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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
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246エースとヒーリングブロウ

「さてと、エース、戻って親衛隊のみんなと寮に帰りますよ?」

燈佳さんが、エースの肩を叩いて促す。


「おう!帰ろう!でも…このまま帰って良かったか?瑞木、解体や血抜きの作業がまだあるだろ?」

あるなぁ…


「確かにあるけど、主目的の経験値稼ぎは終わったんだから、早いところ帰ってみんなで休んだ方がいいよ…その作業も既に急ピッチで進んでるしね」


「そっか、俺は、その作業には加わらなくていいんだな?では帰るとしよう…」

もちろんだ。


「燈佳さんはまだ本調子じゃないんだから、エースが守らないで、誰が守るんだよ?あぁ!!1つだけ気を付けることを、言っとかなきゃいけなかった」


「何?」

簡単な話だ


「燈佳さんはまだ本調子じゃないと言ったよな?一応落ち着くのは、今日の夜からだ。具体的には夜7時過ぎなんだ。言ってることはわかるな?要するに…」


「それまでは、激しい運動は厳禁なんだろ?それには、ベッドの中でするような運動も、含むって事だよな?」

エース、そのとおりだ。


「そ、それじゃあ…早く帰っても一緒のベッドで寝られないじゃないですか!楽しみが半減というか、八割方無くなってますよ?」

燈佳さん…

ぶっちゃけすぎですよ?


「燈佳、心配しなくても大丈夫だぞ…俺は燈佳が望むなら、ともに眠るぜ?」

鋼の意思で手を出さない感じだよね…


「無理です。私がエースの事を放置できる訳無いですよ!!私がエースを襲っちゃうに決まってます!!」

もしもし?

恥ずかしがりやさん?

目の焦点が合ってないから、テンパりすぎたかな?


「まぁ、その辺りの事は後で2人で話し合って貰えば良いことだよ!!さて、戻るけど、僕とエースのどちらの腕の中で帰りますか?」


「そんなの、エース1択に決まってるでしょう。さっさと行きましょう」

お姫様抱っこで燈佳さんがエースに抱き付いた。

一応、テンパりすぎての気絶とかを考慮しての提案だったんだけど…

ざっくり切り捨てられたねぇ。


「まぁ、それならそれで良いですから、いきましょう」


「瑞木、なんか不機嫌な感じだな…こういう瑞木は珍しい感じがする…」

美嶺に言われて、少し考え込む。

あれ?

何でだろうな…

特に理由があるわけでもないのになぁ。

別にリア充死ねとか、思ってないし…

そもそも、僕がそんなこと言ったら、普通にお前が言うなって、突っ込みが入るよなぁ…

そんなことを考えながら、4人で戻ると燈佳親衛隊の皆は、笑顔で迎えてくれた。


「待たせましたね。エースと皆の力を借りて、オークを殲滅出来ました。今後も、この調子で頑張っていきましょう!そして、今日はこれで帰宅します。ゆっくり休みましょう」

凛々しい声で、燈佳さんが宣言する。


「では、皆がぐっすり眠れるように、俺から1つ贈らせて欲しいものがある。その場で少しだけ待って欲しい!」

エースが、槍を地面に置いて詠唱を口にし始めた。


「エース?」

燈佳さんもビックリしている。


「風よ、俺の友よ。力を貸してくれ。その柔らかな慈悲深い風で、仲間達を癒してくれ。ヒーリングブロウ」

エースが厳かに詠唱を終えると、エースから親衛隊のみんなに向かって、優しく柔らかな風が大量に吹いていく。

そして、初めての戦闘でガチガチに凝り固まった体と、緊張で張り詰めていた表情が、次第に解きほぐされていくのがわかった。

って言うか、余波で感じる風が凄く気持ちいい…

あっ、ちゃんと精霊にお礼も言ってるし、エースが仲間で良かった…


「素晴らしいな…僕にも使えるはずだけど…こういう形では使ったことがないな。さすがエースだ…」


「結局、戦闘では魔法を使わずに終わっちまったからな…まだまだ、魔力は余裕があるし、これくらいは良いだろ?」

って言うか。

つくづく痒いところに手が届く人だなぁ…


「「最高です!!」」

燈佳親衛隊の皆の気持ちが1つになっているとしか、表現できない。


「でも、まぁ…この精霊魔法は、あくまでもリラックスして疲れを軽減するだけだから…ちゃんと飯食って、風呂に入って、眠らないと体がぶっ壊れちまうからな。気を付けるんだぜ?」

くっ…

大人だ…

大人がいるよ!


