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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
232/503

215準備と交渉と奴隷

「上手くいって良かったですね。174名全員が指揮下に入った…これで一段落」

燈佳さん…

それはまだ認識が甘いな。


「残念ながら、まだ入り口ですよ?明日の狩りまでに、準備を整えないとね…」


「は?」

騎士団の人たちじゃ無いんだから当たり前でしょ?

指揮下なんて全く言えない状態でしょうが…


「取り敢えず、飯を食わせて、回復魔法をかけるので、大半は立ち上がれるようになりますが、休ませなきゃいけないので…飯田諜報長官に騎士団の寮を払い下げて貰わなきゃいけませんし。武器防具は?明日の輸送用の馬車は?食事の手配は?一番大事な奴隷達との契約は?僕が手配をしちゃうと色々不味いんですけど?」


「うっ!!そんなにやることがあるんですか?」

当然ですよ…

これでも最低限ですし。


「組織の長とはそういうものです。因みに皆との契約の説得内容は考えてありますか?キチンと納得して貰わないと契約が成立しませんよ?」


「ノープランです…」

いや、最低でもそこは頑張って貰わないと…


「奴隷と主人の関係は、他者が介入出来ませんから…何を置いても、そこに力を入れないと後で困りますよ?」


「なんで?金で買ったんだから、私のものでしょう?」

その考え方は首が絞まるね…


「名ばかりの奴隷を抱えて、心中なさる気なら止めませんよ?ただ、キチンと戦力として数えたいんですよね?」


「無論です。そうでなければ、何のために恋敵からの借金を背負ったかわからない!」

ならば…


「そうお考えでしたら、皆の気持ちを掴むことに尽力するべきでしょうね…まぁ、ご飯を保証すれば、多分100名はなんとかなるでしょう…問題は、状態が良かった74名ですね…」


「恥を忍んで聞きます。どうするべきだと思いますか?」

実践出来るんなら簡単なんだけどね…


「奴隷の皆を奴隷扱いしなければ良いんですよ…それだけで、燈佳さんは相手の話を聞くようになる。っていうか、そもそも契約の際に僕が立ち会うんだから、非人道的な扱いには燈佳さんにペナルティが入りますからね?」


「ふぅ…今までの人生経験の否定から入るわけですか?もう、瑞木本人がやれば良いじゃないですか…」

ゲンナリしてるね…


「それは出来ないって説明したでしょう?そんなことをすれば、今回の様な事件が後を絶たなくなる。奴隷たちに犠牲が出ます。後、リーフや朱音さんにも辛い思いをさせますよ?更に言えば、僕らが対応に追われて、狩りが滞ればどうなります?」


「狩りが滞れば、今の状態に逆戻りですか…更に、私の宝物が…泣きをみるだと!……許せるわけないでしょう!!」

あとはね…


「しかも、仮に僕が引き受けたとして、それって単一の狩猟集団が形成されますよね?これって…何かに似てませんか?」


「ん?前の騎士団の事ですか?」

そのとおり!!


「ラード王は、早くから構造的危険性に気付いて、変えようとしていたんですが…」


「改革が間に合わなかったという事ですね?」

まぁ…


「はい。改革の方法そのものが、悪手でしたからね…ラード王も万能ではないということです!仕方ありませんが、何とかしないと不味いですよね?」


「…死した為に、元と呼ばれますが…私は、ラード王国騎士団の副騎士団長を拝命しています!!ラード王と国民を助けるのは当たり前です!!」

基本は真面目だものね…

リーフに関わるとぶっ壊れるだけで!!


「では、頑張ってください…とは言っても、僕も苦労した案件ばかりですからね…まずは説得に集中してください!!その他の事は、僕が何とかしましょう…」


「…君には世話になりっぱなしだなぁ。私は体でも差し出せば良いのでしょうか?良いですよ?心はリーフお嬢様のものですが…体は瑞木の好きにしても」

馬鹿馬鹿しい!!


「張り倒しますよ!?」


「やっぱ、引っ掛からないですか!いや…でも、組織の立ち上げに成功したとしても、引き継いでいけなかったら無意味だと思いませんか?」

それで僕の子供ですか?


