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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
263/503

245縄張りと親衛隊長

9/9 奴隷の契約内容についての間違いを修正。燈佳の発言内容をわかり易いように大幅に加筆。

「全く!!なんて事をするのですか!!恥ずかしいって言ったでしょう?ちゃんとベッドの中でって言ったじゃないですか!しかも瑞木や美嶺と3人で私が起きるまで見てるなんて!!恥ずかし過ぎます!!」

うーむ…

僕には、あの燈佳さんだと信じられない…

ごく普通の恥ずかしがり屋の女の子がいた。


「ごめんなさい。燈佳さんの素の姿に驚いちゃって…いつもは気を張ってたんですね…お疲れさまです」


「瑞木には言ってないぞ!黙っていてもらおうか!バカ者め!!エース、何か言う事は無いのですか!?」

相変わらず僕には厳しいですな…

相性値も記載されないくらいだから、完全に相容れない関係なんだろう。

仕方ないな。


「あぁ…ごめんなさい。我が太陽…その美しさに息をすることすら忘れてたんだ。反応が遅れてすまない。俺とのキスで、気絶しそうなどと言われては、是非とも気絶して頂かねば、死んでも死にきれんと思ったら、勝手に体が動いていた。反省はしている。でも、後悔はしていない!!」

うん。

馬鹿だな…


「な…なんて事を言い出すんですか?う…嬉しいですが、駄目ですよ?ちゃんと私の言う事を聞いてくれないと困ります…でも反省しているのなら、今回に限っては仕方ないから許してあげましょう」

顔、真っ赤だな…

あんまりつつくと、また気を失っちゃいそうだ…


「悪かった。償いならば、何でもしよう。俺に出来ることならば何でも、言ってくれ!」

まぁ…


「……それならば、3つのお願いをしましょうか…私の事は太陽でなく、燈佳と名前で呼び捨てて下さい。口調も今のように、いつもの口調で話して下さい。最後に、私は鍵軒家を存続させなければならないので、名字は鍵軒を名乗って下さいね?」

んーと…

それ、罰?


「喜んで従おう。俺の名前は鍵軒エースだ。これで良いか?と、ととっ…燈佳!!」

名前を呼ぶのに緊張し過ぎでしょうよ…


「えぇ、エース、大好きですよ…」

言いながら、燈佳さんがエースに軽く口付けをするのが見えた…

何をやってるんだい!?


「うわっ!!いきなり何を?」

まぁ…

焦るよな…


「ね?急だとビックリするんです。わかって貰えましたか?」

満足そうに舌なめずりしてるし…

単にしたかっただけなんじゃ…

まぁ、良いけどな!


「さて…イチャイチャに満足したら、今後の打ち合わせだけしておきましょう…」


「承知しました!」「まだ満足してねえぜ!!」「何でここでやるんだ?」

エースは黙れ!!


「それはね、美嶺、燈佳親衛隊には、聞いて貰えない話だからさ…で?燈佳さん的には、何か考えてますか?」


「俺は無視かよ?」

うっさいわ…


「エース…燈佳さんも続きはベッドって言ってたろうが!黙っとけよ」


「ちぇっ!わかったぜ…ちょっと話に乗っかってみただけじゃねえかよ…怒らなくても良いのによぉ…」

男は拗ねても可愛くないぞ!


