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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第5日目 ラードを仲良く救う会と燈佳親衛隊の意義をい・ろ・い・ろ・な意味で知らしめよう。
247/503

230殺気自在と開戦

「なぁ瑞木、なんでこんなところに2人で来たんだ?朱音やリーフはもちろん、みんなの姿が全く見えんし…辺りには、オークの気配をかなり濃厚に感じるぞ?」

背中で美嶺が聞いてくる…

まぁ、気配がするのは当然だね。


「美嶺、ここはオークの縄張りの中でも、町から一番離れた縁辺部だからさ…密度的にはまだ、あまり高くないところだよ?これから、町側の辺りの密度をきっちり上げるのが今回の目的なのさ」


「縁辺部?端っこって事か…なんだって端なんかに来たんだよ?俺を倒した瑞木なら、オークなんて無人の野を行くが如くに楽勝なんだろ?」

そのとおりだけどさ…

それをしても今回の目的と一致しないからだな…


 念話で、リーフに開始を指示し、恵美に始めることを伝える。

 エースと燈佳さんが着いて準備を整える時間を計算すると、ちょうど良いはずだ…


「今日は、エースに無双して貰おうと思ってね。オークって基本的に少数で縄張りの中をうろついているだろ?」


「そうだな…大体パーティー単位で、うろついてるはずだ…気位の高い奴だと1頭でうろうろしてる…で、そこから基本的に移動したりしないな」

そうなんだよね。

セーフにも見て貰ったけど、やっぱりそんな感じ…


「無双ってさ…やっぱり多対少数で蹴散らしてないと映えないよね?」


「まさか…無理やりオークを追い立ててエースのところに、大量に追いやり、高密度にするって言うのか?」

ご名答!!


「僕とリーフで追い立てるのさ!!こんな風にね!!行くぜーっ!!」

叱咤激励を使いながら、最大限の殺気を目的のオークに叩きつける!


「うわ、うわ、うわっ!取り敢えず怖くないけど、なんかビリビリするものが3回通っていったぞ?」

そうだね。

パルスの様に高めた殺気を、3回連続で放ったからさ。


「やっぱり、殺気自在は便利だなぁ…上手く必要なオーク全てに恐怖を植え付けるのに成功したぞ…この調子で移動しながら継続すれば、エースが無双する場所に移動が始まるって訳だよ」


「へぇ…うわっ!!また始めたんだな。こんな感じで、殺気を送りながら進むのか!しかし、殺気ってかなり衝撃が来るもんなんだな…」

何言ってるのさ?


「美嶺が感じてるのは、余波だけだよ?オーク達が感じてるのは、こんな程度じゃ済まないからね。もう、一目散に逃げ出してるよ?軽ーいやつを体験してみる?」


「え?ヤダヤダ!!余波でこんなに怖いのに、まともに当てられたらチビっちゃうよ!!瑞木の背中に漏らすのは嫌だよ!!」

そうだね…

この殺気に当たった恵美も我慢できなかったんだしね。

美嶺に当てるのは酷だよな!


「おっ!とぉ!!殺気自在がレベルアップしたぞ。リーフ、能力を更新して僕に合わせてね」


「瑞木…いきなりどうした?」

あぁ…

念話で話したんだけどな。


「念話で話してたんだけど、思わず口にも出てたみたいだね。殺気自在がレベルアップしたから、同じ様にセーフと2人でオーク達を追い立てているリーフにも伝えてレベルを合わせとかないと、奴等が逃げていく先がズレちゃうんだよ」


「あぁ!!ズレたら全然別のところに逃げていくから、エースのところの濃度が下がっちゃうんだね」

そうだよ。

美嶺は賢いなぁ…


「オークは足が遅いから。さっさとやらないと日が暮れちゃうしね」


「こうやって、最高速度の瑞木が、場所を調整しながら追い立てれば、逃げていく場所もコントロールできるのか…」

それに、あまり多くてもね…


「密度が高過ぎると、自傷して死んじゃうからな。全体が予定の方向に走り出したから、取り敢えず一段落だね」


「じゃあ、エースの無双を見に行く余裕はあるってこと?」

ん?


「見たいの?まぁ…行けるけど…見るだけなら範囲観測で済んじゃうんだよなぁ…取り敢えず渡すから、それで見てみよう」


「ん?これが範囲観測か、中々けったいな感覚だな。頭の中に別の視覚が入ってるみたいだ…おっ!ちょうど戦いが始まったみたいだぞ?」

先頭のオークがエースの視界に入ったのだ…


「そうだな、そっちにも意識を向けるとするか…」


「おう!!一瞬で先頭のオークの額に短剣が生えたぞ!!中々の腕だな」

ん…

もう少し引き付けてからの方が効率は良いんだが…


「肩慣らしをしてるみたいだね…でも、そろそろ本気を出すのかな?」


「本気って?」

エースが少しの間投擲を中断して、相手が視界に入ってくる様子を見ながら、短剣を大きく振りかぶる。


「見ててみなよ。一直線にナイフが貫いていくはずさ!!」


「何を?」

信じられないか…


「さぁ!!投げるぞ!」

エースが、短剣を投げた瞬間、ピゥっと音が響いて、一直線にオークの胸に短剣が突き刺さる。

しかし、それだけに留まらずに、突き抜けて後ろから走ってきていたオークの心臓も貫き、更に後ろのオークの腹を貫通していった。


「おぉ!!凄いな!!」

まだまだ、本気じゃないな…


「まだ軽く投げてるな…何でだろ?」


「これでか?」

まぁな…

しかし、その理由がわかった…

同じ様な速度で連投し出したからだ…

確かにまだ密度が高くないから、悪くない選択だ…

僕が置いておいた武器も山になってるしね…


「力を少な目にして、手数で勝負みたいだな…」


「すげえな。1回で数頭が戦闘不能だ…全く寄せ付けてないな!!」

まぁ…

きっとエースは安全策が好きなんだな。

燈佳さんのためかもな…


瑞木美孝18才

レベル435(92)

体力値94万(1090)=10億

魔力値94万(1090)=10億

力94万(1090)=10億

知力94万(1090)=10億

俊敏さ94万(1090)=10億

器用さ94万(1090)=10億

幸運値94万(1090)=10億

魅力940万(1090)=100億

風9万(1090)=1億

水7万(1090)=8450万

火5万(1090)=5860万

土8万(1090)=8700万

光4万(1090)=4390万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法・殺気自在中級

回復・風・火・転移魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2663)さやか(3712)恵美(12,4)武司(1178)玲子(816)朱音(11,7)メルー(4325)道緒(2365)直(2568)メアリー(2492)燕(2473)レモン(2515)流々(2321)里乃(2422)リーフ(23,9)奈美枝(961)御影(8468)ユリア(2867)枩李花(2365)霞(2473)ミサ(3562)岬(3682)潤(2281)雨音(2493)美嶺(1763)牛江(480)お熊(56)他42名(平均1936)

天河(2645)春臣(1481)君里(2156)秋虎(2193)アーサー(516)太陽(652)七海(498)エース(2346)朋久(1003)他23名平均(1821)

精霊:風(24,6)水(27,2)火(18,1)土(36,6)光(13,8)闇(17,1)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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