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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
227/503

210リーフのホールドと朱音の土下座

「…というわけで、私は幸せなの!わかってる?燈佳!!」

最高速度で燈佳さんを捕らえたリーフの、説教は一段落を迎えたみたいだ…

いや、まだノロケ話を終わらせるつもりはないみたいだから、そのまま、生け贄確定かな…

憐れな…

リーフ曰く、私の美孝さんに対する口の聞き方を、みっちり教えます。

と言うのが開口一番の宣言だったので、さっき燈佳さんの物言いは完全にリーフの逆鱗に触れたらしい…


「…まぁ、死から甦った人は大抵混乱してるから、落ち着くまで黙っていようと思ったのよ?…でも、あの2人は尋常じゃないのよ…」

まぁ、元騎士団の上位2人ですからね…

元ラード騎士団の連中の、精神的な規格外ぶりは、そのまま、うちの会の特色に色濃く影を落としてるよなぁ…


「まぁ…親友を話せないようにホールドするために、胸で、押し潰しつつ、がっちり抱き締める元騎士団長と…抱き締められて、心底幸せそうに、放心状態を延々継続中の元副騎士団長ですからね。尋常などという理性ある一般人のみに、形容を許された修飾語が似合うはずもないのかもしれませんね…」


「…それは流石に言い過ぎだと思うのよ?」

まぁ…

でも、この状況の責任を取らないんだから、言われて当然だと思う…

という事で!!


「ぜんっぜん!!言い過ぎではないですよ!!おかげで、この一角には人が寄り付かないんですから!!」


「…まぁ、さもありなんなのね。…食事処なのに、皆がご飯を持って、外にどんどん逃げ出してるの。…この上ない人避け効果を発生してるの!」

そう。

食事の時間になったから、うちの会の面子がご飯を食べに現れたのだ。


「そうです!折角、奈美枝さん達を含めて、楽しく晩御飯のつもりだったのに…」


「…まぁ、楽しく晩御飯はしているから気にしなくて良いのよ。…ねぇーっ、美嶺ちゃん!!」

と言いながら、美嶺に笑いかけた。

太陽さん達も笑ってる。


「おぅ!俺も奈美枝達と友達になれて、嬉しいぞ!しかし、俺たちを殺しに来る勇者にも、こんなに話のわかる者がおるとは、思わなかったぞ」

まぁ、この世界の勇者とは話が通じないのがスタンダードらしいしな…

でも、美嶺は違う次元から来てる気がするんだけどな…


「…私も美嶺ちゃんみたいに、お話しできる子に会ったのは初めてだけど、普通の人間よりもよっぽど話しやすくて好感が持てるのよ」

奈美枝さん達は、基本的に迫害対象だものねぇ…

僕も、この辺りは考えないといけないなぁ。

もっと溶け込むまで、発表はしないけど…

どうやって知らせるかってのも重要だよな。


「まぁ仲良くしてくれて、僕は非常に嬉しいですよ…というか、美嶺を受け入れてくれてありがとうございます」


「…浄化されて無害な子を受け入れない程、度量は狭くないのよ。…瑞木がしっかり面倒を見てるんだから、良い子になるに決まってるのよ!」

買い被りすぎですね。


「そうなるように頑張りたいです。ねぇ、朱音さんも力を貸してくれるから…心配要らないですよね?」


「ん?あぁ…うん」

ずっと生返事だ…

朱音さんの事だから、燈佳さんの甦生が叶った瞬間に、現れるかと思っていたけど…

実際には、僕が迎えに行くまでは、美嶺を抱き締めたまま部屋から出てこなかった。

さっき、リーフがホールド体制になったので、呼びに行ったのだ…


「朱音さん…燈佳さんと話をしなくて良いんですか?」


「瑞木さん、姉ちゃんの目には私なんか写ってないよ。一段落するまで、何を言っても無駄なんだ…でも、あぁ、そんなのとは関係なく言うべきことはあったよね…ごめんごめん」

えっと?

なんの事だろう?


「へ?なんでしたか?何かありましたっけ?」


「瑞木さん…姉ちゃんをこの世に甦らせてくれて、ありがとうございます!このご恩は一生かけてでも、お返し致します」

いきなり、素で土下座体勢に移行して、ピシッとした姿勢で告げて、頭を下げられました…

待ってくれ!!


「待ってよ…朱音さん。そんな事しないでよ…僕は奥さんの家族の命を救っただけだよ?当たり前の行動だよ!お礼位は良いけど、土下座はやりすぎだよ!!」


「何言ってるの?甦生が叶うなんて、そうだなぁ…天の星に触れる位に難しいって言われるんだから!本来は私ごときが何をしたって、全く足りない恩を瑞木さんは、私にくれたんだよ!!堂々と胸を張って」

土下座から顔をあげて、そうおっしゃる…

その瞳には、涙が溜まっていた…


「泣いてるじゃないですか!土下座なんて止めて普通に座ってくださいよ!!罪悪感がハンパないってば!!」


「へへっ、これは嬉し泣きだよ。姉ちゃんの生きている姿をこの目に見れたんだからな…夢では毎日見てたけど。所詮は思い出でしかないからさ…」

朱音さん…


「喜んで貰えたならそれで良いんですよ…僕も奥さんになる人には笑顔を贈りたいんですから…」


「ふふっ!だから、瑞木さん、どんな変態的なエッチでも喜んで応じるからな!!なにがしたい?何でも良いぞ?でも、お尻でしたいんなら、準備があるから事前に言ってくれよ!あと…刺青とかはピアスとかは道具が要るから、これも同じだね…でも、何にしても私もノーマルから逸脱するのは、初めてだから優しくしてくれると嬉しいな!!」

…何言ってるのこの子?

