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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
266/503

248魔法の中身とハイエナ共の中身

「コイツらは…水の中で何をバチャバチャもがいているんだ?さっさと出てくれば良いのに…バカなのか?」

それはね…


「美嶺、それは、アイツ等が私の精霊魔法のせいで、足止めされてるからなのよ。一度囚われたら逃げ出せない魔法にね」

まぁ、恵美が考案した相当キツい奴だからな…

見てて哀れになる。


「ほーっ?どんな魔法なんだ?俺にもわかるように教えてくれよ!!」

まぁ、美嶺はまだ精霊魔法を使ったことがないからなぁ…

使っててもわかるかどうかは微妙だけどな…


「実は、あれには、風、土、水、光、闇の5つの精霊魔法が使ってあるのよ。その分維持に魔力を使うけど、今の私にとっては微々たるものね。仲間や燈佳さんたちに危害が及ぶことを考えたら安い投資だわ」

そうだね…

でも何となく、除け者にされた火の精霊の、いじけてる姿が目に浮かぶようだ…


「ほう!?俺が気付けたのは、水の魔法だけだったぞ!!他にはどんな魔法を使ってるんだ?」

まぁ…

見た目にはそう写るだろうな…


「じゃあ、手順を追って説明してあげる。最初に水を大量に召喚して、区分けした後、水流の檻を作るのよ。その場で動けなくなるようにね…」

恵美なら、水の精霊と仲が良いから、1度に2つまではお願いが聞いて貰えるんだよな…


「でも、それだとあんな風に、大量に引っ掛かるわけ無いよな?放り込んだのか?」

美嶺、僕らの仕業ってバレたくないから、それは悪手だね。


「話を最後まで聞いてよ。そこに、光の精霊に迷彩加工をして貰ったの。だから、こっちからは丸見えだけど、向こうからは単なる森が広がってるようにしか見えない。そして、水に捕まってもそれは変わらないのよ…」

補足として。


「ついでに、風景も足を動かした分変わっていくから、いつ檻に囚われたかもわからない仕様なんだよ」


「そうなの。更に、闇の精霊に所属と目的を話すように暗示をかけて貰ってるから、どんなハイエナか、わかったけど、所属別に名前を揃えて、まとめるのが大変で狩りの終了までに終わらなかったのよね。ついでに認識阻害もしてるから、水に触れている感触も感じ取れないわね」

僕も100人は越えないと思ってたよ…


「ありがとう、恵美。頑張ってくれたんだね!」


「あなたの頼みですもの!!何の苦でもありません!!でも、ご褒美に抱き締めて貰えたら、最高ですけど!!」

言いながら、鎧を収納にしまってるなぁ…

まぁ良いけどさ。


「まだ、説明の途中でしょ?美嶺に土と風の使い処を話してあげてくれる?ご褒美はその後にあげるよ」


「は、はいっ!!」

断られると思ってたみたいで、一瞬かげった顔が綻んだ。


「おっ!説明の続きが聞けるのか?ここの原っぱは、草丈も短めだし、柔らかい種類だから…するなら俺は背中から降りて待ってるぞ!?」

美嶺、それは要らん気遣いだ。


「こんなところではしないから!!仕事中だしね!美嶺、降りようとするんじゃない!そんな気遣いは不要だっての!!そもそもそんなこと言ったら駄目だよ!!お父さん泣いちゃうよ?」


「なんだよ。朝はリーフとお楽しみだったんだろ?何を今さら…しかも、ちゃんと青姦て言わずに、お上品に言ったのに…何が気に食わないんだよ?」

全部駄目だ!!

駄目だよ…

うぅ…

根本的な部分が自由奔放過ぎるだろ!!


「美嶺、仕事中には瑞木さんはそういう事をしない人なんだよ。そして、それは当たり前の事よ?あと、小さい女の子の美嶺が、エッチについて軽々と口に出すことそのものが、瑞木さんのストレスになってるの!私の瑞木さんのね!!言ってる意味はわかる…かしら?」

うっ!!

かしらの部分で、美嶺がギュッと肩を掴んだ。

相当怖かった様子だ…

まぁ…

あの笑みをされたら、そうなるだろうね。


「おぉ、お…おう!!わかった!!言わないように気を付けるぞ!!」

今にもチビりそうな声が、背中の上で絞り出されている。


「わかって貰えたようね。気を取り直して説明するわ…土はコイツらを適度に疲れさせる重りなの。水流で見えないけど、手足におもりがくっついてるのよ」

お陰で放っておいたら死人が出そうだけどな…


「ほう…あんまり重くすると簡単に死にそうだな…」

そんな恐ろしげな事を、真顔で言わないで欲しいなぁ。


「風は、さっきも話してたんだけど…それぞれの区分けした場所には、外からの音を入らなくしてあるの。勿論、ここは区分けの外だから中からの声は聞こえるわね…」

静かな森を延々進んでるつもりなわけか…

少し可哀想な気がしないでもないな…


「それで、ここは意味不明な呻き声の合唱が、延々と聞こえてるんだな…」

まぁ、そんな中で歩いてたら、呻きたくなる気持ちも分かる。


「取り敢えず、話し合いに邪魔だね。風の精霊よ。頼む!」


「おっ!呻き声が消えた!?止めを刺したのか?」

違うよ…

殺さねぇよ?

