224アルミ合金と鎧作成
「我は、瑞木の意思に沿うからのぅ。金儲けの手段は瑞木のこだわりで選べば良かろう。鎧はいつもの奴か?」
大地の精霊には、お世話になりっぱなしだよな…
「いや、いつもとは違って、極普通の鎧で行こうと思うんだ」
「ほう。理由を確認しようか…何故だ?」
ん?
少し怒ってるね…
大丈夫だよ?
君の作る鎧はどんな鎧でも素晴らしいから!!
「大地の精霊の作ってくれる、いつもの鎧は素晴らしくて、でも逆に素晴らしすぎて他の人じゃ作れないんだよ…今回は、僕が君と作ったとわからないようにしないといけないんだ」
「ふむ、それで別の鎧か…良かろう。少し待っておれ。試作を済ませる。どのパターンが良いか聞かせよ!」
そう言いながら、試作まで進めていく…
何か…
凄く頼もしくなってるんだけど?
「試作は頼んでないけど…ありがとうな」
「うむ。そう言われると嬉しいぞ…因みに、いきなり我が能動的に活動している理由が気になってるようだな。精霊の属性値の影響だ…あの値は精霊の思考能力に影響を与える。我も瑞木の助けになるための方策を練ることが出来るようになったのだ」
あぁ、そう言うこと…
あの値の意味を掴みかねてたから、わかって良かったよ…
「それで、水の精霊が強くなるって言ってたのか…思考能力に補正がかかれば、コントロールや展開速度にも影響を与えるもんな…間違いなく、強くなるか…」
「うむ。そういうことだな。しかし、セーフ殿は遅いな。そろそろ試作もこれで10個だ…これ位で選んで作り始めたいが…」
ん…
確かにな。
僕も試作の鎧に目を輝かせている場合じゃないか…
セーフは…
「ありょ…拗ねてるね」
「何だと?」
そのまんまだよ。
範囲観測で確認したら拗ねてる。
「迎えに行ってくるよ」
「承知」
スマンね…
「セーフ、何逆立ちしなから、悲しい顔してるのさ…検索は済んだんだろ?」
「ふん!!大地の精霊と仲良く鎧作りに興じやがって!久々の2人きりの、デートだったのに!私をほったらかしで!!」
完全に拗ねてるね…
「セーフ…抱き締めて、キスをしてあげたいけど…残念ながら、触れられないんだ。可愛いセーフに触れられるようになったら、もう嫌だって言う位に、仲良くしたいんだけど、駄目かな?」
「ズルいねぇ…そんな言い方されると、二の句がつげないじゃないか…」
赤くなって可愛いな…
「仕方ないな…僕にはこういう言い方しか出来ないからね…心に思ったことをそのまま伝えるしかないからさ。大好きだよって」
「うっ…恥ずかしいよ!わかったから!!わかったから構成比行くよ!!マグネシウムが5%程度で…クロムが0・25%位だね…」
ふむ…
マンガンじゃなくてマグネシウムだったか…
「ありがとう!!助かったよ!!さぁ、一緒に鎧のデザインを選んでよ」
「ふふん…私にかかりゃ、これくらい朝飯前だよ!行こうかね!」
ご機嫌だな…
良いことだねえ。
「さて、僕としては、あまり華美にならずに、機能はそこそこって奴が、今回のコンセプトにあってると思うんだが…意見を言って欲しい」
「うむ、我の好みからすれば、鎧の外見は多少華美であった方が好ましいのだがな…」
デザイン的にはそうだけど…
「私は、サイズ調節機能はあっても良いと思うけどねぇ…」
便利だけどね…
「残念ながら、この鎧は燈佳さんの奴隷達が装備するものです。それを華美にしたら、悪目立ちしてしまうし、調節機能は完全に僕との繋がりを示してしまうからだめなんだよ!!この、僕らとは違う意味で質実剛健な鎧を選ぼうと思う!」
「そういうことであったか……承知した。作り始めて良いのだろう?」
あぁ!!
