223アルミニウム探しと大金持ち
「うーっ、重たいな…何だったっけ?」
呟きながら、目を開けると、胸の上にリーフが、2つのスイカと共に転がっているのが見えた。
あぁ昨日、僕はリーフと恵美との初めてを迎えたんだっけ。
目が覚めた時間はいつもより大分早かった…
目覚ましの時間を変えるのを忘れていたから、ある意味助かったんだけどね。
「ん?おはよう。今日はいつもより早めじゃないか…どうしたんだい?」
まだ、30分位早いね…
「見てわかるでしょ?リーフと恵美に襲われて、そのまま胸に突っ伏されたから、寝苦しかったみたいだよ」
2人ともが幸せそうな顔をして眠ってらっしゃる…
「あぁ…昨日はおつかれさん」
まぁね。
2人ともが、僕とのつながりを好ましく思ってるようだから…
多分、これは良い事なんだろう…
例え、僕が眠ってる間に2人のレベルが3ずつ上がっていたとしてもね。
「無意識だから、知らないよ?疲れてるのかな?」
「2人で示し合わせて、起こさないようにしてたみたいだから…ある意味仕方ないだろ…」
なんだかなぁ…
今日も狩りなんだけど、2人の方は大丈夫かな。
寝不足じゃあ、危険だよなぁ…
「何時まで、貪られてたか聞いても良い?」
「ん?瑞木が寝てすぐだよ?でも、1時間位で満足して寝てたねぇ、ほら、幸せそうな顔だよ?」
1時間ね…
ってことは、昨日の事はリーフは多分解決だね。
恵美は…
どうかな…
「しかし、なんで恵美はこんなことになってるの?」
「あぁ…そういうことをするのが好きなんだろ…そこにおさまる前は、瑞木とリーフをくまなく舐めて味わってたみたいだし。趣味が特殊だねぇ…」
確かに特殊だけど…
特殊でくくって良いものなのかなぁ?
「まぁ本人が良いならいいか…」
「瑞木を離さないリーフもどうかと思うけど、好きな香りに浸るのが良いんだろ?」
それが、好きならそれでいいけど…
人には色んな趣味があるんだな…
「さて、リーフにおりて貰って、武器防具を作りに行かなきゃね」
と良いながら、リーフを持ち上げ、横に退ける。
移動し始めると、恵美が目を醒ました。
「おはようございます」
飛び起きて、挨拶された。
「おはよう。昨日は良く眠れた?」
「ごめんなさい。眠ってる間に襲っちゃった」
まぁ…
「というか。味わうのが好きなんだね?」
「わかっちゃいました?あなたの匂いが大好きですから…引っ付いていたいんですよ」
いつものあれもですか…
「僕は朝食前に鎧を用意してこなければいけないんです。時間も良い時間ですよね?そろそろ支度が必要だと思いますけど?」
「はい、私も一緒に起きていきますね!」
と言いながら腕を組んでくる…
「階段で降りるまでだよ?」
「ええ。喜んで!」
良い笑顔だ。
ぷにっとした胸の感触もいいんだけど…
僕の趣味としては、あまり、楽しくはないかな…
「さて、ご飯までには戻ってくるから…行ってきまーす」
「はい、気をつけて…」
手を振る姿が、様になっている。
可愛いよね…
「さて、セーフ、行きますかね…」
「おうよ」
2人で、門扉まで移動して、挨拶をすませて、外へ出る。
今日は松本君が門番だった。
すぐに戻ると伝えて走り出す。
「さて、どこまでいく?アルミ合金だろ?」
まずはアルミだね。
「大地の加護を貰う洞窟って、色んな鉱石があったはずだよ」
「うまくあると良いねぇ」
まぁ、アルミそのものは大体の地面にあるけどね…
含有量が少量だから集めるのが大変なんだ。
「鉱石があった方が、楽だよね」
「都合良く鉱石があるとも思えないがねぇ」
まぁ、見てみてからの話だね。
「さて、洞窟についたけど…鑑定で見てみるのが良いのかな?」
「超鑑定だから、その辺りは大丈夫なんじゃないかい?」
そこまで、便利に使えるのかな…
と考えた途端に、周りにある石をサークルが囲み始めた。
サークル毎に成分が表示されている…
「うわぁ…ちょっと便利すぎるね……この辺りの石には大体7%位の量しか入ってないな。普通の含有量だ」
「え?アルミって金属だろ?こんな石にそんなに入ってるのかい?」
地球のネットを使えるだろうが!!
