後の遺体に致すところまで、見て知ってるわけだよな…

最悪の気分になるのは当たり前か。


「残念だね…奴は返り討ちコースに乗っかってる。奴隷商に突っ込んで、今日中に死ぬよ。……諦めてね」


「うぅ!!うわぁ!!畜生!チックショォォォォォォォ!!」

血の涙を流しながら、奴隷商への道を、駆け出そうとするお熊さんを、抱き止めて告げる。


「残念ながら危険すぎる。奴隷商が何を用意しているかわからない以上は、迂闊に飛び込んだらお熊さんの命がないからね…こうしよう」

お熊さんを抱き抱えて、森へと向かう。

寮の玄関に門番をたてるように、話だけ通しておいた。


「やっと移動ね…急がないとみんなの痺れがキレちゃうね」

朱音さん…

お待たせしました。


「申し訳ないですが、用事か1つ増えました。付き合います?それとも、先に戻ります?」


「腕の中の熊と楽しい事しにいくんだろ?ダーリン。私も混ぜとくれよ!」

全く楽しくはないだろうな…

ついでに、経緯と目的をリーフと恵美に念話で、連絡して奴隷商の館で起こる事を注視してもらう。

あと、2分ほどで会敵だからね。


「楽しくは無いですよ。きっと…それでも良ければどうぞ。そして、朱音さんも奴隷商の戦いを見といてください。何か危険な臭いがしますから…」


「なんだ…浮気じゃないのか…もしそうなら、先に私に権利があると言うところだったのに!!」

随分と、堂々とした浮気だなぁ…

んなことしねぇよ!!


「行きますよ?アホな事言ってると、置いていきますから…悪しからず!」


「私も一緒に行くってば!!」

じゃあ、朱音さんの限界速度に併せてあげよう。


「お熊さんはしっかり掴まってね…」


「はい…」

追い詰められた表情だね…

仕方ないけどさ。

朱音さんの限界速度で走り出す。

行き先は…

森だ。


「お熊さん、何を絶句してるのさ?朱音さんも大丈夫?」


「何故?何故奴隷商のところじゃないの!?戦う気は満々だったのに!!」

朱音さん、そんなとこに行くなんて言ってないでしょうが…


「危ないからに決まってるよ…」


「こんな森で何をしろというの!?」

ん…

おくまさんが戦いたいんだろうと思って…


「1対1でやり合えば良いのかなと思ってね…アルフォンソを喚ぶよ」


「は?そんな簡単に…なに言ってるんです?」

そのままの意味さ…


「死体と会っても仕方ないんだろ?準備はいいね?さっさとしないと、アルフォンソが死んじまう…行くよ?元奴隷商従業員アルフォンソマルゴーよ、今ここに現れよ!!」


 満身創痍のアルフォンソが、僕の前にお熊さんと対峙する形で現れた。

 所々を焼かれ、矢が突き刺さり、切りつけられている…

 やはり、手も足も出ないで殲滅される運命だな。


「ここは?なんで、昨日殺ってやった熊が居やがる…地獄か?ここは…にしちゃ身体中がいてえな」

やはり、昨日の話か…

クズ野郎め。

妹さんとお熊さんを間違える程度には消耗しているみたいだな。


「よう…さっきぶりだな…忠告を無視とは良い度胸だな…結果として、その命が対価になったわけだが…」


「お前がいるなら…ここは地獄じゃねえな…2度目の救いの手。じゃあ…無いんだろ?今度の用事は一体なんだ?」

その通り…


「もう追いつめられて、どうせ、死ぬ命なんだ…ちょっと拷問食らってから死んでくれよ。まぁ、お前に断る選択肢は既に無いけどな」


「はぁ?何を…」

言葉が紡げたのは、そこまでだった。

お熊さんの右爪が下顎骨を下へと引き裂いて、降り下ろされ、あご全体を持ち去ったからだ…

ついでに、声帯の辺りすら削り取っている。


「妹の敵を楽に死なせたりしないわ…回復しなさい!ヒーリング!!」


血の涙を流しながら、詠唱されたお熊さんの回復魔法は、一瞬で血を止め、傷口を塞いでいく。

ただし、持ち去られたあごは、なくなっているため、そこには、咀嚼する機能も、声を出す機能も失われた穴だけが形成されている。


「ふー!!ふふー!ふふふー!!」

必死にアルフォンソは息を吐き出しているが、言葉になることはない。


「何だって?聞こえないわ!!聞く気もないけどね!!昨日の私の気持ちの欠片でも味わいなさい!!叫ぶ私と妹は犯され、更に妹は殺されたんだから!!しかも、その後…口にするのも汚らわしいことを妹にしやがって!!楽に死ねるなんて思わないことね!!妹にしたことを再現してやるんだから!」


 結局、その言葉は、宣言通りに実行された…

 両手両足は、付け根まで削り取られて回復魔法で止血され、両目は2度と開かない。

 耳には手を付けられていないから、僕等の話は正確に伝わっているはずだ。

 精神がイカレていなければだが…

 残っていた性器は、表現不能な状態になっている…


「お熊さん…気は晴れたんですか?」


「み、瑞木さん…何も…何も晴れないの…あの子が弄ばれる残像が、コイツを傷付ける度に色濃く頭の中にこびりつくの!!何で?何でコイツはこんなことが嬉々として出来たの?」

それは…

わからないな…

でも、これを嬉々とて出来ない君で良かったよ。

顔に幾筋もついている血の涙を、濡れタオルで拭う。

収納ってこういう時は便利だよなぁ。


「わからなくて良いんですよ。それが正常ですよ。忘れることです。もう良いんですよね?帰りましょう…」

少しだけ、お熊さんが微笑んだ気がした…


「あれは?」

うーん…


「朱音さん…どう思います?」


「放っときゃいいさ、あの口じゃ何も食えないだろ?そのうち死ぬよ…アイツがやってたことを考えれば、似合いの最後だろうさ…同情する気も起きないよ」

そうだな…


「これは、慈悲だ…」

紙に死刑囚と書いて、枝で肩に突き刺して留める。

少しだけ血が滲んだ。


「何が?」

お熊さんが不思議そうだ。


「この辺りは、コボルトの縄張りの真ん中だ。後六日もすれば血の匂いで、見つけてくれるだろ。精々、懺悔の時を刻むんだな…」


「ふー…」

その息を吐き出して、動きを止めたアルフォンソが、何を思ったか…

僕にはわからない…

わかりたくもないが…

この胸一杯に広がった嫌なものは…

簡単には消えてくれそうになかった。


「ダーリン…」

朱音さんが、僕を胸に抱く…

朱音さんの体を動かした汗臭さと、女の子の匂いが同時に僕を包んで、少しだけ癒された気がした…


「さぁ…戻ろう」


瑞木美孝18才

レベル474(92)

体力値109万(1090)=11億

魔力値109万(1090)=11億

力109万(1090)=11億

知力109万(1090)=11億

俊敏さ109万(1090)=11億

器用さ109万(1090)=11億

幸運値109万(1090)=11億

魅力1100万(1090)=120億

風10万(1090)=1億

水8万(1090)=9200万

火5万(1090)=6400万

土8万(1090)=9500万

光4万(1090)=4800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2673)さやか(3712)恵美(13,2)武司(1178)玲子(816)朱音(12,7)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(24,3)奈美枝(961)御影(8868)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(4892)牛江(605)お熊(53)スラー(169)他42名(平均1946)

天河(2665)春臣(1501)君里(2243)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1826)

精霊:風(25,8)水(27,8)火(18,4)土(36,9)光(13,8)闇(17,9)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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