225残念可愛いリーフと忠犬
「あぁ…どう考えても、これは、チート過ぎるよなぁ…」
「まぁ、精霊陶器よりはかなりマシだけどね。でも、特に武器がヤバイか…」
すげえ軽いのだ…
まぁ、インゴットの方も、こっちの世界だとべらぼうな値段になりそうだけどな…
「しかも…鑑定で見てみると…刃の部分が特に凄い!!」
「どれどれ?……うわぁ。アイツ…どんだけ気合い入れたんだい!」
セーフが叫んでいる。
そうなのだ…
気合い入り過ぎなのだ…
つまり、刃の部分だけ重量と強度を増すために比重が変わっている…
それなのに、見た目に継ぎ目が見えないのだ!!
「これって…、下手すると新しい合金が出来てないかな?」
「何にしても、予定通りの品質の防具の方はともかく、武器は燈佳達に渡してやるにはリスクが高すぎるね…」
そうだよなぁ。
見たこともない軽い武器を、人数分そろえてるって話題に事欠かないよね…
防具の方も言われそうではあるけど、武器ほどの気合が入ってない分、まだ大丈夫だ。
っていうか、命に直結する防具の方に手を抜くほど、堕ちてないつもりっす。
「ゴブリンやコボルト、オークから巻き上げた武器を渡すのが一番順当だよね」
「そうだね。それが一番安上がりで、手に入った経緯を勘繰られる心配がないルートだ。ま、大地の精霊の好意は無駄になっちまうけどね…」
そりゃ仕方ないね…
武器は、僕等が使うから完全な無駄にはならないしね。
「美孝さん!!酷いです!!私を置いていくなんて!!」
リーフ…
到着したのね。
「おはよう。今日も一段と残念可愛さに磨きをかけて登場とは…流石リーフだね。こんなところに、そんな格好で来たらダメじゃないか」
「おはようございます。そんな格好?……えっ!?あっ!!そんな…」
あまりの魅力に軽くリーフを抱きながら告げると、途端にあたふたと慌てだすけど…
僕は既に観察済みなんだよね。
美しい白頭は…
寝癖だらけ。
凛々しく整った顔には…
目やにと涙と涎の跡。
着飾る服は…
所々に染みのついたシャツだけで、ブラジャーも下着もはいていない。
すらりと伸びた長い脚は…
裸足だ。
鍛え上げられた体を支える太股には…
垂れている。
何がなんて…
言えないよね!!
「目が覚めて、すぐに僕を探してくれたのは嬉しいけど…こんなに残念可愛い姿を他の誰かに見せちゃダメだよ」
「え?えぇっと…大丈夫です!最速で走ってきましたから、誰の目にもとまってません。急いでいたので、門扉も通らずに塀を飛び越えましたから!!」
うん。
知ってるよ?
範囲観測で見てたからね。
「そんなに僕に会いたかったの?嬉しいなぁ。ご褒美だよ…」
言いながら、キスをする。
「美孝さ…」
名前を呼びかけたリーフは、唇を塞がれると、目を白黒させながら、キスを受け入れ、同時にスイッチが入ったらしい。
そのまま、僕の服を器用に脱がせ始めた…
「朝ご飯までに帰らないといけないんだけど?」
あえて、されるがままにしながら聞いてみると…
「もう、満足するまで一歩も動けません!私に火をつけた責任をとって、もっとご褒美を頂けませんと…私は、人ではない何かに身をやつしてしまいそうです!!」
そう言いながら、僕を裸にすると原っぱに座らせて、迫ってくる。
「仕方のない人だね。というか…イメージとしては、忠犬かな…リーフを人以外の何かで、表現するならね」
「え、忠犬ですか?い、犬なんですか?わかりました」
ん?
わかったって、何が?
「はぇ?」
「私を抱いて欲しいワン…もう我慢できないワン!」
ダメだろ!!
それはダメだ!!
拒否できるわけがねぇ!!