「ネット検索をしてみてよ。すぐわかるはずだからさ…」
「えーっ…あれやるのかい?逆立ちしないといけないから嫌なんだよ」
別に良いけど…
「僕は説明する気無いよ…細かい内容は知らないしね…っていうか、ついでに、強度を持ったアルミニウムの合金配合を調べてよ。ここで試行錯誤はアホらしいから!」
「仕方ないねぇ。わたしゃ逆立ちが苦手なんだけどね…」
大丈夫でしょ?
この間もプルプルしてたけど、ちゃんと出来てたじゃない…
「残念ながら触れないので、補助も出来ないね…まぁ、奥の方まで探しに行ってくるから、それまでに宜しく頼むよ」
「瑞木の頼みだ…頑張ってみようかねぇ」
ありがとね…
「ありがとう」
セーフに声をかけつつ進んでいく…
って言うかさ。
大地の精霊に聞いた方が早くないか?
「大地の精霊、出てきて欲しいんだけど…」
「何用か?用件を言うが良かろう」
素早いな…
「いつも、ありがとう。実はアルミニウムで合金を作って鎧にしたいんだけど、アルミニウムの鉱石の場所を教えて欲しいんだ…」
「ふむ、話はわかった。自然のアルミニウムの塊が欲しいなら、レストの裏側辺りまで移動せねばならんな」
いや…
要らねえよ…
「そうじゃなくてさ…アルミニウムをたくさん含んだ石が欲しいんだよ!ここら辺の石じゃあ7%位しか無いから精製が大変なんだ!!」
「それなら、ここから200㎞も離れれば、山の中に眠っておるぞ。しかし、瑞木はアルミニウム合金を作るのが目的だろう?別にここにある土で作れば良かろうに?何故鉱石に拘るのだ?」
あっ!!
そうだよね!!
「大地の精霊に生成して貰えば良いだけだね!」
「然り、我ならば軽々と分離など行えるでな…」
いやぁ、元の世界の常識に引き摺られ過ぎだな。
ここは電気でアルミニウムを作る必要が無い世界だったね。
「因みに、知ってたらで良いから、アルミニウムが強い強度を獲得する合金の配合を教えてほしい」
「残念だが知らぬな…しかし、配合がわかれば、その素材を使った鎧などは、容易に作れよう。惜しいな」
へ?
僕は、アルミニウムを抽出して、合金を作り、そこから鎧一式を作るつもりだったんだけど…
希少金属は?
「マンガンとかクロムとかこの辺りでは、あまり普遍的でない金属も使うんだけど…」
「瑞木がおるではないか!我が鉱石を指定して召喚魔法で呼び寄せれば事足りるだろう?」
うわぁ…
そんなこと出来るなら…
召喚魔法さん最強じゃねぇの?
「それって…金の鉱石すら呼べるってことになるんだが…」
「何を今さら…当たり前の事を言っても仕方ないぞ?更に言うが、そんな遠回りをせずとも、精霊陶器で作った鎧を売れば、金など掃いて捨てるほど手に入るではないか!」
あぁ…
自分こそが最強でしたか…
「それは、遠慮しとこう。あまりにも、技術的に飛び抜けてて、量産したらかなり危険な状態が予想されるからね…意思のある仲間から鎧を返すとかの束縛をしないならともかく、あんなチート武器防具を、のべつまくなしに売り歩いたら、それは死の商人以外の何者でもないでしょうが!!」
瑞木美孝18才
レベル433(92)
体力値93万(1090)=10億
魔力値93万(1090)=10億
力93万(1090)=10億
知力93万(1090)=10億
俊敏さ93万(1090)=10億
器用さ93万(1090)=10億
幸運値93万(1090)=10億
魅力930万(1090)=100億
風9万(1090)=1億
水7万(1090)=8410万
火5万(1090)=5830万
土8万(1090)=8660万
光4万(1090)=4370万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法中級
回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法・殺気自在初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(2595)さやか(3712)恵美(11,9)武司(1178)玲子(816)朱音(11,3)メルー(4068)道緒(2315)直(2514)メアリー(2429)燕(2398)レモン(2463)流々(2267)里乃(2373)リーフ(21,6)奈美枝(961)御影(8006)ユリア(2804)枩李花(2311)霞(2412)ミサ(3499)岬(3612)潤(2211)雨音(2399)美嶺(1232)牛江(462)お熊(53)他42名(平均1926)
天河(2598)春臣(1431)君里(2076)秋虎(2061)アーサー(509)太陽(652)七海(498)エース(2146)朋久(1003)他23名平均(1781)
精霊:風(24,3)水(27,2)火(18,1)土(34,9)光(13,8)闇(17,1)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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