いきなり過ぎて、呆然として聞き入っちゃったけど…

本当に何言ってるの!?


「…中々気合いの入った宣言なのね。…これは、準備が要らないものも含めて、全てに対応する気なの。…凄いガッツなのよ!!」

アンタも待て!!

意味の分からない感心をするのを止めろ!


「朱音さん!!」


「なぁに?ダーリン!」

うっ、くっ!!


「僕は変な性癖を持ってないはずですから!!そんなに身構えなくて良いですよ!!って言うか!!ご飯時にそんなディープな…違うな!!そうじゃないんだ…そんな趣味はないから、そういう事を言うんじゃない!!止めなさい!!」


「あらーっ?今の話は、全く興味をひかれなかったの?」

そういう話の振り方は、ズルいよね。


「あのね…僕も若い男だからさ…全く興味を感じない訳じゃないんだよ?でも、今現在、そういう趣味は無いの!!そういう趣味に目覚めたいわけでもないんだしさ…万が一、僕の隠れた一面を掘り起こしたとして何が楽しいのさ?」


「ん?ダーリンに私を特別に弄らせて、あわよくば溺れさせて、上手くいけば独り占め?」

…ある意味で真っ直ぐですね。

狙った獲物に一直線かい!

ただし、自分がどれだけ汚れようが関知しないという特攻魂が痛いんだけどな…


「そんな事しなくても、結婚する相手に愛を感じない訳ないじゃないですか?何がそんなに不安なんです?」


「わかっちゃった?でも、望まれれば何でもすると言ったのは嘘じゃないよ!ダーリンに壊されても文句なんて言わない!!ダーリンは私を玩んで良い!でも、私に愛情なんてものを持ってくれたなら…すごく嬉しいな…」

…話を聞いていたのかなぁ。

僕って愛してるって言ってるよねぇ?


「…燈佳さんを甦らせたのは、ボランティアでもなければ、気まぐれでもないんですよ?言ってる意味がわかりますか?」


「ん?どういう意味?」

考えてるか?

考えてないんだよなぁ…


「朱音さんの為に頑張ったに決まってるでしょうが!!貴女の泣き顔を見たくないから、貴女の喜ぶ顔を見たいからこそ、頑張ったんですよ?ホントならここまで急激に狩りをする意味もないんですからね?まぁ、勝手に獲物が来るってのもありますけど…」


「それって…私の事が好きってこと?」

当たり前だよ…

そう言ってるよ!!


「僕は好きでもない女の子と結婚の約束をするほど、不誠実ではないつもりですけど?朱音さんが大好きです!!」


「だって…うぅっ、うぅ、うえええーーん。私の事を初めて真っ直ぐに見てくれたダーリンの事を離したくなかったんだもん!!私も大好きだから!!だから、嬉しいよーっ!うええーーん!!けほんけほんっ!」

大泣きに泣いて咳き込み始めてしまった…


「まぁ…真面目だよね…首尾一貫してさ…朱音さん、安心して貰えましたか?」


「けほっ………うん…大丈夫…」

良かった。


「…朱音は全体的にのめり込みすぎなの。…真面目なのも考え物なの」

さもありなん…


瑞木美孝18才

レベル427(92)

体力値91万(1090)=10億

魔力値91万(1090)=10億

力91万(1090)=10億

知力91万(1090)=10億

俊敏さ91万(1090)=10億

器用さ91万(1090)=10億

幸運値91万(1090)=10億

魅力910万(1090)=99億

風9万(1090)=1億

水7万(1090)=8290万

火5万(1090)=5750万

土7万(1090)=8530万

光4万(1090)=4300万

称号

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術・精霊魔法蕩涎級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮・勇者魔法初級

武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(2523)さやか(3662)恵美(10,4)武司(1178)玲子(816)朱音(10,1)メルー(3922)道緒(2193)直(2413)メアリー(2321)燕(2295)レモン(2346)流々(2172)里乃(2268)リーフ(18,8)奈美枝(799)御影(7922)ユリア(2701)枩李花(2210)霞(2312)ミサ(3389)岬(3516)潤(2113)雨音(2294)美嶺(765)他42名(平均1851)

天河(2492)春臣(1431)君里(1972)秋虎(1952)アーサー(509)太陽(551)七海(386)エース(2041)朋久(1003)他23名平均(1700)

精霊:風(24,0)水(26,9)火(17,8)土(32,9)光(13,5)闇(16,8)

愛奴隷

リーフ・恵美

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。



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