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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
234/503

217奴隷達の宿泊先確保と召喚事故

「単刀直入に言います。騎士団が使用していた寮の一部を、鍵軒燈佳さんに売って欲しいんですよ…」


「随分唐突ですね…しかも、元副騎士団長は亡くなってますよね?死人に売るのは…無理ですね。如何に借りを積み上げて、重ねていただいても、売ることは出来ません。逆に聞きますが、何故、瑞木さん名義ではないんですか?」

あぁ…

そっか!

誤解を与えちゃったね。


「ごめんなさい。言葉が足りませんでした!内緒でしたが、燈佳さんは勇者の力で甦ったんですよ!!今から喚びたいんですが、良いですよね!?」


「ゆ?勇者になったんですか?」

それは、惚けたい内容なんだよな…

つか、ぶっちゃけマイナスしかないから!!

出来れば、圧倒的な社会的地位を手に入れてから、公表して、勇者の地位向上に努めたい!!


「貸しを1つ返してください!!」


「つまり、肯定するんですね。そのうえで他言無用と仰るわけだ…」

察しが良すぎる!!


「出来れば、圧倒的な社会的地位を手に入れてから、公表して、勇者の地位向上に努めたいんですよ!!勇者にも、まともな人間は居ると認識して貰いたいのです!!」


「あぁ!!その方向で頑張るんですか?まぁ…たまにいますもんねぇ。重圧で開き直ってしまった痕跡が見える勇者パーティー…その大抵が最悪の形で花開いて、悪名に追加されるパターンなんですよ。そして、やはりと言われてしまう…」

うわぁ…

キレて、自暴自棄に嵌まり込んでるってことだな…

可哀想に!!


「僕は幸せな普通の家庭を築く予定なので、勇者の地位は不要なんですよ!!」


「承知しました。個人的にも是非とも応援したいので…しかし、確か勇者奈美枝ともパイプが有りますよね?何故彼女に頼んだと言わなかったんですか?」

当然の疑問だ…


「…なんとなくですが、飯田さんに嘘をつきたくなかったからです…あなた、その辺りが凄く敏感でしょ?」


「ふぅ…あなたはホントに一番やりにくい種類の方ですね。参りました…」

両手をあげる飯田諜報長官。

この人、称号に嘘つきと嘘つき排斥者という、真逆の性質を持ってるからね…

大変だと思うよ…


「じゃあ、チャッチャと喚びますからね?」


「はいどうぞ。しかし…人の召喚なんて…初めて見ますよ」

まぁ、召喚魔法自体がレアなスキルだからね…


「元ラード王国副騎士団長鍵軒燈佳よ、今ここに現れよ!!」


「へ?」

ゆったりと床に座った姿勢で、召喚された燈佳さんは、少し間の抜けた顔で、こちらに振り向いた。

全裸で…


「はい。ローブです。取り敢えず着てください」


「何よ?これ!!」

風呂には入るなって言ったじゃないか!


「ローブです!まずは着て隠してくださいよ!!」

一応、現れた瞬間に他にも服を出して、大事な部分は見えないようにしてあるけどさ!!

立ち上がったら無駄になるっつーの!


「そういう意味で言ってる訳がないでしょうが!!」

ご立腹だが、僕は知らんよ!!


「召喚するから、風呂には入らないで欲しいと伝えてたんですから、知りませんよ!!自業自得と思ってください!」


「30分って言ったじゃないの!まだ5分前よ!!今から上がって、支度しようとしてたのに!!」

あのな…


「交渉ごとが、時間ぴったりに終わるわけないんですよ?それに5分前集合という言葉を知らないんですか?」


「「知らない!」」

満場一致だった。

くっ!

ファンタジーめっ!!


