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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
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175ラード王との謁見

「面を上げよ、我がラード国王だ。ラード朋久と申す」

っ!!

国王に名乗られちゃったよ!

国賓クラスの対応じゃないっすか…


「マナーとしては、直接名乗り返していいよ」

ナビゲーション妖精の面目躍如だね、セーフ。


「お初にお目にかかります。瑞木美孝と申します」

「久方ぶりでございます。結婚して瑞木リーフとなりました」


「うむ、半年の間、行方がわからなくなっていたリーフから、火急の用との事で会ってみれば、嬉しい報告ばかりの様子!良かったのうリーフよ。具体的な話を是非聞かせて欲しく思うぞ」


「はい!!では、失礼してお話致します!まずは、心配して頂いたこの右足ですが、美孝さんのお陰で勇者の奈美枝さんと知り合えまして、治して頂けました」

勇者と仲良くなれたからだから、みんなの力でもあるけどな…


「やはり、右足が完治したのだな!!なんと素晴らしい!!良かったのう、リーフよ。しかし、と、言うことは…過日切り落としたお主の胸も同様に取り戻せたのか?」

胸が締め付けられる話だったものなぁ…


「はい!右足と共に戻って参りました。戦働きの邪魔になるからと…再度取り除こうと致しましたところ…美孝さんに止められました。体にピッタリの鎧を作るから必要ないと。体を傷つけるなと。そう言って頂きました。胸が…心が…熱くなりました」

うおっ…

照れる!!


「おおっ!!リーフの婿どのは全く器が違うのだな。確かにそれほどの全身鎧をリーフに纏わせるとは!!婿どののお陰で、お転婆娘も少しは女らしくなれそうだ…もし、良ければで良いのだが。再生した箇所を見せては貰えぬか?その全身鎧は素晴らしいが、是非、元通りになった姿を直接見て喜びたいのだ」

言い方がターフの野郎とは段違いに品が良いな。

国の王だから当たり前だけどさ…


「はい、喜んで」

信頼感の違いだよね。

物凄く素直だ…

うおおっ!

上半身の鎧を外すんですかい!!

あぁ、中には昨日買った服を着てるのね…

まぁ、プルンと揺れてますけどね。


「おう!!足のつもりで言うたのだよ。スマンなリーフ、明言しなかった我の落ち度だ。許してくれ」

この言い方は好感度高いよな…


「いえ、足も見て頂きますよ?」

留め金を外して、右足の具足もスラリと脱ぐ。

リーフが直立する姿勢が非常に美しい…

片足だった時ですら、重心がぶれてなかったもんなぁ…


「おぉ!!確かに元通りだ!!胸も含めて本当に良かったな!しかし、戦働きと言ったな?リーフよ。既に騎士団長でない、その身で何をなそうと言うのだ?」

もちろん…


「我が国ラードを救うことでございます。と言うより、私の旦那様である美孝さんがラードを救うというのです。微力ながらでも手伝いたいと思いました!!」

言い切ったね…


「ふむ、飯田からさっき報告があったぞ。騎士団の元寮を買えるほどの財力と、ゴブリン4000頭を葬る実力を備えたパーティーの長を務め、更には、最重要案件であった黒いゴブリンを倒したと言う未確認情報まであるということだったな…」

頭から爪先まで見てますね…

まぁ、僕は体格的に優れてる訳でもないからな…

リーフの方が圧倒的に背が高いし…


「はい、王が勇者に依頼された街道の安全確保は、僕達で終らせます。1週間以内に!」


「1週間とは大きく出たな…しかし、黒いゴブリンを倒したと言うのに、ギルドには報告のみで討伐部位すら出しておらぬことと、それが関係があるという事なのか?」

さすがは飯田さん…

その辺りまで予想して報告したってことだね。


「はい、今日のこの謁見の場で交渉するために、あえて提出しておりません!!」


「ほう…交渉?それは、ラード王国国王に、直接しなければならない話なのか?黒いゴブリンの報告をギルドにしない理由と何が関わるのだ…」


「僕は王の、人となりを存じませんでしたので保険の意味でした。今ならギルドに討伐部位を提出していたと思います…」


「ふむ、切り札をもって望みたかったわけか…我がわからず屋でない保証など、どこにもないからな…」


「はい、その通りです」


「ははっ、では切り札を用意してまで交渉で勝ち取りたいものとはなんだ?リーフを嫁として手に入れておきながら、我が姫を望むわけでもあるまい?それに、あれはまだ幼すぎるしな」

いらんよ…

つーか、絶対渡さないってことだよね?

完全に宣戦布告だよね?


「騎士団副団長の鍵軒燈佳さんを生き返らせる許可を頂きたい。今すぐに!!」


「うむ、それでか…実績を携えて乗り込んできて、それでもわからんことを言うなら、黒いゴブリンというわけだな?しかし、瑞木君は勇者ではなかろう?どうするというんだ?」


「勇者の奈美枝さんに、約束は取り付けてあります!!今日の夕方には、甦らせて貰えますよ?」


「抜かりなし…か。わかった。黒いゴブリンの討伐が証明できれば許そう。遺体の保管の関係で、勇者にはここに来て貰う形になるがな…それでいいか?」


「いいえ!!燈佳さんの遺体をすぐに引き取らせて下さい。黒いゴブリンはここにありますから!!」

収納から、引きずり出して王に見せ、右耳を切って手のひらに残す。


「持ち帰る?遺体の損傷を考慮しないというのか?どうせ、彼女は…勇者は依頼を受けたのだ…王城にも寄るだろう?そのときで十分ではないか」


「いえ、この黒いゴブリンの様に、全く劣化せずに保管できるからこそです!!そして、一刻も…いえ、1秒でも早くと彼女との再会を心待ちにしている家族がいるんです!!お願いします!!」

「私からも是非お願い致します!!」


「家族のため…か。ふむ…良かろう。では、着いてくるが良い。心を落ち着けてな…」

王は苦笑を浮かべながら、踵を返すと歩き始めた。


瑞木美孝18才

レベル252(91)

体力値39万(900)=3億

魔力値39万(900)=3億

力39万(900)=3億

知力39万(900)=3億

俊敏さ39万(900)=3億

器用さ39万(900)=3億

幸運値39万(900)=3億

魅力390万(900)=35億

風5万(900)=4560万

水4万(900)=3850万

火3万(900)=2760万

土4万(900)=3940万

光2万(900)=2030万

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、探求者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術蕩涎級

精霊魔法心酔級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術初級

武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃50、短剣570

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(1884)さやか(2797)恵美(4672)武司(692)玲子(55)朱音(6001)メルー(2453)道緒(1531)直(1786)メアリー(1709)燕(1562)レモン(1522)流々(1501)里乃(1672)リーフ(10,4)奈美枝(203)御影(3105)ユリア(2062)枩李花(1602)霞(1705)ミサ(2355)岬(2070)潤(1421)雨音(1609)他42名(平均1277)

天河(1826)春臣(1431)君里(1500)秋虎(1466)アーサー(453)太陽(79)七海(71)エース(1499)他23名平均(1251)

精霊:風(23,0)水(24,6)火(15,8)土(27,6)光(10,1)闇(15,9)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

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楽しんで頂ければ幸いです。

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