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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
252/503

234無双とは何か

「燈佳、私は一旦引いて、ハイエナどもの駆除に行ってくるからな。朱音がいるから心配は要らないが、折角の恋人に、会えなくならないように精々気張れよ」


「…待って下さい。恵美さん。さっき、エースと何を話していたのか、教えて貰いましょうか?」


「ん?返答次第では心中でもしそうな勢いだな」


「そこまでわかってるなら、さっさと返答しなさいよ!!張り倒すわよ!?」


「ハハハッ、心配すんなよ。オークの討伐数と残数を聞かれただけだ」


「何であんたにそんなことがわかるのよ!!」


「瑞木さんに貰ったスキルでわかるに決まってるだろ?」


「なら、エースも持ってるんでしょ?あんなに、内緒話みたいにするなんて!!泣けちゃうじゃない!!」


「泣くなよ!エースも同じスキルを持ってるが、使うのが苦手なんだとさ…仕方ないだろ?スキルってそういうもんじゃねえか!」


「そうだけどさ…エースは私のだから盗っちゃダメだからね!!」


「はいはい…知ってるだろ?私は瑞木さん以外は要らない。エースに興味なんて欠片もないっての!!」


「あっ!!エースに魅力がないって言いたいの?そんな言い方許さないわよ!!」


「おいおい…一体どうしろって言うんだ?面倒臭い奴だな…付き合っていられない。私はもう行くからな。仕事があるんでね」


「あっ!!こら、恵美。戻ってきなさいよ!話はまだ途中よ!!私のエースへの暴言を取り消してから行きなさいよ!!」


「これ、燈佳、落ち着くんじゃ!恵美に突っ掛かっても意味など無いじゃろうが?いい加減にせんか!」


「あんた…誰?ん?半透明?ゴースト?…各班臨戦態勢!!迎撃するわよ!!」


「わぁ!待て、ワシじゃよ!!ワシ!!アーサーじゃ!さっき瑞木に紹介されたろうが!!」


「ん?そんな事も…あった気がするわね…あぁ…あったわ。臨戦態勢解除!!……さっきの事が衝撃的すぎて、一時的に記憶から抜け落ちておりました。失礼しました」


「まぁ、代々、鍵軒の娘は直情的な子が多かったからのう…仕方ない事ではあるが、お主らで気を付けねばならん話でもあるのだぞ…」


「いや、お恥ずかしい限りです。ん?つかぬ事をお伺いするが、御厨家に縁のある方なのですか?」


「ワシか?今の名は御厨アーサーじゃ」


「むぅ。覚えがありませんね…」


「アーセルナークと言う名に聞き覚えがあるか?ワシの前の名前なんじゃが…」


「えっと…それって…御厨家の大恩人の名前なんですけど…」


「そう言うことになっとるらしいのぅ…だがまぁ、今は単なる瑞木の仲間じゃよ。気張る必要はないのぅ」


「そうですか…では、気にしないことにします」


「そうじゃな。そんなことより、エースの戦い振りを見てやらねば、奴が泣くぞ?」


「はぁあああっ!そうでした!!集中集中!!」


「ただいまぁ!!」「帰ったぞ」


「おう!よう戻ったな瑞木、首尾はどうじゃ?」

アーサー、相変わらずの人柄ですな。


「上々だよ。こちらは、何やら新しい恋人を手にいれた2人がいるようだね!」


「…集中集中!!」

ふむ…


「知っているのだろう?燈佳の邪魔をしてやるな」

そうだね…


「了解だ…取り敢えず、美嶺と2人で特等席で、エースの活躍を拝見しよう。随分と未回収のオークの死体が増えてるようだしな…」


「俺はここで、燈佳と待ってるからさ…瑞木1人で行ってきてくれ…」

ありょ?


「一緒じゃなくていいのか?」


「足手まといになりたくない。瑞木なら一瞬だろ?さっさと帰ってきてくれれば、それでいいよ」

なんて涙ぐましい言葉だ!