「エース…仲良くするのは後でも出来ますから…さて、瑞木、私は長期的な予定と短期的な予定のどちらを話せば良いですか?」

どっちも必要だね…


「どちらも知りたいですね…取り敢えずは、燈佳親衛隊を休ませて、体力を万全にしてから、狩りをすることは確定事項でしょう?」


「聞くまでもなくわかってるじゃないですか…なぜ聞いたんです?」

縄張りの食いあいになるからですよ…


「燈佳さん、燈佳親衛隊は騎士団ではないでしょう。王国の庇護も、ギルドとの協定も無いでしょう?」


「まぁ。そうでね。つまり、自分達の腕次第で色々する事があると言いたいんですか?」

そうだね…


「勿論ですよ。立場的には僕も基本的には同じです。まぁ…燈佳親衛隊には、まだギルドへの登録が必要ですけどね…」


「あぁ…そうですね…ギルドへの登録料金に、食事代かぁ…また、お金がかかりますね…」

他にも…


「皆の服代や水道、光熱費が別途かかりますよ?」


「うへぇ…瑞木に借りたお金がすぐに溶けちゃいそうですね…」

うへぇとか言うなよ…


「あとは、仲間のみんなへの給料を出すと、みんなのやる気も違いますよ?」


「そんなことして、お金がそんなに持つわけないじゃない!」

まぁね。


「給料はともかく、必要経費を圧縮できる方法があるんですけど…聞く気がありますか?」


「是非とも、教えて欲しいわ!!お金が無いことが良くわかりましたから!!」

真実という名の脅しをした甲斐があったね…


「まず、ギルドへの登録ですが、みんなの準備が整うまでしない方が良いですよ?ついでに言えば、整ったとしてもなるべく先延ばしにした方が良いですね」


「何故?」

登録のための値段がアホみたいだからだよ…


「今登録すると…1人辺りで2千ラードなんですよ…知ってました?」


「はぁ?2百ラードじゃないの?」

一応の相場は知っているんですね。


「それは、黒いゴブリン発生の事件以前の価格ですね…今の価格で174名分を賄うとなると…」


「わかるわ…348000ラードか。痛いわね!」

そうですね…


「そして、多分、その倍かかりますよ?」


「はぁ?何で!…あっ!!身分証が売りはらわれてた場合の話ですね?って言うより、奴隷になったときに…まず身分証が売られてるんですね」

そのとおり。


「なので、交易が再開されて、価格が落ち着くまで手を出さない事をお勧めしますよ…」


「確かに…値段が下がるのが目に見えてるものね…」

ただし…


「あなた達2人のギルドへの登録だけは、しておいてくださいね?特にエースを代表にして燈佳さんと2人で登録することを強くお奨めします。エースは親衛隊長になる訳ですね」


「何故、代表をエースにするの?」

簡単ですな。


「特典を受けるためですよ…僕らのギルドランクはPです。最高ランクですね。そして、エースが僕らのパーティーから抜けるとエース個人のギルドランクがSまで落ちますが…」


「なるほど、本来はギルドランクPへの復帰のための確認クエストをするべきですけど…せずに、ランクSのパーティーとして登録するわけですね……問題の特典は?」

察したみたいですね。


「討伐褒賞金が2倍になります。そして固定資産税の減免と各種優遇措置を受けられますね。もしかしたら登録手数料の優遇もあるかもしれません。ギルドで内容の再確認をしてみてください」


「それは凄いわ!!収入が2倍だなんて!!それだけで運営に物凄い差が出ますね。でも、わかりましたけど…エースはそれでいいのですか?」

一応の確認だね。


「おう、もちろんいいぞ。だが…俺は瑞木の奴隷だが…その辺は大丈夫なのか?」

おっ!

エースも良いとこに気付いたね…


「それは、大丈夫。公式の奴隷登録をしていない私的な契約だから、ギルドでパーティーの代表になるのは問題ないよ!!」


「そうか、なら問題無さそうだな…」

あぁ。


「ちょっと待って下さいよ。私のエースを瑞木の奴隷のままにする事が前提に聞こえますよ?ダメですよ?エースには、私のご主人様になってもらう予定なんですから!!」

それは、二重の意味で不可能だな。


「うーん。それは表面上の公称でしか不可能しょうね…」


「どういう意味ですか?」

まんまだよ。


「どうやったって動かせないルールですよ。つまり、奴隷に奴隷を所有する契約は出来ないってことですね…もし、燈佳さんが苦労して結んだ奴隷契約を破棄するなら、エースの奴隷になれますが、それも前提として僕との奴隷契約をエースが解除する必要がありますね」


「いや、それは俺が断ろう。まだまだ俺は弱いからな…瑞木からスキルを貰って磨かないとダメだ。だから、瑞木の奴隷を止める気は無いぜ」

解除するなら槍や鎧も返して貰わないといけなくなるしね…

一応貸与ですので…


「そんなぁ…」

仕方ないでしょ?


