203照れた戦鬼と平常運転の武司
「全く…私の目の黒い内は、恵美との温い付き合いなんて認めないから覚えときな!!」
そんなに畳み掛けなくても聞こえましたから…
でも、言っとかなきゃいけないことはある。
「玲子さん。貴女が武司さんを好きだというのは知っています!!そして、体を繋ぐことそのものを好んでいる事もね?でも、人それぞれに考え方はあります」
「何を当たり前の事をいっているんだい?」
アンタがそれを言うか?
しかも、さも、当然そうに!?
「だから、僕は嫁さんが、嫌だと言えば!玲子さんになんと言われようと、抱かない時は抱きません!!特に複数でエッチとか…特殊な行為は、絶対に無理強いしませんからね!!」
「無理強いしなかったら、どうするって言うんだい!?」
無理を通すのさ…
違う方向でね!
「それによって、結婚に反対だと言われても、実力行使で乗り越えさせて貰います!」
「具体的には?」
わかってるでしょう?
「さやかさんの件ですよ…性格的に、他の人と一緒にエッチとか…絶対あり得ないでしょうし。そんな方向での無理強いする位なら結婚自体を止めますから!!」
「うん、好きにすりゃいいさ!さっきのは、あたしの所信表明であって、アンタの行動を具体的に縛るもんじゃない!!そもそも結婚に反対なんてしないしね。さっきの場合なら、基本的に喧嘩に付き合わせただけさ…恵美の結婚だからね!」
え?
「成敗とか言ってましたよね?」
「…私をなんだと思ってるんだい?公儀の処刑人でもあるまいし…私刑で死刑にしたら、私だって捕まるんだけど?」
この国の刑法は侮れない部分もあるけどね。
ただ…
「つまり…状況を利用した照れ隠しだったりします?」
「うっ!!」
耳から、段々赤くなってきた。
額からは汗が流れ始める…
「図星…みたいですね…」
「う、うるさいよっ!私だって人の親だっ!!色々と察しておくれ!でも、当然本心でもあるよ!恵美を不幸にしたら許さないからっ!!さやかも幸せにしなけりゃ許さないっ!!」
言うだけ言って、詰所に走り去ってしまった。
「さやかさんと恵美のお母さんだけあって、凄く可愛いですね…」
「やらんぞ!!絶対にな!!死にたいのか?」
武司さんの目がにぶく光る。
もちろん、盗ったりしません。
「単なる事実を申し上げました。武司さん達の仲に割って入るつもりはありませんよ…」
「ならば良しとしよう。用事は済んだな?帰ってくれるか?俺はたった今緊急の用事が出来たんでな。これで失礼するぞ…」
本当に仲が良いよね…
「はい…僕も失礼します」「お暇致します」
「父さん。これから朝までコースね。倒れないように気を付けて!後でスタミナご飯を届けとくよ!!」
「ふぅ……恵美…お前は結婚しても変わらんなぁ。屈託なくそういう事を言うんじゃねえよ…瑞木、スマンが矯正できるところは、治してやってくれ…」
ため息を1つついて、武司さんは、詰所に消えていく…
玲子さんを抱き締めに行くのだろう。
「恵美…なんか、武司さんが疲れた顔してたよ?もう少し言葉を選ぼうね?」
「はーい!」
恵美が笑顔で返事をする。
眩しい笑顔だけど…
「…わかったのかなぁ?あんまり、続くようだったら本当に躾が必要になるんだけど…良いのかい?」
「し、躾?」
恵美の目が潤み始める。
「何?」
「い、いいえ。いいえ。何でもないです」
目を伏せて、もじもじしだした。
解せぬ…
「何かして欲しいの?」
「し…し…何でもありません!!戻りましょうか?」
し?
珍しく真っ赤になってたけど…
僕、もしかして何かやらかしたのかな…
「挨拶は済んだかい?勇者奈美枝がもう来るよ?空から来ると思うから…このまま出迎えてやりな」
セーフが飛んできた…
思ってたより早かったな…
まぁ、夕方って言ってただけなんだから、約束なんか全くしていないけどな…
「セーフ、ありがとう。風呂に入りに戻るほどの余裕は無さそうだね?」
「まぁ、無いだろうね。もう、門扉の近くまで来てるから、数分のことだろうさ…まぁあの勘のいい娘のことだ。匂いで感じ取って祝いの言葉位はあるんじゃないかい?」
それ、あんまり嬉しくないのだけどなぁ…
「それは仕方ないな…待とうか…帰ったら風呂も沸かして、奈美枝さん達の旅の疲れを癒してもらおう」
「ええ、また奈美枝さんや圭子ちゃん達に会えるってことは、とうとう燈佳に会えるんですね?」
うん!
正確には、僕らでも甦りは可能になったんだけど…
コツを知ってる奈美枝さん達の指導を受けた方が絶対良いよね。
「おう!わざわざ出迎えとは、気が効くじゃねえか!昨日振りだな瑞木!!」
「太陽さん!ご無事で何よりです!!」
「…元気そうなのよ。……そして、初エッチおめでとうなの。…しかも、私が知らない誰かと、致してるとは。…侮れないのよ」
開口一番ですか?
「お陰さまで…あのあと、恵美とセーフの2人と結婚したんです…だから、浮気じゃないんですよ?」
「…これは、なんて上級者の対応なの。…全然言葉に淀みがないの。…たった1日で随分遠くまで来てしまったのね?」
いえいえ!!
当たり前の対応じゃないですか?
特にレストでは多重婚が公認されてるんですから…
「これくらいは全然ですよ…だから、僕は相変わらず、大したこと無い奴だと思いますよ?」
瑞木美孝18才
レベル427(92)
体力値91万(1090)=10億
魔力値91万(1090)=10億
力91万(1090)=10億
知力91万(1090)=10億
俊敏さ91万(1090)=10億
器用さ91万(1090)=10億
幸運値91万(1090)=10億
魅力910万(1090)=99億
風9万(1090)=1億
水7万(1090)=8290万
火5万(1090)=5750万
土7万(1090)=8530万
光4万(1090)=4300万
称号
貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術・精霊魔法蕩涎級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法中級
回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮初級
武装レベル:槍232、剣503、投擲493、打撃174、短剣725
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(2523)さやか(3662)恵美(8886)武司(1128)玲子(764)朱音(8881)メルー(3922)道緒(2193)直(2413)メアリー(2321)燕(2295)レモン(2346)流々(2172)里乃(2268)リーフ(17,7)奈美枝(356)御影(7922)ユリア(2701)枩李花(2210)霞(2312)ミサ(3389)岬(3516)潤(2113)雨音(2294)美嶺(701)他42名(平均1851)
天河(2492)春臣(1431)君里(1972)秋虎(1952)アーサー(509)太陽(152)七海(71)エース(2041)朋久(1003)他23名平均(1700)
精霊:風(24,0)水(26,1)火(16,7)土(32,9)光(13,5)闇(16,8)
愛奴隷
リーフ・恵美
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・御影・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音・美嶺他44人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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