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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
237/503

220原因と2人の主張

「恩人をこんな風に困らせるなんて…ごめんなさい。お許しください!!」「あたいも、何でなのかわからないの!ごめんなさい!!」

というわけで、2人の獣人が土下座をして謝っていらっしゃる。


 2人とも待遇改善を真剣に喜んでいたのに燈佳さんとの契約に至らないという、摩訶不思議な事例なのだ…

 他の人に契約書を見せてもらい、口頭で名前を読み替えて、燈佳さんと2人での宣誓まで行ったというのに契約を交わせなかった…


「瑞木、原因って何か思い当たらないの?」

燈佳さん、無理を言わないでくれ…

こちとら、転移して四日目なんだよ!

イレギュラー対応が出来るほどの積み上げがある訳無い!!


「残念ながら、解決策を捻り出せるほどの経験値がありません。トライ&エラーで、解決の糸口を探るしか出来そうに無いんですよ…」


「とは言っても、試せることは大体試しましたよね?これ以上何か出来そうに無いんですけど…」

契約行為のシステム上の確認は、終わったけどね…


「各個人の意向の聞き取りとかは、まだですよ?」


「それって、つまり…私をどう思ってるかっていう奴ですよね?」

それだけじゃないけどね…


「怖いんですか?」


「…怖くないわけ、無いでしょう?こんな短期間に私が嫌われたから契約出来ないって話になるんですから…」

そこは、浮き彫りになるからね…


「理由としては、他にも、前の主人を忘れられないとか…別の人物に憧れてるとか…あっ!」


「ん?何かわかったんですか?」

え?

いや…

まぁ…


「もし、違ったら凄い恥ずかしいんですけど…あくまで僕が個人的にですが。でも、それなりに根拠のある予想が頭をよぎりました…」


「勿体振らずに教えて下さいよ!!」

嫌だよ!!

恥ずかしいって言ったろ?


「直接、本人達に確認してみますよ…違ったら、泣けそうな位恥ずかしいですし…それなら、話題に出す回数は少ない方が良い!」

僕にも、羞恥心はあるからね!!


「何?そこまでの理由?」

そうだよ…


「まぁ…聞いていればわかりますから。お熊さん、牛江さん、お話をしたいからさ、あっちに行って座ろう」

どうせ、予想通りなら契約不可能だし…

外れても、どうするか話し合わなきゃいけないしね。


「「はい」」


 緊張気味の返事が帰ってきて、2人が土下座状態を解いた。

 4人で、騎士達が休憩に使っていたであろう椅子に腰掛ける。

 椅子に座るという行為に慣れないのか、お熊さんと牛江さんは居心地が悪そうだ。


「懐かしいな…よく訓練の合間にここに座って雑談に興じたものですよ…」

燈佳さんの目が、懐かしさに細められた。


「すみませんが…話を進めますよ?ズバリ聞きますね?お熊さんも、牛江さんも、燈佳さんよりも、主人になって欲しいと思っている人が別に居ませんか?」


「えっ?」「あたい…」

はぁ……

反応的には決まりだね…


「まずは、お熊さんから話してください」


「……」

もじもじして、話そうとしては、戸惑っている。

仕方ないなぁ…


「例えば、僕だったりしますか?」

うわぁ…

言ってて恥ずかしくなってくる。

顔が羞恥で赤くなるのが自覚できる。


「……ごめんなさい!!恩人様!!そうなんです。助けて頂いた身ですけど、私の心はスポンサー様にぶち砕かれました。私は…スポンサー様に組み敷かれて交尾されたいんです!!そして、私の全てを捧げたいです!!」

えっと…

表現が直接的すぎるね…

そして、スポンサー様っていうと、やっぱり僕の事だよね?


「…えっとぉ…僕って牛江さんを助ける時に、お熊さんの腕を受け止めただけだよね?何でそんなことになってるわけ?」


「あの時、私は本気で牛江を打とうとしてました。私は熊の獣人ですから、力はかなり強いんです!しかも、必殺の上から下への打ち下ろしは…いままで誰にも止められたことはありませんでした…私を交尾でも組み敷いて下さい!お願い致します!!」

必殺の打ち下ろしを簡単に出さないで欲しいな。

つまり、強かったから憧れたんだね…

そして、それは出来ない相談だ!


「…話は理解した。牛江さんは?どうかな?」


「はい、あたいもスポンサー様の赤ちゃんが欲しいです!!あたいに子種を下さい!恩人様には申し訳ないですが、スポンサー様に発情しちゃってるのは、確かですから、奴隷契約に影響するなら、それが原因ですね」

こちらも、表現が直接的すぎるね…

そして、それも無理だな。


「話はわかりました。ありがとう。……燈佳さん、予想した通り、僕を主人として貴女より上位の存在として決めてしまってるから奴隷契約が成立しないんですね…」


「……何で?何で!!何で瑞木は私のお気に入りばかりを手に入れるの!?」

もしもし?

なんの話だい?


「燈佳さん?何を言ってるの?」


「この牛江ちゃんとお熊さんは私のお気に入りなのよ!!しかも、お風呂でお話しして盛り上がってたのに!なんで横からかっさらうのよ!!酷いじゃない!!」

悪いけど、それは知らん。


「自業自得ですね…あの時、入っちゃダメだって伝えてあったお風呂に入ってなければ、問題なく契約できたんですから…諦めて下さい!!さて、具体的にどうしましょうか?」


「はぅ…そんなにすげなく言わなくても良いと思うんだ…確かに私の自業自得だけどさ…少し位癒されたいと思うのは普通だよね!?ふん!だ!」

えぇい!

拗ねるなよ!!


「燈佳さん!!愚痴る前にやることがあるんですよ!!もう、どうしようもないんですから。諦めて前向きに検討してください!!」


「私は、この2人とは奴隷契約を絶対交わせないのよね?」

そう!


「ええ!!だから、僕に譲渡して契約を結ばせるか、契約せずに働いて貰うか、僕と契約をしたうえで、僕の指示で燈佳さんのところで働いて貰うかですね…」


「契約しないのは論外ですね。狩り場での死に繋がりますから!!」


「何にしても選ぶのは燈佳さんですね…あと、言っておきますが、どちらにしても僕は奥さん達で手一杯なので、お熊さんと牛江さんの発情は止めてあげられませんからね?」


「「えーっ?」」

何故2人とも、意外そうな声をあげてるんだよ…


瑞木美孝18才

レベル427(92)

体力値91万(1090)=10億

魔力値91万(1090)=10億

力91万(1090)=10億

知力91万(1090)=10億

俊敏さ91万(1090)=10億

器用さ91万(1090)=10億

幸運値91万(1090)=10億

魅力910万(1090)=99億

風9万(1090)=1億

水7万(1090)=8290万

火5万(1090)=5750万

土7万(1090)=8530万

光4万(1090)=4300万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法・殺気自在初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2595)さやか(3712)恵美(10,7)武司(1178)玲子(816)朱音(11,3)メルー(4068)道緒(2315)直(2514)メアリー(2429)燕(2398)レモン(2463)流々(2267)里乃(2373)リーフ(19,7)奈美枝(961)御影(8006)ユリア(2804)枩李花(2311)霞(2412)ミサ(3499)岬(3612)潤(2211)雨音(2399)美嶺(1232)牛江(519)お熊(82)他42名(平均1926)

天河(2598)春臣(1431)君里(2076)秋虎(2061)アーサー(509)太陽(652)七海(498)エース(2146)朋久(1003)他23名平均(1781)

精霊:風(24,0)水(26,9)火(17,8)土(32,9)光(13,5)闇(16,8)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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