単に、この周りに防音のために、風の結界を作って貰っただけだし!!


「防音したんだよ…さて、恵美…おいで」


「はいっ!」

上半身だけ自分の分の鎧を収納にしまって、恵美を抱き締める。

美嶺は空気をよんで既に背中には居ない。


「お疲れさま…頑張ったね」


「はい…」

恵美が、とろけそうな笑みを浮かべているのがわかる。


「さて、アイツ等の所属はどんな感じか教えてくれる?」


「待ってください。紙は2枚用意しましたので、このままで、十分報告できますから!このまま聞いてください!!」

手書きでデータが纏められた紙が、2枚用意されていた。

そつがないなぁ…


「じゃあ、長くなりそうだから座ろうか。いくよ?」


「はい。喜んで!」

という声を聞きながら、原っぱに腰を降ろす。

あぐらをかいて座ると、恵美が何時ものように、腰に足を絡めた。

密着したいらしい。

戦鬼から受け継いでるんだから仕方ないか…


「もしもし?報告は?」


「え?あぁ…はい。まず、232人の内でギルド所属の冒険者が42名です。残りの190名は、2人組または単独で調査を担う調査員でした」

冒険者?

何しに来たんだ?


「もしかして、その子達の狩りの邪魔になったかな?」


「目的を確認して、その可能性は消えました。私たちが倒したオークを、かすめとる為だけに来てましたから!!真っ当な仕事をしに来てる子達は、ギルドからの助言をしっかり聞いてゴブリンやコボルトを狙いに南の森に行っているそうです」

なんだそりゃ…

僕等が狩った獲物を盗んでいくつもり満々じゃないか。

もうそいつらは盗賊と変わらねえな。


「お近づきにはなりたくないなぁ…」


「グループにして11ですね。場所を固めて捕らえてあります。後で顔を確認しておいて下さい」

ありがたいね…


「了解だ…極力関わらない方向で行こう」


「調査員については、合計110の商会などに所属していました。目的は、狩りの仕方及び拠点の有無の確認、私たちの弱味の把握、誘拐、暗殺でした…ついでに、オーク肉の確保もしてこいという命令は全員が受けたものみたいですね」

誘拐に暗殺だと!?


「恵美が念話で言ってたのは、この話なんだね…わかったよ!誘拐と暗殺を目的にした奴らのそれぞれの数と、背後が知りたい!」


「えぇ…その通りです…他の奴らは兎も角として、コイツ等はあなた直々に取り調べていただく必要があると思いましたから」

そうだね。

かたがつくまで、解放なんてもっての外だ。


「場合によっては、昼食後の予定を掃討にあてなきゃいけないよな?」


「えぇ…多分、当てざるを得ないでしょう。誘拐は10組、暗殺は3組です。この内、暗殺を目的としている奴は、誘拐による無力化も、視野に入れての事ですから、実質的には重なった10組が該当します」

全く…

僕の何が邪魔なんだろうね…

事と次第によっては、絶対に許さねぇ!!

特に仲間に危害を加える事が前提なら、容赦する理由もないからな!!

命を取る気はないけど、相応の責任は取って貰わなけりゃね…


「わかった。セーフとリーフ、それに朱音を呼んで話そう!!」


瑞木美孝18才

レベル474(92)

体力値109万(1090)=11億

魔力値109万(1090)=11億

力109万(1090)=11億

知力109万(1090)=11億

俊敏さ109万(1090)=11億

器用さ109万(1090)=11億

幸運値109万(1090)=11億

魅力1100万(1090)=120億

風10万(1090)=1億

水8万(1090)=9200万

火5万(1090)=6400万

土8万(1090)=9500万

光4万(1090)=4800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2673)さやか(3712)恵美(12,8)武司(1178)玲子(816)朱音(11,8)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(24,2)奈美枝(961)御影(8488)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(4753)牛江(490)お熊(56)スラー(169)他42名(平均1946)

天河(2665)春臣(1501)君里(2156)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1826)

精霊:風(24,9)水(27,2)火(18,1)土(36,9)光(13,8)闇(17,1)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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