「まぁ…いいわ!!裸ごとき。少し驚いただけだし、でも、軽い見通し位言ってきなさいよ…」

…あれを見通しと判断しないなら、もう何も言うまい…

と思いながら、燈佳さんの足が少し震えたのがわかった…


「緊張してらっしゃるんですね…失礼しました」


「ふん!早く紹介して下さいよ!!」

勇ましげな雰囲気も真面目さの裏返しなのかな…


「お話は伺っておりますよ…私は飯田忠継と申します。諜報長官を職務としております」

あなたは女性の裸ごときでは、動じませんか、そうですか。


「これはご丁寧に。私は鍵軒燈佳と申します。現在の肩書きは無職ですが、命を落とす前はラード王国の騎士団で副団長を勤めておりました。今は無職ですが…」

そんなに無職ですがと強調しなくても…


「それで?古巣の寮の一部を買いたいという話ですが…それで何をなさるんですか?」


「短期的な目的は、私の新しい仲間174名に寝場所を確保したいんです!!そして、長期的には、仲間達と狩りを担う第3勢力になる予定ですね!」

ふむ…

少しの間で、仲間達を奴隷扱いしていたのが随分変わったね。


「ふむ、ご用向きは承知しました。提示できる物件は、瑞木さんの所有の寮のお隣になりますね…」

近いのか…

騒がしくなりそうだね。



「是非とも、そこでお願いします!!」

即答ですか…

まぁ、リーフの隣に居ることが出来て嬉しいだろうし…

普段は料理屋榊にいるから本来の意味での隣ではないけどね…

ただ、どっちにしても近いけどさ。


「では、200万ラードをお支払ください。無理なら諦めてくださいよ?」

大丈夫…


「はい、200万ラードです。確かめてください!!」

1000万ラードを渡してるから余裕だね…


「はい、確かに…では、今この瞬間から使用開始ということで…いいんですよね?借り1つ分は…」

流石、わかってらっしゃる!!


「残り2つですね…ありがとうございます」


「いえいえ、鍵軒さんなら実力と人格を兼ね備えているのを、存じておりますから、問題有りませんよ!!」

さすが、騎士団所属だね…

羨ましいなぁ。

リーフが絡んだ時は、問題がある気もするけど…


「じゃあ、ヨロシクお願いします。燈佳さんはこのまま待っててください。向こうに着いたら召喚しますから!あと、僕と燈佳さんは反目しあう仲という設定ですから、その辺りもヨロシクお願いします。クロガネとの1件はこの人と収めましたから!!そのためにわざわざここで招喚したんですよ。仲良くお出かけなんて噂を否定することになりますよね?」


「確かに…しかし慌ただしいですね…何かあるんですか?」

あるよ!!


「急がないと寝る時間も無くなりそうです!!」


「はぁ大変ですね。新婚は……鍵を渡したいので、鍵軒さんの召喚は3分待っててくださいね」

ん?


「わかりました。3分ジャストで召喚しますから気を付けてください」


「承知しました」

みんなと契約するのが一番大変なんですよ…

新婚は関係ないね!!


瑞木美孝18才

レベル427(92)

体力値91万(1090)=10億

魔力値91万(1090)=10億

力91万(1090)=10億

知力91万(1090)=10億

俊敏さ91万(1090)=10億

器用さ91万(1090)=10億

幸運値91万(1090)=10億

魅力910万(1090)=99億

風9万(1090)=1億

水7万(1090)=8290万

火5万(1090)=5750万

土7万(1090)=8530万

光4万(1090)=4300万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法・殺気自在初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2573)さやか(3712)恵美(10,7)武司(1178)玲子(816)朱音(11,3)メルー(4036)道緒(2315)直(2514)メアリー(2429)燕(2398)レモン(2463)流々(2267)里乃(2373)リーフ(19,6)奈美枝(961)御影(8006)ユリア(2804)枩李花(2311)霞(2412)ミサ(3499)岬(3612)潤(2211)雨音(2399)美嶺(1194)他42名(平均1926)

天河(2598)春臣(1431)君里(2076)秋虎(2061)アーサー(509)太陽(652)七海(498)エース(2146)朋久(1003)他23名平均(1781)

精霊:風(24,0)水(26,9)火(17,8)土(32,9)光(13,5)闇(16,8)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂けると幸いです。

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