「僕には真似できない芸当だね…」


「何言ってんだよ。瑞木ならこんな魔法簡単だろ?俺にもかけてくれよ…この魔法は、1つだけ残念なことに、自分自身には効果がないんだ…よろしく頼むぜ!」

ふむ…

そっか、そっちの方向じゃないんだが…

なら、今日の功労者には是非とも、リラックスして貰わなきゃな!


「よしっ!!いくよ?風よ、僕の友よ。力を貸しておくれ。その柔らかな慈悲深い風で、仲間達皆を癒しておくれ。ヒーリングブロウ!」


「うおぅ!!」

気合いが入りすぎて、一番最初の風量が凄いことになった。

まぁ、すぐに調節したから特に問題はないけどね…

エースの髪が一瞬オールバックになっただけだ。


「ふふっ…くすぐったいな。初めてこのヒーリングブロウをかけて貰った時の事を思い出すぜ…瑞木、ありがとうな」

ん?

誰に?


「因みに誰からかけて貰ったのさ?風の精霊ありがとな」


「ん?仲間の梅宮だぜ?昨日の狩りの時に使ってくれたんだ。良い奴だよな…凄く気持ち良かったから、皆にも味わってもらおうと思ってな」

それは…

梅宮って言うと、りりーちゃんか…

可哀想に…


「1つだけ言っとくけど、うちの面子のところに来たときは、りりーちゃんの気持ちに配慮した行動をとれよ?」


「どういう意味だ?」

わかってねえのか?


「りりーちゃんはエースの事好きだった可能性が高い。だから、普通にしろよな?思わせ振りな行動は勿論、避けたりしたら張り倒すからヨロシク」


「え?俺を?冗談だろ?」

信じられないらしい…

まぁ、エースがここにいる経緯が経緯だし、さっきのキスとかも見てるから、もう諦めてるだろうけどな。

はっ!!

僕って要らん事したかな…

背中に冷や汗が垂れてきた。

でも、エースに自覚がないと不味い話だしなぁ。

どっちにしても口から出た言葉は戻せないしな…

りりーちゃん、ごめんなさい。


「エース!ここに一人、あなたにメロメロの女の子が居ますよ!!だけど、そのりりーって子にはエースを渡さないですから!ヒーリングブロウは私も覚えます!!そして、エースに使うのは私だけです。瑞木も、もう緊急時以外はエースにつかっちゃダメですからね?」

燈佳さんの危機意識を鷲掴みにしたらしい。


「はーい」


「エースは?返事が聞こえませんよ?」

顔を真っ赤にして泣きそうだし…

そんなに焦らなくても…


「おう!勿論だぜ!」

まぁ、燈佳さんを大好きのエースならそう答えるでしょうよ…


「あぁ良かった…じゃあ、家に帰ってすぐに精霊魔法を教えてくださいね。お風呂にも入りたいですしね。さぁ、みんな帰りましょう!!」

そう宣言すると、さっさと帰っていく…

親衛隊の皆も、ニヤニヤした笑いが浮かんでいる。

まぁ…

微笑ましいよね…


瑞木美孝18才

レベル474(92)

体力値109万(1090)=11億

魔力値109万(1090)=11億

力109万(1090)=11億

知力109万(1090)=11億

俊敏さ109万(1090)=11億

器用さ109万(1090)=11億

幸運値109万(1090)=11億

魅力1100万(1090)=120億

風10万(1090)=1億

水8万(1090)=9200万

火5万(1090)=6400万

土8万(1090)=9500万

光4万(1090)=4800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2673)さやか(3712)恵美(12,4)武司(1178)玲子(816)朱音(11,8)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(24,2)奈美枝(961)御影(8488)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(4573)牛江(490)お熊(56)スラー(169)他42名(平均1946)

天河(2665)春臣(1501)君里(2156)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3398)朋久(1003)他23名平均(1826)

精霊:風(24,9)水(27,2)火(18,1)土(36,6)光(13,8)闇(17,1)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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