お父さん頑張るよ…

でもな。


「エースの無双を邪魔したくないから、結構時間がかかるぞ?エースの半分ぐらいの力での移動だからな…美嶺が背中にいるとちょうどいいんだ」

美嶺の耳元で超小声で囁く。

他にも獣人さんがいるからね…


「そういうことなら、喜んで一緒にいくぞ!!俺の特等席は瑞木の背中だ!!」

満面の笑みが輝いた。

美嶺はこうでなくっちゃな…


「そうと決まればすぐいくぞ!もう、かなり討ち取ってるからな」


「足場の不安は大敵だからな…」

そのとおりだ。


「まずは、エースの周りからだ!」


 美嶺を背に乗っけて、エースの元に向かう。

 エースの戦っている相手は既に大半がオークラージとオークヘビーになっている。

 足元には、無数のノーマルオークが倒れ臥している。


「収納ポケットの中に、既に1017頭か、倒れているのが406頭だから…残りは約2300頭か…そろそろ、アサシンとシーフが現れ出す頃だよな」

エースの背後の辺りのオークを収納に突っ込んで、離脱する。

これで、エースの勇姿を確認しやすくなったはずだ…


「収納の中のパラライズ達は抜きでの話か?」

そうさ。


「あくまでも、エースの倒した数でカウントしてる」

比較的、オークの山が大きいエースの右手側の回収に成功。


「あれ?こっちでは、恵美が収納してたよな?」

試したらね…


「僕たち3人の収納ポケットは共有してることがわかってね…誰がいれても全員が取り出せるんだ」

左手側のオークの山も全て収納に仕舞い込む。


「それって…すごく卑怯臭いな…輸送なんて、大容量を一瞬じゃないか!商人が全員が廃業するレベルだぞ?」


「全商人を廃業させたら、もし、僕らが居なくなった時に世界が滅亡するだろ?そんな事しないよ!」

そのほかの未回収だったオークを、13頭回収っと…


「そうだよな…輸送と販売をする商人は、世界の血液だもんな!無くなったら世界が死んじまうからな」

そのとおりだよ。


「まぁ…腐った血液は、廃業に追い込んでやるけどな…取り敢えずハイエナどもは、身の程を自覚させてやる!!」

エースの近くで、斬り倒されたオークを収納っと。


「瑞木…殺気自在を使えよ。殺気が漏れかけてて普通に怖い!」

おう!


「これはゴメンよ。悪かった。そしてエース、ちょっとみんなから離れすぎだよ?範囲観測がないんだから、もっと味方の近くで戦えよ!!」


「おう瑞木か!収納ありがとよ!!だがな、アーチャーが既に現れてるからお断りだ!!」

ラージの首を槍でつき、ヘビーの鎧の隙間を切り裂いて、心臓を抉りながらエースが話す。


「あのな…本末転倒だと言ってんだよ!!こんな歓声も小さくしか聞こえない場所で無双しても、効果が薄いっつーのだよ!!」


「それじゃ、どうすりゃいいんだよ!!」

当たり前の事だ…


「仲間を頼れよ!朱音さんに、アーチャーの弓を奪うように依頼しろ!!このあとの属性持ちは、魔法で援護して貰えよ!思い出せよ。僕が無双したときに、1人で戦ってたか?」


「一番最初は1人だったな…でも、そのあとは、俺たちの投擲の援護を自分で頼んでたっけな!!」

うっ!


「痛いとこ突くなぁ。だがそういう事さ。とにかく、あそこにも、武器は山にしといたよな?ついでに足してもおいたんだ…どうする?」


「もちろん、こうするさ!!朱音!!アーチャーの弓を、取り上げてくれ。俺は、もう少し引いて、仲間たちと一緒に戦ってくる!!あと、もうすぐ来る属性持ちの奴の、対応のために魔法の得意な奴を何人か寄越してくれ!よろしく頼むぜ!!」

そう叫んで、エースは味方の近くへと駆け出した。


「一緒にやることも大切だよな…」


瑞木美孝18才

レベル437(92)

体力値94万(1090)=10億

魔力値94万(1090)=10億

力94万(1090)=10億

知力94万(1090)=10億

俊敏さ94万(1090)=10億

器用さ94万(1090)=10億

幸運値94万(1090)=10億

魅力940万(1090)=100億

風9万(1090)=1億

水7万(1090)=8500万

火5万(1090)=5880万

土8万(1090)=8750万

光4万(1090)=4410万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲495、打撃174、短剣731

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2673)さやか(3712)恵美(12,4)武司(1178)玲子(816)朱音(11,8)メルー(4345)道緒(2385)直(2588)メアリー(2512)燕(2493)レモン(2535)流々(2341)里乃(2442)リーフ(24,0)奈美枝(961)御影(8488)ユリア(2887)枩李花(2385)霞(2493)ミサ(3582)岬(3702)潤(2301)雨音(2513)美嶺(3056)牛江(480)お熊(56)他42名(平均1946)

天河(2665)春臣(1501)君里(2156)秋虎(2193)アーサー(519)太陽(652)七海(498)エース(2483)朋久(1003)他23名平均(1826)

精霊:風(24,6)水(27,2)火(18,1)土(36,6)光(13,8)闇(17,1)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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