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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
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181仲間の心配とギガントコボルトの置き土産

「良かったのですか?あのまま紹介されていれば、一気に有名人の仲間入りでしたよ!?」

リーフが呟く様に聞いてくる。


「悪いけど、演説なんぞに出るより、仲間の方が僕は大事だよ…」


「えぇ!!そうですね。さすが、美孝さんです!!では、先に行ってください!私もセーフさんもすぐに着きますから!!」

健気に言ってくれる…

セーフも頷くのが見えた。

確かに数秒の差で、怪我人や毒に侵される仲間が続出なんて嫌だ…

更に死人がでたら、自己嫌悪に苛まれるだろう。


「ありがとう。2人とも気を付けて!!」


「はい!!」「瑞木こそ!!」

2人への返答もそこそこに、最高速度まで加速した。


 何を慌ててるかと言えば、リーフの斜め上の発言を聞きつつ、どう説得したものか、考えながら仲間達の様子を詳細に確認したから、だったりする。

 その直後、リーフの説得も、今日の演説に一緒に出てほしいと言い出した朋久さんも、放り出すようにというか、放り投げて城の窓から帰らせて貰った。

 範囲観測で、朋久さんの正気か?

 という顔が、段々呆れた顔になったのが、感慨深い。

 因みに演説で黒いゴブリンの件で、僕らを英雄扱いするらしいので、ほどほどにしとくように言ったら、無理だと返された。

 国の危機ほど英雄が必要らしい…

 範囲観測で続きを聞いてたら、呆れ顔のまま、炊き出しの件も周知するからな、と呟くあたり、僕の範囲観測の効果範囲もある程度はあたりがついてるかもしれない。

 やはり、侮れない人だなぁ。

 などと考えながら、一瞬の内に朱音さん達が戦う狩場へと到着した。

 ポーン、スキル取得【思考圧縮初級】


「朱音さん!大丈夫ですか?」


「あら、随分早かったね!!どうかした?狩りは順調だよ?」

「「おかえりなさいーっ」」

うん、それは知ってる…

そして、みんな疲れもなく元気だね。


「はい、ただいま。滅茶苦茶順調すぎて、もう、2000頭以上狩ってますよね?」


「うん、それが何か?」

軽いなぁ…


「そろそろ、ポイズンコボルトとパラライズコボルトが、出てくるんですよ!!気を付けて下さい!!」


「大丈夫、心配しなくても、ちゃんと武器は効いたからさ!心配しなくて良い…よっと!!」

と言いながら、振り向き様に現れたポイズンコボルトの額と胸に短剣を生やしてにっこり笑う。

追加で、他の方向からも3本刺さった。

マイペースだねぇ…

って、あれ?

何故?

コイツが一番早く近付いてたのに、何故効くこと知ってるんだ?


「なんで、普通の攻撃も効くことを知ってるんですか?」


「ポイズンゴブリンは、倒せたからね。コボルトに効かないってことはないんじゃない?」

笑顔で告げられた。

あれ…

あの時、倒してたっけ?

僕が全部倒したイメージでいたんだけど…


「なら、良かったです。取り敢えず、ポイズンとパラライズの事が心配で早く帰ってきたんですよ!でも、こいつらには毒がありますから触らないで下さいよ?とりあえず僕が回収しますからね」


「ありがとう。正直、限界だったのもホントなんだよねーっ。主に倒した獲物の収納場所的に!」

確かに、順々に血抜きと毛皮剥ぎされた各種コボルト約2000頭と装備品が、仮拠点にうず高く積まれてる。

正直、邪魔になってるのがわかった。


「了解です。まず、この在庫をなんとかしますよ。そののち、倒したポイズンとパラライズを回収して回ります。この2種は血抜きも要らないし討伐証明だけなので、僕が優先的に狩りますね」


「承知だよ。よろしくね!!瑞木さんが来てくれたから、みんな目にみえて気合いが違うからね!」

はい…

貴女が一番気合いがみなぎって見えますけどね…

収納に仕舞い込んで、と!