と言うわけで、リーフの好きにさせたら…
30分でレベルが20ほど上がってらっしゃった…
僕も2レベル上がりましたとも…
なんか、リーフは上に乗ってするのが、お気に入りみたいだね…
僕も嫌いじゃない。
因みに範囲観測に対するガードは、リーフが到着した瞬間から発生させてるから、ここで何が起きたのか、知っているのは僕とリーフとセーフだけだ…
そして、リーフは僕に体を預けて満足げに気を失っている。
多分、後片付け的には、ここが原っぱで良かったんじゃないかな…
肥料として活用されるんだろうから、僕も何かする気はない。
「…幸せそうに気絶してるねぇ。昨日まで処女だったとは思えないけど…」
えっと…
「セーフ…今にも涎が垂れそうなお顔ですが…大丈夫?」
「大丈夫じゃないって言ったら…どうしてくれるんだい?」
う、妖艶な雰囲気を纏いながら何を言い出すんだろうね…
「残念ながら、触れないからなぁ…」
「その通りだよ!!わかってるじゃないか!さぁ、リーフに服を着せて、物を収納して帰るよ?」
あぁ。
無理に作り出した笑顔が痛々しいなぁ…
セーフの精神衛生上、非常によろしくないな…
早いところ、世界を救わなきゃ!!
「了解」
リーフの汗だくのシャツを脱がせて収納し、体を濡れタオルですみずみまで拭いてから、ブラジャーをつけた辺りで、リーフが目を覚ました。
「えっと…美孝さん。お尻とか、色々な部分が凄くスッキリしてるのですけれど?」
そりゃ拭いたもの…
「ん?さっき濡れタオルで全身を拭いたよ?大事なところは、専用のタオルにしたから、尿道炎は心配しなくて良いはずだけど?」
「盛大に恥ずかしいのですが?」
自業自得だね…
「気絶するほど僕を貪っておいて何を仰るのか、訳がわからないワン」
「ぶふっ!!お願いです。その語尾は勘弁して頂きたいのですが!」
吹いてるし…
「そりゃなぜだワン?是非とも理由を聞きたいワン」
「……それを聞くとまた、発情しちゃいそうなので、ご容赦ください。お願い致します」
真っ赤になって、そう告げる。
「え?マジですかワン?」
「本当に…襲っても良いんですか?」
恥ずかしそうに言う台詞なんだろうか…
普通に可愛いけどさ…
「今はダメだね。夜の寝室でなら許してあげよう」
リーフが頷く。
「我慢できるかなぁ…」
凄い小声での呟きを、拾ってしまった…
ある意味嬉しいけど、リーフが我慢できなくなった時に、どうするべきかなぁ…
狩りの最中とかだと大変だね!!
「起きたなら服を着てね。下着をどうやってはかせようか悩んでたから、起きてくれて良かったよ…収納の中の着替えをちゃんと着て、その扇情的な姿を、いつもの可愛い姿にしておいてね」
「はーい」
素直に着替えを始めたので、僕は武器防具とインゴットの収納だ…
中々の量がある。
とは言ってもすぐだけどね…
収納のお陰だな。
「さて、エッチしてた分だけ予定を押してるよ…恵美に怒られないうちに帰ろう」
はい、すみません。
「はい」「そうだね。恵美はご飯の事には真剣だからね」
瑞木美孝18才
レベル435(92)
体力値94万(1090)=10億
魔力値94万(1090)=10億
力94万(1090)=10億
知力94万(1090)=10億
俊敏さ94万(1090)=10億
器用さ94万(1090)=10億
幸運値94万(1090)=10億
魅力940万(1090)=100億
風9万(1090)=1億
水7万(1090)=8450万
火5万(1090)=5860万
土8万(1090)=8700万
光4万(1090)=4390万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法中級
回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法・殺気自在初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(2595)さやか(3712)恵美(11,9)武司(1178)玲子(816)朱音(11,3)メルー(4068)道緒(2315)直(2514)メアリー(2429)燕(2398)レモン(2463)流々(2267)里乃(2373)リーフ(22,9)奈美枝(961)御影(8006)ユリア(2804)枩李花(2311)霞(2412)ミサ(3499)岬(3612)潤(2211)雨音(2399)美嶺(1232)牛江(462)お熊(53)他42名(平均1926)
天河(2598)春臣(1431)君里(2076)秋虎(2061)アーサー(509)太陽(652)七海(498)エース(2146)朋久(1003)他23名平均(1781)
精霊:風(24,3)水(27,2)火(18,1)土(35,9)光(13,8)闇(17,1)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
設定
細かい数値を簡略化表示
楽しんで頂ければ幸いです。