「まぁ、修行が済んだら、エースとの間に奴隷契約を結ぶことは可能ですから…我慢してください」


「待つのは良いけど…でも、それは私が主人になる契約でしょ?エースの主人になるなんて…なんか違う気がするのよね……」

乙女な理由でしたか…

でも、まぁ諦めてくださいね…


「申し訳ないですが、僕にはエース主人にして再契約してくれる人は、半分程度だと思いますので…諦めた方が良いと思います。あと、水道代と光熱費ですが、精霊魔法を会得することで、ほぼ0になります。エースが使えますから、みんなで習うと良いですよ?」


「伝説の?」

まぁ…


「精霊の逆鱗に触れなければ大丈夫ですよ。その方法も1回に頼む用事は1つだけにすれば良いだけです!…あとは服か…」


「それは、まとめ買いで対応するわ!」

わかってらっしゃる…


「それなら良かった。さて、あとは縄張りの事ですね」


「縄張り?なんの縄張りですか?」

騎士団にはイメージしにくいよね…


「魔物がわくのは月に4回で、計2千頭ですよね?」


「そのとおりです…それが何か?」

今日の狩りの再現だよ。


「すみませんが、僕らが本気を出せば、1回で現れる3種500頭を1時間かからずに、全滅出来ます」


「それは……私たちと冒険者が生活できないですね…」

ご名答。


「なので、今後、僕らは組織だった狩りをしないようにします。毎日狩りには行きますけどね…地道に歩いて出会った魔物を狩ります」


「要するに私たちも同じように行動しろという事ですね。ふむ…しかし、騎士団が弱体化した今、魔物の誕生日前日の掃討をどうするか…」

そのとおりだ…


「まぁ、2つに分けてそれぞれにお2人が付く形でしょうね…危険度的に。あと、誕生日前日の掃討を、僕らと燈佳親衛隊でやりませんか?」


「しかし、わざわざ何故?単独で全て殲滅出来るだろうに?」

嫌だな…


「そんなことしたら、周りに疎まれて、嫌がらせや何やらで面倒くさいことこの上ないですよ!!そして、週一の掃討は、大会にするんですよ。誰が一番狩りが上手いかのね。まぁうちの面子の圧勝でしょうけどね…」


「ぬぅ!!私たちも鍛えて、負けないようにせねば!!」

その意気ですね。


「承知頂けて嬉しいです。承知頂けた燈佳さんに、凄く身入りの良いナイショの話を致しましょう。実はオークが毎日8時30分に湧く場所が出来ました。場所を教えますから、半分ずつ狩って、食事用の食材にしませんか?」


「願ってもない申し出です。是非とも乗らせてください。でも、何頭が?一体何故湧くのですか?」

それは秘密だ。


「ラードの存亡に関わる話なのでお伝えできませんね。数もセーフに聞かないとわからないですが…50頭前後です。ただし、オークそのものの危険以外の危機は去っていると保証しましょう」


「!通常の一週間で発生する170頭より、全然多いじゃないですか!!まぁ何にしても参加しますね!!」

これで、燈佳親衛隊にも定期的にご飯が渡る目途がついたね…

良かった…


瑞木美孝18才

レベル474(92)

体力値109万(1090)=11億

魔力値109万(1090)=11億

力109万(1090)=11億

知力109万(1090)=11億

俊敏さ109万(1090)=11億

器用さ109万(1090)=11億

幸運値109万(1090)=11億

魅力1100万(1090)=120億

風10万(1090)=1億

水8万(1090)=9200万

火5万(1090)=6400万

土8万(1090)=9500万

光4万(1090)=4800万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2673)さやか(3712)恵美(12,4)武司(1178)玲子(816)朱音(11,8)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(24,2)奈美枝(961)御影(8488)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(4512)牛江(490)お熊(56)スラー(169)他42名(平均1946)

天河(2665)春臣(1501)君里(2156)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(3314)朋久(1003)他23名平均(1826)

精霊:風(24,6)水(27,2)火(18,1)土(36,6)光(13,8)闇(17,1)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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