 さすがに慣れたので、山のようなコボルトと戦利品は、あっという間に収納される。


「じゃあ、僕は一応全員と相性値が高いんで、みんなの狩りの範囲の少し外で、狩りながら収納するから…宜しくということで、行ってきます!」


「「気を付けてね」」

みんなにも聞こえたみたいだね…

頑張ります…


「さぁ!攻勢に隙が出来たよ!待機してた回収班。ポイズンとパラライズ以外を回収して!範囲観測しながら、仲間の射線を意識して回収ね!!鎧が守ってくれるけど、流れ弾に当たらないとは限らないよ!!集中して万が一に備えな!!」

朱音さんが後ろから檄を飛ばしている。

やっぱり、指揮官として優秀だよね。

最前線で戦いながら言われれば、納得しないわけないし…


「さて…範囲観測で見てみると…相変わらず凄い勢いで来てるなぁ…」

そう…

謁見がのびたわけでもない。

予定の10時には終わったけど、狩りの方が急激に進みすぎただけなわけだ…


「具体的には、せいぜい600頭と思ってた討伐数が3倍以上だからね」

パラライズコボルトを5頭ばかり発見したので、心臓を一突きにして、動きを停止させ、討伐証明を切り取って収納に仕舞っていく。


「そうさね…普通に考えれば、ギガントコボルトの特殊能力だろうね…」

セーフ…

到着したんだ…

独り言に突っ込みが入りました。


「今日も飛んでる姿が凛々しいね。お帰りセーフ。ま、妥当な結論を見出だすならそれだよね?このままだと昨日のように、今日1日でコボルトを狩り尽くす事になりそうだね…」


「…言っとくけど、凛々しいは嬉しくないからね?わたしゃ女なんだから!!」

あら、怒ってらっしゃる…

別に女の子にも誉め言葉で使うと思うけどなぁ…


「じゃあ、美しいに訂正しましょう…」


「ん、それなら許してあげようかね…まぁ、何にしても普通とは違う特徴を持っていると考えた方が良いだろうね…」

嬉しそうですな…

そういうとこ、可愛いと思うんだけどね。

言うと、ワタワタしだすから、今は言わないけど…


「そうだね。一番の問題はまだ狩ってないギガントタイプだよな…コボルトと同じ特徴とは考えにくいし。変な特徴は勘弁だよな…」


「ここをなるべく早く片付けて、レベルが低い内にギガントタイプを片付けるのが、妥当なんじゃないかい?」

ここからが山だけどな…


「そうだね…傾向を見ると時間経過でレベルが上がるのは間違いなさそうだしね…」


「まずは、このあたりのコボルトの殲滅ですね?」

やぁリーフ、到着したね。


「やぁ、お帰り。うん、そうだけど、リーフは、まだ相性値が低い仲間が何人かいるから、仲良くみんなと投擲で倒してね」


「えっ…わ、わかり、ました…」

すっごく悲しそうにみんなと合流したけど…

こればっかりは仕方ないよね。

リーフと相性が低いのは新人さんだし、ということはレベルが低いんだもの!


瑞木美孝18才

レベル252(91)

体力値39万(900)=3億

魔力値39万(900)=3億

力39万(900)=3億

知力39万(900)=3億

俊敏さ39万(900)=3億

器用さ39万(900)=3億

幸運値39万(900)=3億

魅力390万(900)=35億

風5万(900)=4560万

水4万(900)=3850万

火3万(900)=2760万

土4万(900)=3940万

光2万(900)=2030万

称号

貧乳も大好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、探求者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術蕩涎級

精霊魔法心酔級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術・思考圧縮初級

武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃50、短剣570

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(1912)さやか(2797)恵美(4723)武司(692)玲子(55)朱音(6232)メルー(2489)道緒(1573)直(1811)メアリー(1750)燕(1604)レモン(1565)流々(1541)里乃(1708)リーフ(11,8)奈美枝(203)御影(3147)ユリア(2104)枩李花(1649)霞(1746)ミサ(2390)岬(2118)潤(1468)雨音(1649)他42名(平均1301)

天河(1856)春臣(1431)君里(1532)秋虎(1500)アーサー(453)太陽(79)七海(71)エース(1548)朋久(1003)他23名平均(1282)

精霊:風(23,0)水(24,6)火(15,8)土(27,6)光(10,1)闇(15,9)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

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楽しんで頂ければ幸いです。

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