「優秀な跡取りを作るためって話ですね」


「その通り!!一枚噛みましょうよ!」

嫌だね!


「お断りです!!僕は恋愛をするために、イバラの道を歩んだんですよ…今さら愛のない子作りなんて嫌です!」


「私に魅力を感じないと?」

…あのさ。


「魅力の話はしてません!生まれてくる子供が可哀想です!!それに、僕は愛するリーフや恵美との愛あるエッチで忙しいのですよ!!」


「ちぇっ!!リア充が!」

全く…


「武器や防具は、大地の精霊に、うちのとデザインや機能が被らない様にアルミと鋼で作って貰います。強度は若干落ちますが…悪くないはずですよ?1つ五万ラードなので、一財産です。気を付けてください!!」


「承知しました。輸送用の馬車は、つてがあります。問題は馬車の操車ですね…」

立派なのを考えてそうだなぁ…


「無駄な金を使うのは止めて、荷馬車を手配した方が良いですよ?」


「荷馬車?それに乗れと言うんですか?」

他に何がある?


「当たり前でしょ?操れもしないもので何をする気ですか?荷馬車なら操作も簡単で、価格も安いですよ?」


「騎士の矜持というものもあるんですが?」

要らないな…


「残念ながら、もう騎士団とは違いますよ?」


「あぅ…」

悪いね…


「荷馬車10台で決定ですね」


「はい」

素直でよろしい。


「あとは…飯田諜報長官に騎士団の寮を払い下げて貰う話は、一緒に行きましょう…とは言っても、現地から召喚しますから、それまで説得の内容検討でもしてて下さい」


「召喚って…準備は?」

ん?


「要りません。リーフと美嶺も連れていきますから…現地では4人で話しますよ?僕らは別の交渉がありますから、それが終わったら召喚します」


「承知しました。ここで待ってますね…」

ふむ。


「いや、みんなの準備も一段落みたいなんで、料理屋榊にいて下さい。奴隷のみんなには、あそこで飯を食って貰いますから」


「私も一緒に頂こうかしら…」

良い心がけですね。


「それは素晴らしい!!ぜひそうしてあげてください。説得にも有利ですよ?出来れば、その後の入浴も一緒に行かれると良いのですが…そこまでの時間は無いでしょう…30分後に召喚しますからね!」


「30分ね。わかったわ」


「さて、リーフ。美嶺。飯田諜報長官に会いに行くけど…先に行く理由はわかっているかい?」


「例の報酬を受け取りに行くんですよね?」

そのとおりだが、メインは違う。


「それもあるが、メインは美嶺の事を認めさせなきゃならないんだよ!!」


「俺か?」


「そうだよ。美嶺。その後は、燈佳さんの新しい寮も認めさせないといけないな…失敗したらリーフとのエッチはお預けだな…時間がない」


「絶対成功させます!!」

リーフの瞳が火と燃えた!

気合い入りすぎなんじゃないの?


瑞木美孝18才

レベル427(92)

体力値91万(1090)=10億

魔力値91万(1090)=10億

力91万(1090)=10億

知力91万(1090)=10億

俊敏さ91万(1090)=10億

器用さ91万(1090)=10億

幸運値91万(1090)=10億

魅力910万(1090)=99億

風9万(1090)=1億

水7万(1090)=8290万

火5万(1090)=5750万

土7万(1090)=8530万

光4万(1090)=4300万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法・殺気自在初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2573)さやか(3712)恵美(10,7)武司(1178)玲子(816)朱音(11,3)メルー(4036)道緒(2315)直(2514)メアリー(2429)燕(2398)レモン(2463)流々(2267)里乃(2373)リーフ(19,4)奈美枝(961)御影(8006)ユリア(2804)枩李花(2311)霞(2412)ミサ(3499)岬(3612)潤(2211)雨音(2399)美嶺(1032)他42名(平均1926)

天河(2598)春臣(1431)君里(2076)秋虎(2061)アーサー(509)太陽(652)七海(498)エース(2146)朋久(1003)他23名平均(1781)

精霊:風(24,0)水(26,9)火(17,8)土(32,9)光(13,5)闇(16,8)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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