「是非!!わが友大地の精霊よ。燈佳さんに渡す鎧を200セットを、アルミ合金製で作って欲しい。よろしく頼む!!」
「うむ、委細承知した。配合はさっきのとおりで良いな?」
もちろんだ!!
「ありがとう、いつもいつも本当に助かるよ!!」
「それは嬉しい。行くぞ!!」
大地の精霊が声をあげると、ごっそりと魔力が引き抜かれるのを感じる。
さすがに200は多かったか…
「瑞木、なんでアルミ合金の装備にこだわったんだい?」
ん?
セーフがこんなこと聞くなんて珍しいね。
「1つは精霊陶器で作ったら、燈佳さんと僕らがお友達同士なのがバレバレになるよね?」
「そりゃ精霊陶器は目立つからね…」
悪目立ちだね。
「だから、材質を変えなきゃねってこと。二つ目は軽さだよ。アルミ合金は凄く軽いから、精霊陶器よりも、初心者に向いてるんだ」
「奴隷達はガリガリだったからね…」
可哀想な位にな!
「軽い方が体に負担がかからないからね……三つ目は、魔物の弱さだな。はっきり言って、オークまでと戦うなら、アルミ合金で十分だ。なぜなら、接近戦をするなんて馬鹿げてるからね」
「投擲メインってことかい?」
そう!!
「防御力があっても、くそ重たい装備なんて要らないね!!むしろ邪魔だよ!!そもそも接近戦を挑んだとしても、アルミ合金で普通に耐える程度の攻撃力だしね」
「確かに、攻撃力が低い上に鈍いから、装備が軽ければ簡単に避けられるね…」
そうなんだよ!
単に今までの騎士団の行動がダメすぎるんだけどね!!
「特異体が発生したときは、燈佳さんが対応すれば問題ないしさ。そして撤退の際も装備は軽い方が良い!!」
「あぁ…アイツだけ飛び抜けて強いからね!!」
そういう時に頑張ってもらうんだよね。
伊達に、1740倍の補正を手に入れてもらった訳ではないからさ…
「そうだね…相性値の上昇が出来れば、更に安心だね…」
「よし、完了!!」
大地の精霊の声が響いた。
「ありがとう!!」
僕の視線の先には、鎧一式が200の他に、剣と短剣がそれぞれ400、アルミとマグネシウムとクロムのインゴットが2tずつ、アルミ合金も3t鎮座していた。
インゴットの量が半端ないです!!
「余分に用意しておいたから、保管しておけ。さらばだ!!」
大地の精霊が笑顔で去る。
そりゃ疲れるはずだわ!!
瑞木美孝18才
レベル433(92)
体力値93万(1090)=10億
魔力値93万(1090)=10億
力93万(1090)=10億
知力93万(1090)=10億
俊敏さ93万(1090)=10億
器用さ93万(1090)=10億
幸運値93万(1090)=10億
魅力930万(1090)=100億
風9万(1090)=1億
水7万(1090)=8410万
火5万(1090)=5830万
土8万(1090)=8660万
光4万(1090)=4370万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法中級
回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法・殺気自在初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(2595)さやか(3712)恵美(11,9)武司(1178)玲子(816)朱音(11,3)メルー(4068)道緒(2315)直(2514)メアリー(2429)燕(2398)レモン(2463)流々(2267)里乃(2373)リーフ(21,6)奈美枝(961)御影(8006)ユリア(2804)枩李花(2311)霞(2412)ミサ(3499)岬(3612)潤(2211)雨音(2399)美嶺(1232)牛江(462)お熊(53)他42名(平均1926)
天河(2598)春臣(1431)君里(2076)秋虎(2061)アーサー(509)太陽(652)七海(498)エース(2146)朋久(1003)他23名平均(1781)
精霊:風(24,3)水(27,2)火(18,1)土(35,9)光(13,8)闇(17,1)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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